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総合評価

711件)
3.6
126
244
241
45
15
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    いわば現代の男娼。 でも、やらしさよりも、透明な空気感が漂っていて、ありえない設定の上に変態志向の女性ばかり出てくる割には、淋しさや空しさ、欠落感を共感してしまえる。 何度も読み返す種類の小説ではないけれど、‘あぁ、こういう本もあるんだな’と、何か発見した気分に。

    0
    投稿日: 2012.01.19
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    初石田衣良さんでした。 所在なさげにふわふわした雰囲気は結構好きだったのですが、生々しい絡みを無理に美化しているような気がして、ちょっと違和感がありました。

    0
    投稿日: 2012.01.18
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    十代の男の子が娼夫になる。 毎日を平凡に生きていて、女性を信じられずにいた少年が、年上の女性の欲望の不思議に魅せられていく。 罪なことだとは知りつつも、深みにはまっていく。 世の中には色々な人がいる。その欲望もさまざまで、普段はそれらを大体は隠して生きている。 それを間近に感じた時、人はどんな風に変わるのだろう。

    0
    投稿日: 2012.01.15
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    女性や男性の様々な欲望の形が、それに至るバックグランドや内面が丁寧に描かれていて、エロチックであると同時にとても興味深かったという印象。 娼夫を自分の生き方として探求し、選択していくリョウ。 その飾らない普通さにプロフェッショナルを感じた。 終わり方も良かった。

    0
    投稿日: 2012.01.14
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    初石田衣良 思ってたよりも読みやすい文章。 話は、村上春樹をねらってるのかと、ちょっと思った。 男性が女性に性を売る話。 女性は幅広いと思います。

    0
    投稿日: 2012.01.13
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    主人公を通して、女性の性の複雑さやバラエティを実感。 心の奥に溜めた・秘めた言葉にならない何か、というものへの静かな優しさ、気遣いを感じる一冊でした。

    2
    投稿日: 2012.01.10
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    これも図書館にあったので何となく借りてみた本. 「20歳の売春夫」のお話. テーマ自体は面白いと思ったけど,どうしても性描写が多すぎて,個人的には苦手だった. 好き嫌いが別れる小説だと思う.

    0
    投稿日: 2012.01.09
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    本作者の著書に初挑戦。 個人的には、文体に癖もなく、読みやすいと感じた。内容はタイトルの表す通りな感じで、『娼年』のひと夏を綴った小説。 最終的な主人公の決断はちょっと意外な感じがしたけど、作品を通しての世界観を鑑みるとむべなるかな。 続きの世界とかも、自分なりにちょっと想像してみました。

    0
    投稿日: 2012.01.03
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    うーん。基本的にはほぼ官能小説。 娼夫となった主人公の心の動きを通して、他の登場人物の心を描いていて。 それはそれできっと文化的な価値もあるのだろうと思うのですが、いかんせん描写が生々しくて。 さくっと読めるし、おもしろかったのですが、ちょっとしっくり来ない部分もありました。

    0
    投稿日: 2012.01.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とてもやわらかで繊細な空気が漂っていて、個人的に相当好き。設定が設定だけに、いろいろな見方があるだろうが、ただのエロ小説と思ってほしくない。上っ面な見方をしてほしくない。 この本に出てくる要素は、賛否両論の両極端で、きちんとした答えも世の中にないであろう事物ばかり。 そういった微妙でグレーな、または透明なものごとを、非常に叙情的で作家ならではの感性で表現しており、随所に心に伝わるところがあった。 主人公リョウのキャラクターが持つ、微妙なバランス感覚がいいと思う。ドライで達観しているようだけどスカしてない、というか。深く考えた上にある純粋さ、というか。 性癖ほど、まっさらなものはないと思う。うわべの布きれを全て取り去って裸になって、さらにその皮膚の下にある自分ではどうしようもできない性。 他人に明かすのにはかなりの勇気が要る。そういうものをリョウは全部受け止めた。 疑似的な恋愛かも人間愛かもしれない。あたたかい愛が存在しているけど、本物の恋愛感情は決定的に無い。 男女の体の触れ合いの意味は本当に難しい。 メグミが“いつも正しい”“正論を振りかざす”のに対し、自分を理解しようとしてくれる咲良に気持ちが向くところにはなんとなく納得した。 若いときは、正しいことが答えのような気がするもので。まっすぐで。 でも、大人になるにつれ人間の弱さを知る。弱さを知るからやさしさも身につく。自分だけが正しい、ではなく自分と違う人間も受け入れられるようになる。そういったものが懐の深さとか心の余裕に繋がっていく。 一方でメグミの行動のプロセスもよくわかる。石田衣良はすごいな、と思う。女の人のことがよくわかっている。 今まで石田衣良のコラムはよく目にしたが、そのときから私の価値観は石田衣良の考え方に近いと感じていた。 小説を読んだのはこれが初めてだが、やはりその世界観が好きだと思った。続編があるようなので読みたいと思う。

    0
    投稿日: 2011.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    娼婦業に足を踏み入れた少年のお話。 まぁ確かに官能的なシーンは多いんですが、 それよりも内面や人間の本能・本質が描かれていておもしろい。 ノーマルな人間なんてこれっぽっちしかいないんだ。

    3
    投稿日: 2011.12.13
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    好きなタイプの作品です、主人公の観察眼やちょっとだけ回りくどいけど繊細な言葉たち。 大崎善生さん作品の人生観に通ずるところがあります。 どう終わらせるのか、途中から不安になりましたが、まぁ妥当な終わり方です。 でもそれがいいんです。

    0
    投稿日: 2011.12.11
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    ・透明な、純粋な少年の物語 ・皆が目的を持って生きてるわけでなく、目的を探して生きている人も多く、その一人の自分は多分に共感できた。 ・石田衣良さんの小説は世の中の、いわゆる「幸せ」「成功」とは違った形だけど、とても魅力的な生き方をしている若者が出てくる。それにふれるのが好きだ。

    0
    投稿日: 2011.12.10
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    暇な大学生活を送っていた主人公が、あることから、娼夫として目覚めて行く物語。 娼夫ものだが、きたないどころか、なんだか気持ちの良い切なさすら覚える一冊。

    0
    投稿日: 2011.12.07
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    娼夫という題材は強烈だが、物語はなぜか優しさに満ちている印象を受けました。 たぶん本書は一貫して、肯定的な言葉の使い方をしているからだと思います。 性描写は石田さんらしく、詳細に表現されていて、参考になりました(笑)

    0
    投稿日: 2011.11.28
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    こんなに美しい小説を読んだことがない。というくらい、美しい。 エッチな表現もあるけど、どろっとしていなくて綺麗。 23歳のとき読んだら、「なんだかエッチな話」という印象しかなかった(ごめん;)のに、30歳になって読んだら、えらく感動した。 友達にもおすすめした。 色んな欲望があって、それを解消できるなら、その手段を使っていいと思う。

    3
    投稿日: 2011.11.23
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     『娼年』は石田衣良作品の中でもなかなか手をつけなかった作品である。  タイトルや背表紙の説明書きから「娼夫」の話で、内容が想像できてしまったので、ずっと保留にしていたが、石田衣良の続編手法炸裂により購入に到った・・・というのは『娼年』の続編の『逝年』が文庫化されたからである。『池袋ウエストゲートパーク』のシリーズだってそうだし、『4TEEN』もそうだ。とにかく続編が出ると気になってしまうのである。ということから今回、『娼年』、『逝年』と2冊まとめて購入!  内容は正直面白かった。『眠れぬ真珠』を代表とする石田衣良の真骨頂!女性の描き方が秀逸すぎる。殊に中年女性の描き方がすごい。歳を経るということの美しさ、魅力を遠慮なくぶつけてくる感じである。そして20歳の主人公リョウの男として、人間としての成長ぶりや思いやりたるや、まあ普通こんな20歳男子、ほぼ皆無であろうとは思うが・・・30代、40代でもなかなかいないと思うが。  ただ個人的には石田衣良のうまい小説を読まされた、という感もある。女性の描写をはじめとしてあらゆる描写も優れているし、小説としても面白いのだが、何だか感動にかける・・・おそらく、石田衣良に慣れてしまったからではないだろうか。何かもっと、もうちょっと期待してしまう自分がいるというのも事実。  それから石田衣良の今まで読んだ小説を読み返してみるというのも、良い頃なのかもしれない。

    0
    投稿日: 2011.11.20
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    主人校が年齢とか嗜癖とかの変数に囚われずに、ひとりひとりの女性たちと向き合っていくさまが、素敵だなって思った。

    3
    投稿日: 2011.11.18
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    性描写はありますが卑猥ではなく、セックスを仕事にして初めて自分や他人と向き合い、人間への興味を取り戻す主人公。 いつでも正しいメグミちゃんは いつか私に感謝する と捨て台詞を投げつけたけど、自分のしたことにいつか後悔するのは彼女だと思う。

    0
    投稿日: 2011.11.17
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    人それぞれ自分の快感があるのだ。この規制だからか自分の手が汗ばむ感じと作品の雰囲気がリンクしていたので、添うように読めたと思う。内容のわりにあっさりとしていて後味が良いな、と思った。

    0
    投稿日: 2011.11.16
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    タイトルから予感させるように、娼夫のバイトを始める大学生の話。主人公自身が様々な人との性交渉を通し、性交渉について考える。しかし、話自体は癖のない文章であっさりしているため、簡単に読むことができる。リョウ自身のメグミと咲良に対する心情描写が乏しいため、どちらを最後に取るのかよめなかった。話の結末も唐突に訪れ、そこからリョウは表の世界へ復帰するのかと思いきや、それは違かった。たまにはこんな本もいいかなと思う。

    0
    投稿日: 2011.11.15
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    今自分が見ている世界とはまったく違う世界を見た感じ。どこかゆがんでる。でも、自分とかけ離れすぎているから新鮮でもあった。きっとここにでてくる人たちは私とは違う角度から世の中をみてるんだなぁ。。いろんな価値観があると思わせてくれた本。

    0
    投稿日: 2011.11.08
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    すごくぶっ飛んだ世界のように思えましたが、読んでみると、身近なのかもしれないという錯覚が起きるほどでした。 性的なつながりだけではない何かを見つけていく主人公の日々が、とても綺麗にさえ思えます。

    3
    投稿日: 2011.11.07
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    物語は名前の如く、娼婦の男版の仕事を始める男の子の話。 つまりは体を売る少年の話。 深く考えずに読んだら、ちょっと卑猥な小説に思うかもしれないけど、違う。 >僕たちは自分で設計したわけでもない肉体のごくわずかな部分に振り回されて一生を過ごす。過剰な欲望をもつ人は障害を檻のなかで送ることもあるだろう。 お金で欲望を満たそうとする人とか、ネットとかクラブを通して欲望を満たす人もいる。 はたまた全く興味のない人もいる。 人によってほんまに十人十色。 本屋さんで立ち読みした本に >セックスは恋愛において究極の形だ って書いてあったけど その究極を 一人のパートナーだけじゃなくて 色々な人と経験してしまうのってどうなんやろな~とは思う。 最近、杉本彩のBotをフォローしたんだけど、彼女もやっぱり >「俺は何人の女とやったんだぜ」なんて言うより、なぜ俺は一人の女とこんなプレイをしてこんなに愛し合ったんだって言えないのかしら。 >セックスを掘り下げていこうとすると、フリーセックスでは無理だと思うんですよ。不特定多数とセックスしても何も学べない。セックスを探求するという面から見ても、不特定多数とのライトなセックスでは何も得るものはない。また、病気に関しても知識も危機感もないのかなと。 >「モテメイク」「モテ髪」「モテ服」…いったい誰にモテたいの?そもそも自分にとってどうでもいい不特定多数の男性にモテたとして、トラブル招くだけよ。逆に不幸になるわ とか言ってるからね。 なんか感想からズレた気がするけど いろんな女性の相手をする娼年から そんな事を考えさせられた。

    0
    投稿日: 2011.11.06
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    最初は図書館で借りて、その後自分で購入。 性描写はあるけれど卑猥ではなく、ひとつひとつのあり方を考えさせられる感じ。

    0
    投稿日: 2011.11.02
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    とても惹かれた。どんな女性に対しても、受容し、魅力を見い出す。本来なら汚らわしい事でも、そうは感じさせない。読み終わった時には、何とも言えない感情になった。とても魅力的な作品。石田衣良さんの作品は今回が初めてですが、他の作品を読むのがとても楽しみになりました。

    3
    投稿日: 2011.10.30
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    初めての石田衣良。 セックスに対して消極的な男子大学生が、娼夫となることで、依頼主の女性の性癖の根底にある欲望を理解し、セックスの本質を理解していく話。 最初は単なるエロ本かと思ってたけど、真面目なテーマの作品でした。こういうの結構好きです。

    0
    投稿日: 2011.10.14
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    1年前なら変に気負いして、素直に読めなかったと思う。 (読書を始めたばかり、ちょうど1年ほど前に、石田衣良作品1冊目となる14TEENを読んだときは少し読みづらかったし、感じるものが薄かった。) 「性」に絡んだ物語なのに、読み終わると何故か心がスッと洗われたような気がする。この1年で100冊ちょい読んでみて、それも石田衣良だからこそ成せる業なんだと感じられるようになったことが少し嬉しい。

    0
    投稿日: 2011.10.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    リョウのやっていることが良いことかいけないことかは置いといて、メグミは何がしたかったのかなあと思う。 娼夫の仕事をやめさせたからって、リョウがメグミを好きになるわけじゃないのに。しかもやめさせるとか言いながらちゃっかりセックスしてるし。

    0
    投稿日: 2011.10.07
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    男性の娼夫のお話。 すごく刺激的な内容なのに読みやすく、 読後感がこんなに清々しいのは 石田さんの全ての女性に対する優しい目線からくるのかもしれない。 それにしても人間の欲望の多様さには驚かされた。

    3
    投稿日: 2011.09.30
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    一日で読了。 読みやすい。気持ちと身体と流れに敏感な主人公が魅力的。 でも、結局メグミの言うことが最終的に正しいと思うわたしは、恵まれてるのか、それともつまらない大人なのか…笑。

    0
    投稿日: 2011.09.18
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    石田さんは「4TEEN」から気になっていて「1ポンドの悲しみ」もすごい読みたかったけど でもハードカバーは変えないしなぁ、と文庫になっていたこれを買うことに。 買ったのは結構前だったのですがようやく全て読みました。 タイトルがまた興味をひきますよね。 内容もタイトルから予想される通りな感じなのですが、決してただエロい話ではなく、 性に対する一つの新しい見方ができるような話です。

    0
    投稿日: 2011.09.16
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    面白くて読み耽ってしまった。リョウくんすげぇ。咲良とアズマが可愛くて好き。しかしアズマもすごかった。続編も読む!

    0
    投稿日: 2011.09.16
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    石田衣良さんの本は久しぶりに読んだ。池袋ウェストゲートパークとか書いてた人だよね。タイトルからして「そーゆー内容なんだろうなぁ」と思ったけど、まぁその通り。当方は女ですが、これだけ様々な女性の欲を、主人公の目を通して覗かせてもらった心地です。読みやすいし、わかりやすい。

    2
    投稿日: 2011.09.13
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    純粋な性の物語。 純粋と性とは相反するイメージがあるが、そこはさすが石田衣良。上手く表現されている。 世の中には、作中に出てくるメグミのように、娼婦(娼夫) をさげずむものもいるだろう。 しかし、彼女ら(彼ら)はそれぞれの理由を持ってその仕事に従事しているのだから、第三者がそれを非難するのは極めて異常に感じる。 (法律違反は確かに悪だが、オランダのように売春が合法の国も多々あることからすれば法律自体が悪かもしれない。) 性を生業とし、性の魅力に引き込まれていく娼年・リョウ。 そして彼をとりまく中年(若年・老年)女性たち。 登場人物それぞれが魅力溢れる方ばかりで、本書を読めば、性や性産業に対する嫌悪感は失はれていくことだろう。 ちなみに余談だが、私のお気に入りは咲良である。

    0
    投稿日: 2011.08.30
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    本好きの友人が押しなべてお勧めしてくれてた本 石田さんって男性だよねと思うくらい 細かく繊細に書かれていた 文字が画像になって上がってくる感覚を味わえる本だ そして 愛の形は無限大

    3
    投稿日: 2011.08.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    こういう職業があることを初めて知った。 この本を読むと、娼夫という仕事 に対する考えがかわる。 心の傷を癒すのも彼らの仕事のひとつ だということがわかる。

    0
    投稿日: 2011.08.16
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    ごく普通な少年(大学生)が、 女性に体を売る「娼夫」として様々な女性の セックスのあり方に触れていく。 単純にエロ小説と割り切るには、 少々エロティシズムは足りないかもしれない。 この本は、ただエロさを求めているわけではないからだ。 誰もが「性欲」の裏に、秘めたる思いを持っている。 健全な意味でのアブノーマルなセックスを目の当たりにし、 少年が成長していくストーリーは単純に面白い。 村上春樹の登場以降、セックスは日常のワンシーンとして 自然と取り上げられるようになった。 それまでは「見せ場」「愛の絶頂」「背徳」といった意味が多かったセックス。これが「日常」に還元されたのだ。 石田氏もその流れにいる作家の一人だと改めて実感できるのが本作だ。 本作の設定は非常に非現実的かもしれない。 しかし、登場人物の真理は非常に「日常」的でリアルだ。 この点を高く評価したいが、最後にオーナーが捕まっていうのは物語を強引に収束させようとしているように見えて、いただけない。

    0
    投稿日: 2011.08.16
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    ひとりの男の子(といっても20前後だけど)が、いろんな女性との出会いの中で、女性の神秘について真摯に、探ってい行こうとする、その透明なまなざしがすごく新鮮でした。 セックスについての考察が多いのに、ちっともいやらしくないというか。 その人の趣味や嗜好や生き方を、「そういう考え方もあるね。そうだね」と自然に寄り添って、否定しないやり方というか。 石田さんはそういう考え方ができる人なんだな、って他の作品を観てても思う。

    4
    投稿日: 2011.08.13
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    石田衣良初めて読みました。繊細で生き生きとした描写はなかなかのものだが、登場人物がみんなキライ。この一作で終わるなというのが、前半部の感想。男娼の仕事に真摯に向き合うようになる後半からダンゼン面白くなった。女一人一人の描写が良い。彼女達を見つめるリョウのまなざしが深くやさしく誠実で、同じだけ自分自身を見つめることで成長していくのが良いね。最後は物足りない感じだったので、続きも読もうと思う。

    0
    投稿日: 2011.08.04
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    石田衣良の本から離れようと思った一冊だった。男の人と女の人の考えとか価値観とか根本的に違うのはなんとなくわかるけど、自分にとって一人の大事な人と過ごす大切な時をなんだかこんな風に描かれるのはがっかりだった。世の中いろんな人がいていろんな価値観があるのはわかるけど、私には全部を通して理解しがたい一冊だった。

    0
    投稿日: 2011.07.21
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    集英社文庫のナツイチに取り上げられていたので読んでみた。前からタイトルが気になっていたのもあって。のめり込めてすぐ読み終わった。でも所々、平仮名が読みづらい。主人公は娼年のリョウ。彼みたいに寂しそうな人は小説によく出てくるけれど本当に魅力的。そこまで個性的でないので相手の心理、欲望がよく見えて面白かった。続編も読みたい。

    0
    投稿日: 2011.07.17
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    「普通」な少年が持つ魅力 その魅力に引き寄せられる様々な欲望 他人の欲を満たす果てに見つけれるかも知れない 欲望が作る不思議な世界の果てにあるものとは… さくっと引き込まれる作品

    0
    投稿日: 2011.07.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    咲良が好き。 女の人たちの描写が印象的。「魅力」って言葉はよく使われてたのに「美しい」って表記は少なかったな。

    0
    投稿日: 2011.07.10
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    実家の本棚に置いてきた本。帰省して夜に読んだ。久しぶりに文学作品を読んだ。石田衣良の軽快で軽い感じが好きだったから軽い気持ちで手に取ったのだが、読み終わると意外と良い。文学作品を読むのも悪くないと思えた。

    0
    投稿日: 2011.07.08
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    これは高校のときに初めて読んで、 ただ凄いなあー描写も凄いなあー ってくらいにしか思わんかったけど また最近読んで見たら 凄いわかると言うか… 同じ大学生として単調な毎日はつまんないし、 色々飽きちゃったりして。 こういう仕事したいとは思わんけど、 世間どうこうやなくて 自分にとってこれは、 というものを見つけたいな って凄い思ったなー… 石田衣良さんらしく ほんと読みやすい。 夏に読むと妙にすっきりする。 次回読むとき自分が何を思うのかが楽しみな一冊。

    3
    投稿日: 2011.07.07
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    石田衣良さんの本を初めて読んだけど表現がすごく綺麗な作家だと思った。 話は予想外の連続で、面白くて次々読めてしまうし、ほんとにこんな世界もあるのかなとか、こんな人がいたらビックリやけど、いてもおかしくないんだよなと思ってきた。 自分の知らない世界を見たようで、物語の世界に引き込まれて、現実世界で起きる悩みなどがすごく平凡なものに見えた。 描写の美しさが本当にすべてを引き立てていると思った。このひとの本は他も色々読んでみたい。

    2
    投稿日: 2011.07.04
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    なんでもないような描写まで官能的に感じた。中盤の盛り上がりがすごくて、そのぶん最後のほうがちょっと味気なかった感じ。アズマのところがいちばん気になった。

    0
    投稿日: 2011.07.03
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    かなり昔に読んだ覚えがある。これの続編『逝年』が文庫化されていたので、一緒にお買い上げ。 淡白だったリョウが娼夫の仕事を通じて何かを得ていくのが引き込まれる。あと、不思議と性への嫌悪感はないから不思議。。 続編が気になるところです。

    0
    投稿日: 2011.07.01
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    これを読んだのは中学生のとき。 石田衣良好きの友達に借りて。 だいぶ前に読んだのにはっきりと内容を覚えているくらい、 印象深い一冊。 官能小説とは、一言で言いまとめられない世界観。

    3
    投稿日: 2011.06.30
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    お金で買われる男。汚い題材と内容の美しさにギャップを感じるのは石田衣良の特徴な気がする。欲望の数は人の数だけあり、男も女も関係ない。何度読んでもいい。

    0
    投稿日: 2011.06.28
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    男娼をモチーフにしながらも、筆者の瑞々しい感性で爽やかな小説となっている。端然とした視点から性が捉えられている。色心不二ではあるが、主人公の成長を通して、精神に対する体の与える影響もまた大きいものだと思った。

    0
    投稿日: 2011.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初は、か、、、官能小説か! と思ったが これは批判もありそうだけどちゃんとした小説になってて 次の展開が楽しみな一冊でした。

    0
    投稿日: 2011.06.02
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    言葉使い! 言葉の選び方! なんだろ、難しい言葉ってより 身近で簡単な言葉のはずなのに 耳障りがよく、綺麗に聞こえる すっごく「エロい」ところも 石田さんの描写だと なんか違った形で引き込まれる あっという間に読んでしまったんだけど なんかすっごい引き込まれて 違う世界のように感じているけど でもなんか、自分について考える そんなきっかけになった気がする なんだろ もう一回読みたいって 久しぶりに思った

    4
    投稿日: 2011.05.27
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    久しぶりに読んだ気がする>石田衣良。 最初、「ヤベ、これ一回読んでるかも・・・」な~んて思いつつ、でももし一回読んでても、この年になって読めたのは良かった。 主人公の倦怠感も体験してるし、大人の事情も少なくとも理解できる。お酒のこととか分かるようになってるしね、前より♪ 内容は別にどうってことなく、詳しいストーリーラインなんてほとんどない。「へ~」で終わる作品だし、売春とか、心の隙間とか、一般人vs.性商売とかそんな思いテーマに思考を巡らす気にも全くならないけど、この世界観はいいね☆ 一人の青年がつまらない人生の中に現れた流れに身を任せてるうちにちょっとずつ変わってく感じ。 状況や結果は違うにしろ、誰にでも経験のある変化でしょう。だからこそ、他人の話が面白い。 たまに読むといいなぁ、石田衣良。

    0
    投稿日: 2011.05.16
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    官能小説ばりのセックスシーンがいっぱいすぎてご飯食べながら読まれへん程でした でもどのセックスも濃厚やのに えっろ!ってかんじじゃなかった 冷静と情熱のあいだ的な?行為は情熱的やねんけど思考が冷静というか我を忘れてないかんじ?よくわからん あと主人公の地面からちょっと浮いてる感じやのにちゃんと根っこのあるところがイイネ!でした

    0
    投稿日: 2011.05.03
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    生きる意味を見失った少年が思わぬ才能を見出されて… てのは漫画とかでありがちなパターンだが、何の才能かはタイトルで分かるでしょう。 色んな女がいますよ、そりゃあ。 彼らには成功して欲しい。 と思ったのは私だけでは無いようで、続編出たらしい。 読んでないけど。

    0
    投稿日: 2011.04.25
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    題名からかなりエロい内容かと思っていたが、むしろ精神的な部分を上手く描写していて良かったと思う。 ちょっと最後は上手くまとまった感がありすぎてシックリこなかった。

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    投稿日: 2011.04.16
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    バーテンダーのアルバイトをしている大学三年生リョウが,謎の年上女性、御堂静香と出会い、passionを追い求めて「娼年」として働いていく。その中で様々な女性と出会うが、リョウはどんな女性でも拒絶することなく受け入れる。 リョウくんみたいな「普通」で冷めてる大学生っているのかな? 非現実的な、だけどリアルな話でした。深い。 描写がすごくドキドキして大変で…これを読むにはまだ早かったかもしれない。 姫野カオルコさんの解説における、セールスマンの話は共感しました。

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    投稿日: 2011.04.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人の、特に女性の欲望の多様性を描写している。厭らしさを狙っているわけではなく、女性の持つ異常な性欲をエロティックに描くわけでもなく、冷静に客観的に人の欲望が持つ奥深さを描いている。  このような多様性を描くために主人公の男はとても無個性なキャラとなり、ひたすらに女性を受け入れていくために女性の欲望が引き出されて、多様な性の模様が読み取れる。  多少の経験があれば理解できる。女性は肉体的な快楽のみでは満足できない場合が多いということが。それを一口に「愛情」などと表現してみても全く意味がない。そのくらい女性の欲求は人それぞれ違う。この点を理解するのことは男性にとってとても困難なことである。この本では理解困難な女性の欲望のほんの一例が描かれている。  

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    投稿日: 2011.03.20
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    主人公が魅力的だし、 性描写が美しく感じられるというか、 きれいというか。 いやらしくない所がすてき。

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    投稿日: 2011.03.14
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    リョウくんかっこいい。それに尽きる。セックス云々でなく色んな生き方があっていいんだと思えた。軽くてすっと読めるが、案外心に跡をひく。最近読んだ中ではお気に入りになりそう。

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    投稿日: 2011.03.04
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    ふとしたキッカケで娼夫になったリョウ。 色んな女の人に自分の時間と身体を売るリョウ。 そんな中での、リョウの心の変化。 20歳の大学生のひと夏の経験。 性描写が多いのに、汚れた感じじゃないんよなぁ。 逆に、透明な感じ。 ラストシーンは、爽やか!!

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    投稿日: 2011.02.25
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    2011/02/20 再読 これが初めて読んだ石田衣良さんの小説でした 何年前だろうか IWGPはそのあとのあとに、やっと読んだんだと思う…すぐに手を出さなかったのはなんでか今でもわからない。 逝年が出ているのを知って手に取ったが、あまりに前回の内容を忘れていたので読み直しました。

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    投稿日: 2011.02.20
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    初めての石田衣良作品。 なんだろう、率直に、この人本当に男?と思いました。 セックスの描写がとても綺麗です。 女の人よりも女っぽい文章を書くなぁと。 女性について、性について こんなに考えられる20そこそこの男性がいたらすごいですね。

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    投稿日: 2011.02.15
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    石田衣良の小説で、最初に読んだのがコレというのも何だかなって感じ。男子大学生が、マダム相手に男娼のアルバイトをする、という話だった。タイトルからは、もう少し違う方向性を期待していたのだが、これはこれで普通に面白かった。

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    投稿日: 2011.02.12
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    主人公の母親の設定にありきたり感と薄っぺらさを感じる。 しかし主人公の魅力に文句無しに引き込まれた作品。 素直な性描写が読んでいて嫌ではなかった。

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    投稿日: 2011.02.04
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    話の内容がほとんどないのと、話が短いせいで、あっちゅう間に読んでしまった。中身が薄いので、特に感想もなし。

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    投稿日: 2011.02.03
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    この著者、もてるだろうな~と、この人の本を読むといつも思う。村上龍ほどぎとぎとしてない、だけど結構行っちゃってる。この人の真骨頂、「池袋~」シリーズを読まなくちゃね。

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    投稿日: 2011.02.01
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    五点つけるのも躊躇われるけれど。笑 大学生の夏に読んで、衝撃を受けました。色んな意味で印象的。そして石田衣良さんの小説の中ではいちばん綺麗で正直で好きです。

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    投稿日: 2011.01.31
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    率直に、「こんな世界もあるのか…」という感想。 石田さんの作品は、性描写がとても美しいなと思う。他の作品だと、嫌悪感から途中で読むのを断念してしまうことがあるけど、石田さんの作品は繊細で、美しい。

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    投稿日: 2011.01.29
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    うーんと…まずタイトルが凄くいいと思いました。 娼年。読みおわってもう一度このタイトルみて、あぁ、確かに娼年だった。 となる。年齢とかじゃなくて、なんか、精神が? 退屈でうつろな毎日を過ごしていたリョウが娼夫の仕事をしながら、様々な女性とであって色々考えて、考えてるうちに自分が見えてきたーという感じでした。 彼自身、ずっと死んだお母さんとの最後のときで、止まってしまっているような印象で、仕事を通して動き出せた…のかなあ なんかよくわかんない! 読んでるときは、とりあえず電車の中で読みにくい気持ちだった!笑 性描写が多いけど、べつにエロくしようと書いてるわけじゃないからサラッと読めるけど、何となく満員電車とかでは読みにくかった。

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    投稿日: 2011.01.27
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    『娼年』というタイトルがまず想像力を働かせる秀逸なタイトルだと思う。 性体験はそれなりにあるものの、セックスに興味も執着も持てない冷めた大学生のリョウが、ある思いがけないきっかけで男娼の世界へと転がり込む。 本編の中では『娼年』という言葉は使われず、『娼夫』と表現されている。だけどタイトルは『娼年』。 あらすじを見ればもっとドロっとした夜の世界が描かれてるのかと思うが、この物語は夜のお話なのにものすごく青くて瑞々しい。 若く、まだ『少年』と呼んで差し支えないリョウが、男娼として働きはじめ、様々な性癖を持った女性(大抵は年上。すごく年上も多い)と出会い、性とその人間の奥深くにあるもの、に目覚める。 性描写が結構多いので、一見官能小説!?と思えなくもないが(笑)、描写がものすごくドライで透明感があるから、全然いやらしい感じがなかった。 偏った性癖を持った女性が次々出てくるけれど、それもいやらしさを狙ってのものじゃなくて、そういった全てには理由や背景がある、という人間の本質に迫ろうとしている。性癖だって性格と似たようなもので、生きてきた環境や経験が影響してきたりする、という意味で。 結局リョウのしている仕事は違法なのだけど(実際世の中にはそういった違法の仕事がいくらでもあるんだろう)、この物語を読んでいると、法的には認められない職業に救われている人間も居るという事実も見えてきて(それも実際そういう人も居るだろう)、悪いんだけど悪いと言い切れないような感情が生まれた。 それなら金で売ったり買ったり(売買春)しない関係で築けばいい、とも一瞬思うけれど、そこに金が絡むからこそ成立するんだろうと思った。 ラストは…正直ちょっと微妙な感もある(笑) 他に落としどころあったんじゃないかなぁ、なんて。。。 円満っちゃー円満なんだけど、ここまで円満じゃなくてもいいような。 石田衣良さんって言えばIWGPシリーズのイメージが強かったけれど、夜とか裏社会的なテーマが多いのかな。確か『天使』って小説もそうだったような。 裏社会なんだけど不思議と汚くない。文章の雰囲気のせいなのか…。

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    投稿日: 2011.01.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ただお礼をいうだけじゃなく、あなたが今感じていることを、なにかひとつつけたすようにするといい。それが相手にとってはあなたの心のうちを知るきっかけになる。たまにしか会えないお客様は、あなたの言葉だけが頼りだから。「正直なほうがいいんですか」「そう、できるだけ正直で、あなたにしかわからないことがいい」 でもぼくは真実も深部も見たくはない。表面を飾ろうとする気持ちだけで、ぼくにはどの女性も魅力的に思えた。悪趣味でちぐはぐな衣装だと人をあざけることは、ほんとうはだれにもできないはずなのだ。この世界ではだれもが、手近なボロ隠しをまとっている。黄金の心をもつ正しい人間だけ裸で外を歩けばいい。ぼくは裸は嫌だからボロを着る。

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    投稿日: 2011.01.22
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    SEXとか快楽はホント人それぞれの感覚でしかないんだなぁ。自分の枠を越えて、自分という人間を知りたくなる作品でした。

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    投稿日: 2011.01.13
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    記念すべき今年1作目は、同期Mちゃんと古本屋で買った石田衣良。 石田衣良は「美丘」しか読んだことがなかったし、タイトルだけに不安もありつつ読み進める。 全体的に性描写が多すぎるので、あまり好きじゃないかも。 でも、主人公のリョウくんが、どの年代のどんな女性に対しても良い部分を見つけてくれる優しさは良かったし、最後のバーのシーンで3人で再出発するところも良いと思った。 読み終わった後、そんなに好きになれないと思ったけど、姫野カオルコの解説を読んで、そう捉えたらいいのか!と納得。

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    投稿日: 2011.01.09
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    大人がわかる本かもしれないな・・・ そう思う。 人とのつながりって 本質って こういうことなのかも

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    投稿日: 2011.01.01
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    男娼の青年のお話 “人間は探しているものしか見つけない” “あなたがつまらないと見下しているものは、もっと素晴らしいものよ” 正しい意見だというのが感覚的に理解できる台詞が多い

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    投稿日: 2010.12.30
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    相変わらず設定と描写が巧い。ストーリーにこれというものはないけれども、石田さんのちょっとカッコイイ世界を読んだな、というかんじになる。

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    投稿日: 2010.12.27
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    娼夫になった大学生の物語。 この作品を官能小説と言い切るのは浅はか。 人は誰でもさまざまな欲望を持って生きています。 その欲望を満たしたくて生きているといっても言い過ぎではないと思います。 その欲望を満たしてあげること。 それには愛がなければできないことなのではないでしょうか。 恋と愛は違うもの、と昔から言われますが 確かに愛は一方通行ではありません。

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    投稿日: 2010.12.13
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    面白かった。 お金を儲けるためでもない、やらなきゃいけないからやるのではない。 なのになぜコールボーイをするのか? コールボーイを新しい切り口で見せてくれた。 あとは読みやすい。

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    投稿日: 2010.12.10
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    ずっと前から気になってた一冊。 主人公リョウくんのキャラが好き。 世間一般の人が判断するような基準で判断しない人。 自分の目で見たものを自分の力で判断する、そんな人がいたら最高に格好いいのに…といつも思う。 本多孝好のMOMENTの「僕」と少し似てる。 リョウくんだけじゃなくて、アズマくんも静香さんも咲良ちゃんも人としてステキ。この本の世界観が好きだと思った。

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    投稿日: 2010.11.24
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    初めての石田衣良作品。つまらなさ過ぎて読むのがつらかった。即売ると思う。女々しい文章の書き方だな、というのが正直な感想。

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    投稿日: 2010.11.13
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    想像していたよりずっと面白かった。 欲望の深淵を覗こうとすると、「人間は美しい」と「人間は汚い」の間を際限なく往復することになる。 この物語は振り子が綺麗な方だけで振れているから、幸福な思い出ばかり揺さぶられて、綺麗ごとのはずなんだけど、その一言では片付けられない魅力と説得力があって。 なかなか他に類を見ない作品でした。 ただし電車で開けっ広げには読めません。

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    投稿日: 2010.11.11
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    鼻につく嫌味のないすごくストレートな表現と文体。 わかりやすすぎてピッタリくるんじゃなくて、半音ずらしたまま保ってるくらいのちょうど良さ。 この半音ずれた感じがきっとこの人の作風で、正しい音とのこの「半音」っていう距離が高く評価されてるから人気なんだと思う。 特に心を鷲掴みにされるわけでもなくて、ものすごく惹きつけられるような才能と自信に満ち満ちた文体ってわけでもなくて、 すごく綺麗なわけでも別に汚いわけでもなくて、 だからといって普通とは少し違うというか、どこが違うかは明確には言い表せないけれど、 ずっと平らな平面を同じ強さと同じ速度で一定の方向にずっと撫で上げてる感じだ。 加速もしないし減速もしない、その加減が普通じゃきっと難しい。 表現の主体は確かにその体内にあるはずなのに、脳だけ離れてるみたいな気分になる。 目線と同じ地点から、興奮もなにもない捉えるだけの視点で、 はやくも遅くもならない時間の流れを知ってるみたいに同じ速度で見続けてる感じ。メトロノームに近い。きっと最後のページの最後の言葉で、ネジがとまって、音もなく振り子がやんわり止まる。 体温の無いリアル… 音の無いリアル… 共鳴共感の無いリアル… だからここに欲情することも惹きつけられることもないけど、 この無味無臭な感じがこの人の「あじ」なんだなって思ってしまうほど巧くてクセになる。

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    投稿日: 2010.11.09
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    コールボーイのお話。 彼の目を通して、人生って色々だなぁ・・と、しみじみ感じさせてくれる。 ある意味、深い。 読み終えると、ある種の爽やかさも覚える。 さりげない性の描写は好感がもてる。 やさしい気分になれた。

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    投稿日: 2010.11.03
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    初めて石田さん作品を読みましたが、適度な軽さと適度な深さが人気が出る所以なのかなという印象を受けました 人が表面を飾るならそれを見てあげたいという気持ちに共感できました でもストーリーを追う人間なりに、理解したうえで楽しく読んだあとに解説は読まなければよかったと思ってしまった(笑)

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    投稿日: 2010.10.31
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    退屈な毎日を過ごしていた20歳の大学生森中領が、バーテンダーをしているバイト先で男娼クラブのオーナー御堂静香にスカウトされる。娼夫となったリョウは様々な女性の相手をするうちに、女性たちの様々な欲望の形に魅せられていく。 色々な闇を抱えている年上で金持ちの女性達の相手をするリョウが、それぞれの女性をとても大切に扱い、思いやりをもって接する「接客態度」に温かみを感じる。非現実的に女性に対して理想的なリョウの描写と売春をここまで美化することができる事に感心する。

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    投稿日: 2010.10.24
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    色々な性のかたち、愛のかたちが存在する。 性描写が存在するのに、 淡々と表現されてるからなのか 生々しくはない。 読み終わった後、少しだけ 優しい気持ちになれました。

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    投稿日: 2010.10.23
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    メグミはきっと、領と寝て、余計に寂しくて切なくて辛くなったと思う。 あと、咲良と静香の親子関係だけは理解できなかった。親の前で、だれかと寝るなんて、絶対出来ない。その親の気持ちもわからない。わたしって、こどもなのかな。

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    投稿日: 2010.10.16
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    石田衣良の小説は、描写が繊細で凄く読みやすく、読み終わったときに爽やかな気分にさせてくれる。この小説は、テーマが一見爽やかには見えないけど、主人公のリョウが自分のしたいことをはっきり持っていくプロセスが繊細に描かれている。

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    投稿日: 2010.10.11
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    題名の通り結構エロい感じではある。 でも、なんかみんなギリギリな感じ。 sexは人間の三大欲求だし、 そのときは生きてる感じがするのかもね。

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    投稿日: 2010.10.10
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    美しい文体で、性描写が多い小説にもかかわらず、スラスラ読むことができた。 主人公に感情移入できたのもよかった。

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    投稿日: 2010.10.03
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    描写がきれい。 石田衣良さんは、どうしてこんなに淡々と、第三者目線で書けるのかな。 露骨な性描写も美しくしているけれども、 それは芸術でも何でもないわけで、 ちょっときれいごとすぎるかなと思った。 「普通」の主人公だからこそ感情移入はできたけれど、 ほかの登場人物には感情移入できなかった。

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    投稿日: 2010.09.20
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    テーマは決して軽くはないのに、とても美しく読後は何とも爽やか。 これは一番好きな作品かも。 リョウの人物描写がリアルで、本当に存在しているような錯覚を起こすほど… 衣良さんの描く主人公の男性は皆とても魅力的だけど、リョウは特に素晴らしい! こんな風に女性を見ることができる男性に、一生のうちに巡り逢えたら幸せだろうなって思う。

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    投稿日: 2010.09.18
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    石田衣良の作品はあまり読んではいないのだけれども、この本が一番衝撃を受けた。賛否両論あり評価も分かれているようだな。。 大学生活もバイトも恋愛も退屈だと感じていたリョウが変なきっかけでボーイズクラブに誘われる。そこで様々な女性を相手に体を売るという娼夫の仕事を始める。 性的描写が激しく、一歩間違えば官能小説になってしまううう。 しかしそうにはならない。かな? 3大欲求の1つである「性欲」。その性欲をどのように発散するかは人によって違う。ノーマルとアブノーマルの分類があった場合、何がノーマルで何がアブノーマル?と考えてみたくもなる。 性へのあり方や性の悩みなんかは人それぞれが違う形で持っているだろうし、またそれは自分の中にとどめてしまう傾向にある。 だから他の欲求と比べて闇の中にある。しかし闇の中だからこそその中に「本当の人間性」みたいなものも隠れているんではないかな~と思ってみたりした。 いろいろ考えたりしたものの 1つ言えることは・・・・ この本はエロい。(笑)

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    投稿日: 2010.09.18
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    新しい主人公の登場!! びっくりの内容だけど・・そのセクシャルな表現でさえ、 石田衣良なら美しいシーンになる。 タイトルがうまい! そして、主人公以外の登場人物の描き方のうまさ、 人として、魅力溢れていて この娼年は、出来上がっている!!

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    投稿日: 2010.09.13
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    女性相手に性を売る青年の話。 所謂アングラ、売春行為を書いた作品だが、その割にさらりとしていて透明感さえ感じさせる。 女性を優しい目で描いていて、雰囲気がとてもいい。 主人公のような青年に思わず会いたくなってしまう。 印象に残る話でした。 最近石田衣良さんの本がお気に入りです。 はずれのない作家さんだと思う。

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    投稿日: 2010.09.12
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    とても読みやすい文体でした。 女性の性のことを優しく描いてて、とても好き。 でも最後少し物足りなかった。もっと読みたかったわあ。

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    投稿日: 2010.08.24
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    娼夫の仕事をする はたちの大学生の物語。 自分のいる世界とは 違う世界のはなし。 性的な内容なわりに ゆったりした時間が流れるのは 石田衣良さんの作品の特徴かな。 ただ、私も大学生だけど はたちの男の子がこんな 大人びてるのかな‥? って疑問が(´・ω・`)

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    投稿日: 2010.08.23