
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本屋さんでおすすめってなってたので、購入。 思ってた以上に面白かった。甲斐姫が誰よりもかっこいい気がしてならない・・・。
0投稿日: 2011.04.30
powered by ブクログ戦国武将の常識をくつがえす 不思議な魅力をもったのぼう様 身分を越えてみんなに愛され 誇りをかけて大軍とたたかう
0投稿日: 2011.04.18
powered by ブクログ始めての時代小説、こんなにおもしろいのかとただただ衝撃!意地と意地の戦いがかっこいい!いつの時代も仲間の信頼が1番の武器だなぁ。
0投稿日: 2011.04.15
powered by ブクログ「それが世の習いと申すなら、このわしは許さん」二回目ののぼうの城読了。「戦いまする」成田家臣団が戦を決意した場面何回読んでもぞくぞくする。坂東武者達かっこいい。戦国時代の漢たち素敵。
0投稿日: 2011.04.14
powered by ブクログ短時間で激変する福島原発の状況が気になって、昨夜はあまり眠れず。止むを得ず未読の本より選んだのが、「のぼうの城」。上下分冊ながら、一気読みで完読。歴史小説にしては若い作者だけあって、台詞や話のつなぎ方が現代的ではあるものの、個人的には問題なし。むしろそれがストーリーをドライブしており、まさに「ノンストップ戦国絵巻」。いいんじゃないでしょうか。
0投稿日: 2011.04.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本書の内容に参考文献に書いてあったとまるで解説付きの時代劇物語でなかなか興味深くなる。憎めないキャラの長親(ながちか)の事をもっと知りたい。気になってしょうがない。と下巻に即読みつづく 秀吉の闘いかた「水攻め」という作戦を初めて知り辟易させられた。
0投稿日: 2011.04.05
powered by ブクログXMDFで読み始めた。 忍城攻めの本はこれで三回目だと思うが、長親がずいぶん格好良く描かれていた。あっという間に戦が終わってしまい、もっと長親は正木丹波の活躍が見たかったので残念だ。甲斐姫のその後のことがとても読みたい。
0投稿日: 2011.04.05
powered by ブクログこのお殿様、のぼう様、でくのぼう様という意味だが、本当に優れた殿様かどうかは最期の最期まで、解らなかった。 ただ、こんなお殿様だから助けなきゃと家臣、百姓までが助けようとした話である。 ただ、現代ではこんな社長がいたら即その会社は倒産だ。 やはりこの時代特別の家臣百姓の殿様とのつながりが読み物としては 面白い。 が、最期は想像通り、降参となっているのだが、この物語は過程の面白さがすべてかなと思う。
0投稿日: 2011.04.03
powered by ブクログ小田原征伐の際の忍城攻防戦を描いたこの作品、登場人物がいずれも魅力的で、ストーリーに惹き込まれます。歴史的考察というよりはエンターテイメント性を重視しているので、歴史ものが苦手な方でもすらすらと読めると思います。 読了日 2010年10月
0投稿日: 2011.04.02
powered by ブクログ行田市にある忍城を舞台とした歴史小説。 忍城は、現在の熊谷市を拠点とした成田氏によって 文明年間(1469~86年)の初め頃に築城。 上杉氏、北条氏との戦いにも落城せず、戦国の世を生き抜いた名城と言われています。。 「のぼうの城」の時代は 天下統一を目前とした豊臣秀吉が関東平定のために 関東最大であった北条氏の小田原城を落城させんとする頃合。 成田氏は北条氏に属していたため、同じくして攻められる対象となるところから始まります。 タイトルにもある「のぼう」とは、 成田家一門の長親氏のあだ名「でくのぼう」を略して「のぼう」様のこと。 史実に基づいた展開になることは承知しているものの、 登場人物の背景や性格が細かく描かれているので 「のぼうの城」世界にすっと入ってしまいます。 最初、人物を理解するのに時間がかかりましたが、 どんどん入り込んでしまい、上巻の後半からの展開に惹きつけられます。 下巻から、どのような動きに発展するのか、楽しみです。 忍城HP http://www.city.gyoda.lg.jp/15/04/12/meisyo/osizyou/index.html
0投稿日: 2011.03.31
powered by ブクログこういう時代モノというか戦国モノは読んだことがなかったので、なかなか難しく頭にあまり入ってきませんでした。が、それでも読ませるというか……下巻が楽しみです。
0投稿日: 2011.03.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これは、久しぶりに見事な肩透かしをくった1冊、いや2冊。 面白いぞー、面白いぞーとの世間的評判にのっかって 期待度120%で読んでしまったから? 作者のレトリックが性に合わないから? 人物や戦いの描写が浅いから? たぶん、一番の理由はのぼう様の心のうちを一切表現せず 主人公に共感するとっかかりが最後までつかめなかったからだ。 とは言いつつ、この飄々として、鈍で、つかみどころがないのぼう様の 人間的奥深さや器量を伝えるために、 のぼう様の主観で書くと答えを明かすようで、 これまたつまらなくなるので、 部下や取り巻く人々の想像や憶測で主人公の人物像を 描いていくのはとても正しい判断に思える。 だから、自分には合わなかっただけなのだ。 でも、題材はとても魅力的。 映像化したら、面白そうな気がする。 犬童一心、樋口真嗣のダブルメガホンだけに期待がかなり高まる。 あっ、いかん、いかん、あまり期待し過ぎるとよくない。 どーせ面白くないんでしょう的な冷淡な心構えで 映画を待つことにしよう。
0投稿日: 2011.03.23
powered by ブクログテンポも良く映画になる理由がよく分かる。その分深みのようなものがいささか足りない。歴史資料の少ないテーマから如何に面白い話を紡ぎだすかが歴史小説の醍醐味でもある。そのような面では力量を感じる(エンターテーメントとしてだが)ものであった。ただ、上下巻にする必要はあるのか?という疑問が残る。
0投稿日: 2011.03.23
powered by ブクログ非常に面白かった。 忍びの国より自分には面白かった。マネージメントのヒントになるような事も書かれているように読めた。下も期待できます。
0投稿日: 2011.03.18
powered by ブクログ正直歴史小説はベースとなる知識がなかったため食わず嫌いしていたが、その不安はほどなくかき消された。 軽妙な文体と個性ある登場人物に引き込まれ、自分も忍城の一員となった気分で読むことが出来た。戦国時代の大きな流れを知っていればさらに面白く読むことが出来るだろう。 武将や村人達の描き方は各々の特徴をフィーチャーすることで印象づけることで、親しみを覚えるとともに、物語の全体像を把握しやすくなるという効果もあった。 最近の大河と似た手法かも知れないが、私自身はこの本を期に歴史小説に興味を持つことができ、とても満足している。
0投稿日: 2011.03.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
だいぶ前に購入していたものを、やっと読了(上巻のみ)。 映画化もされる話題作。 表紙のオノ・ナツメ氏も話題か? 正直歴史小説はあまり得意ではなく、今作も所々にはさまれる史実にうまく入り込めなかった。 物語としては、「のぼう様」と呼ばれ愚かだとされていた城主が、実はとても力のある人間なのかもしれない、という興味深い内容である。 上巻は、これから戦が始まるというところで終わる。 今後の展開が気にならなくはない。 また、機会があれば下巻も。というまでにとどめておこうと思う。
0投稿日: 2011.03.10
powered by ブクログ歴史物、実はそれほど得意じゃないけど読み易かったしかなり面白かった。上巻はいよいよ戦が開始される直前までだが、のぼう様が何考えてるか分からない上にでくの坊かもしれないけど、とても魅力的。劉備玄徳、いや劉邦に近い人物像かなぁ。下巻に期待しつつ★4つ。
0投稿日: 2011.03.10
powered by ブクログ2011年の映画化を前提に城戸賞受賞作『忍ぶの城』を書き直した、とのことで、以前から読んでみたかったのだが、いつの間にか文庫化していたので即購入。 上下巻で分かれているので、ここでは上巻の感想のみにするが、まず一々史実説明が多い。歴史小説とは言えフィクションなのだから、もう少しキャラクターが立つ書き方をするべきなのでは、と感じた。前提として、登場人物の歴史背景をそのままに小説内に投影させたいのならば、「某は後の何々に云々と記されているが、」等、講釈が長いのは飽きる。それほどまでにリサーチが出来ているのであれば、思考や所作の描写に力を入れるべきだと思う。
0投稿日: 2011.03.09
powered by ブクログ実話だそうですが、これは全く知らなかったですわ。 上巻は登場人物のそれぞれが抱えている背景を説明し感情移入が出来ました。 主役である、のぼう、がどう言う人物か掴み所が無く判断出来ませんが、それがまた良いですね。 まさか開戦の決断をするとは、読んでいても、登場する家臣と同じで、えっ? と本当に思ってしまいました。 (゚Д゚≡゚Д゚)エッナニナニ? 読みやすく世界に入り込みます。 話題作だけあって、これは歴史小説が苦手な人にもお勧めです。 ヽ〔゚Д゚〕丿 ハイスゴイスゴイ
0投稿日: 2011.03.06
powered by ブクログなるほど、それで「のぼう」か。 細部に余計な蘊蓄をごちゃごちゃ入れてないので展開がリズミカルで読みやすいです。 時代劇に似合ういい言葉の選び方する作家さんだと思う。
0投稿日: 2011.03.04
powered by ブクログ傑作だ。和田竜のエンターテインメント性は抜群。でくのぼうの成田長親という男にグイグイ引き込まれていく。敵軍の大将・石田三成が惚れるのも納得。 ボーッとしているようでありながらも、どんな窮地に立たされても判断に迷わない。一見、アホな行動に見えても、すごく考え抜かれた意味のある行動だったり。個性豊かなプレイヤーをまとめる監督は、こうあるべきなんだというのを痛感する。さまざまなタイプの優秀な部下を抱えるのんきな部長さん的で、現代社会のサラリーマンのよう。敵にも味方にも好かれる姿は、部下にも取引先にも好かれる類まれなる部長さんだ。 敵である石田三成がこの男を前に珍しく動揺し、戦略を誤る辺りは頼りない武将に映るが、最後のシーンはあまりにカッコイイ。「終」の章には男の美学が詰まっている。 オノ・ナツメのカバー絵も最高! 9月には映画が公開されるが、野村萬斎は長親をどう演じるのか。。。イメージがちょっと違う気もするけど。。。
0投稿日: 2011.03.04
powered by ブクログ時代小説はニガテ。でもこれは、ストーリーに惹きこまれて、読み進めている。映画化きっかけで手に取ったけど、下巻も早く読みたい。
0投稿日: 2011.03.01
powered by ブクログ2011.2.28 読了。 一昨日から、39度の熱にうなされ。病院の待合室で、読み終わった。 これは、映画化したくなる小説だ。 登場人物のキャラクターがたっていて、ストーリー展開が面白い。 下巻も楽しみだ。
0投稿日: 2011.02.28
powered by ブクログよかった!!面白かったです! 埼玉のお話、ということで親近感があったことも評価につながったと思います。笑
0投稿日: 2011.02.23
powered by ブクログ盛り上がってきたところで上巻が終了。「しょうがねぇなぁ、あの仁も」と笑いながら涙を拭うところには、正直うるっときた。いいね。
0投稿日: 2011.02.22
powered by ブクログ豊臣秀吉の備中高松城への水攻めに魅せられた石田三成は、いつか己もこんな戦がしたいと心に秘めていた。それから時は下って秀吉が北条氏の小田原城を落城させようとするとき、三成は武州忍城攻めを下知される。その忍城には、農民からでくのぼうの「のぼう様」と呼ばれる男がいた。 説明が丁寧で読みやすいけれど、それだけに全体の流れをそぐこともあるかな、という印象。 歴史物なので結末はわかっているのだけれど、どうなるんだろう、という期待感で上巻を読み終えた。まだ上巻だと舞台が整った、という状態なので、下巻に期待。
0投稿日: 2011.02.21
powered by ブクログ上巻でプロローグが終わって、いよいよ下巻からが佳境といった印象。歴史ものが苦手な方でも楽しく読めるのではないかと思います。登場人物が魅力的で、丹波のカッコよさや和泉の男気が爽快でした。わたしの好きな石田三成がこの後どのように忍城を攻めていくのか、歴史上の結果は知っていますが、筆者によってどのように描かれていくのか?そしてのぼう様はどう迎え撃つのか?さっそく下巻を読み始めようっと♪
0投稿日: 2011.02.20
powered by ブクログ歴史小説は難しくて読んだことがなかったけれど、表紙とタイトルに惹かれて読み始めた。文体は読みやすいけど語彙が難しくて辞書を片手に。 下巻からじわじわ面白くなってくる。
0投稿日: 2011.02.19
powered by ブクログ「のぼうの城」読了。雑感 → 信長の野望やってたけど、のぼう様は全然知らんくて、忍城攻防戦も聞いたことなかった。ただその分新鮮ですごく面白かった。 この時代のリアルな男の生き様を感じてちょっとインスパイアされたっぽい。 てかこれが映画化されるって..マジか。。 #dokusho
0投稿日: 2011.02.19
powered by ブクログ戦国期、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じた。そのなかに支城、武州・忍城があった。周囲を湖で取り囲まれた「浮城」の異名を持つ難攻不落の城である。秀吉方約二万の大軍を指揮した石田三成の軍勢に対して、その数、僅か五百。城代・成田長親は、領民たちに木偶の坊から取った「のぼう様」などと呼ばれても泰然としている御仁。武・智・仁で統率する、従来の武将とはおよそ異なるが、なぜか領民の人心を掌握していた。従来の武将とは異なる新しい英傑像を提示した四十万部突破、本屋大賞二位の戦国エンターテイン
0投稿日: 2011.02.19
powered by ブクログ戦国時代の歴史小説はこれが初めて。人物や時代背景に対する予備知識がないから苦労するのでは、と思っていたが余りの読みやすさに感動した。 上巻は如何にして開戦に至ったかを描写するに止まっているが、両陣営のキャラクターがそれぞれしっかりしているので、両陣営が・各キャラクターがどういった戦いをしていくのか下巻への期待が高まるばかりだった。
0投稿日: 2011.02.18
powered by ブクログ理知的でありながら誇り高き男「石田三成」に対し、 でくのぼうを略し「のぼう様」などと呼ばわれ、 何をやっても不器用な大男、「成田長親」が言う、 「武ある者が武なき者を足蹴にし、才ある者が 才なき者の鼻面をいいように引き回す。これが人の世か。 ならばわしはいやじゃ。わしだけはいやじゃ。」 この両雄が相まみえた戦国史に残る「忍城水攻め」だ。
1投稿日: 2011.02.17
powered by ブクログ序盤はどんな人物がどんな所でどんな状況下で生きているかの描写が続くため、ゆるゆるした印象を受ける。歴史小説あるある。その分、後半からの盛り上がりかたが堪らない。 どうなるの!?と、かなり気分が高揚したまま下巻へと突入。じわじわと登って下り、一気に降下するジェットコースターのような上巻。
0投稿日: 2011.02.13
powered by ブクログキャラクターはどのキャラも結構すきです。 他の方も書かれている通り、「歴史ものを読んでみたいけど難しそう…」という人やエンターテイメント小説としては良いのでは。 が、個人的に気になった点をいくつか。 ・当時の地名や単位の後に現在の地名や単位をカッコ書きで補足 ・文中にちょいちょい挟まれる「現在でも丸墓山は~」など 物語に入り込もうとすると上記のものがよく出てくるので引き戻されました。当時の地名などをカッコ書きで補足は許容範囲ですが、特に「現在の~」などの現在のことを説明されると、今はこの時代に入り込みたいのに…と思ってしまいました。 あとがきで「現在は~」と語ってくれるぶんには大歓迎なのですが。 下巻から盛り上がり部分があるので上は★3つくらいで。
0投稿日: 2011.02.12
powered by ブクログ下が楽しみ。戦国物ってもっと堅いイメージだったけど、三成、丹波メインで読みやすかったな。肝心な、のぼう様がこの巻では最後しかかっこよくないけど 笑
0投稿日: 2011.02.11
powered by ブクログこれはなんだろう、たしかに新しい歴史英雄譚ではあるけど、豪傑とか俊敏冷徹とかそういうお侍の話ではないのね。 ほんとにあほなんかな。 でも、脇役がめちゃくちゃ魅力的でぐいぐいぐいぐい読まされる。
0投稿日: 2011.02.09
powered by ブクログ歴史小説にしては簡単、なんてレビューもありますが、 歴史小説初めて、かつ日本史が大の嫌いだったので、難しかったです。 ほとんど理解できず。。。 とりあえず一通り下巻まで読み切って、また再読してみようかなと。 長親のキャラクターはいばってなくて、武将らしくなく好きです。
0投稿日: 2011.02.09
powered by ブクログ■内容説明[Amazonより-ここから-] 2011年映画化原作!戦国エンターテインメント大作 戦国期、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じた。 そのなかに支城、武州・忍城があった。周囲を湖で取り囲まれ「浮城」の異名を持つ難攻不落の城である。 秀吉方約二万の大軍を指揮した石田三成の軍勢に対して、その数、僅か五百。 城代・成田長親は、領民たちに木偶の坊から取った「のぼう様」などと呼ばれても泰然としている御仁。 武・智・仁で統率する、従来の武将とはおよそ異なるが、なぜか領民の人心を掌握していた。 従来の武将とは異なる新しい英傑像を提示した四十万部突破、本屋大賞二位の戦国エンターテインメント小説! [-ここまで-] 通勤時に読める本を探しとって、たまたま手にとった。 「本屋大賞二位」に惹かれて。やっぱし本屋さんは本のプロだと思うきね。 あと装画がオノ・ナツメさんで純粋にカッコえかった。 上には四十万部て書いてあんだけど、俺の買った文庫本の帯には 「累計100万部突破」の文字と「マイ・ベスト本!爆笑問題・太田光」の文字。 ふむ。とても面白いようだ…。 しかし手にとったときの本の厚みに多少不安になった。上下巻あるのだが、やけに薄い。 さて、本の内容にある通り戦国時代てことでとても有名な武将が沢山出てくる。 好きな人はとてもワクワクすんじゃねかと思う。 豊臣秀吉や石田三成、大谷吉継… 彼らの描写は正にエンターテイメント小説らしくカッコ良く 時に漫画のような少し美化された感じだ。 だけど、ここが一番俺の中でしっくりこなかった部分でもある。 歴史小説だから、やっぱし史料に基づいての人物描写だと思う。 だけど容姿端麗な様子であるとか性格であるとかそういうところを美化しておいて、 唐突にその人物背景を淡々とした史実で筆者が語る。違和感である。 物語の要である忍城・城代成田長親に関してもそうだ。 筆者が読者の想像力に任せたいのか、筆者目線でのドラマを感じて欲しいのか または史実を軸に読み解いていって欲しいのか 一体どれなのか俺にはわかんなかった。 まさか全部?うーん…。 とても興味そそられる面白い題材なだけに、エンターテイメント小説としてトコトンいっても 良かったんじゃねかなと思う。 2011年に主演・野村萬斎さんで映画が公開されるみたいやき、 映像での補完を期待しつつ!
0投稿日: 2011.02.08
powered by ブクログ映画化を前提に書き直したという事で、序盤からエンタメ要素に富んでる。いったいどこまでが真実でどこからが演出なのかは判らないが、のぼう様こと成田長親の不思議な人柄に引き込まれ、時に吹き笑いしながら読んだ。時代が現在の大河ドラマ「江」とかぶる事もあって興味深い。まぁ江姫は下巻に入っても出てこないと思うけどね。
0投稿日: 2011.02.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずっと気になっていた本をとうとう購入。 「のぼう」って何? という疑問があっさりわかってしまったのは、 良い意味で拍子抜け(笑)。 上巻はまだ序盤戦といった感じか? 明日からは下巻へ。 いざ参る!!
0投稿日: 2011.02.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
メモ 忍城城代成田長親VS石田三成 秀吉の小田原攻めの一環で水攻め。 のぼう=木偶の棒 映画の原作。
0投稿日: 2011.01.24
powered by ブクログふだん「でくのぼう」から「のぼう様」と呼ばれている城代・成田長親、石田三成2万の兵に城を囲まれ、三成の使者に「城を開渡すか、戦うか」をせまられ「戦いまする」と言ってしまう。「強き者が強きを呼んで果てしなく強さを増していく一方で弱き者は際限なく虐げられ踏みつけにされ、、、、、愚直なだけが取り柄の者は踏み台となったまま死ねというのか。それが世の習いと申すのなら、このわしはゆるさん。」と言い切る長親。この言葉には感動した。のぼう様の為なら仕方がないと農民まで立ち上がる。はたして長親は「将器」を持っているのか。下巻が楽しみ。
0投稿日: 2011.01.23
powered by ブクログ秀吉の天下統一ちょっと前の戦国時代の話。 上巻を読んでるときは何度もめげそうになったけど、合戦メインの下巻にはいったらスラスラ読めた。 主人公の属する国の人は、歴史的にもあまり有名じゃない(と思う)んだけど、登場人物ごとの説明が丁寧で感情移入しやすい。 あとがきにも書いてあったけど、一般的な合戦のイメージと違った戦いが描かれているから、そこが新鮮で、おもしろい。
0投稿日: 2011.01.20
powered by ブクログ天下統一まであと一歩迫った豊臣軍。 関東最大勢力の北条氏を削ぐため小田原城を落城を狙い、 また北条側の成田家の忍城へも石田三成を送り戦を仕掛ける。 豊臣は天下統一直前、ノリにのった時期、 兵力差は石田軍2万と農民含めても成田家は2千と1/10。 成田長親は"のぼう様(でくのぼう)"と呼ばれる愚昧っぷり… だけど、百姓たちからの"城主を守ってやらないと" という庇護欲からくる士気だけは充分。 なんとも漢魂に火がつく設定。 馬鹿にされっぱなしの長親だけど誇りは心の中に持っている、 腰を抜かしても屈辱には怒り震える。 これはもう人徳というか憎めない造詣で、 また周囲を囲む家臣たちが能力ものばかり。 このバランスの良さでエンタメ感がグッと上がる。 おまけに想像に起こし易い描写、 史実も資料を交えつつ説明的になりすぎず、 且つ胡散臭さもない「なるほど」となる分かり易さ。 「時代もの」の敷居の高さが俄然低くなる。 敵対する豊臣軍勢もなんとも魅力的。 秀吉の豪胆で下品にまで行きそうな派手っぷり、好きだわー。
0投稿日: 2011.01.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
器というものを考えた一冊。 器が大きいということ=すごい男というわけではなく、自然と人間力によってその人の器に入ってしまう。 そんな男が器の大きい男だと思えた。 だらしない男が絶対に勝てないであろう戦いを始め、そんなだらしないが器の大きな男の人間力により一致団結して巨大な敵と戦う歴史上の話。
0投稿日: 2011.01.19
powered by ブクログ関東を制する北条家の支城、忍城。天下統一を目指し圧倒的な勢力を誇る秀吉軍を前に、領主・成田氏長は北条家を見限り秀吉への内通を決めていた。しかし氏長が北条家篭城中に城代を任された「のぼう様」こと成田長親は、秀吉側の横柄なふるまいが許せず開戦宣言をしてしまう。秀吉の軍2万に対し、成田家の軍はわずか500。長親は身体の大きさと、あまりの不器用さから、百姓までもでくのぼう呼ばわりされるほど、ぼーっとして何を考えているか分からない人物。だが放っておけないので皆から好かれている。 周囲を湖に囲まれた忍城に、秀吉より忍城攻めを任された石田三成率いる軍が迫ってくる。 おもしろい!!
0投稿日: 2011.01.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
和田さんの文章は面白いな!と和田さん小説との始めての出会いでした。 個人的に大谷吉継の印象が変わったような。まだ病気発症前(?)だからかもしれませんが。まさか風呂に。 印象というよりも見方が変わったのはやはりのぼうさま。素敵でした。それでも最後まで何を考えているのかわからない素敵な殿方でした。 映画化されますがぜひ再現してほしいですね、特にお風呂のシーン(笑)
0投稿日: 2011.01.13
powered by ブクログ豊臣秀吉による関東征伐に、北条が屈しようとしたまさにその時、石田三成の軍勢が支城である浮城との異名を持つ忍城に迫る。のぼう様と呼ばれただめ城代の成田長親は、降伏開場ではなく戦う事を告げる。高貴なまでのプライドと農民からも慕われている人柄で大軍に向かう孤高の戦い。なぜかほのぼのした雰囲気の面白いタッチで描く歴史小説だ。
0投稿日: 2011.01.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
忍城攻めの話。 敵味方共に個性的な登場人物揃いで、ドラマ性もあり一気に読めます。 「のぼう様」は賢いのか愚かなのか本当に捉えどころのない不思議な人物で、もっと知りたくなりました。 話の締め方も爽やか(あっさり?)な感じで好きです。 今まで歴史小説に手を出したことがないひとにもオススメ。
0投稿日: 2011.01.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
歴史物、戦物の小説はいくつか読んでいるのですが、登場人物のキャラクターが強く出ていること、話の展開の速度がちょうどいいように感じました。 上巻ということで話のクライマックスまではいかないのですが、さてこれからというところで終わるので「下巻も買おう。これは気になる」となるはず。
0投稿日: 2011.01.09
powered by ブクログ史実をもとにした歴史オモシロ小説。 日本統一を目前にした秀吉の大群に対し、勝ち目のない戦に挑む、 北条家の支城、忍城の奮闘がすごい。みたいな話。 上巻だとまだピンとこなかったなあ。 こんなんで大丈夫なの?相手すごいけど。 という状況が始終続く。 これ、どうなるの?
0投稿日: 2011.01.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
豊臣秀吉や石田光成が落とせなかった不思議な作りの城を舞台にした歴史エンターテイメント小説。 時代小説はあまり読んだことがなかったので免疫が無かったけどこれは何のストレスもなくスラスラ読めました。 時代小説は名前の長い登場人物が沢山登場して誰が誰だか解らなくなるのが個人的に辛いところですがこの作品は敵も味方もキャラ付けがしっかりされているのでそれが無かったです。 あとそのキャラ付け故にエンターテイメント性も高く感情移入しやすい。 解り易くキャラ付けされた登場人物たちが格好良いことを言いながら物語を動かしていくのはバトルものの少年漫画の様なとっつき易さ。 特にのぼう様こと成田長親のキャラが今までの豪傑で肉食系な戦国武将とはかけ離れた、だけど強烈な個性の持ち主なので戦争モノでありながら 笑いどころも多く悲壮感がない。かと言って緊張感がない訳ではない。 それが何を考えてるのか解らないのぼう様という素材の強みかもしれません。 あと最後までのぼう様が凄い智将なのかただの仲間に恵まれた天然なのか解らないのもこの作品この人物の魅力のひとつだと思います。 最近読んだ本の中では群を抜いてワクワクしたし笑えたし読み終わるのを惜しく感じる作品でした。 映画化楽しみです。
0投稿日: 2011.01.03
powered by ブクログ戦国好きなら、言葉にするだけでワクワクする『石田三成対忍城』 その映画化となれば、見たいに決まっているでしょう・・・・・ ・・・・と言いながらも恥ずかしながら原作をまだ読んでいませんでした。 まぁ~読み始めてすぐ“虜”です。 こんなにおもしろい歴史小説は久しぶり。 史実とフィクションの組み合わせで、そのミックスが絶妙。 読んでいるだけで情景が浮かんできます。 いいものも悪いものもなく いいところも悪いところも全部描写して なんて清々しい小説なんだと思いました。 個人的には大好きな『大谷形部』が、病む前の姿で登場してきて最高です。 まだ上巻しか読んでいません。 下巻を今から読みますが、間違いなく今日の紅白よりも熱中しそうです。
0投稿日: 2010.12.31
powered by ブクログいままで、歴史モノが司馬さんの作品しか読んだことがなかったからかもしれないけど、それに比べるととにかく読みやすい。それは悪く言えば軽いともいえるのだけど。一気に読み進めて読了できた。 それだけ内容は疾走感があり、爽快感もあった。両陣営の思惑が交差してるのでドキドキ、ハラハラ。長親の心が読めないところがまたいいですね^^; 後半は胸が熱くなりました!!! 幕末以外読んだことなかったけど、戦国時代にも興味がわいてきた。下巻が楽しみです^^
0投稿日: 2010.12.30
powered by ブクログ歴史小説は苦手と避けていたが読んでみると読みやすく様々な登場人物の考えが絡み力押しな石田側と百姓と手を組み団結する長親側という構図がわかりやすく楽しめた。
0投稿日: 2010.12.28
powered by ブクログ成田長親は架空の人物だと思いこんで読んでいました。実在する人なんですね。もちろんこんなキャラクターではなかったのでしょうけど。なんだかヌボっとした感じで、もし身近にこんな人がいたらイジメてしまいそうですが、大きな人だったんでしょうね。昨今の学校教育では幼いうちに排除されて育たない個性だという気がします。映画では野村萬斎が演じるそうです。楽しみです。
0投稿日: 2010.12.25
powered by ブクログ戦国武将というのは知才と武辺とカリスマ性を総合してステータスが高いものがなるというう印象がある。 そんな一般論みたいなものを覆すのが「のぼうの城」の主人公成田長親である。ただでかいだけで侍はおろか百姓にもばかにされる始末の彼。しかし、だだの馬鹿ではない。愛すべき馬鹿なのである。馬鹿が故に国をまとめあげ、遂には天下人豊臣秀吉でも落城できなかったのぼうの城の戦にせまる歴史小説。 何が良いってのぼうの城の天然要塞ぶりに萌える。湖に浮かぶ城とかファンタジー要素甚だしい。今はもうのぼうの城のあった現地へ行っても当時の面影はなにもないらしいけども。なので、映画化されたことでどんだけ再現されるのか非常に楽しみだ。 読み終わった感想としてはちょっとあっさりしすぎではないかなと。そこが粋なんだよと中尾彬のノリで言われたらそうですよね、と言うしかないけどね。あれよあれよといつの間に読み終わってたんで迫力が欲しかった!舞台とか人物像が素敵だっただけに掘り下げて書いて欲しかったかな。
0投稿日: 2010.12.21
powered by ブクログ内容はともかく上下1冊に合わせてほしい、という出版社への抗議で★−1。 下巻での舞台装置へ導入するための序盤だけで終わってしまい残念。
0投稿日: 2010.12.19
powered by ブクログ「武ある者が武なき者を足蹴にし、才ある者が才なき者の鼻面をいいように引き回す。これが人の世か。ならばわしはいやじゃ。わしだけはいやじゃ」 この一節にさしかかったとき、私の全身に鳥肌が立ちました。私の心がボッと炎と燃えた気がしました。何かしら熱いものがこみ上げ「ウォー」と雄叫びをあげんばかりに激したのです。この瞬間、私はこの物語の主人公・のぼう様(成田長親)にのぼせ上がったと言えましょう。 理知的でありながら誇り高く熱い男、石田三成に対し、「でくのぼう」を略し「のぼう様」などと呼ばわれ、何をやっても不器用な大男、成田長親。この両雄が相まみえた戦国史に残る「忍城水攻め」。武士が武士であった時代、男が男であった時代に、時と場所を得た強者どもが存分に戦う。そのような男どもに囲まれた男勝りの甲斐姫の恋。「のぼう様」の戦に馳せ参じ、命を賭す百姓どもは男のみならず、女、子どもまで。登場人物の生き生きとした様に心躍らせ、熱き思いに涙し、戦国の荒ぶる心に昂進する自分がいました。 私の大好きな本に加わった一冊でした。
0投稿日: 2010.12.18
powered by ブクログ登場人物は魅力的。下巻への期待が持てます。 序章の毛利攻めにおける水攻めが本編のきっかけになるなど 三成の人物造形が面白い。
0投稿日: 2010.12.18
powered by ブクログ上巻はまだ戦は始まってないが、「のぼう様」や石田三成を始め強烈な武将たちが物語を動きまわっている。 予測不可能な「のぼう様」もすごいが、周りがすごい個の強い武将ばかりで主人公の影がないぐらい。他に百姓達もかなりの存在感を示していたりと、ここまでキャラが自己主張しまくってるのにどうしてか綺麗にバランスがとれてる。 上巻だけなので、なんとも言い切れないが、かなりおもしろそうな雰囲気が出てる!これほど続きが気になるのは初めてかもしれない。
0投稿日: 2010.12.16
powered by ブクログ2010/12/15 最初はなんだかなぁと思ったけど、だんだんおもしろくなってきた。 後半が楽しみ。
0投稿日: 2010.12.16
powered by ブクログ時代物エンタメ。勢いに乗って読みきれました。丹波や和泉、農民たちなど、のぼう様を取り巻く人々が魅力的。ただ内容がライトすぎる気がする。戦とかあっさり!って感じで終わる。上下巻でなくともよかったのでは?まあオノナツメのイラストが2つ楽しめると思えばありか。
0投稿日: 2010.12.08
powered by ブクログ石田三成が手こずった忍城の攻防戦を舞台にキャラ設定豊かな武将達が活躍する。のぼう様?てっきり天才軍略家かと思って読んでみたら実は・・・(笑)
0投稿日: 2010.12.08
powered by ブクログ説明が多いから疲れる。でも歴史本として読めばなかなか面白い。 小説というよりは正に歴史本。下巻が楽しみ。
0投稿日: 2010.12.06
powered by ブクログ戦国期、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じた。その中に至城、武州・忍城があった。 周囲を湖で取り囲まれた「浮城」の異名を持つ難攻不落の城である。 秀吉方二万の大軍を指揮した石田三成の軍勢に対して、その数、僅か五百。城代・成田長親は、領民たちに木偶の坊から取った「のぼう様」などと呼ばれても泰然としている御仁。武・智・仁で統率する、従来の武将とはおよそ異なるが、なぜか領民の人心を掌握していた。従来の武将とは異なる新しい英傑象を提示した四十万部突破、本屋大賞二位の戦国エンターテイメント小説! (裏表紙あらすじ引用) 普段はどうしようもなくても、 『いざ!』というときに本気になれるってのは大事だと思う。 てか、BASARA3の大谷行部のイメージがあって、 かなり違和感を感じてしまう・・・。 下巻に続きます・・・
0投稿日: 2010.12.04
powered by ブクログ司馬作品以外、歴史小説には、興味がなかったのに、この本は、文庫化したら、読みたいなと思っていた本。 時は、戦国。 兵力僅か一千騎、武州忍城に領民からも、のぼう様(木偶の坊)と呼ばれる城代が存在した。 秀吉方約二万の大軍を指揮した石田三成勢に、対抗できるのか。 幕末がすきで、戦国時代なんて、殿方が、好むものと思っていたのですが、読んでみると続きが気になりました。 歴史小説が、苦手な方にも、楽しんでもらえる本だと思います。
0投稿日: 2010.12.03
powered by ブクログめちゃくちゃおもしろい!!!日本史の苦手な私でもおもしろくてすいすい読める!戦国時代の男たちが男気爆発でカッコよすぎる!下巻も楽しみ!!!
1投稿日: 2010.11.30
powered by ブクログキャラや短文でのテンポよさはあるけど、文章としてはいまいちかな。唐突に現代からの解説はいるから、のめり込みにくいし。
0投稿日: 2010.11.30
powered by ブクログ文庫になったら買おうと思ってうきうき待っていた本。けど待っていた期間が長すぎて、確かに読んだはずのあらすじをすっかり忘れていたので新鮮な状態で読み始められました。そうか思いっきり関ヶ原手前ら辺の話だったのね。架空なファンタジーだと思い込んでた。 両軍がじわじわ戦のほうへと傾いて行く様にどきどきします。ひっくり返すのはやっぱりのぼう様で、でもまだ得体がしれない感じがするので先がとても気になる。 なにより登場人物がとても魅力的です。百姓含めた忍城の前向きで体育会系のノリも楽しい。とてもどこか自覚をしながら破滅へ向かってる人たちには見えない。 いそいそ下巻を読みはじめようとおもいます。 あと帯に映画化の文字が!!野村萬斎さんですか!!見なきゃ!!
0投稿日: 2010.11.30
powered by ブクログ普段は“うつけ”でもいざというときには・・・ 最初は「噂ほどの本か?」よ思ったけど、引き込まれますね。開戦を宣言した場面は、興奮しました♪ すぐに下巻に飛びつきました。
0投稿日: 2010.11.25
powered by ブクログ上巻は、会戦までって感じですね。 登場人物の、人となりとか、背景とか、そんな感じでした。 のぼう様が、なんだか愛らしかったです。
0投稿日: 2010.11.24
powered by ブクログ読みやすく、サクサク読み進めます。が、話し自体は余り深みの無い印象を受けました。 好みかもしれませんが,書き方によってはもっと面白くなったような気もします。 ただ、この、“のぼう”と言う男は何を考えているか読めなくて、魅力的です。 詳細まで描かれている訳ではないので,映画化しても本の方が面白かった・・・というよくあるパターンにはならないのでは無いかと思います。
0投稿日: 2010.11.24
powered by ブクログ歴史小説好きなのと、帯が派手だったのでちょっと期待しすぎてしまった一冊。ラノベだと思って読むとすごく楽しい気がします。
0投稿日: 2010.11.23
powered by ブクログ屋大賞で二位になった戦国時代を舞台にした小説。上下巻の上巻なので、本格的な戦になるまでの話が中心。サクサク読めるが、まだ盛り上がりに欠ける感じ。下巻に期待。
0投稿日: 2010.11.23
powered by ブクログ初・戦国時代ものでした。ハードカバー発売時話題になってたので、文庫化で手をとってみる。 知らない人や歴史説明、本編、引用、時間軸前後でなかなか読みづらさも冒頭部ありましたは、戦部分はたしかにいわれているとおりスカっと。します。 家老3人の魅力に助けられたかなぁと。
0投稿日: 2010.11.22
powered by ブクログ上巻を読んでいるときは、 はいはいよく調べたねーえらいえらい(棒読み)という 感じの文章にイライラしましたが、 下巻に入ってなんとか勢いを取り戻したかな。 これは完全にキャラ立ちの勝利でしょうね。 でもなんか読んでて違和感・・・。 著者のことはよく知りませんが、小説家ではなく 漫画家とか脚本家と言われた方が頷ける。 ストーリ自体は面白いだけに 上手い人が書いたらもっと素晴らしい作品になっただろうなと 思わずにはいられません。
0投稿日: 2010.11.21
powered by ブクログ(上下共通) 三成とか有名人の若い頃やら、忍城の家老連中やら、主人公の脇がしっかり固まっていて、読みやすくて面白い作品でした。 時代小説が苦手な人も読みやすいんじゃないかな。 特に、下巻の合戦シーンなんか、華がある感じ。 映画化するそうだけれど、はて、主人公より脇の配役が難しそうな。
0投稿日: 2010.11.21
powered by ブクログ中盤から面白くなってきた。 各キャラ設定が見えてきて活きてくるとワクワクのノンストップ。 下巻が楽しみ。
0投稿日: 2010.11.19
powered by ブクログ上巻でまとめて。 マニアしか知らなそうな地味な合戦が、帯みたいに、 ハリウッド的活劇に読めちゃう。 登場人物が今風に解説されるので、 感情移入もしやすいし、キャラ付けも分かりやすいし。 主人公側の武者が、クセが有るのにみんな痛快。 歴史小説嫌いでも無問題。 主役より石田三成役が、本当においしいと思う。 と、表紙並べると格好良いね。
0投稿日: 2010.11.17
powered by ブクログうーん、まずはこの小説は新書の様に1巻にした方がいいと思う。 歴史小説は最初読み辛いが、だんだんと慣れてくるもの。 戦を決意する、わしはイヤじゃの前のくだりは良いな。 それと登場人物の心情が語られる ( ) の表現が読み手をキュッと引き付ける感じがする。
1投稿日: 2010.11.16
powered by ブクログ野村萬斎が主演で映画化されると聞いて、読んだ。 オノナツメが表紙書いてたので、認識はしてたんだが。。。 期待しすぎたせいか、話の流れにちょっと拍子ぬけ。 もちょっとドラマティックでもよかったような。
0投稿日: 2010.11.14
powered by ブクログおもしろかったー! 久しぶりに歴史小説を読みました。司馬遼太郎を彷彿とさせます。 映画化って帯がついて、文庫本になっていたので、買ってしまいました。 小太郎の左腕も早く文庫化しないかなー。
0投稿日: 2010.11.14
powered by ブクログ表紙を手がけたオノ・ナツメさんに釣られました。 時代物ですが、歴史に関わることはその都度説明してありますし、歴史に疎くても楽しめると思います。 ただ、冒頭はやや退屈です。 そこを乗り越えると一気に引き込まれるので、しばし辛抱して読み進めてみてください。
0投稿日: 2010.11.14
powered by ブクログ去年一年埼玉に住んでいたんですが、あの土地でこんなドラマがあったのか!と驚きながら読みました。戦国時代には詳しくないので・・・。 歴史小説は作者の登場人物にかける想いが時々重苦しくなってしまうことがあるんだけど、この小説はそういうことがなく、良い意味で軽い感じの印象を受けました。 新しい、といえば大げさなのかもしれないけれど、大御所(?)な作家さんの描いた歴史小説とは一線を画しているのかな、と思います。 簡単に読めてしまう一方、登場人物のせいなのか、史実自体のせいなのか、ストーリーの盛り上がりに欠けるような気がするのが残念です。
0投稿日: 2010.11.13
powered by ブクログ戦国時代でも、有名な忍城水攻めが舞台。 上巻は登場する人物たちの紹介や状況などが主になっていて、忍城が戦に突入するまでになっている。 それぞれが面白い人物たちなので、下巻が楽しみ。
1投稿日: 2010.11.13
powered by ブクログ戦国時代のヒーローたる武将のイメージとはかけ離れた のぼう様こと成田長親が総大将を務める忍城を、 石田三成率いる大軍が攻め落とそうと襲い掛かるー。 上巻は、登場人物たちの設定や性格、関係などを 明らかにするようなくだりが多く、最初はなかなかリズムに 乗れず、そんなに面白いとも思わなかった。 戦が始まってからが面白い。 歴史小説だけど、小難しくはない。 いたって文章自体は、とても読みやすい、親しみやすい印象。 それにしても、ボリューム的に上下巻に分ける必要は まったくない気がする。 最近、本当にそういう本が多い・・・。
0投稿日: 2010.11.12
powered by ブクログ2010.11.11読了。 上下巻で完結なので、一旦ここで途中評価。 戦国時代をテーマにしたお話だが、めちゃくちゃ面白い! 人間性で選ばれたリーダーってすごいなって思う。 引っ張っていくだけがリーダーではなく、一番大切なのは 信頼されて周りがついてきてくれるかどうか。 周りを巻き込むにはどうしたらいいか、少し参考になるかも。 話は面白いので早く下巻が読みたい。
0投稿日: 2010.11.11
powered by ブクログ読みにくい本だと初めは感じたけど、風変わりな『のぼう様』にぐいぐい魅力された。映画になるようだけど配役がどうなるか楽しみ!
0投稿日: 2010.11.11
powered by ブクログ読みやすい時代小説だった。もっとバトルするのかと期待したけど、終盤にかけて盛り下がった気がする。この終わり方がリアルなんですね。
0投稿日: 2010.11.08
powered by ブクログ『武あるものが武なき者を足蹴にし、才ある者が才なき者の鼻面をいいように引き回す。これが人の世か。ならばわしはいやじゃ。わしだけはいやじゃ』 忍城。石田三成率いる大軍の寄手を撥ね返し、歴史的な水攻めにも耐えた城。 そして、豊臣秀吉の北条攻略において、小田原城陥落まで唯一落城しなかった城。 その忍城の城主、のぼう様こと成田長親の物語。 上巻では戦が始まるまでのお話。 やや冗長な割には描写が物足りない感じがしました。 しかし、のぼう様はとらえどころの無い人ですが、主人公を取り巻く人物は良く立っており、 歴史小説って難しそうと思っている人でも気軽に読めるのではないかと思います。
0投稿日: 2010.11.07
powered by ブクログ時代物はとてもとても苦手ですが、それでも読みやすかった気がします。分からないところは飛ばして読みました……
0投稿日: 2010.11.07
powered by ブクログん〜(-"-;)太田光さんとか杏さんのコメントが、帯になってたんで、それにつられて購入しましたが、上巻はイマイチ入り込めないまま読み終わってしまった。上巻は登場人物たちの『人』と『生り(成り?なり?)』や時代、地域性を書かれた、下巻への準備くらいにしか読めなかったー。しかも、時間開けすぎて読んだからダメだ。けどいよいよ下巻!
0投稿日: 2010.11.07
powered by ブクログ「のぼう様」こと成田長親が忍城攻めに来た石田三成軍となぜ戦をすることになったのか? 読み進めて行くとバカ殿様として描かれている「のぼう様」の印象がクルクルと変わって来て、忍城の武将や農民たちと同様に、その人柄にトリコにさせられる。バカなんだけれど、凄く格好良く描かれているのだ。 今なら、好きな戦国武将は誰か?と聞かれると、きっと「のぼう様」と答えてしまう自分がいる。
0投稿日: 2010.11.06
powered by ブクログ戦国期、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じた。そのなかに支城、武州・忍城があった。周囲を湖で取り囲まれた「浮城」の異名を持つ難攻不落の城である。秀吉方約二万の大軍を指揮した石田三成の軍勢に対して、その数、僅か五百。城代・成田長親は、領民たちに木偶の坊から取った「のぼう様」などと呼ばれても泰然としている御仁。武・智・仁で統率する、従来の武将とはおよそ異なるが、なぜか領民の人心を掌握していた。
0投稿日: 2010.11.05
powered by ブクログおもしろいのですが、物足りないです。 長親がつかみ所がないからか、上下巻の割には量が少ないからか。 上地雄輔さんもでるらしい映画の出来はどうなのでしょうか。
0投稿日: 2010.11.04
powered by ブクログとりあえず上巻読了。本の薄さからも想定できるが内容が薄い。まずキャラクターの設定が甘い。そもそも歴史小説というよりファンタジー小説。 最近の歴史ブームに乗ってヒットするであろうことは想定できるが、古本屋に近日山積みされるであろう事も容易に想像できる作品。
0投稿日: 2010.11.03
powered by ブクログ天下統一に向け豊臣秀吉は北条小田原攻めに立ち上がる。圧倒的な豊臣軍に対する北条勢の敗戦は必至。その支城「忍城」も、大将石田三成率いる大軍勢に取り囲まれ、守る城方は降ることを決意していた。 しかし一人の男が戦いぬくことを表意した。三成勢二万、迎え撃つ忍城方わずか五百。男はこの無謀と思える戦いをなぜ決意したのか。どう戦おうとするのか。 その男、成田長親と彼を取り巻く戦国武将たちを魅力たっぷりに描いた『のぼうの城/和田竜/小学館文庫』は、なんとも清々しい作品だった。 二万対五百が繰り広げる攻防戦の行方は実際読んでもらうとして、ここでは本書の魅力のポイントを2点挙げておこうと思う。 一つめは登場するキャラクタの魅力的な造形だ。主人公成田長親はもちろんその家臣たち正木丹波守、柴崎和泉守、酒巻靱負がことごとくかっこいい。彼らの振舞も言葉も。 三成勢二万に取り囲まれた状況で、長親の発する一言は出色だ。 “ 「武ある者が武なき者を足蹴にし、才ある者が才なき者の鼻面をいいように引き回す。これが人の世か。ならばわしはいやじゃ。わしだけはいやじゃ」 …… 「それが世の習いと申すなら、このわしは許さん」 ” そして長親の意を受け入れて戦を決断した丹波守は、降伏を迫る相手方の使者にこう言い放つ。 “ 「坂東武者の槍の味、存分に味わわれよ」 ” しびれた。 長親の父親成田泰季も渋ければ、敵役であるはずの石田三成も大谷吉継も憎いくらい男っぷりが良い。ページをめくる度に、彼らの武者ぶりがほとばしってくる。 もう一つ、本書はシナリオライティングの教本をきっちりと踏まえたと思わせる作品だ。上のキャラクタの他狂言回しも配置し、メインテーマである戦闘、それに親子、男女のサブテーマが挿入され、葛藤が次々と積み重なって行く。ハリウッド的シナリオの善し悪しは置いておいて、よくよく練られた構成が面白くないはずがない。 戦国の戦いにどっぷり浸りつつ、「のぼう様」のえも言われぬ魅力に触れてみる。愉しさを満喫できた一冊だ。
0投稿日: 2010.11.01
powered by ブクログこれからがとても気になる・・・のぼう様は実はいろいろ考えてるんでしょうか。ほんとはすごい賢い人なのか、そういう性格な人で自然と事がすすんでるのか。どちらにしても映画の配役も発表されたのでさらに頭の中で情景を想像しやすくなった!丹波は佐藤浩一、和泉はぐっさんかあ~
0投稿日: 2010.10.31
powered by ブクログ秀吉の時代に活躍した武将の中で、この主人公を探し出すというところが大ヒットだ。よくいうところのキャラクターが立っているという感じ。
1投稿日: 2010.10.29
