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初陣―隠蔽捜査3.5―(新潮文庫)
初陣―隠蔽捜査3.5―(新潮文庫)
今野敏/新潮社
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総合評価

173件)
4.0
37
84
39
1
0
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    本編のスピンオフ。今回の主役は伊丹刑事部長。 [指揮]  伊丹のもとに内示が届く。福島県警の刑事部長から警視庁の刑事部長へ異動となる。  引継ぎの準備等で忙しくなる中、管内で、変死体が発見されたという連絡が入る。伊丹はいわき中央署に捜査を立ち上げ、そこで捜査の式を取り始める。後任の刑事部長、時任への引き継ぎは、捜査本部で行うことにした。だが5時15分になると時任が帰りたくを始めた。驚く伊丹に、時任は自分は前任者のやり方を踏襲するつもりはないと言う。このまま事件の方がつくまで見届けるか、警視庁で着任の報告をするべきか迷う伊丹は竜崎に相談する。伊丹に対して龍崎は両方やればいいという。警視庁の総務部に着任の連絡をし、その出張扱いで捜査本部に残ればいいというのだ。そんなことはできるのかと疑っている。痛みに対して刑事部長なのだから、それだけの権限があるはずだと竜崎は言う、 [初陣]  確認して1週間か経ち、伊丹は刑事総務課長からさまざまなレクを受けていた。特に大きな事件もなかったが、警視庁内は重苦しい空気に包まれていた。ある県警の裏金が問題になっていたのだ。そんな時、伊丹に警察庁の長官官房から電話が入る。総務課長に着任していた竜崎からだった。国会で長官の答弁を準備しないといけないので困っている、助けて欲しいという。竜崎でも困ることがあるのかと驚く伊丹だったが、自分の知っていることを話し始める。 [休暇] [懲戒] [病欠]  目が覚めると発熱していた。インフルエンザだ。警務部厚生課から予防接種を受けるようにお達しがあったが、忙しさにまぎれて受けていなかった。  登庁したものの体調が回復しないので、病院に行こうとしたが、通信指令センターから無線が入る。荏原署管内で死体が見つかったという知らせだった。荏原署に捜査本部設置の指示をしたが、インフルエンザのため要員を確保できないと泣きが入る。そこで第二方面本部に増員を段取りしてもらうよう指示する。  第ニ方面本部の野崎崎管理官から、荏原署に隣接する警察署からも応援ができないと報告が入る。どちらもインフルエンザのせいだという。大森署はインフルエンザの影響を受けていないという。大森署の竜崎署長に応援を頼むように指示しようとしたが、そこで伊丹は思い出した。以前野母崎管理官は竜崎署長と諍い起こして間に伊丹が入ったことがあること。 [冤罪] [試練] [静観]

    0
    投稿日: 2025.12.18
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    伊丹氏視点の短編集。もし伊丹氏が主人公だったら、「隠蔽捜査」シリーズはちょっと面白い普通の警察小説レベル止まりだったと思う。やはり竜崎氏という合理の化身と、伊丹氏という人情・感情の二人による二極構造がおもしろいのだ。竜崎氏の思考の軌跡や心の声がないと、なにか物足りない。とはいえ、本書では「隠蔽捜査」シリーズ1〜3巻までの裏側が見れるという点では楽しめた。 ただ、伊丹氏には少し嫌悪感を覚える。小学生時代に竜崎氏をいじめていたことを思い出したにも関わらず、謝罪もなければ反省もしない。「忘れていたというより、罪の自覚がなかったのだ」とまで言う始末。いじめとはいつもこうではないか。加害者側に罪の自覚がなく、被害者は受けた傷を一生忘れない。伊丹氏は警察官という立場にありながら、なぜ被害者側の気持ちを汲み取れないのだろうか。これを思い出した後でもなお、彼は「俺とおまえの仲じゃないか」と言い、竜崎氏と普通に言葉を交わすのだ。 その鈍感さというか自己中心さは、いかにも普通の人間らしくもある。竜崎氏という少し現実離れした役のそばで、もっとも人間臭くて読者の心に近い役が伊丹氏なのかもしれない。 以下、本書より抜粋。 「みんな、自分が組織の一員であることを忘れて、できないことを背負い込むから悩むんだ。手に余る事柄は上の者に任せる。それでいいんだ。」

    8
    投稿日: 2025.11.16
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    盟友、伊丹刑事部長が主人公のスピンオフ短編集。前作『疑心』とつながっている短編もあるらしいので続けて読みました。池波正太郎氏に連なる日本人のシリーズ物好きなDNAを満たしてくれる安心のクオリティ。

    0
    投稿日: 2025.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリーでは無かった 全8編 伊丹が困って竜崎に電話して助言を得る、 という内容のものが多い インフルエンザなんだから帰って寝ろ、みたいなレベルの物もある あとは女性キャリア派遣(3作目)の裏話とか まあ内容の軽さも含め「.5」なのだろう

    0
    投稿日: 2025.10.07
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    伊丹部長の手腕が発揮されている中でやはり竜崎の活躍している。竜崎の能力の高さがより一層引き立つ一冊でした。

    0
    投稿日: 2025.10.02
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    全部面白かったけど、インフルとハニトラ裏話が特にお気に入り 3の恋愛周りにイマイチ納得いってなかったから答えを出してもらえてよかった 伊丹のどうしても敵わない人間に対して抱えるコンプレックスに共感できた、、、

    0
    投稿日: 2025.09.20
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    竜崎伸也の同期、伊丹俊太郎がメインのスピンオフ 今までは竜崎目線だったのが伊丹目線になっただけなのに面白い! スピンオフなので過去作の伊丹側の話もなかなか! やっぱりもう竜崎伸也には勝てない!と思えた内容でした。

    11
    投稿日: 2025.09.18
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    『隠蔽捜査3.5 初陣』今野敏(新潮文庫)伊丹俊太郎が主人公のスピンオフ短編集。 竜崎との信頼関係を軸に、事件・組織・人間関係が描かれ、どの話も読み応えあり。 不器用だけど誠実な伊丹、原理原則を貫く竜崎――この二人のやりとりが本当に魅力的で、読めば読むほど「伊丹が好き」「竜崎が好き」と思わず口にしたくなります。

    0
    投稿日: 2025.09.08
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    伊丹のスピンオフ作品 伊丹もなかなか悩みが多い。悩んでは竜崎に相談し解決していく。 隠蔽捜査3で竜崎の元へ送られた女性キャリアが、竜崎を試すため(軽いハニトラ)に送られてきたという裏話もあり面白かった。

    0
    投稿日: 2025.08.16
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    シリーズ第一作から読み始め、主人公の竜崎さんに魅了され大ファンに。 今作は、シリーズ「3.5」、短編集でした。 刑事部長の伊丹さん目線のスピンオフ作品。 もちろん8編中の全てに竜崎さんも出演、 ほとんどが電話を通して声のみでの登場なのだが、そこが良い。・・・見事に良かった!! アッという間に読み終えてしまいました。 ・・・・さぁ~・・・・次。

    39
    投稿日: 2025.07.26
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    伊丹が主人公の短編集。 伊丹にとっての竜崎の存在の大きさが凄くわかる内容になっている。 また違う視点で竜崎伸也の魅力を味わえた気がする。

    23
    投稿日: 2025.05.15
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    3.5巻というだけあって、隠蔽捜査シリーズの外伝的な話だった。伊丹目線でのストーリー。1〜3巻の内容とリンクしてるので、「あの時の畠山さんの件は、こんな裏話があったのか〜」と思った。伊丹と竜崎の絆みたいな部分も感じられて、これから先の話が早く読みたくなった。伊丹と奥さんの関係は、このまま修復しないのかな。この巻では全くの無関心というわけではなかったから、なんとか修復できたらいいなと思った。

    1
    投稿日: 2025.03.23
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    スピンオフになるんかな? 伊丹刑事部長の話。 当然、竜崎さんも出て来る。 しかし、伊丹さんも、外面良し、内面悪いって訳やなく弱し!って感じやな。 私大出身かなんか知らんけど、キャリアで刑事部長までいけば、御の字やん! その割に、周りに気を使って、みんな仲良ししようとする。 私には、あんまり理解出来んけど、頑張ってるのは分かる。 あんまり、周りに気を使わないので、私…(^◇^;) 普段は、決断力ある行動派を演じてんねんな…しんど〜! 最後は、 「もしもし、竜崎か!」 で、神のお告げという形が、デフォルトになってるけど、寂しいやん! まぁ、人柄が出てて、ほがらかな気にはなるけど、ただ、竜崎さんのお株が上がっただけの話のようにも…

    82
    投稿日: 2024.11.27
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    隠蔽捜査シリーズ番外編、伊丹が中心の短編集です。 伊丹、苦労してるんですね(笑) サクサク読めるし、前作「疑心」の裏話もあったりしておもしろかったです。

    2
    投稿日: 2024.11.26
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    隠蔽捜査のスピンオフで、龍崎の同級生である伊丹側から見た話の短編集。龍崎自身がいかに原理原則でブレがない人物というが分かって面白い。

    2
    投稿日: 2024.10.14
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    隠蔽捜査3.5 主人公竜崎の幼なじみで同期の警視庁刑事部長のキャリア(私大卒)伊丹視点の隠蔽捜査 スピンオフ8編 竜崎からみる伊丹とは違った一面 いつもの飄々とした様子は彼の努力の賜物 「試練」が3「疑心」の直前エピソード 他の短編では、どうしても竜崎を頼りがちな伊丹が、遂に彼の悩みにアドバイスを送れるのです それも この下準備があってこそ この短編の竜崎は 姿は現さないけど 電話には出てくるというお決まりパターン 面白い事考えましたね

    81
    投稿日: 2024.10.09
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    今回の作品は短編集だった。 いつもとは違い、竜崎視点ではなく伊丹視点で物語が進んでいて、普段見られない痛みの思っていることがとても多かった。 今までの作品と繋がっているところもあったのでなるほどという部分もあってすごく良かったと思う。

    3
    投稿日: 2024.09.30
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    短編より長編のほうがいい。 そう思っていたけれど、この短編はとても面白い。 今まで読んできた三作は、いずれも竜崎目線で語られていた。 けれど、これは 伊丹が語るスピンオフ短編集。 それぞれの事件を思い出しながら、そういうことだったのかと発見できて楽しい。 竜崎と伊丹が互いに抱く感情は微妙にズレがある。 お互い相手の長所に少嫉妬していたりして。 けれど、ライバルとして意識しながらも、大切な存在であることを理解している。 距離のある友情っていいなと思う。 それにしても、警察の仕事って大変。 たった二泊三日の温泉旅行でさえゆっくりできないなんて。 伊丹さんが奥さんとうまくいかない理由は、ほかにも色々あるのでしょうけど…。 そういえば伊丹の奥さん、名前が出てない。 竜崎の奥さんは冴子さんって名前が出てくるけど…。

    40
    投稿日: 2024.09.15
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    サラリーマンは、定期的にこの本を読んで仕事の基本を思い返して竜崎に救われると良いです。 自分1人で抱え込むな、組織の一員であることを思い出し手に負えなければ上の指示を仰げ、

    3
    投稿日: 2024.09.13
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    シリーズ1-8まで読了済だったが、これだけ読み損ねていた。 竜崎は相変わらずだが、伊丹は本当にこれで刑事部長が務まるのか?と言う気にはさせられる。 短編でも結果として竜崎の面白さが際立ち、あっという間に読み終わった。

    4
    投稿日: 2024.09.01
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    竜崎さんの幼なじみである警視庁刑事部長を務める伊丹さんを視点としたスピンオフ短編集でして、シリーズをさらに深く味わえて良かったです。 今は隠蔽捜査シリーズにハマりましたね。

    2
    投稿日: 2024.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    竜崎の幼馴染、伊丹を掘り下げる短編集。福島の本部長時代から始まり、警視庁の刑事部長になってからの奮闘記も。 竜崎にアドバイスをこんなに求めていたのか、と驚かされる。前作で竜崎が恋愛の相談をした時に嬉しそうに答えていたのも、こんなに助言をもらっていたからなのかと。 原理原則を貫く竜崎に、アドバイスという勇気をもらって仕事をするのた楽しいだろうな、と感じた。 また、前作の竜崎に色仕掛けをした張本人も判明。方面本部の管理官かと思ったが、警備部長が人間性を試すためにやったのか、と。 今後それがどう生きてくるか楽しみ。

    9
    投稿日: 2024.08.20
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    いつもは竜崎側からのみ描かれる伊丹だが、今回はその伊丹が主人公で登場するスピンオフ作品。 隠蔽捜査1〜3までで感じた伊丹より、気弱で心配性でちょっと情けない一面を見れたのが面白い。 また、隠蔽捜査3に登場した美人キャリアの畠山美奈子が派遣されたのは、こんな意外な裏事情があったのかとびっくり。 この3.5で伊丹の人間性をより深く知ることができ、4以降を読むのがとても楽しみになった。

    25
    投稿日: 2024.08.19
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    刑事部長・伊丹さん視点のスピンオフ。 伊丹さんが刑事部長になる前から、 あの事件の裏ではこんな事が起きてたのね、 とか、裏話を聞かせてもらっている様で楽しい。 伊丹さん、結構竜崎さんに電話するし、会いに行くし、大好きじゃん。って感じ。

    2
    投稿日: 2024.05.26
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    叔母にはもう一冊本を借りていたが、ちょっと一休みして自分が買った本を読む(*^▽^*) やっぱり、竜崎さんがいい(笑) この本は、竜崎さんの親友??の伊丹さん目線の本。 竜崎さんシリーズのスピンオフだから3.5なのかな? 伊丹さん目線で語られる短編集。 そう!これは私の苦手な短編だったのだぁ!!! が、めっちゃ面白い! とっても面白い!! 伊丹さん、竜崎さんのこと、そんなふうに思っていたのね!っていうのが凄くよく分かるし、この物語では竜崎さんは安楽椅子探偵ばりの活躍(笑) 一言、二言喋るだけで、はい!!事件解決!!o(^▽^)o なんて爽快なんだ!! こんなんね、誰でも好きでしょ、こういうやつ。 水戸黄門ですわ! スッキリいい気分ですわ!!

    104
    投稿日: 2024.05.13
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    スピンオフの9つの短編集。 親友と言っている伊丹部長側からの内容が多い。 気が小さいながら、外部に対しては格好良く振る舞う伊丹部長。警視庁の刑事部長に異動するが、その前後で困難な状況に陥る。困った時の竜崎頼み。アドバイスを受けるだけで解決に導いてくれる。魔法のような言葉に何度も助けられる伊丹部長。 逆に、3件の不祥事が続いて助けようとした伊丹部長だが、竜崎署長は泰然として受け止める。二人の対比が面白い。

    58
    投稿日: 2024.04.11
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    2024.3.20〜BSTBS放送 警視庁刑事部長を務めるキャリア、伊丹俊太郎。彼が壁にぶつかったとき頼りにするのは、幼なじみで同期の竜崎伸也だ。原理原則を貫く男が愛想なく告げる一言が、いつも伊丹を救ってくれる。ある日、誤認逮捕が起きたという報に接した伊丹は、困難な状況を打開するため、大森署署長の竜崎に意見を求める(「冤罪」)。『隠蔽捜査』シリーズをさらに深く味わえる、スピン・オフ短篇集。解説・村上貴史

    4
    投稿日: 2024.03.27
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    警視庁刑事部長を務める伊丹俊太郎。伊丹部長は問題に直面し困った時に頼りにするのが幼馴染で同期の竜崎伸也である。常にマスコミを意識して、周りに気を遣っおうとする伊丹刑事部長と原理原則を貫く大森署長の竜崎の会話が思わず笑ってしまう。 自分の本音を隠して上昇意識の強い伊丹が竜崎に冷静に指摘されて従って良い方向に向かうのが微笑ましい。短編集で読後感が良かったです。 2024年3月11日読了。

    2
    投稿日: 2024.03.11
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    2013年(発出2010年) 352ページ 警視庁刑事部長・伊丹俊太郎を主人公としたスピンオフ短編集・・・なのですが、影の主役は竜崎伸也という感じで、竜崎ファンには満足の一冊だと思います! そして、伊丹俊太郎がなんとなくかわいいキャラに思えてきます。 時系列順に、『指揮』『初陣』『休暇』『懲戒』『病欠』『冤罪』『試練』『静観』と、全部で8編の短編からなっています。全部飽きさせることのない構成で、一気読みできます。今野敏さんは短編も名手! こんなにスピーディーに小説を読むことができるのは爽快な気分でした。会社の休憩中に、2、3編くらい読めてしまいますし、短編でも続きがすごく気になりました。面白かったです。 ちょっと息抜き、そして次の長編へレッツゴーです。

    21
    投稿日: 2024.02.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    感想 伊丹を主人公とした話。竜崎よりも人間味があって面白い。普通の人は保身を気にするよね。 あらすじ 福島県警の刑事部長だった伊丹が、警視庁の刑事部長に異動するところから話が始まる。私大卒で出世が遅れる中、世間にイメージが良い部長として、常に現場に出て、周囲に気を遣いながら実務をこなす。短編集。

    16
    投稿日: 2024.01.19
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    伊丹のスピンオフ短編。 どんだけ竜崎好きやねん!の一冊笑 竜崎は忙しいんだから! すぐ電話するの我慢しなさい! 会いたいかもしれないけど我慢しなさい! インフルエンザを撒き散らすな笑 薬飲んで寝てなさい!だんだんこの見栄っ張りの情けなさが可愛く思えてきたε- (´ー`*) フッ

    38
    投稿日: 2023.09.26
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    伊丹の意外な一面が見れたり、竜崎との友情が垣間見れたり、楽しいスピンオフでした。本編も読み進めていきます。

    3
    投稿日: 2023.09.13
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    人の行動には、それぞれの感情があることを対局的に物語るのは凄いと思います。が、詰め込み過ぎて事案の内容が薄くなってしまったかな。

    2
    投稿日: 2023.05.17
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    益々、竜崎のキャラに強く惹かれる。伊丹刑事部長の足元にも及ばないけれど、どちらかと言うとそっち系だから・・・。(*^_^*)

    1
    投稿日: 2023.04.29
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    伊丹さんが主役のスピンオフ。 だいぶ無理をしているようでw 本編を読んでいるので、そんな裏話があったのね。と楽しめる短編集です。 竜崎さんとはいいコンビだと思います。

    1
    投稿日: 2023.03.27
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    【隠蔽捜査シリーズ 3.5】 スピンオフ短篇集の主人公は、伊丹俊太郎だ。 福島県警の刑事部長から、警視庁の刑事部長へ栄転するところからスタート。 迷える小心者、人からどう見られているのか常に気になる伊丹は、悩むと竜崎伸也に電話相談するわけ(≧∀≦) シリーズ3の【疑心】で疑問に感じていた答えが書いてあったのは収穫だった。 伊丹のような、コミュニケーション力が高く、摩擦を回避しようとするキャラは、組織の中で重要だろう。竜崎とはよいコンビ

    11
    投稿日: 2023.03.18
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    隠蔽捜査シリーズ2冊目。 前作は竜崎が主人公だったが、これは伊丹が主人公の短編。 何か困ったことが起こると、竜崎に電話してヒントをもらう。 まるで恋人同士のようだった。というか、伊丹が一方的に思いを寄せて頼っているが、本人は全くそう思っていない。 二人の電話での会話がとても面白かった。

    1
    投稿日: 2022.10.08
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    隠蔽捜査シリーズ、スピンオフ短編集。 竜崎の幼なじみである警視庁刑事部長をつとめる伊丹俊太郎を主人公とする短編。 竜崎伸也の変人ぶり、冷静な判断がより明らかになる。

    1
    投稿日: 2022.06.18
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    警視庁刑事部長・伊丹俊太郎。 幼なじみで同期の大森警察署長・竜崎伸也は、原理原則を貫く男。 困った時に竜崎に救いの手を求める。 竜崎も淡々と助け船を出す。 『何を悩んでるのか、理解できない』 都内警察署でインフルエンザが蔓延する中、大森署だけでほとんど感染者がでてないことは、さすが竜崎。 唯一の感染者が戸高… 『帰って寝ろ』と、伊丹の代役を引き受ける竜崎。 竜崎と伊丹、なんだかんだといいながら、いい関係である。

    0
    投稿日: 2022.06.06
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    伊丹が主人公でしたが、竜崎の何事にもブレない胆力の強さ、冷静で明晰な頭の良さばかりが目立ちました。 竜崎伸也はかっこいいですね。

    0
    投稿日: 2022.05.01
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    隠蔽捜査シリーズのスピンオフ作品。前三作と合わせると評価は五つ星。伊丹が主人公でも、竜崎の活躍がお見事。面白かった。なぜ隠蔽工作3.5なのか?『試練』を読んで納得。

    3
    投稿日: 2022.04.14
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    このシリーズ及び作者は未読で初物だったが面白かった。 特に登場人物が自分の人気取りの行動をしている描写は斬新だった。また、インフルエンザの回も、現在の疫病禍を予見しているような内容だった。ただ、本シリーズは映像化されているようだが、配役に納得がいかない。

    0
    投稿日: 2022.04.13
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    竜崎の同期の伊丹の短編。 伊丹が活躍するのかと思いきや、やっぱり竜崎が助けるというパターン。 マスコミな対して好ましいイメージになるように気を使いつつ頑張る伊丹も、なかなか良いです。 困るとついつい竜崎に助けを求める伊丹と、なんやかんやいいながら、伊丹を助ける竜崎はとても良い関係で、歳をとってからの友情もいいもんだなぁと、思いました。

    2
    投稿日: 2022.03.07
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    隠蔽捜査シリーズの竜崎さんの幼馴染、伊丹刑事部長目線の短編集です。 基本、竜崎さんに振り回されていて面白いです。 特に「静観」では2人の温度差に笑ってしまいました。 また、前作の「疑心」の裏側も知ることができて、藤本警備部長が気になる存在になりました。 今後も隠蔽捜査シリーズを読むのが楽しみです。

    0
    投稿日: 2022.02.23
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    主人公竜崎がとてもカッコ良い。こうありたいなぁ。と思ってたら、お世辞で、竜崎みたいでしたよと言われた笑笑。お世辞でも嬉しい

    0
    投稿日: 2021.12.20
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    伊丹目線で描かれた短編集です。長編作品も面白いですが、この短編集によりそれぞれのキャラクターが際立って、より愛着が湧きます。 あっという間に読めちゃう。オススメです!

    10
    投稿日: 2021.11.30
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    伊丹の隠れ小心者キャラがはんぱない。 でも大概の人はこっちのタイプやと思う。 ハニートラップの件では竜崎も伊丹に相談してたし、結局いい関係やな。

    3
    投稿日: 2021.11.11
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    1.著者; 今野氏は、大学在学中に「怪物が街にやってくる」で、問題小説新人賞を受賞し、作家デビューしました。隠蔽捜査シリーズで脚光を浴び、第一作「隠蔽捜査」で吉川英治文学新人賞受賞。第二作「果断 隠蔽捜査2」で、山本周五郎賞と日本推理作家協会賞を受賞しています。中学生の頃、北杜夫に憧れ、詩を書き始めました。北杜夫独特のユーモア感覚と小説全体に漂う上品さに魅了されたそうです。空手の指導者という武道家でもあり、異色の作家です。 2.本書;警察庁のキャリア官僚の活躍を描いた警察小説シリーズの第3.5弾です。今回は、前3作を補完する8つの短編集です。前作の主人公は竜崎でした。本書の主人公は同期の伊丹です。伊丹が事件の相談で、竜崎に関わっていくというショートストーリー集です。8つの作品は、「指揮」「初陣」「休暇」「懲戒」「病欠」「冤罪」「試練」「静観」です。「初陣」は初仕事のエピソード、「試練」は、「疑心 隠蔽捜査3」の舞台裏を書いています。 3.個別感想(気に留めた記述を3点に絞り込み、私の感想と共に記述); (1)「指揮」より、「警察官は、容疑者の確保のためにいるんだ。それが優先だろう。その為に、手続きが後回しになるくらい、どうという事はない。・・・合理的な判断を実行するためなら、遠慮なく行使すべきだ。そうじゃないか?(竜崎)」 ●感想⇒この考え方に納得です。しかし、組織人は保身を考え、ややもすると、無難かつ安易な行動に走りがちです。私が勤めた企業でも、現場は情を重んずる傾向があり、貸し借りの世界がありました。そうした中で、合理性を貫くには、大変なストレスがあり、忍耐です。 (2)「休暇」より、「組織の効率だけを考えてないけない。組織というのは、歯車やゼンマイの集まりではない。人間が集まって作るものだ。・・・効率は追求しなければならない。ただ、改革にはいろいろな段取りが必要だ。根回しだとか、説得だとか・・・(伊丹)」 ●感想⇒合理主義の竜崎に対して、現場主義の伊丹の忠告です。私は、竜崎の合理主義を支持します。しかし、組織は人間集団です。時と場合によって柔軟性も必要でしょう。 (3)「病欠」より、「刑事部長より先に電話を切る所轄の署長は、おそらく竜崎だけだろう。幼馴染という事もあるが、上下関係の気遣いなど無駄なことだと考えているのだろう(伊丹)」 ●感想⇒組織は、タテ関係で構成されています。但し、上位の人が偉いという事ではありません。これに関しては、ホンダの本田宗一郎氏(創業者)も長が付くと偉いという事はないと、言っています。人間の偉さは別にしても、組織である以上、上位者への一定の配慮は必要と考えます。 4.まとめ;伊丹と竜崎は同じキャリアでありながら、『現場主義を重視する伊丹』と、『合理主義に徹する竜崎』のキャラクターが対照的であり、興味をそそられます。8短編の流れは、伊丹が事件の相談を竜崎に持ち掛けます。そして、竜崎は自身の哲学である原理原則に基づいて、伊丹にアドバイスし、問題解決される、というストーリーです。私は、「短編なんて」と高を括っていました。しかし、本書は、前編を補完すると同時に、竜崎と伊丹の人間性が顕示され、良い作品に仕上がっています。私はあえて絞れば、「指揮」「休暇」「試練」が良かった。いずれにせよ、竜崎の(従来の慣行や部下の視線等を気にせず、理屈を押し通す姿勢)を支持するファンには共感できる一冊でしょう。( 以 上 )

    49
    投稿日: 2021.08.31
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    伊丹目線のスピンオフ短編集 伊丹に降りかかる難問の数々頼りにするのは同期で幼なじみの我らが竜崎だが答えは決まって「何を悩んでいるかわからない」 竜崎の原理原則に従えば魔法のように解決してしまうので爽快感がある。自分も少しでも竜崎のように生きてみたいと思う そしてやはり伊丹は竜崎が好きなんだな〜というのがわかる短編集でした

    15
    投稿日: 2021.06.14
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    「原理原則」を突き通す、型破りな警察官僚・竜崎が活躍するシリーズ物の番外編。 警視庁刑事部長への異動が決まった伊丹俊太郎。 彼は警察キャリアであるものの、私大卒であるが故に 自分の警察官僚としての立ち位置や振る舞いを常に考えながら行動する。 その甲斐あって、彼は順調に出世を重ねていた。 一方、その伊丹と全く正反対の性格を持ち、小学校時代の幼馴染である竜崎伸也。 彼は「原理原則を突き通す」事のみに邁進し、周囲から変わり者と見られようがなんだろうが お構いなく自分を貫く。 そんな竜崎に対し、どこか羨望の眼差しを向ける伊丹。 しかし竜崎は伊丹の考えなど一向に気にする様子もなく、普段通りに職務をこなすのであった。。。 このシリーズを知っていれば大いに楽しめるし、 知らなくてもシリーズを読みたくなるような内容である。 今までは竜崎が主人公であった為、どうしても融通の利かなさというか、 気の利かなさが気になっていたのだが いざ伊丹視点で竜崎という人物を眺めてみると、非常にありがたい存在だったりする。 伊丹は周囲に対して恐ろしく気を遣っている為、その評価は非常に高い。 が、内面では竜崎のような生き方に憧れていて、何かに付けて竜崎を気にするのである。 そんな伊丹の頼りなさげな考えと、竜崎の傍若無人とした立ち振る舞いが両極端で、 その様子がこの短編集をとても楽しいものに仕上げているのだろう。 それにしても、何もかも竜崎の思い通りになり過ぎて何だか悔しい。 こんな風に感じるのは、恐らく自分が伊丹に近い考えだからなのだろう。

    0
    投稿日: 2021.03.14
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    今回はスピンオフ短編集。 警視庁刑事部長の伊丹の立場から竜崎を見る。 相変わらずの変人ぶりを発揮していて面白かった。 堅物だが頭は柔らかい。 彼の考え方が分かれば、なんだそんな簡単なことだったのかと思ってしまうのが毎回不思議です。

    2
    投稿日: 2021.01.13
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    読むのを迷ったが、3の後書きに惹かれて…短編なので、短く上手くまとまっていてよかった。あれが計算だったとは…やるな警察、今野さんって感じ。

    9
    投稿日: 2021.01.10
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    隠密捜査シリーズ1~3の裏バージョンで、とても面白く読ませて頂きました。やはり竜崎のぶれないところが好きですね!

    3
    投稿日: 2020.12.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊丹の話がメインだと気づいて、読み進めるか迷ったが、、、 結局、竜崎の話だった。 サクサク読めて、全てハッピーエンドだから、スッキリな展開。ほぼ一気読みだった。

    3
    投稿日: 2020.12.09
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    隠蔽捜査シリーズのスピンオフ。本作では伊丹を主人公にした構成で、3巻までに書かれなかった事案も含め8編が収められています。 伊丹という人物はこうしてみると、いかなる状況においても原理原則に立ち返り問題を解決する竜崎とは対照的、建前に振り回され悩みを抱えてしまうキャラであることがよくわかります。 個人的には、問題があるたびに伊丹が竜崎に相談をもちかけ、「まるで魔法のよう」に解決してしまうシーンが本作のハイライトかなと感じます。ある種の痛快さというか、スッキリ感を味わうことができます。欲を言えば3巻に登場した畠山をめぐる経緯を事件解決まで描いてほしかったなと思いました。ここでは竜崎が伊丹に相談を持ちかけるという、いつもと逆のパターンであっただけに、伊丹がどのような心境で竜崎を待ち構えていたのか、読んでみたかったです。

    5
    投稿日: 2020.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    竜崎よ、前回は「お恥ずかしい」内容だったから心配したが、今回、その必要はなかったようだな。唐変木で変人でクレバーな竜崎が戻ったじゃないか。前回、恋をしてしまった畠山美奈子は実は罠だったんだってなぁ。まんまと引っかかってしまったが、男ならしょうがない部分もあるな。お互いに忘れようじゃないか。本当は伊丹のことが好きなんだろ?俺は好きだよ。可愛い一面を持っているじゃないか?毎回竜崎に意見を求めるなんて、好かれて信用されている証拠だろ?竜崎、伊丹の奥さんが不憫でならない。奥さん同士で話してもらえないか?

    13
    投稿日: 2020.08.11
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    伊丹も弱い人間だったのねと、ちょいと嬉しくなってしまった。 伊丹が主役だが、どうしても竜崎の方に目がいってしまう。 ゆっぱり竜崎かっけーと再認識。 短編でも相変わらずの定番の面白さ。 ハマるの間違いなし。

    2
    投稿日: 2020.03.23
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    隠蔽捜査シリーズ、竜崎の同期にして幼なじみの伊丹刑事部長が主人公のスピンオフ短編集。 伊丹の八方美人ぶり、報道や職場でのポーズといったコンプレックスの一方で、竜崎の頼もしさが強烈過ぎて、もう少し伊丹の優秀さが見たいと感じた。 「試練」は「疑心」のプロローグ的な内幕のお話だが、藤本警備部長の肚がもう一つ分からない。 20-14

    3
    投稿日: 2020.02.24
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    伊丹の印象が変わった…コンプレックスがあったり、部下やマスコミへの自分の見せ方を考えたり、意地をはったり右往左往したり愛すべきおじさん。

    6
    投稿日: 2020.01.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    難しい本を読んで、一休みしたい時には最適の一冊でした。もちろんファンとしてです。伊丹さん側から描かれた事件、竜崎さんとのあれこれ。結果として、竜崎さんに振り回されてる?伊丹さんが微笑ましい。小学生の頃は確かに伊丹さんの方がある意味強かったけれど、今は伊丹さんの方が苦労人に思える。竜崎さんの心の葛藤を知らなければ、ちょっと憎らしい存在にさえ思える竜崎さん。その彼と一生続いていく関係でありたい、と思える伊丹さんが素敵。楽しい読書でした。

    2
    投稿日: 2019.12.29
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    隠蔽捜査も3.5。 ここまで来ると、竜崎の周りの人たちも気になりだす、まずは、伊丹、戸高、野間崎管理官、補佐役の課長たち。貝沼さんも。 3.5と言うのも珍しいが、3巻~4巻の間の裏話と言うところでしょう。話は伊丹刑事部長のあれこれ。 伊丹刑事部長と呼べば、まぁ俳優なら今、時の人香川さん、内野聖陽さんかな。 ところが伊丹俊太郎となると、体形に気を配り、マスコミ受けを狙い、現場にも常に顔を出して捜査陣をねぎらう、行き届いた人を演じ続けてすっかり身についている。スマートさが売りなら、佐々木蔵之助さんのような人を想像する。俊太郎って名前、なかなか似合っているような似合わないような。 短い話が8編で、どれも面白い。今野さんは話が短くても長くても、うまく、それも無理なく収める、名人かも。 さて本編は 指揮  伊丹は福島県警本部長から警視庁刑事部長へという辞令が出た。引継ぎは三日間で、もたもたすると次の部長が着任してくる。自分も次の任地に行かなければならないしいそがしい。 だが竜崎にちょっと電話してみた「なんだ?」溜息とともにいつものように愛想無い。伊丹は勝手に親しみを感じているが、竜崎は長官官房の総務課長に抜擢されていた。 後任者の到着前日、いわき市で殺人事件が発生。後任が来れば引継ぎをして自分も移動しなくてはならないが、捜査本部ができればそこに立ち会いたい、それでは決められた着任日に間に合わない。 現場主義の伊丹は迷う。そこで竜崎。距離を置いて客観的に、原理原則どおりにやって見る。体の移動ができないときは電話も使え、という竜崎の指示。迷いは物差しさえ間違えなければ案外すんなりと片付くと言うことで、めでたし。 初陣  裏金問題が浮上した。竜崎は長官官房の総務として、国会の質疑応答の原稿を作る。これが表立った竜崎の「初陣」だという。 資料のため、と言うことで伊丹に質問してくる、なに?裏金? 費用のやりくりに苦しい所轄などは何らかの方法で経費の不足はまかなっている。具体的に? 話すから友達ならうまくまとめてくれ。名前は出すなよ。マッタク! 案外伊丹は小心だった。どうなるのかやきもきする。 休暇 伊丹はやっと三日の休暇をとった。榛名山に向かう坂道にある古い温泉、伊香保に行こう。車で飛ばせば一時間。 だがそこで又大森署管内で殺人事件、捜査本部だ現場主義なら立ち合わねば、せっかくの温泉で、休暇なのに。 竜崎は、本部など要らない、連絡網は完璧な現代、ゆっくり休養しろと言う。 それでいいのか、伊丹は悩みながらの休暇。 懲戒  晩秋の雨が冷たい日、」時枝課長が言いにくそうに、選挙違反の話を伝えに来た。本当なら懲戒免職だな。でもなぜ話がここに来た。聞いてみると伊丹の知っている警部補だった。刑事部長が言うには、「伊丹から処分を聞くのではなくあくまで参考意見を聞きたい」そうだ。だがその結果が悪ければ・・・妻も子もいるのだ。 白峰をよんで話を聞くと大物議員の選挙運動中の出来事だった、やはりここは竜崎の智恵だ。 電話をすると、単純明快な答え。伊丹も取り越し苦労だと思えた。そう旨くいくのか。 病欠  いくら頑張ってもインフルエンザには勝てない、それでも伊丹は頑張る。現場主義だ。 しかし応援がいるとき、どこの署もインフルエンザのせいで人員不足だった。しかし大森署は予防接種の徹底で欠勤はわずかだった。  竜崎に応援を頼むと、危機管理がなってないなどと皮肉られながら10人を出して、指揮も取ってくれるという。困ったときはお互いさま、仕事第一というのが竜崎の原理原則だ 伊丹は体力も限界で家に帰る。そこにたまたま別居中の妻が来ていた。ほっとして、なんだか幸せ気分になった。 冤罪 4件の放火事件があった、二件の犯人をすぐに拘束した。ところが近くで小火がありその犯人が前の4件は自分だと自供した。 こまった。最初の犯人は庭で焚き火をしたただけなので無罪だと言っていた。誤認逮捕!冤罪か。  竜崎は、こういうときはどうするのだろう。 試練  藤本警備部長は、かねがね聞いていた竜崎の原理原則を試すために、女を送りこんでみたらどうかと伊丹に言う。 そして3巻の<疑心> のような話になる。これには仕掛けやうら話があった。 静観  時枝の態度が気になった。 「何か問題があるのか」 「落ち着きが無いように見えるが」 「何があった」 「悪いことと言うのは重なるものでして・・・」 「大森署の竜崎署長がちょっと面倒な立場におかれておいでです」 「要点を言ってくれ」 大森署で事故死で処理した事案が殺人事件だった。 車両同士の事故で交通課係員ともめた。 窃盗事件があり話を聞いた相手が、犯人だったが、その時は見逃してしまった。 なんと三重苦か。 伊丹は早速電話した。 「まだわからんことばかり、静観中」と竜崎は言った。 伊丹側から見れば難事件でも、竜崎の考えに照らせば悩むことは無い。まるで大岡裁きの前の岡っ引き。 でも伊丹の心は見かけによらず繊細なのだ。人の気持ちはそうすっぱり割り切れるものではない。それが伊丹の持ち味である。 竜崎だって人の心が判らない訳ではない。しかし法の下で人を見るとなれば、原理原則が第一、騒ぐことはない。彼には忍耐力もある。 短編もいい。早く読めるし。解決も綺麗で早い。

    0
    投稿日: 2019.12.29
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    あらすじ 警視庁刑事部長を務めるキャリア、伊丹俊太郎。彼が壁にぶつかったとき頼りにするのは、幼なじみで同期の竜崎伸也だ。原理原則を貫く男が愛想なく告げる一言が、いつも伊丹を救ってくれる。ある日、誤認逮捕が起きたという報に接した伊丹は、困難な状況を打開するため、大森署署長の竜崎に意見を求める(「冤罪」)。『隠蔽捜査』シリーズをさらに深く味わえる、スピン・オフ短篇集。

    2
    投稿日: 2019.11.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    隠蔽捜査シリーズのスピンオフ短編集。 刑事部長伊丹と竜崎の関係がよく分かる一冊です。関係というか伊丹が竜崎のことを頼りにしているということが分かるということですね(笑)。 トラブルに内心アタフタしてしまう伊丹に対して、竜崎は常にぶれない。彼に相談すると大した問題ではないような気がするのです。 伊丹がインフルエンザになっても仕事を全うしようとする『病欠』、不祥事をおこした部下への処分に悩む『懲戒』等、人間くさく悩む伊丹に対して明瞭に解決策を示す竜崎の姿も読んでいて気持ち良いものです。

    3
    投稿日: 2019.10.28
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    スピンオフドラマや映画は観たことあるが、小説というのは初めての様な気がする。 主人公は警視庁刑事部長伊丹俊太郎だが、「隠蔽捜査」シリーズからのスピンオフだけに、同期で幼馴染の竜崎の登場は外せないんだなぁ^_^ 周囲がイメージする伊丹刑事部長像と彼の心の葛藤の差が中々面白い。短編なので一話位竜崎が登場しないものがあっても良かった様な気がする。

    2
    投稿日: 2019.08.08
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    ゆるゆる読み進めています。 隠蔽捜査シリーズ3.5。 伊丹さん主役のスピンオフ。 意外と小心者な伊丹さんとぶれない竜崎さん。 伊丹さん側から眺めてみると また違った面白さがマシマシでした。

    2
    投稿日: 2019.06.16
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    伊丹さん目線の、竜崎さんもおもしろかったです。「俺に任せとけ」の伊丹さんが、けっこう悩んでいたんですね。変人竜崎さんは「お前が、何を悩んでいるのか 俺には理解できない」と言いながらも 的確で合理的なアドバイスをするところや伊丹さんがインフルエンザになった時「帰って寝ろ」と言って代わりに捜査本部長をやってくれるなんてね。 なぁーんだ仲良しなんじゃないの(o^-')b !

    2
    投稿日: 2019.06.06
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    今野敏の隠蔽捜査シリーズ、その第3.5弾と銘打った短編集。 主キャリア官僚:竜崎伸也の同期入庁の盟友にして、幼馴染の警視庁刑事部長:伊丹俊太郎の視点から見た8つの事案を描いています。 所謂スピンオフ的短編集・・こーゆーの、好きです(^_^;) 前作「疑心」の布石となるエピソードもあり、連投で読んでこそ楽しめる作品集です。 短編集なのに一気読みで・・・(^^)

    2
    投稿日: 2019.06.02
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    伊丹は好きなのですが… あまり活躍という活躍をさせてもらえないところが少し残念です。せっかくのスピンオフなのに、結局竜崎が強い。私立大学卒の伊丹にも少しでいいから花を持たせてあげたいところ。肩書きだけ見たら、逆境の主人公感すごいのに。

    3
    投稿日: 2019.05.26
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    シリーズのスピンオフ作品。 主人公は伊丹刑事での短編集。竜崎との関係がよいな〜とどのお話でも思えた。

    2
    投稿日: 2019.04.14
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    伊丹刑事部長の話し。面白かった~~伊丹が竜崎を好きでたまらない感がクスッと笑う。竜崎が『しょうがないな』て、結局は伊丹に力を貸してしまう。二人の温度差が、読んでいて面白かったです。

    3
    投稿日: 2019.01.20
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    これは良かった。 二人のキャラの良さがグッとでてる。 本編もこの視点で読んでみたらまた見え方違うだろうなぁ。 2018.1.9 8

    2
    投稿日: 2019.01.09
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    伊丹さん好きなので楽しめた(^^) 竜崎と伊丹さんの掛け合いって、なんでこんなにニヨニヨしちゃうんだろう。

    2
    投稿日: 2018.12.03
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    ぜーんぶ面白かった!! 伊丹が主役のスピンオフだけど、必ず竜崎サンが登場していつもの竜崎節炸裂。( *´艸`) なんだかんだ言っても仲良しなんだからあの二人は。 試練はまさしく3.5って感じでニヤニヤしちゃいました。 本当にこのシリーズ面白すぎるー。

    3
    投稿日: 2018.11.20
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    「隠蔽捜査」シリーズの3.5となっているが、竜崎ではなく伊丹を中心とした短編集だ。警視庁の刑事部長になる前の福島県警の刑事部長の話や竜崎のアメリカ大統領来日時の第二方面の方面警備本部長就任の裏話なども掲載されており、なかなか面白い。しかも伊丹が自分で判断できない時に竜崎に相談しているのが沢山あり、これも面白い。本当にさっと読める作品だ。

    2
    投稿日: 2018.08.14
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    隠蔽捜査・竜崎の同期伊丹の視点からの話。 キャリアにしてはやや軽いか。それとも竜崎で慣れたからか。 別視点から物語を俯瞰できるのがスピンオフの面白いところだ。成功している。

    2
    投稿日: 2018.08.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊丹さんが主人公のスピンオフ短編集。 でも必ず登場する竜崎さんが、ほんの少しの登場なのにやはり竜崎さんで、そこがいい。もちろん伊丹さんもいいキャラなんてすがね。 日々疲れてたけど癒やされた感じがする。

    2
    投稿日: 2018.07.17
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    警視庁刑事部長を務める伊丹 俊太郎。 困った時に助言を貰うのは、幼馴染みで同期の大森署署長の竜崎 伸也。 「隠蔽捜査」シリーズは、竜崎の視点から物語が展開しますが、本作は、伊丹の視点から綴られた8編のスピンオフ短編集です。 短いながらも、二人のキャラクターがしっかり書き分けられ、ストーリー展開も面白く、お薦めです。

    6
    投稿日: 2018.06.11
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    警視庁刑事部長を務めるキャリア、伊丹俊太郎。彼が壁にぶつかったとき頼りにするのは、幼なじみで同期の竜崎伸也だ。原理原則を貫く男が愛想なく告げる一言が、いつも伊丹を救ってくれる。ある日、誤認逮捕が起きたという報に接した伊丹は、困難な状況を打開するため、大森署署長の竜崎に意見を求める(「冤罪」)。『隠蔽捜査』シリーズをさらに深く味わえる、スピン・オフ短篇集。

    1
    投稿日: 2018.06.05
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    久しぶりに読んだ竜崎・今野の刑事シリーズ。だが、読み始めてみると、意外にも短編集だった… 一つずつの話もそれほど面白い訳でもなく… ★3つだね。

    1
    投稿日: 2018.04.02
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    スピンオフなので、主人公は、竜崎ではなく、彼の事象友達である伊丹。彼は彼なりに苦労をしている。けど、毎回助けてもらってていいのかなあ。 前回の畠山の件まで絡んでくるとは・なるほどそういうことだったのかというおちがまた楽しめた

    2
    投稿日: 2017.11.12
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    伊丹の立場から書かれた隠蔽捜査。伊丹はいつも竜崎に頼るなぁ。でも、竜崎もなんだかんだで伊丹に頼るところもあるし、なんだかんだで仲が良い二人だ。

    1
    投稿日: 2017.10.12
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    隠蔽操作の裏側を竜崎の側からでなく、伊丹の側から描いた作品。 次々と起こる事件とそれに対する警視庁刑事部長伊丹俊太郎の葛藤を描く。伊丹は竜崎に対して劣等感を持っているが、困った事が起こるとどうしても竜崎に頼ってしまう憎めないキャラクタとして描かれる。 竜崎のアドバイスがことごとく当たるのは出来過ぎだが、迷惑と言いながらアドバイスを返す竜崎もいい奴なのだろうことをうかがわせる。 小学校の時、竜崎に嫉妬していた伊丹の心情も出てくるところも面白かった。

    4
    投稿日: 2017.09.21
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    【友人蔵書】伊丹の目線で書かれたサイドストーリー。人は人生において常に役割を演じている。マスコミ受けする刑事部長、伝法な江戸風言葉で会話する警備部長。その対極に竜崎が据えられているのだが、本作を読むとその対比が明らかになる。『疑心』のハニートラップの理由も、今後の展開に期待感を持たせるものだ。伊丹が竜崎を頼り事件解決する様は、まるで安楽椅子探偵小説のようだった。

    2
    投稿日: 2017.08.19
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    今回は伊丹俊太郎が主人公のお話。 竜崎とはキャリアの同期でおまけに小学校の同級生という間柄。 竜崎は伊丹に小学校の時はいじめられていたと思っている、 しかし伊丹にはその自覚はない。 この二人が実に見ていてほほえましいほどのコンビで(笑) 今回はこの伊丹の私生活や彼の内面にも触れている。 一見かっこつけにも見えるけれど、案外そうでもなさそうで、器用そうでいて実は不器用だったり。 魅力的な人ではあるね。 私生活で奥さまとは別居中で、立場上の手前離婚は不利になるのでしていないそうだ。 中で伊丹がインフルエンザで熱を出したときのことがあるけれど、たまたま家に帰ってきた奥さまが 文句を言いながらも伊丹の面倒を見てくれていた。 (-ω-;)ウーン お互いもっと歩み寄ったらいい関係に戻れるのじゃないかしら?などと考えてしまった。 だって、本当に嫌いなら熱があろうとどうであろうとさっさと実家に帰るでしょ。 竜崎家と家族ぐるみの付き合いでもしていて竜崎の奥さまと知り合ったら少しは変わるんじゃないかな?などとどうでもいいことを女目線で考えてしまったわ(笑) 竜崎がアメリカ大統領を迎えるときに竜崎の秘書としてやってきた畠山に恋心を抱いてしまった件もあって、実は藤本警備部長の堅物の竜崎への隠し玉だったことも書かれており大いに笑ってしまった。 竜崎は藤本部長の目論見通りになったわけだ(笑) 伊丹は知っていたんだねぇ(っ´∀`c) いつも竜崎のいいコンビとして描かれている伊丹にスポットライトがあたって、とても面白い作品だった。 本当にいいコンビだわ~

    3
    投稿日: 2017.08.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊丹さんのスピンオフ。短編集だった。読みやすい。 今まで竜崎目線だったけど、同期で幼馴染の伊丹目線で見た竜崎も面白い!そしてすごさも分かる。いいコンビだな。

    2
    投稿日: 2017.06.26
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    スピンオフ。 改めて面白い。 別の角度、別の登場人物からの視点も読者の想像ではなくしっかり描いてくれる。 そうすることで本編がもっと面白くなる。 いい面と悪い面があるだろうが、これは明らかに良かった。

    4
    投稿日: 2017.06.03
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    伊丹さんメインのスピンオフ。 伊丹さんがどんどん身近に感じられてくる。そして竜崎がどんどんホームズ的になっていく笑

    2
    投稿日: 2017.05.29
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    竜崎署長の幼馴染でもある、伊丹俊太郎警視庁刑事部長が主人公の短編集。 隠蔽捜査のスピンアウト作品。 本編を別の角度から眺めることができます。 短編も面白いです。 この作家の力量すごいです。

    1
    投稿日: 2017.05.25
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    隠蔽捜査シリーズの竜崎を、幼なじみという伊丹俊太郎視点で書かれた作品。 前作と続けて読むのがいいですね。 本音とたてまえ、たてまえだけで生きているという表現が面白い。 原理原則に従うことで、間違いのない答えが出ると信じてやまないのは羨ましいが、そんな中でも臨機応変な対応ができるのがいい。 人ってちょっといいかっこしたいとか、うまくこなしたいとかで、経験則に従うことの方が多い。それが原理原則に当てはまっているのか考える必要があるということか。 うまくいった方法が原理原則に従ってるのかということも気にしないといけないんだと思うと、結構大変だな。常にそんな考え方をしていかないと。

    1
    投稿日: 2017.04.29
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    伊丹の視点から見た「隠蔽捜査」シリーズ。 事件の裏側や竜崎との関係がよくわかり、読んでいてとても面白かった。 このシリーズの面白さに、間違いなく伊丹は大きく貢献している。

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    投稿日: 2017.02.20
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    ☆3 キャリア警察官僚の竜崎を主人公とする隠蔽捜査シリーズのスピンオフ。竜崎の同期であり、小学生時代の同級生である伊丹を主人公とした短編集。 今までのシリーズでは竜崎から見た現場主義でスマートな伊丹しか表現されていなかったので、伊丹側ではこんな葛藤があったのと意外な一面が覗ける。こんなに普通の悩みを抱え、考えている人間だったのかいう感じ。 ミステリーとしてはかなりライト。シリーズ未読の方にはオススメしないが、隠蔽捜査シリーズ好きは読んでおいて損はない一冊。

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    投稿日: 2017.02.05
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    こんな文庫本に8話も入っているのに、それぞれの話が、面白い。 福島の土地柄など、テレビのケンミンショーではないが、お国自慢的な要素を含んでいながら排他的な要素を持っていることなど、、、 祖s手や大足、伊丹俊太郎の幼な馴染みで、同期の竜崎伸也が、愛想が無いようなそぶり(?)で、的確な指摘をしている所が、凄い! 困難を打破する仕方を、どうすればよいのか、、、、悩む伊丹駿太郎から見た、竜崎伸也を描いている。 作品を読むのに、前後してしまうことがあっても、隠密捜査シリーズは、色んな事に味わい深い作品であると思う。

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    投稿日: 2017.01.21
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    伊丹かぁ~・・・伊丹はいいんだよっ!伊丹はっ!私は竜崎に会いたいのっ!とツッコみつつ、ちょいちょい登場する竜崎に惚れなおす♡ そして・・・ぐぬぬぅ~!伊丹っ!おまえも一枚噛んでたのかっ!!畠山め~!本人に罪はなくても、竜崎に惚れられるなんて・・・ゆ、赦せ~~んっ!!!殉職じゃぁ~~っ!!! と、忘れていた過去(?)を思い出す私ww

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    投稿日: 2017.01.11
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    2013.1.?読了。 仕事が辛くて辛くて仕方ないときに読んだ。 短編集だけど、全体的に 伊丹が悩む⇒竜崎に相談⇒あっさり解決 て流れでちょっと飽きが来るかも? でもやっぱり面白いし、読んだあとすっきり爽やか。 伊丹が非常に人間らしく、好きになった。

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    投稿日: 2016.11.25
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    隠蔽捜査スピンオフ本。 シリーズ途中で読むのにぴったりのお話でした。 伊丹からみた竜崎が、さらにカッコよくて、そうそうこういう竜崎を見たかったのよ!と、心の声がきゃあきゃあ言いながら読んでました。 今度こそ竜崎の役に立ってやると勢い込んで行くのに、毎度肩透かしをくらう伊丹もかわいい。 この本を読んでからまた改めて本シリーズを読むと一層楽しめそうです。

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    投稿日: 2016.08.26
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    伊丹刑事部長が主役の巻。外伝かな。 本伝を読んでいると、正義感&合理主義を貫く竜崎を、同期として友人としてフォローしている、といった構図かと思っていたが、これを読むと、伊丹の方が竜崎に依存しているのか?どちらにせよ、うらやましいパートナーではある。

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    投稿日: 2016.08.11
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    伊丹刑事部長の視点の短編集。 変人キャラの警察官僚、竜崎伸也 今回は助演男優賞って感じ シリーズの流れ絡んでおもしろい。

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    投稿日: 2016.03.01
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    3.5か、なるほど。伊丹刑事部長の視点からの竜崎がわかり、とても面白い。電話だけで難問を難問と思わずに解決するところはスカッとする。

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    投稿日: 2016.02.21
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    なんで3.5なのかと思ったら、伊丹が主役だった。伊丹が悩むことを竜崎がマジックのように解決してしまうなど痛快さが単純だけどいい。

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    投稿日: 2015.11.17
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    隠蔽捜査のスピンオフで、伊丹が主役の短編集。 私大卒の伊丹が選んだ警察官僚としての生き方は、なかなかストレスがたまりそう。 内心では恐れや苦悩や嫉妬などあって、意外と気弱なんだなと思いつつ、そこが人間味があるし共感できる。 そして、竜崎のこと好きすぎる(笑)。 伊丹に共感したり、竜崎の原理原則論に納得したり、二人のやりとりや過去作品に出てくる人物の名前にニマニマしたり、いろいろ楽しめた。

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    投稿日: 2015.11.09