
総合評価
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powered by ブクログアイスを食べた後の口の中みたいに温度が移り変わっていく本 最初の数ページであなたという微睡に浸っていた。 凪いだ心を程よく波立たせ、手の甲でそっと頬を撫でるかの様に触れてくれる。 閉じ込められた音は、すでに死んでいる。演奏家は音の寿命が見えるのか。文字はどうだろう。死んでゆくのか、閉じ込める事によって意味を持つものあるだろう。 言葉と心の関係は、大きな網で小魚をすくおうとするもの。本当に伝えたいものはすり抜け、大雑把なものだけが残る。それを伝えるのも苦労するのに、自己理解でここまで憚れるとは。人間として生きることは苦労が絶えない。 守るべき存在があるというのは、人を強くする。 相手に対して自分がしてあげられたことの結果をその目で見る時、初めてそこにいることを天から許された様な気持ちになれる。誰かの為に何かをすること、それは何かを受け取るよりも幸福なもの。 私が君を大切にするのは、君のためばかりじゃない。 万能じゃ無いけど無能じゃ無い。 お座なりに過ごしてきた時を取り戻したくなる。 いくつもの喫茶店を乗り継いで最後はここで読みたいと思った。時間をかけることを厭わず、愛しめる本。出会え幸福です。
1投稿日: 2025.06.19
powered by ブクログ素直な口が招いた災い。 告げ口をしたと罵ることで心を安定させていたのかもしれないが、一番傷ついた心を護るべきは違ったのではないか。 荒治療だったかもしれないが、一度聞いた声を出させるには少し無茶も必要だったかもな。
0投稿日: 2024.05.03
powered by ブクログイルカ、出てきます。しかもなかなかに重要な役割です。 どんなに落ち着いた立派な人間でも、心の中に必ず弱い部分を持っていて、そうした個の人間同士が支え合い、思いやることで、それを補完しあうと。意外と身近なところにもたくさんあることだと思います。
6投稿日: 2024.02.04
powered by ブクログオーストラリア,青く澄んだ海。失声症リオはイルカとの触合いで元気を取戻す。言葉や体でなくチェロで結ばれるリオとJB。JBとは反対に若く暴力的なゲイリー。声なきリオの心の叫びが痛ましい。
12投稿日: 2023.11.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
メンタルヘルス系。 村山由佳の初期作はあんまり期待していなかった(失礼)のだけれど、予想していたよりもずっとよかった。村山由佳はやはり南の島との相性がものすごく良いなあ。情景描写、特に海の描写が卓越している。『ありふれた愛じゃない』にも通じるものがこの時点で存在している。 しかし『ありふれた愛じゃない』など近年の作品が好きな村山由佳ファンにとっては、本作は初期作品なので書き方としてはやや物足りないように感じる。里緒と、JBと、ゲイリーと、フィオナと、それぞれの人物が傷を負っている、わりにそれぞれの傷があっさり描かれすぎている(あるいはほとんど言及されていない)。そして終わり方がよく分からなかった。え、イルカはどうなっちゃうの……??テレビの撮影はどうなったの……??フィオナとゲイリーは……?? 大ケガさせられただけのイルカがめちゃくちゃ可哀想だし、イルカにそんなひどいことをせずにいられないゲイリーの精神状態が1番心配。ゲイリー、いちばん悲しい存在というか、病理がキツすぎる。「俺はこういう手段しか取れないんだよ」みたいなことを自分でも言ってたけど、自分の思い通りにならなかったものはぜんぶズタズタに傷つける、って生き方しか知らないのが深刻。それなのに最終的に里緒にほっとかれてこの物語全体からも置き去りにされたまま終わる。そこはちゃんと回収してほしい。 村山由佳が色んなところに行ってイルカとたくさん泳いで、それを踏まえて出来た小説なんだなっていうのはものすごく伝わってくるけれど、その他の部分で言葉が足りなくて勿体ないかなあと感じる小説。
0投稿日: 2021.09.14
powered by ブクログ海とイルカと音楽。 声を失った少女の愛と再生の物語。 海に抱かれ、イルカと戯れ、チェロを奏でる。 リオのそんな海外生活に少しの憧れを感じた。 最終的に彼女が選んだ相手に正直驚いたけど、 愛の形はそれぞれ。
2投稿日: 2021.02.02
powered by ブクログクラシック音楽(作中にも出てくるし、ドヴォルザークのチェロ音楽)を聴きながら読んでほしい。 海やイルカの描写がキレイでとても贅沢な気持ちになれます。 読書×音楽は贅沢で、没入できる時間。 村山由佳さんの異性を求めるシーンは、嫌らしくなくて女性の心にジーンと響く描写だなと思いました。
1投稿日: 2020.05.18
powered by ブクログ2回目を読み終わりました。 1回目に読んだ時よりは主人公の気持ちの揺れ具合に共感できるものがあった。 同じ村山由佳さんの本なら野生の風の方が好きだけど、こちらもわりと好き。 エピローグ的なものがもう少し見たかった。
2投稿日: 2020.01.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
過去記録。7年前。 大阪時代、住んでいたアパートの横の小さな本屋さんでフラッと購入。海の話がいいなと探していて。最初のシーンが海を感じる好きな感じだったと記憶している。 2016/12/2記録
0投稿日: 2016.12.02
powered by ブクログ良くも悪くも村山さんの作品って感じ。 ムキムキ・マッチョな男と一見、貧相でか弱いカンジだけど芯は強い幸薄いカンジの女性とのあいだの恋。 村山さんの作品を読み始めた頃に読めばもっと感動しただろうな。
1投稿日: 2016.01.09
powered by ブクログ2015/3/31声の出ない女の子がオーストラリアでイルカを世話しながら、ほかの障碍者の世話もする本。そんなにえろいはなしにもっていこうとしなくてもいいのに。。。と思う部分もあった。
0投稿日: 2015.04.05
powered by ブクログ登場人物が外国人だとやはり人物把握に時間を要します。ゲイリーの印象が物語の中で何度も更新されました。 読んでいる最中、常に海、そして青を感じながら読み進めていましたが作中で一番印象に残ったのは ”淡いピンク色の小さな粒が無数にわき上がり、波の動きに合わせてゆうらりゆうらり揺れながら、海面へ向かって浮かび上がっていく。~中略~数億の卵たちがたゆたい、揺れ、音もなく、果てしなく浮かび上がっていく。風に散って舞い上がる夜桜を、スローモーションで見ているようだ。” このシーンです。一年に一度の特別な夜の描写ですね。グレートバリアリーフに起こるこの奇跡のような光景をぜひ目にしたいと思いました。 読了後、非常に心地良くなりチェロの音を聴きながら南の島で海にプカプカ浮かびたいと感じる小説でした。
3投稿日: 2014.11.13ぼんやりした内容とも
突然言葉が出なくなるという障害を抱えてしまった主人公が,イルカの研究所がある島で,自分の生き方を取り戻して行く,という美しく絵画的なストーリー。 中で,人間の性(さが)が描かれる部分はあるものの,見方によってはなんとなくぼんやりした内容とも言える。 (この作家でこれまで読んだ作品と違い)イルカ好きの私がなんとなく手に取った作品でもあるので,こんなもんかという気もしますが,あまり高い評価はできません。
0投稿日: 2014.11.09
powered by ブクログ正直つまらなくて、最後の方は斜め読みだった。 イルカとの触れ合いや、オーストラリアの自然の描写、チェロの奏でる音など、文章はさすがに綺麗で情景が目に浮かぶようなのだけど、たぶんヒロインに魅力を感じられなかったのが、つまらないと感じた原因かな。 両親との関係がうまくいかなくなり、声を失ったという経緯は同情できる部分ではあるけど……周囲から愛され大事にされ、おまけに恵まれた環境でイルカと遊びチェロを弾き……十分恵まれてるじゃん、と思えてしまいました。
0投稿日: 2014.08.31透き通った世界
リオ,JB,アレックス,ダグ,ゲイリー,フィオナ。イルカを通して関わり合うさまざまな人々の透き通った心の世界が伝わってきます。 そんな世界のキーになる「フェルマータ・イン・ブルー」,もちろん,物語の中の曲なので,架空なのだけど,どんな曲なのか,すごく気になってしまいます。
0投稿日: 2013.11.10心が満たされる
村山さんの自然の描写が好きです。 頭の中にすっと浮かび上がる情景の描写がお見事。 海、空、イルカ、心・・・「青」という色が持ってる力を感じる作品。 読み終わって、静かに満たされてる満足感が良い!
0投稿日: 2013.09.25
powered by ブクログ極上の時間だった。 この本を読んでいると、たくさんの透明なもので心が満たされる。 静かな海やどこまでも続く水平線、澄んだ空、深く優しいチェロの音色、イルカたちの眼差し。 心の奥に傷をかかえながらも、痛くなるほど精一杯まっすぐに生きている人たち。 海の向こうの小さな島に、こんな世界が広がっていると思うと、なんだか頑張れる気がする。
3投稿日: 2013.03.21
powered by ブクログ香山リカの解説に小説のポイントが要約されている。ごく普通の読み物として面白く読めるが。言葉を失った少女がイルカによる癒しを求めてオーストラリアへ。そこから彼女を取り巻く人々との関係が動き出す。言葉はなくても気持ちが通じたり、取り返しのつかない行動が人を傷つけてしまったり・・・。深いものがある。
0投稿日: 2013.01.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小学校だか中学校の時だかあやふやだけど、ジャケット買い。 月並だけどイルカが好きだったので、さぞかし瑞々しい青春ストーリーだろうと思って読んでみたら、相当エロくてびっくりした覚えがある。 今思えば大人へのステップアップのきっかけになった本かも(爆 ずいぶん昔に読んだのに結構内容覚えてます。 主人公は声を失った女の子で、イルカセラピーを受けるためにオーストラリアに滞在。 この人物背景からおとなしくて繊細な子なのかなと思ったけど、結構ギラギラしてる子なんだって思ったのが印象に残ってる。 でも最後はいただけなかったなぁ。イルカ好きなだけにね。 残念だったのは声を取り戻すシーンとかあっけなかった気がするなぁ。 「えっ戻ったの?」って読んでて拍子抜けしちゃった。でも印象に残ってるけど。 「お前の声、意外とアルトなんだな」って友人に言われるとことか。 ドラマか映画にしたら面白いかも。 関係ないけど、そもそもなんで主人公はオーストラリアなんかに行ったのでしょう? 三宅島とか小笠原の方が癒される気がするけどなぁ。
1投稿日: 2012.10.05
powered by ブクログ少し前に読んだが、 いまだに海の青が脳裏に浮かぶ作品。 透明感があって 心にじわっとしみる感じが 未だに忘れられない。
1投稿日: 2012.09.22
powered by ブクログチェロの描写がとてもきれいで、音が聞こえてくるようです。 単行本の方の表紙も青で統一されていて、とてもきれいです。
1投稿日: 2012.09.04
powered by ブクログ青=海、フェルマータ=イルカの姿。精神的ショックから言葉を発せれなくなったリオが、野生のイルカを通じて、自我を取り戻していく。「イルカから癒しをもらう」という一方通行なアニマルセラピー的なものじゃなくて、心や身体をを通わせることに重きを置いている。
0投稿日: 2012.08.29
powered by ブクログ海とイルカの描写が美しく幻想的に描かれている。フェルマータ=音楽の記号名で延長(長めに)する感じで。
1投稿日: 2012.07.01
powered by ブクログなんだか少女漫画を読んでるみたいな感じ。読みやすいんだけど、私にはあんまりぴんとこなかった。。あんまり性の描写とか入れない方がいいんじゃないかなぁと個人的に思った。
0投稿日: 2012.05.21
powered by ブクログ中学生の時に村山さんを知り、無我夢中で読んだ作品の中の一冊。 最近出された「放蕩記」を読み終え、作者の思いや育った環境等を知り、また読み返してみようと思って再読に選んだ一冊。 タイトルや、表紙、イルカのもたらす人への癒し、海の魅力、チェロの奥深さ、私のストライクど真ん中でした。 私はこの作品でイルカに惹かれ、まだ実現できてませんが「いつか珊瑚の産卵を見たい」という夢を持ち続けています。 ただ、今回読み進めていく中で、どうしても主人公理緒の恋愛面での行動は私には理解に苦しむところがありました。 女として、男に惹かれる。その結果がゲイリーと関係を選んだとはいえ、「傷を負った」理緒があそこまで露骨に人を傷付けられるだろうか。それに激怒した彼の行動も、私には考えられないほどに残虐でした。彼がそこまで豹変するだろうか、と。 そして、突然のFin。 思わず、え、っと声に出してしまいました。 終わり方が唐突過ぎて私には消化不良でした。その後の彼らは想像にお任せします、では無責任ではないか。と、少し残念に思いました。事件や色んな人の思いがやっと見えてきたところなのに、もう少し描いて欲しかった。 ただ、理緒とBJの思いには温かなものを感じました。タイトルが「青のフェルマータ」、フェルマータは私のイメージでは永遠なのですが、人やイルカの命は永遠ではなく時間が限られている、その対比が悲しくもいとおしく思えました。 欲しいと思った時に手を伸ばさなければ、手にいれることは出来ない。若い時は命の終わりなんて考えもしない。無意識にこの日常が毎日続いて行くものだと思っている。だけど、人にフェルマータは無いのだ。そして、手にいれたいと手を伸ばしても、全てを手に入れることは出来ない。 そんなことをこのストーリーから感じました。
1投稿日: 2012.01.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
話の内容としては、声を失った少女が、声を取り戻すために、イルカのいる研究所に身を寄せる話。 そこで、いろんな人と関わりを持つようになる。 というような話。 とりあえず、この人は、こんな話を書くんだな……と、空気感を呑みこんだのが、第一印象。 今のところは、傷ついた女の人の話を書くのがうまい人なのかな? と、思ってるんですが、もしかしたらちがうかもしれません。 一冊目読んだところなので、次の本を読んだら印象が変わるかも。 なんというか…… 話自体は、よくある雰囲気だし、理解もできるんですが。 このラストは、僕の中にはないラストだな……と、思いました(苦笑) 自分ならこの選択はしない、的な意味で…… なんというか、このラストだからこそ、変に生々しくなってちょっと「ああ」ってなったかもしれないです。 あくまでも、個人的な感想なんですけど。 もうちょっとファンタジー的でも嫌ではないんですが……。 まぁ、それはそれ、これはこれ、ですよね。 現実って、ファンタジーじゃないし。 とりあえず、この作品は個人的には一回読んだら、もういいかな、という感じでしたが、別の話を読んでみたい、という興味はわきました。
0投稿日: 2011.12.16
powered by ブクログ素晴らしい作品でした。 声を失った里緒の周りにいる、アレックス、タグ、JB、ゲイリー、そしてイルカたち。 優しくて鮮明な景色描写と、登場人物たちの人柄に心をうたれました。 フェルマータ イン ブルー。 この作品は一生忘れません。
1投稿日: 2011.09.15
powered by ブクログ・わたしがこんなにも大事に思っているということを…自分もまわりも燃やしつくすような恋ではなくても、こんな静かな想いだってあるということを、彼に伝える方法が見つからない。 ・わたしがきみを大切にするのは、きみのためばかりじゃないんだ。きみだけが、私を生きている気にさせてくれるからなんだよ。 ・大事なものは、そのとき奪い取らない限り、二度と手に入れることはできないんだよ。あとになって後悔してみても遅い。2度目はないんだ。
0投稿日: 2011.07.29
powered by ブクログ声を失った主人公の心の動きを中心に描写されているんでしょうが、何かもう一つ切り込み方が足りなく感じられ、周りの人との関係も淡すぎる印象でした。 チェロの魅力は感じました。
0投稿日: 2011.07.06
powered by ブクログ両親の不和と離婚のショックで声を失ってしまった里緒。 治療のためにイルカが持つ癒しの効果(アニマルセラピー)を求めオーストラリアにやってくる。 そこで出会う様々な人々。 そしてチェリストJB。 おいしいコーヒーの入れ方シリーズの村山由佳の作品です。 まぁ、癒しですね、癒し。 うーんほのぼのとしていい感じなんですが ミステリィ好きな自分としては・・・・。 けどいいお話ですよ!!
0投稿日: 2011.03.26
powered by ブクログ両親の不和、離婚から言葉を失った里緒は、治療に効果的だというイルカとのふれあいを求めて、オーストラリアの島にやってきた。研究所のイルカの世話を手伝ってクラス彼女の島に住む老チェリストJBが贈る「フェルマータ・イン・ブルー」の曲。美しいその旋律が夜明けの海に響いたとき、海のかなたから野生のイルカが現れて──。 人は、誰もが自分の中に「痛み」を抱えているが、イルカたちとの触れ合いを通して、自分を見つめ直しながら一歩を踏み出していく様子が、とても感動的だった。海や波に関する描写は、実際に目の前で展開されているかと錯覚するほど幻想的だった。 ただ、物語の中で、ゲイリーにもう少し救いを与えてあげてもよかったのではないかと思う。彼もまた、とても哀しいものを背負った人間なのだから。
2投稿日: 2011.03.23
powered by ブクログ2009/03/27読了 もう、すばらしい作品でした。 オーストラリアの美しい青の世界。イルカとの遊泳シーンの美しさ。 村山先生の一番好きなところは、こんな風な情景が、詳しくても余分なことが無く、目の前にぐわっと拡がっていくように錯覚するくらい、描写がうまいこと。 そして人と人の関係とか、エロチシズムなところは、徹底的に追いかけること。 オーストラリアの海も空も青も、恋も 大好きな私の欲求を満たしてくれる作品でした。 アレックスとタグに支えられ JBとチェロにも支えられ 少しだけ声を取り戻したリオだけど この先、声を完全に手に入れることが出来るのかな。彼女の心が折れないことを祈って。 パーフェクトブルーに恋をした。
2投稿日: 2011.03.10
powered by ブクログイルカと泳ぎたくなる、心温まる(?)一冊。 R指定かけてもよいような気がしないでもない内容だったり何だり...
1投稿日: 2010.12.23
powered by ブクログ読んだのが高校生だったので、今読めばきっと印象がまた違うのでしょうが・・・。 登場人物が年上ばかりだったというのもあると思いますが、イマイチ入り込めない部分がありました。 でも、人を傷つける人、傷つけられた人、癒す人、色々な人がいて、人の過ちというのも様々なのだという印象があった気がします。
0投稿日: 2010.11.22
powered by ブクログ声を失くした少女、 自閉症のおんなのこ、 療養中のチェロリスト、 そしてイルカ。 これをみてイルカが神みたいなパワーを持ってるなんて思わないで欲しい。 表現は細やかで美しかったけれども、ラストとリオがあまり好みではなかったのでー1。
1投稿日: 2010.11.08
powered by ブクログ高校の図書館の先生にオススメされてはまった村山由佳の記念すべき1冊目。 ページをめくってすぐにその表現力に引き込まれたのを憶えている。
0投稿日: 2010.10.01
powered by ブクログ里緒の年頃の頃に両親の仲が良くなかった光景を見ているだけでも 精神的に病んでしまいそうですが、更に輪をかけて離婚後に母が発した 言葉は酷いと思いました。 いくらノイローゼになっていたかもしれないけれど、 自分の娘に対して言う言葉ではないと思いました。 それによって結果的には里緒は言葉を話すことができなくなってしまったので。 難病に冒されているJB、その娘のフィオナ、彼女のボーイフレンドのゲイリーなどここに登場してくる人は心の奥に何か傷を負っています。 里緒のように話せないという形で心を閉ざしてしまう場合もありますが、 それも出来ない心の傷というのもとても辛いものだと思いました。 けれどJBはいつも里緒の気持ちを汲み取り優しい言葉をかけたり、 時には冷たく突き放して里緒の自立の為にも力を貸していて とても心強い人だと思いました。 本の読み始めの頃はJBは若い人と勝手にイメージをしていましたが、 読んでいくうちに娘がいる年頃だと思いびっくりしてしまいました。 歳を重ねているからこそ里緒に対して人生の教訓などが 納得させられるものだとも思いました。 その中でも印象的なのが 大事なものはその時強引にでも奪い撮らない限り、 二度と手に入れることはできないんだ。 後になって、どんなに後悔してみても遅い。 二度とはこないんだよ。 これは何にでも当てはまりそうです。 その一瞬を大切に生きるということではないでしょうか。 里緒は最初は野生のイルカには触ることも出来ずにいましたが、 この島の人を通じて、そして癒しとなるイルカの本能に近づくことができて 自分のかつて好きだったチェロを奏でる事ができて良かったと思います。 人間だけでは治療できない心の病、心の傷をここではイルカが 癒してくれますが、他の動物でもセラピー犬などもいるように 人と動物は切っても切れず、持ちつ持たれずだなと思いました。 里緒は話すことができなかったせいなのか、 元々持っている性格なのか分かりませんが、 心と身体がアンバランスのような気がしました。 少女だと思うと大人の女性のようなこともあるし・・・ 舞台がオーストラリアの島なのでビーチや海などの自然なことが 細かく描写されていて、夕暮れの海などがすぐに思い浮かびました。 イルカの行動もとてもリアルに書かれていたのでとても親しみが湧きました。 やっぱり自然の美しさと人間の心の温かみには勝てずとても沁みる作品でした。
0投稿日: 2010.08.29
powered by ブクログ心の傷があり声が出ない少女。でもチェロの名手。彼女に音楽を教える名人(無名だけど)。何頭ものイルカ。その調教師。癒しを求めイルカに会いに来るさまざまな人たち。いわゆる自閉症的な少女。 舞台はオーストラリア。できすぎである。でも,心が洗われるような気持ちになるのは確か。特に時々はいってくる印象的なフレーズには,時に涙が出る。 「もしかすると人は、相手に対して自分がしてあげられたことの結果をその目で見る時、初めて、そこにいることを天から赦されたような気持ちになれるのかもしれない」 小説としては,最後になって無理矢理結末をつけているようで裏切られた感じ。それさえなければステキな宝石のような物語なのに。 2006/4/28
0投稿日: 2010.08.28
powered by ブクログ何だか終盤に行くにつれてがっかりしてしまった。 物語りの展開を焦っている感が否めなくて、最終的に全て放り投げて終わってしまった感じ。 きっと心に響く人ももちろんいる深い話なのだろうけど、 自分的にはどうしても駄目だった。
0投稿日: 2010.08.23
powered by ブクログ自然というものを通して、大事なことを学んだ気がする。イルカを通じて、生あるものと人間との関わりについて考えさせられる作品。
0投稿日: 2010.07.17
powered by ブクログ1番好き。 音楽と 失声と 年の差と ・・・(T□T*) 感情移入しすぎてしまうのであまり頻繁に読むと疲れてしまう(笑
0投稿日: 2010.07.13
powered by ブクログ大学の時はちょいちょい読んでたけど、大人になったら読まなくなってしまった。 ほんと久しぶり。 イルカだとか、ヒーリングだとか、センセーショナルな話題を取り上げてはいるが、結局のところは、他のお話と一緒で、「原罪」を抱えた人間が、立ち直ってゆく、という、普遍的なテーマを取り扱っているものだと思う。
0投稿日: 2010.04.30
powered by ブクログトラウマから声が出せなくなった主人公りを。 全部を自分のせいにして閉じこもるりをの気持ちが なんだか痛々しくて、分かる気がして、切ない。。 個人的にはりをとJBの関係を応援したい!! あと、イルカと触れ合いたくなった(o^-^o) (2007.01メモ→2010.04ブクログ)
0投稿日: 2010.04.14
powered by ブクログ表紙の爽やかさに反して、丁寧ではあるのだが描写が容赦ない。イルカに傷をつけて傷口に十字架を埋め込むなど、私は少し苦手だった。また、私だけかもしれないが、主人公の感情の変化についていけず、読んでいて取り残されたようであまりのめり込めなかった。結末が書かれておらず、結局どうなったのかがわからないところですっぱり切れている。
0投稿日: 2010.01.24
powered by ブクログ購入済み 内容(「BOOK」データベースより) 両親の不和、離婚から言葉を失った里緒は、治療に効果的だというイルカとのふれあいを求めて、オーストラリアの島にやってきた。研究所のイルカの世話を手伝って暮らす彼女に島に住む老チェリストJBが贈る「フェルマータ・イン・ブルー」の曲。美しいその旋律が夜明けの海に響いたとき、海のかなたから野生のイルカが現れて―。心に傷を持つ人々が織りなすイノセントでピュアな愛の物語
0投稿日: 2010.01.24
powered by ブクログ【あらすじ】 両親の不和、離婚から言葉を失った里緒は、治療に効果的だというイルカとのふれあいを求めて、オーストラリアの島にやってきた。研究所のイルカの世話を手伝って暮らす彼女に島に住む老チェリストJBが贈る「フェルマータ・イン・ブルー」の曲。美しいその旋律が夜明けの海に響いたとき、海のかなたから野生のイルカが現れて―。心に傷を持つ人々が織りなすイノセントでピュアな愛の物語。 【感想】
0投稿日: 2010.01.06
powered by ブクログ結局どうなったの?、と終わり方が気になった作品。 でもイルカとかチェロの演奏がでてきたりと、綺麗な場面も多数。 その曲聴いてみたなと思いました。
0投稿日: 2009.12.04
powered by ブクログ言葉を失った少女が主人公のピュアな小説。 自然が溢れる環境と、イルカ達が出てくる癒しのお話。 たまに無性に読みたくなる作品です。
0投稿日: 2009.09.01
powered by ブクログ『青のフェルマータ』は人物の心情面だけでなく、 物質世界での顛末をキチンと書いてほしかった。 物語が進む間、主人公たちをドキュメント番組のカメラが追っているんだけど、結局どういう番組ができて、どういう反響があって、それが主人公たちにどういう影響を及ぼしたかが書かれていないのだ。もちろん「お文学」ではよくあることなんだけど(『柔らかな頬』とかひどかった!)、村山由佳はそういうところにもケリをつけてエンターテイメントとしてもキチンと完結させてくれる人だと思っていたのでちょっと肩透かしをくらった。
0投稿日: 2009.06.22
powered by ブクログイルカとその周りにいる人々に徐々に癒されていく少女りお。 飼いならされたイルカと野生のイルカ。老いたチェロリストJBへの思いと、暴力ものゲイリーへの思い。 自分の心の底にある気持ちを理解できたとき、彼女は少しずついやされていく。 失った声とそこから見える現実。 読んでいるだけで、その美しい情景描写に癒されます。
0投稿日: 2009.06.07
powered by ブクログ▼概要 里緒は両親の不和、離婚のきっかけを作ってしまったと、声を失う。 父親に連れられて治療に効果的だとイルカとのふれあいを求め、オーストラリアへ。 研究所の手伝いをして暮らす彼女に、チェリストのJBが送る「フェルマータ・イン・ブルー」。 美しいその旋律が夜明けの海に響いたとき、野生のイルカが現れて―? 悪名高いゲイリーとの関係、自閉症のキャロル=アン、JBの娘・フィオナ― 心に傷を持つ人々が織りなすピュアな恋愛物語。 ▼感想 読み終えても、何だかすっきりとしなくてもどかしさが残った。 マイナス思考、優柔不断な主人公に苛々させられて、あまり好きになれなかった。 ゲイリーと結局どうなったのかも書かれていない。 里緒がJBとどうなったのかも分からない。 一から十全てを書くのがいいことだとは思わない。 むしろ「ご想像にお任せ」くらいの方が好き。 だけどちょっと材料不足というか…少なくともこの後どうなったのか匂わせる文が欲しかった。 違和感があるところもいくつかあった。 ゲイリーが動物好きなのかどうかがよく分からない。 子犬を虐待したと思えば、野生のイルカと戯れ、と思えばそのイルカを痛めつける… 動物好きの私には、読んでいて痛々しくてたまらなかった。 悪いことばかり書いたので、良いところも。 「言葉の大切さ」を改めて認識させられる本。 里緒のように、本当に伝えたいことがあっても、言葉が出ないから伝えられない。 JBもフィオナに「もっと愛してると言ってあげれば」という後悔もある。 だからできるだけ、自分の気持ちを相手に伝えることの大切さを伝えた小説だと思う。
0投稿日: 2009.05.04
powered by ブクログ最近スポ根小説が多かったので違う雰囲気の小説を読みたいと思い、久しぶりの村山作品。 心の傷からくるストレスで声が出なくなってしまった主人公リオのお話。 オーストラリアが舞台です。 あたりまえに思っていたモノって失くしてからその大切さに気づくんだよね。 その欠けた事を埋めるのってすごく難しい事だと思います。 あと親に自分の存在を否定されることは一番辛い。 村山作品は本当に癒されます。 とくにこの小説は特別かな。 村山さんってなんでこんなに風景描写がキレイなんだろう。 行ったことない土地なのに頭の中でその風景が思い描けるんだよね。 そういう作家さんってなかなかいないと思います。 海とイルカの描写は本当にキレイ! あーオーストラリア行って海でイルカと泳ぎたい。 あと文章もすごく好きです。 心の染みる言葉たちばかりでした。 やっぱり村山作品好きだな〜と再認識。 最後は、え?これで終わり?って感じ。 村山作品好きなんだけど消化不良が多いのが…。 まあそれはそれで、すごく良い終わり方なんだろうけど。 とりあえず、今回はフィオナが本当にかわいそう。 海すき、音楽好き、イルカ好きの方は是非読んでみてください。 たとえば、六色しかない色鉛筆――言葉というものは、そういうものじゃないかとわたしは思う。 自分の今の気持ちになんとなく似た色はある。色どうしを混ぜ合わせたり、組み合わせたりすれば、かなり近いところまではたどりつける。でも、そこまでだ。今の気持ちを、100パーセント正確に表せる色は、結局、自分の心の中にしかない。 人は傷つけるたびに、いちいちきみみたいに傷ついていたら、たしかに何もしゃべれなくなっちまうだろうさ。だけど言葉ってやつはな相手を傷つけもする代わりに、すでにつけられた傷を癒してやる手伝いもできるんだ。もちろん、万能じゃない。でも、無能でもない。ただ便利な道具ってだけだが、便利なのはけっこうなことさ。使い方と使いみちさえ間違わなければ、人生とかいうイケ好かないやつともそれなりに楽しんで付き合える。そういう便利な道具を、きみは取り戻したくないのか?
0投稿日: 2009.02.23
powered by ブクログ沖縄行きの空港で買った1冊。 現地のホテルで読んでると、その季節、場所にピッタリな舞台で 読んでいて気持ちよかった。切ない。恋物語。 最初から最後まで綺麗な感じでした。
0投稿日: 2009.02.13
powered by ブクログ現在出ている「村山由佳」の小説の最後に読んだ。 今までなぜか倦厭していたけど、読んでみたら、すごく沁みてきてよかった。
0投稿日: 2008.11.06
powered by ブクログ読んだ後、あまりいい気分になれなかった。 最後ひどい事をしていったゲイリーがどうなったかとかも書かれていなかったし。 傷つきあいながら、相手を振り回す主人公の自覚のある優柔不断さもあまりいいものと思えなかった。 ただ、冒頭の描写は、海の鮮やかな色彩が目に飛び込んでくるようで、そこは良かった。
0投稿日: 2008.10.30
powered by ブクログおそらくこれが最後の読んだことのない村山由佳の作品。感想としては、不完全燃焼かな。もう少し話を続けて書いてもいいんじゃないのかなと感じる。里緒の恋に関してもそうだし、ゲイリー自身にしても、救いようがなさすぎる。彼の心のケアはどうなのか?どうせ作品を書くのであれば、脇役のことも最後までつづって欲しいと思う。
0投稿日: 2008.10.05
powered by ブクログ海、イルカ、音楽。 私の好きなものが沢山詰まったその背景に惹かれて読んでみた。 今では私の大好きな本の一つである。 結末も好き。
0投稿日: 2008.08.28
powered by ブクログ村山さんの小説はほんと「その後」が気になるまま終わる 「ご想像におまかせ」なんだろうな そういうとこも良さげ
0投稿日: 2008.07.16
powered by ブクログかなり最初の方は良かったんですが・・・最後の最後で俺は凹んだ。 なんでだろ…言葉に出来ないんだよな、この感情。
0投稿日: 2008.06.10
powered by ブクログ村山由佳さんの小説。 言葉を失ってしまった里緒が、オーストラリアへ治療のため、イルカとのふれあいを求めにやってくる。 このお話の舞台になっている島。 ブリスベンにいる時に、1度いったことがある、たぶん、モートン島じゃないかな? JBが贈ったチェロ、フェルマータ・イン・ブルー 野生のイルカとのふれあい 里緒を支える、アレックスやタグ 自閉症をもつ、キャロル=アンと里緒やイルカ達とのふれあい あとがきに、癒す側のことを書きたかった、と書いている村山さん。 誰かを癒す、労わるって、こういう意味なんだと思った。
0投稿日: 2008.05.19
powered by ブクログ声を出すことができない私 イルカたちと触れ合うことによって声が出るかと思ったが まったく。 そこの研究所で仲良くなったおじいさんに恋をする。 年の差2桁。20歳以上。 彼はもうすぐで寿命だ。 突き放されそうになり、必死に声を探して…
0投稿日: 2008.05.10
powered by ブクログ悪人が登場しない。誰もが傷を抱えながら、いたわりあって生きていこうとする。 心温まる感じ。 風景描写が美しい。フレーズが印象的。甘すぎない、傷つきすぎない、恋愛小説。 #たとえば、六色しかない色鉛筆━言葉というものは、そういうものじゃないかとわたしは思う。 どきりとした。
0投稿日: 2008.04.28
powered by ブクログ声を失った少女里緒がイルカとの交流を求めてやってきたオーストラリアの島。 心の声を表現するチェロの音色。 時に目を伏せたくなるような辛い出来事に遭遇しながらも、強く生きる里緒とそれをとりまく人々のあたたかさに心がじんわり。 傷を癒せるのは結局、なんとか療法などではなくて愛の力なのです。
0投稿日: 2007.10.21
powered by ブクログ本当に綺麗な物語。涙が止まらないのは僕だけでしょうか?切なくて悲しいのに、登場人物はみんなどこかあたたかくて、読み終わるとなんだかやさしくなれたような気がする。
0投稿日: 2007.09.17
powered by ブクログ水族館に行ってイルカを見たくなりました。話の流れは私の先入観と違っていて、 少し残念なような。意外とTV局が出てきたりして現実的でした。
0投稿日: 2007.09.10
powered by ブクログイルカに癒され、海に癒され。 心の傷と向き合う方向を、なんとなく教えてくれるような作品。 このタイトルが、音楽好きな私にはgood♪
0投稿日: 2007.06.10
powered by ブクログ誰もが抱えている心の傷。どう向き合い、どう乗り越えていくか…。正解はないけれど、何かを示唆してくれる小説。
0投稿日: 2007.05.30
powered by ブクログ友達に薦められて読んだ作品。 『BAD KIDS』のほうが好きだけど、でもよかったです。青のフェルマータ、というタイトル通りのお話。もちろん海が舞台っていうのもあるけれど、それだけじゃなくて、人と人との関わり合いとかが。ぶつかり合ったり、修復できないような諍いは起こるけど。それでも、深くて、ゆったりして、澄んでいて。そんな海のような。
0投稿日: 2007.05.15
powered by ブクログ青という色に、世界を与えている本。チェロという楽器のしらべを聴きたくなるね。イルカとやっぱり泳いでみたいな。宇多田ヒカルのアルバム「ULTRA BLUE」と一緒に読むと尚良い。
0投稿日: 2007.03.01
powered by ブクログ真っ青な海を泳ぎたくなる,イルカに会いたくなる,優しさが詰まった一冊。裸で海にぷかぷか浮かぶ主人公をたまらなくうらやましく感じた記憶がある。
0投稿日: 2007.03.01
powered by ブクログベストオブ年の差恋愛。と書いてしまうと何だか軽く感じますが、ラストの場面で、涙が止まらなくなりました。作品全体の雰囲気がとても好きで、思わずイルカに会いにいきたくなってしまいました。
0投稿日: 2007.01.22
powered by ブクログ癒されるなぁ、オーストラリアのエメラルドグリーンの海、泳いでいて『素肌と水との境目がわからなくなる』ほどの一体感。
0投稿日: 2007.01.21
powered by ブクログキャロル・アンとの出会いがリオを変えるきっかけであったはずです。イルカも、リオよりよわい生き物です。そして同様に、キャロル・アンも。 私がはじめて読んだ村山由佳の本です。この作品をきっかけに、小説と彼女の作品を読み始めました。
0投稿日: 2007.01.20
powered by ブクログ子供の頃の出来事がトラウマとなって言葉を失った少女とイルカとの友情の話。 友情と言っていいのかわからないけど、何か深いところで2人はつながっていた気がした。 イルカと泳ぐということが想像できないからなんとも言えないんだけど、泳げたら楽しいんだろうな。 イルカへの観点が少し変わったということもあった。 あの人はどうなったの?イルカは?など疑問符だらけで終わってしまったので、続編があれば見たいな。 きっとないだろうけどね。。。
0投稿日: 2007.01.03
powered by ブクログ泣いてしまった。 イルカと音楽を通じて、言葉を話せなくなってしまった女の子が生きていく姿が描かれている。
0投稿日: 2006.11.24
powered by ブクログ過去の強烈なトラウマによって、言葉を失った主人公とイルカが触れ合う物語。 イルカには、きっと人を癒す不思議な力があるのだろうと信じている人にはお薦めです。 僕は信じているので。 言葉って、微妙ですよね。 時には人を傷つけてしまい、時には人を助けたり癒したり。 だから大切に、慎重に選んで使わないといけないな〜と思います。 物語の展開自体は、多少ベタにすすむ(意外性はあまりない)感がありましたが、この作家の情景や心情の描写力はすごいと思いました。 主人公の気持ちが伝わってきたり、主人公の奏でるチェロの音色が心に響いたり。 「青のフェルマータ」、聴いてみたいな〜。 (2005/12/25)
0投稿日: 2006.10.23
powered by ブクログ読んでいて、文章の中に色が見えてくるような感じの作品だと思いました。 終わりの部分は村山由佳さんならでは!デシタ
0投稿日: 2006.10.11
powered by ブクログオーストラリアの美しい海と、やさしいイルカ。 きれいな風景が目に浮かぶお話。 彼女の著書のなかでは一番大好きです。 とても癒される一冊。
0投稿日: 2006.07.28
powered by ブクログ以前、図書館でハードカバーのを借りて読んだので、筋は知っていた。でも、また新鮮な感じがしたし、以前とはまた違う印象を持った。小説の途中で出てくるさまざまな言葉がすごく心に響いた。
0投稿日: 2006.07.17
powered by ブクログこれもすごく好きです。オーストラリアに行ったりしてずいぶん自然に触れ合ったせいもあるかもしれませんが、自然というものがすごくありありと目の前に浮かんで。切ないお話ですが、どこかに救いのある穏やかな小説だと思います。フェルマータばかりの楽譜、素敵だと思いませんか。
0投稿日: 2006.03.11
powered by ブクログ舞台は日本から遠く離れた、オーストラリアの孤島。 日々の精神的ショックから言葉を失ってしまった主人公のリオ。そんなリオがこの島を舞台に、時には深く傷つき、時には心を開きながら自分の心の傷と格闘していくストーリーです。 この物語で重要となってくるのが大自然の海と、その海を住処とするイルカの存在。野生のイルカと出会う事によって、リオは少しずつ自分の心の拠り所を見つけ出し心に余裕を持っていくんですね。けれど、途中でリオの心の傷をさらに深くするような悲劇もあって余計に現実の厳しさを痛感させられる作品でもあると思います。 友人でありリオの隣に住んでいる、アレックスとダグラス。 チェリストであり、いつもリオを近くで支えてくれる優しいJB。 精神的な病を持ったまだ幼い少女、キャロル=アン。 そして、何度も傷つけられ大嫌いだったはずなのに、いつの間にか惹かれてしまう、ゲイリーの存在・・・・・。 日本にいては決して体験する事の出来ないような島の自然の美しさも、実際に現地に行きイルカと接したりもした村山サンの書く文章がより現実味を与えてくれて、美しい風景が頭の中をよぎります。 自分の心の傷とは、どのようにして向き合えばいいのか?深く考えさせられ、最後は傷ついたリオだからこそ、これからは光に向かっていける。そう思い優しい気持ちになれる作品。イルカの持つ不思議な力にも、非常に興味をそそられました^^
0投稿日: 2005.10.29
powered by ブクログ両親の不和、離婚から言葉を失った里緒は、治療に効果的だというイルカとのふれあいを求めて、オーストラリアの島にやってきた。研究所のイルカの世話を手伝って暮らす彼女に島に住む老チェリストJBが贈る「フェルマータ・イン・ブルー」の曲。美しいその旋律が夜明けの海に響いたとき、海のかなたから野生のイルカが現れて──。心に傷を持つ人々が織りなすイノセントでピュアな愛の物語。
0投稿日: 2005.10.29
powered by ブクログストレスで声が出なくなってしまう主人公。イルカセラピーを求めてオーストラリアの島でのお話。複雑な恋愛小説ですが・・・ちょっとエロィ。(中学の読書感想文の題材にした作品なんですけどね・・・)
0投稿日: 2005.10.25
powered by ブクログ村山由佳作品で最も好きな一冊。美しい自然と心に傷をおった人々の交わり。高校生の頃読んで泣きじゃくった記憶があります。
0投稿日: 2005.08.30
powered by ブクログ文章や物語は平凡だけど、とにかく村山さんらしい情景描写の綺麗なお話です。人に傷つけられた心が、人によって(作中ではイルカも1つの要素ですが)ふさがれます。主人公の「里緒」の周りにいる人達のやさしさが身にしみました。疲れてるときに読みたい癒し系の本です。
0投稿日: 2005.06.02
powered by ブクログ村山作品4本目なのですが。 ……心に傷を負った主人公の「再生」を偉大な自然の風景と共に描く――というパターンがすべてに共通していて、さすがにワンパタなんじゃねえのかという気がして来ました。主人公の恋人役はどうしていつもいつも年上なんだろう、とくに女性主人公の時はだいぶ離れた年上になるんだろう、趣味なのかなあと勘ぐってしまったりとか(笑) いや、そんなケチをつけずとも、面白いことは面白いんですが。主人公が自分に贈られた「フェルマータ・イン・ブルー」という曲を演奏するシーンや、野生のイルカとともに海を泳ぐシーンなんて、透明感があってとってもキレイだし。 この人の小説はやっぱり最初に読んだ「すべての雲は銀の……」が一番好きだなあ、と思います。男性主人公だからかなあ。そうかもなあ。(2004/9/17)
0投稿日: 2005.01.20
powered by ブクログ『超』王道を驀進する作品。 喋ることの出来なくなった少女の心を描く名作。彼女の心をえぐる出来事に自分の心もえぐられた。
0投稿日: 2004.12.11
powered by ブクログ声を失ったりおが、イルカと、チェロと、その土地の様々な人々との触れあいでだんだん声を取り戻してゆくお話。最後、りおが電話で声を発するところで涙が出ました。
0投稿日: 2004.11.17
powered by ブクログ村山由佳さんの本。 青い海、弦楽器、若い女性、えちぃ展開、etcと、自分の好きな要素満載です。全体的に開放的な雰囲気なのもGood。外国っていいですなぁ。
0投稿日: 2004.10.15
powered by ブクログ村山さんらしい暖かな作品。 結局、何度読んでも何が言いたいのかよくわからないけれど。 オーストラリアの海を知っているので、海に抱かれる感覚はよくわかります。 いつかイルカとともに泳ぎたいと思ってしまう作品です。
0投稿日: 2004.09.28
powered by ブクログ言葉を失った主人公が治療のため、オーストラリアで生活する。 島でのイルカとの生活、綺麗な青い海、チェリストJBとの関係・・・。 恋愛小説でもありますが、私はこの本を読んでいる間「青」のイメージが浮かんでいました。 それはこの作品の中で、海が多く登場するからでしょう。
0投稿日: 2004.09.28
powered by ブクログ村山由佳の青のフェルマータを読みました。今回は、ちょっと面白くなかったですね。残念ですが、物語の練りがちょっと足りなくて散漫な物語になってしまっています。
0投稿日: 2004.07.18
