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のぼうの城 上
のぼうの城 上
和田竜/小学館
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総合評価

512件)
3.9
126
229
111
26
2
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    話題作。 そして、戦国の戦で気になる戦いの一つ。 読んでみるととてもスラスラ。 長親はどうなるんでしょう? 天下の名将になるのか!!

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    投稿日: 2012.07.09
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    爽快感! といっていいのか分からないが、ノリは少年マンガ。 テンポもよくスラスラと読めた。 いよいよな下巻に期待。

    0
    投稿日: 2012.07.07
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    久々に本を読みながらワクワクしました。今まで日本史は断然幕末が好きだったのですが、和田作品を読んで戦国時代も好きになってきました。というか、高校生の頃に出会いたかった。

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    投稿日: 2012.07.05
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    うわー!これまたストライク!! すっごい面白かった。 時間を忘れて読みふけってしまった。 周囲から、”でくのぼう”の「のぼう様」と呼ばれる 忍城城代・成田長親。 降伏に傾いていた成田家の中で、一人 豊臣軍との開戦を決意した男。 不器用で、およそ人から尊敬されたり崇められたりするタイプではない けれど、この人の為なら仕方ない、やってやろうと思わせる。 この先、石田三成との間にどんな戦が繰り広げられるのか 期待感でいっぱいです。 あー、三成のフォロー上手な大谷吉継もかっこよかったー。

    0
    投稿日: 2012.07.01
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    歴史系の小説って苦手やけど、これは面白かった! 最初の方は歴史小説っぽい出だしで、やっぱ無理かもって思ったけど、読み進めてくとキャラの個性が立ってて、面白い。 下巻も読んでしまったけど、続きが気になる感じ…。

    0
    投稿日: 2012.06.25
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    ずーっと家にあったのだけど、全く手を付けていなかった。 でも読み始めたらあっという間に終わってしまった。 やっぱり侍魂にはほれぼれするわ~。

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    投稿日: 2012.06.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    スピード感あふれる展開とそれぞれのキャラが個性あふれていて引き込まれます。何より行田が紹介されまくっています。

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    投稿日: 2012.06.17
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    登場人物の中の豊臣軍はなんとなく知った名前が多く登場したので、読みやすかった。 また、出てくると地名と現在の土地名を記してくれているので、決戦の舞台をイメージしやすかった。

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    投稿日: 2012.06.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ----------------------------------------------- 【あらすじ:「BOOK」データベースより】 戦国期、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じた。そのなかに支城、武州・忍城があった。周囲を湖で取り囲まれた「浮城」の異名を持つ難攻不落の城である。秀吉方約二万の大軍を指揮した石田三成の軍勢に対して、その数、僅か五百。城代・成田長親は、領民たちに木偶の坊から取った「のぼう様」などと呼ばれても泰然としている御仁。武・智・仁で統率する、従来の武将とはおよそ異なるが、なぜか領民の人心を掌握していた。従来の武将とは異なる新しい英傑像を提示した四十万部突破、本屋大賞二位の戦国エンターテインメント小説。

    0
    投稿日: 2012.06.01
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    脚本の書き直しとの意見もあるようですが、「三成の忍城水攻め」を題材とした点も良くスラスラと読めて楽しい本でした。歴史系が得意でない方にもお勧めです。

    0
    投稿日: 2012.05.19
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    戦国期、秀吉は北条家に大軍を投じる。秀吉方約二万の兵を指揮する石田三成の軍勢に対し、その数僅か五百。城代、成田長親は領民たちに木偶の坊から取った、のぼう様と呼ばれる。 人心掌握が従来の武将とは異なる。 中々に熱くなる一冊。 ただ、前半の秀吉の件はやや長い。 下巻に期待。

    0
    投稿日: 2012.05.17
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    上下巻表紙の絵がずっと気になってて、文庫になったので上下買ってみた。 やたら書店に積んであるし 著名人が推してるから「逆に期待しすぎないように」自分に言い聞かせつつページをめくり… でも面白かった! 映画にしやすそう。むしろそれを狙って書いてるのでは?でも私のイメージは野村萬斎じゃなくてピエール瀧なんだけどなー たまに挟まる筆者のコメント・解説はちょっと余計では…。

    0
    投稿日: 2012.04.16
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    史実と創作がごちゃ混ぜになったお話は個人的に苦手なのですが、これは面白かった!とても読みやすく、歴史に詳しくなくとも一つの物語として普通に楽しめます。格好悪いのに、誰より格好いいのぼう様が魅力的。これからどんな動きを見せてくれるのか楽しみで仕方がない。

    0
    投稿日: 2012.04.13
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    表紙も魅力的だし話題になっていた本なので 手に取ってみました。 うーん!! 時代小説は他にも沢山読んだ事はありますが 何だか読みにくい本だなぁ…と思ったのが正直な気持ちです。 のぼう様が百姓たちと農作業をする場面などは クスリと笑えて温かい感じがしたのですが。。 いやいや、でもまだ上巻! 下巻に期待!

    0
    投稿日: 2012.04.13
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    最初はテンポが悪く、読むのをやめちゃおうかとも思ったけど、後半から一気におもしろくなった。下巻が楽しみ。

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    投稿日: 2012.04.11
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    「それが世の習いと申すなら、わしは許さん」 秀吉の命で忍城攻城軍総大将となった石田三成率いる大軍を前にして、無血開城し、和睦を図る忍城軍。 その意を翻し、戦を宣言したのは、ずうたいばかりが大きく、不器用でたよりないけれど、領民や家臣に(でく)のぼう様と慕われる成田長親だった。 忍城500の精鋭たちが、のぼう様の指揮のもと、三成軍2万を迎え撃つ、史実を元にした空前の戦国エンターテーメント小説に、頁をめくる手も止まらず、一気読みしてしまいました。

    0
    投稿日: 2012.04.10
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    いやぁ面白い。スゴイわー。ひきつけられるように読んだ。売れるだけのことはあるね。文体も読みやすい。 長親が「戦いまする」という正家に言葉を言った場面は痛快そのもの。何度も読みなおしてしまった。

    0
    投稿日: 2012.04.09
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    上巻ということで、時代背景や人物の説明が多く、基本的に日本史苦手な私には読みすすめるのがしんどかったけど、それでも下巻が絶対に読みたくなるおもしろさ。 戦国ゲームやってるから、そこから何とか武将たちのイメージ浮かばせながらそれぞれの思惑を楽しむ。けど、みんなの思い通りになんてさせてあげれない。 さあ、のぼう様どうする! な、上巻でした。

    0
    投稿日: 2012.03.29
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    久々に心が踊り、読むのが遅い私でも集中して一気に読むことができた。 ただ、のぼう様が出てくるまでに一度箸休めでずいぶん時間を空けてしまったが。 冒頭は時代小説だけあって、説明が長くて多くて頭が追いつかず話になかなか入り込めなかった。 が、のぼう様こと成田長親が出てきてから、出てくる登場人物たちが生き生きと動いていて、一気に心が持っていかれた。 石田三成が冒頭の頃の印象と読み終わり頃ではずいぶん変わり、(三成に関わらずみんな)とても魅力的で味のある人物たちに心惹かれた。 下巻が早く読みたくてしょうがなかった。

    0
    投稿日: 2012.03.28
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    歴史小説でこんなにライトに読めた作品は初めて。読み終わった後、すぐに2周目に突入。 文章から脳内にビジュアルが鮮明に浮かび、臨場感がたまらなかった。

    0
    投稿日: 2012.03.25
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    昔から読みたいと思っていて、やっと手に入れました。最近は実学の本ばかり読んでいたけど、数年ぶりに歴史小説。 明治前後は司馬遼太郎、戦国から江戸は池波正太郎、昭和は城山三郎をこよなく愛していましたが、和田竜さんのこの小説も面白い。 会話から浮かび上がる人物描写が絶妙ですごくイイ!特にのぼう様が切れ者なのか、ただのデクノボウなのか、掴めそうでつかめない辺りが、一気に読みたくさせてくれる。 文庫は上下分かれていて、上巻がイイところで切れてしまい、早く下巻を読みたい。

    0
    投稿日: 2012.03.21
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    歴史は疎いのですが、こんな史実があったんですね。 文章はちょっと読みにくい感じがあったのですが、物語の面白さに上下巻、一気に読んでしまいました。 欲を言えば、主人公、長親の人物描写や、農民との関係の描写をもっと読みたかったかも。実際の長親はどんな感じだったんでしょう。 読み終わった後、実際に行田市に行ってみたくなりました。

    0
    投稿日: 2012.03.20
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    上巻はなかなか読み進まなかったけど下巻までの大事な経緯だからね。ちゃんと読ま無いとw 下巻に入ってからは一気に読めちゃいました。

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    投稿日: 2012.03.18
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    「武あるものが武なき者を足蹴にし、才ある者が才なき者の鼻面をいいよに引き回す。これが人の世か。ならばわしいやじゃ。わしだけがいやじゃ。」「それが世の習いと申すなら、このわしはゆるさん」(P185) 強い意志を持って、NoのものにはNoといおう

    0
    投稿日: 2012.03.15
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    時代小説は、きらいじゃないもので。 本屋に行くたびに、ものすごくすすめられている本だなーと つい購入してしまいました。 読み始めは、 「あー、違ったか・・・」 と思ったんだけど、途中から止まらなくなってしまいました。 下巻に向けて速度が急にアップするよ。 いや、本当に面白いです。

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    投稿日: 2012.03.12
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    『のぼうって、まんまそういうことだったんだ』っていうところから始まる上巻。 『本当にのぼうだな』とか思いながら、脇役たちも一通り出揃って、それぞれのキャラ設定とかも分かってきて、で、決戦前夜にかけての部分まで。のぼうの主人公たる所以もようやく明らかに。 この攻防戦のこととか知らなかったんで、歴史的な意味でもワクワクしながら読み通せました。

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    投稿日: 2012.02.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    話の結末も見えているし、何を描きたいかも何となく見えてる。 でも面白い! 予定調和なんだけど、胸が震えるのは下巻に向けて期待大。 そして戦(いくさ)が始まる。

    0
    投稿日: 2012.02.21
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    2011年 上半期ベスト! 江戸の薄っぺらな武士でなく、戦国時代のホンモノノ武士。 はやく映画も観たいなあ。

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    投稿日: 2012.02.21
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    読みやすいが何だか内容が軽~い印象。 歴史小説のたぐいを普段読まない人にはいいのかも。 魅力的な装丁に見合う内容ではなかった、少なくとも上巻は。

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    投稿日: 2012.02.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    日本史はもうすっかり忘れてしまっているが、楽しめる。 (きっと歴史についてもっと詳しかったら、より楽しめるんだろうなとは思うが。) まさか「のぼう様」が戦を決断するとは。 まだまだつかみ所がない・・・下巻ではどうなるのか。 丹波や和泉ら武将たる武将がカッコイイ。

    0
    投稿日: 2012.02.05
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    軽いタッチの書き方で、多分元々映像化を視野に入れて書かれたものかな。深みは大してないけど、臨場感はありました。 骨太な作品ではありませんが、気軽に読める作品です。 最近の説によると、水攻めの戦略は、石田三成の考えではなく、豊臣秀吉の考えだったようです。色々諸説ありますね。

    0
    投稿日: 2012.02.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    のぼう様こと成田長親は愚将か将器の持ち主か。 長親の心の内は小説の中で語られる事がないだけに何を考えているか分からない部分もある。しかし、敵方の石田三成はその得体の知れない部分に恐怖を感じる。 小説の中で、分かっている事はのぼう様は理不尽な事に対しては異を唱える。「武あるものが武なきものを足蹴にし、才ある者が才なき者の鼻面をいい様にひきまわす」「それが世の習いと申すなら、わしは許さん」 なんか、カッコいいですね。 また、鬼神の正木丹波ですら心を許すだけでなく、百姓も心を許して窮地に駆けつける魅力が将器の様な気もしました。

    0
    投稿日: 2012.01.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画を見る前に読みたいとおもいつつ,やって読了。キャラがみんな魅力的。のぼう様と甲斐姫がいい味をだしてる。

    0
    投稿日: 2012.01.22
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    豊臣秀吉の小田原攻めの際、石田三成が攻略してついに落とせなかった武州(現埼玉)の忍城を舞台にした歴史小説。籠城の主人となった成田長親を「でくのぼう」の「のぼう様」として描いているのが面白い。 上巻は、その「のぼう様」をはじめ、戦いの主役となる登場人物の人となりを描くのが中心。全体に映画っぽい構成である。

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    投稿日: 2012.01.15
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    周囲の戦国オタたちに刺激され。そういえば、今年度、やたらと城とか城跡とか博物館とか碑とか見たわ!!もっとちゃんと知識があったら、興奮できたんだろぉな。でも、自分だけでは行かなかったと思うし、これも読まなかったと思うから、感謝(・∀・)

    0
    投稿日: 2012.01.12
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    何か歴史物…と思い、購入。上巻はさらさらっと。文体は堅くもなく…引用とか参考をたくさん書いてあるのもおもしろいかな。

    0
    投稿日: 2012.01.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻は、そもそもの戦いに至る歴史的な背景と、のぼう様とその周辺人物の人柄、秀吉・三成・吉継の人柄、くらいしかまだ分からないが、読み進むたびに(あるんだかないんだかわからない)駆け引きだんだん面白くなってきて下巻への期待値が高まっていきます。個人的に、甲斐姫の粗暴さ・不器用さがすがすがしくて好きです。

    0
    投稿日: 2012.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    登場人物達が生き生きとしていて感情移入しやすかった。 戦国時代なのに、みんないい人だから読んでいて心地よかった。でも、戦争はもっと残忍なものなのよね。 小田原が開城した知らせが入り、忍城も開城し、家臣はばらばらになる。

    0
    投稿日: 2011.12.27
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    この前子どもたちを連れて行田の忍城を訪れ、これを読みたくなりました。「のぼうの城」の「のぼう」とは「でくのぼう」の略で、忍城城主の成田正親のこと。 上巻では、その「でくのぼう」城主が、石田三成率いる2万3千の攻城軍の使者長束正家に対してたった500の籠城軍にも関わらず、「やっぱり開城はやめた。戦う。」と言い出して、家臣たちは唖然… というところまで。なんとも「はらはら」して来ました。面白くなりそうです。(^^

    0
    投稿日: 2011.12.25
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    文庫は上下に別れているけど両方合わせても400頁ちょっとしかないので1冊にまとめて欲しかったな。 それにしても上巻の終盤に、のぼう様が敵に使者に放った言葉大笑い! この上巻はその瞬間に集約されてる。 そこに至るまでに忍城成田家の各キャラの特徴がうまく描写してある。これは史実に基づいた戦国歴史コメディって感じでしょうか

    1
    投稿日: 2011.12.19
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    1112 読みたい読みたいと思ってて漸く手に取りました。前半は背景の説明も多く普通の歴史小説感たっぷりでしたが、後半に来て人物が活きてきました。歴史物エンタメ小説、下巻が楽しみ!

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    投稿日: 2011.12.05
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    まず敵味方ともに、ベタな感じながら適材適所な性格づけによって絶妙な配役となっている。史実を借りながらもうまく戦国エンターテイメントに仕上げた。 と、ここまでだとありがちな歴史小説で終わるはずだが、のぼう様の得体のしれない人物像がこの小説を特異な域まで押し上げた。 あとは読んでからのおたのしみ。 読後感もすがすがしい。

    0
    投稿日: 2011.12.04
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    上巻は家柄のこととか歴史背景に割かれているのでたいくつだけど、これがないと下巻の盛り上がりもわからないので必要。時々著者目線になるのは司馬先生っぽい。

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    投稿日: 2011.12.02
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    歴史小説はなかなか読み進まないという考えを打ち壊してくれた。 スピード感があって、次どうなるのかと期待させる。 人を率いるにあたって、現実には難しいが一つの方法を示した。

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    投稿日: 2011.12.01
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    この本やばい。私戦国ぜんぜん興味なかったけど、これはガッツンきた。下巻読み終わったら☆5にすると思います!(下巻読み終わって、宣言通り☆4から☆5に変更しました!)私の戦国の知識なんて超薄くて、最初の方で上杉謙信の名前が出てきても「あー、あれね、天地人のアベちゃんね」って程度やったんやけど、上巻残り10ページ目で、電車の中で涙こらえました。ちなみに来秋公開の映画のキャッチコピーは〔豊臣2万の大軍に500人でケンカを売った、でくのぼうがいた。〕主演野村萬斎。こっちもかなり楽しみです!

    0
    投稿日: 2011.11.26
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    三成の忍城攻めが舞台。寄せ手の三成側、城方の成田側、両方の視点で進んでいくが、城方の成田側の方が比重が大きい。タイトル「のぼうの城」の「のぼう様」は忍城戦の際の大将、成田長親のあだ名。 上巻は開戦までの忍城の様子。 圧倒的な戦力差から最初から戦わず降伏することを決めていたのだけど、いろいろあって開戦するという流れに。自滅的な行為なのだけど、誇りとか覚悟が読んでいて清々しい。 時代物だけど文章が砕けた感じなので読みやすい。 史実が元の娯楽小説。 爽快感だけしかないけど、そこが良いところかなと思った。

    0
    投稿日: 2011.11.20
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     本屋に行っては、「いつか読もう」と思って、なぜかなかなか手を伸ばさなかった和田さんの本。第139回直木賞(2008年上半期)ノミネート、2009年の第6回本屋大賞第2位。2012年には映画化も予定されているとの事。  主人公は、成田長親。成田氏という一族をこの本で初めて知ったのだが、戦国期の武家一族で、忍城という今の埼玉県行田市にあった城を本拠としていたそうな。ちょうど時代は、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉が、小田原城攻略を進めている頃。秀吉は、北条氏の支城となった忍城に石田光成を総大将とする軍23,000を向わせる。対する忍城の軍勢はたった3,000。しかし、そのわずかな手勢で北条氏が降伏するまで忍城を守りきったという話が史実として残っているのだという。その指揮を執ったのが、本作の主人公である成田長親だ。  本作の成田長親はどこかぱっとしない。武芸はからっきし、不器用で何かあっては周囲の笑い(と一部の家臣の怒り)を誘うものだから、全く威厳がない。そんな長親の様を見ている家臣、領民は、「でくのぼう」を略して「のぼう様」と呼んでいた。  しかし、長親は、大軍を擁する三成に対して勝つ見込みがないことを悟り意気消沈していた家臣一団と三成軍の軍使長束正家を前に、戦を決意する。正家の傲慢な振る舞いに内心怒り心頭だった家臣一団の闘志は一気に盛り上がり、百姓領民でさえ、隠し持っていた武具を携え、喜んで参戦した。  表情に乏しく、何を考えているのか分からない。なのになぜか家臣、領民の心を掴んでいる長親。忍城のわずかな軍勢は勇猛な家臣、領民と長親の人徳をもって三成軍に対峙する。  面白かったし、平易な文章なのでスラスラ読めた。前半、「のぼう様」があまりにできない人過ぎて、「周囲がついていくような人になるんかな?」とちょっと心配してしまったけど、後半でしっかり格好いい所を見ることができた。個性的な家臣もいい。前半は、登場人物や舞台の背景の紹介にページが割かれているので、少し退屈かもしれないが、そこを我慢すれば後半話のテンポが早くなり、ぐっと面白くなる。本格的な戦のシーンは下巻からなので、これから更に面白くなると思う。早速、下巻に取りかかろう。

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    投稿日: 2011.11.20
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    帯びに爆笑問題の太田さんが「マイベスト本!」って書かれていたので時代小説は今まで読んだことなかったんですけど、初挑戦してみました 最初は難しい漢字が多くて少し読みづらかったのですが内容はピカイチでです 自分も「のぼう様」を見習いたいです

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    投稿日: 2011.11.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    時は戦国、秀吉は北条氏を攻め滅ぼそうと、小田原城とその周囲に点在する北条の支城を次々と攻略してゆく。 その内の一つ、忍城への攻撃は石田三成に命じられた。 これを迎え撃つのは、でくのぼうの「のぼう」様こと成田長親。 忍城と三成軍、攻防を制するのはどちらか―? 忍城攻めというマイナーな題材だけど、すごく面白かった。 物語をぐんぐん牽引してゆくのは、物語を進ませる司馬遼太郎風な老獪な手つきと、魅力的なキャラクターの力。 何を考えているのか推測不能な底知れぬ存在感を放っているのぼう様と、それを引き立てる脇の個性的な登場人物たちの面々。 のぼう様の真意は何か、この戦いはどう決着するのかという興味からページは先に先にと進む。 戦闘シーンや水攻めのシーンは、ビジュアルを強く喚起させ、実際に見てみたいと思わせてくれる。 ライトな語り口ながらも読みごたえばっちり。堪能しました!

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    投稿日: 2011.11.10
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    サイン本が売っていたのでつい買ってしまいました 小太郎の左腕よりは好きです でも、その程度かな 忍城が好きなだけに残念… 和田竜は全体的に文章が軽いんですね

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    投稿日: 2011.10.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    個人的な好みだが、歴史小説を読んでいて字の文に 「**という資料によると、~のようだ」 「現在でいう**市」 「今風に言うならメル友」 というような現代の視点からの文章があると冷めてしまう。 歴史小説にこうしたスタイルのものは少なくない。筆者としてはこう思う、とあとがきではなく小説の中に断り書きがあることすらある。 自分としてはこのタイプの書き方だと感情移入がしづらくなる。小説というよりは、史料を抜粋し物語風にまとめたもの、という気がしてしまう。 その分わかりやすく、歴史小説に馴染みのない人でもすんなり読めるという利点はあるかもしれない。 姫の靱負に対する「承知した。ありがとよ。」という答え方が格好よくて好きだった。

    0
    投稿日: 2011.10.18
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    定まったキャラクターに次々と翻弄、誘惑される。 上下とも友人にかしてもらって読んだ本。是非本棚に並べたい。

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    投稿日: 2011.10.16
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    下巻読むか迷い中。サクサク読めるので、とりあえず読もうかな。 誰の視点で描かれてるのか全然よく分からない。たまに持ち出される現代の事とかいらないでしょ。

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    投稿日: 2011.10.13
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    かなり有名な本で、表紙のインパクトで本屋でよく見かけてはいた。 先日お得意のブックオフにて100円でご購入〜〜 もともと歴史物は好きで司馬作品も池波作品も大好物。 期待しながら読み進む。 シンプルな構成。 登場人物たちも丁寧に書かれていて、嘘くささがない。 秀吉や光成の人となりも、上品で好ましく書かれていて、 なんだかすごく落ち着いて読める感じ。 なんだろう、歴史物だけど重たくなく、 今の人の話みたいにさらっと頭に入ってくる。 それぞれの登場人物もみな、まさにさわやかな武士(もののふ)もの。 するするっと頭に入るので、歴史物が苦手な人にもお勧めです。 有名な話でもないから、オチもよくわからないからいいのかな。 (もし有名で誰もがオチを知っていたらごめんなさい) 下巻も楽しみ〜〜

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    投稿日: 2011.10.12
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    題材、テーマは良い。 ストーリーも起承転結がはっきりしているし、上巻終了後はすぐに下巻が読みたくなる。 ただ、言葉選びがちょっと甘いというか幼いというか。 だから読みやすい、というのはあるけど、ちょっとそこが気になった。 良くも悪くもマンガ的。

    0
    投稿日: 2011.10.04
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    前々から気になっていた本。文庫になったら買おうと思っていて、ようやく読みました。序章さえ乗り越えれば普段歴史ものを読まない私にもすらすら読むことができました。下巻戦部分でのそれぞれの戦い方が個性的で、まるでフィクションみたいによく出来ているなと思ったのですが全て史実なんですよね。ラストもどこか切なく、おもしろかったです。

    0
    投稿日: 2011.10.02
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    面白かったけど、ちょっと内容が浅いっていうか・・・。 でもさきたま古墳群のこととか知らないことがあって勉強になった。

    0
    投稿日: 2011.09.29
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    主人公の味付け具合の妙、これに尽きる。「でくのぼう」と先置きしながらもその実、読み手の油断を突く動き、なによりこのズレた人格だから映える表現がいい。

    0
    投稿日: 2011.09.28
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    全く期待せず読んだが・・・・。 歴史素人でも読み始めから惹かれるのはなぜだろう。 とても分かりやすく書かれているから、一つ一つの文章が無駄のない文章になっているからか。 そして人物一人一人がとても魅力的に描かれている。漫画を読んでいるような感覚で絵が浮かんでくるようにイメージしやすい描写がとてもいい。 さらに主人公の「のぼう様」が出てきてからが面白い。

    0
    投稿日: 2011.09.25
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    秀吉の軍は万単位、対するこっちは500人、どうする忍城?! というお話し。 凄く面白かった! でくのぼう略して『のぼう様』と呼ばれる次期当主が本当に馬鹿なのか賢いのか酷く自由で、 そして周りにいる個性的な面々がとても魅力的で、 とっても楽しめました。 火器がメインでない最後の戦国時代に漂うダンディズムがまた格好良く、 そして戦のグロテスクさとはまた別の、古式懐しいしきたりが何とも粋で、 熱くシビアなそれぞれの戦が良い味だしていました。 萌えより燃えを求めているあなたにオススメ☆

    0
    投稿日: 2011.09.24
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    今更ながら読んだ。 史実とかけ離れ過ぎだ。 でも、まぁ映画向きだわな。 でもそんな大騒ぎするほども面白くねぇな。。。

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    投稿日: 2011.09.20
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    豊臣秀吉と北条家の戦いを描いた、歴史小説。とても将器があるとは思えない、成田長親が豊臣方の石田光成との戦いに勝利する話。歴史小説という特色から、多分に脚色された内容や人物描写はあっただろう。ただ、話としてはおましろかった。歴戦の勇者をまとめあげる「のぼう」、圧倒的不利な場面で上巻は終わる。

    0
    投稿日: 2011.09.17
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    石田三成を悪者にする際に取り上げられる、忍城の攻防にまつわる話、 良いも悪いもなく、面白く読める。 上巻のせいか、これからが面白くなるのでは

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    投稿日: 2011.09.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    北条小田原攻めに先駆け武功を焦る石田三成方2万の軍勢と成田長親方僅か5百の戦い。さて、どう迎え撃つのか? 小学校高学年、中学生にも読みやすい作品です。

    0
    投稿日: 2011.09.14
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    感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201109/article_6.html

    0
    投稿日: 2011.09.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これは面白い! と膝を打つ思いでした。戦国時代でも名高い小田原攻めの内の忍城戦を描いたものです。キャラが立ってて、活写、という言葉がぴたりと嵌るような筆致。暫くぶりの当たりを引いた思いです。 主人公の底の知れなさがゾクゾクとします。 一読の価値はありかと。

    0
    投稿日: 2011.09.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久々の歴史物。戦国エンターテイメント。まさに。 わくわくしたし、舞台になった埼玉の古墳のところに行ってみたくなった。ところどころ、文章の途中に解説が入っていて、それも結構良かった。 水攻めに関しては諸説あるようですね。この本をきっかけにまた知識と興味が広がりました。

    0
    投稿日: 2011.09.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2011.9.6~10 全2巻読了 柔よく剛を制し小が大を飲み込む痛快な展開、史実も程よくミックスされてリアリティを出している。無能なのぼう様は何故人望を得て大将足りえたのか?人望の醸成は日頃の行い次第であり、無能でも誠心誠意は通ずる、ということか。人間には他人への思いやりを信じる気持ちがある、は現代でも通用する。

    0
    投稿日: 2011.09.07
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    オスロで読み始めたこの本。 まだまだ欧米気分な私には、正直「Japanese」「侍」はギャップがありすぎてキツいのだけど、「のぼうの城」(=のぼう(=でくの坊)様の城)というからには、のぼう様が何かやってのけるのだろう、と思うと止まらない。 私は石田三成のことがあまり好きではないのもまたそれを後押しする。

    0
    投稿日: 2011.08.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    戦になる決め手となった(というかそれまでは戦にするよていなかったのに)一言に尽きる。 「無能で、人が好く、愚直なだけが取り柄の者は、踏み台となったまま死ねというのか。それが世の習いと申すなら、このわしは許さん」 カッコいいー!

    0
    投稿日: 2011.08.22
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    半年ほど前に友人に勧められたのを思い出し、購入。 文庫版の表紙が好き。オノナツメさん。 こういう時代物は(歴史の年表が思い描けないせいか)すごく苦手。 堅苦しいイメージも強い。 読み始めはやっぱり読み進まなかったのが、ある程度の人物背景が語り終わるとさらっと軽快に。意外でした。 作者が描いた人物が自由に動き回るので(当たり前か)、歴史という重厚な舞台を借りた演劇部の演技を見ているイメージ。少し軽すぎる気がしました。 奥行きが浅いアニメーションという感じ。 軽い、軽いと書いていますが、魅力が無いわけではなく下巻を読みたいと思わせる力はあります。 まぁその内に読む予定です。

    1
    投稿日: 2011.08.22
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    話題になってからだいぶ経ちましたが読みました  んー・・・期待が大きかったのかそれほどでもなかったかな  特に上巻は戦が始まるまでなので盛り上がりも特にないからなぁ  登場人物たちは結構魅力的な人がいたけど、のぼう様は・・・うーん そんな周囲の人たちに惚れられるほどなのかな? まぁいい人・実はすごい人なのかなぐらいは思いましたが

    0
    投稿日: 2011.08.21
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    (上下巻合わせてのレビューです。) 友達から薦められた歴史小説。 現代版・司馬遼太郎っといった感じか。 主人公ののぼう様(成田長親)は不器用で何の役にも立たない城代ですが、民衆の心をつかむことにつけては一級品の才を持つという設定で、石田光成の大軍と戦う設定です。のぼう様を取り巻く脇役たちが皆、個性的で話を引き立ててくれます。 戦国時代ってとても好きで何冊かの歴史小説を読んだけれど、信長でもなく秀吉でもなく家康でもなく、のぼう様というセレクトがよかったです。まだまだ知らない世界がたくさん眠っているのですな。。

    1
    投稿日: 2011.08.21
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    初めて読んだ歴史小説。これはほぼ史実に基づいて作られていますが、とても読みやすくおもしろかったです。完璧な主人公を嫌う私としては、こういった人間くさい一面を全面的に出した主人公が好きでした。

    0
    投稿日: 2011.08.20
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    久しぶりに読んだ歴史小説。上下巻に分ける必要はない気がするがめちゃくちゃ面白かった!正直、この忍城合戦のことは三成が失敗したくらいしか知らなかったのが、すごい引き込まれた。上巻についてはそれぞれのキャラクターの特徴をうまーく描写して盛り上がって来て、いよいよってとこで終わる感じ。

    0
    投稿日: 2011.08.12
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    下巻への繋ぎには、いい盛り上がりで終えたなぁ。 まだ下巻読んでないから何ともいえんが…でも期待できる。 展開は映画を見てるみたい。ツボを抑えてて、巧い。 ただ書きぶりが司馬遼太郎に似ている印象。人物設定も他の歴史小説から外れるものではないので(のぼう様は別だが)、大きなインパクトは受けなかった。 単に物語が面白い歴史小説って感じ。 まあそれで十分なんだけど。

    0
    投稿日: 2011.07.29
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    戦国モノに興味がないため、物語が始まるまでが重すぎて飛ばし読んだが、面白い!ラストで一気に惹き込まれたので下巻が楽しみ〜!

    0
    投稿日: 2011.07.19
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    侍も百姓も、敵も味方も魅力的なキャラクターです。ついつい引き込まれてその場にいるような気になります。

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    投稿日: 2011.07.15
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    武将がキャラ濃すぎ☆*:.。. o(≧▽≦)o 読み始めはチョット難しいけど、読むのは辞めないでいただきたい!

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    投稿日: 2011.07.11
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    まだ上巻だけだけど面白い! 特にのぼうを筆頭とする忍城の皆さんがキャラ立ちしてて。 戦国時代はあまり興味なかったけど、こうやってキャラ立てしてくれると現代物と同じように読めるなあ。 あと、弱きが強きをくじく(たぶんそうなるんだよね?)という話は、単純にすかっとするよね。

    0
    投稿日: 2011.06.29
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    Readerで特集されてたのをキッカケに読んだ。歴史物は久々だが、非常に読みやすく、さくさく読んでいくうちに、少しずつはまっていき、これからってときに終わってしまった。のぼうの活躍は下巻かな。

    0
    投稿日: 2011.06.26
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    のぼう様の魅力がわからず、文献引用調の文体にもなじめず、最初挫折しかけたけど、読み進めてよかったと思った終盤。早く帰宅して下巻を読もう。

    0
    投稿日: 2011.06.18
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    忍城攻めについて描いた作品。 忍城の城代・成田長親とそれを攻める石田三成が主人公。 平易な文章ですらすら読めた。 魅力的なキャラクターが生き生きと描かれています。

    0
    投稿日: 2011.06.13
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    久しぶりのエンタメ系。 とはいえ、最近ランキング上位を読破中。 なかなか面白い設定。 新しい武将像。あっというまに読みました。 明日下巻買おう。

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    投稿日: 2011.06.12
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    秀吉天下統一の最後の戦、北条攻め。その一角を担う、北条方の支城の一つ、忍城。小田原陥落まで唯一攻め落とされなかった忍城の戦いの新解釈。でかいだけで畑仕事も不器用、剣術も不達者なできのぼうの忍城城主、通称、「のぼう様」と、周りを取り巻く一筋縄ではいかない諸将たちと、攻め手の石田三成方の忍城戦開戦の序章。のちの戦いの要となる、登場人物の描写に重きをおいた前半。

    1
    投稿日: 2011.06.12
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    オノナツメさんの表紙でずっと気になってた本。 歴史小説読むのだいぶ久しぶりやし、歴史の授業なんかサッパリな私でも、すんごいおもしろく読めた。 「のぼう」が「でくのぼう」の略と知った時、なんかニヤニヤしたなぁ。。

    0
    投稿日: 2011.06.08
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    思ってたよりは面白かったのですが・・ なんか漫画みたい 魅力のある主人公を描写するのに、わき役に「不思議な魅力がある」って独白させるのって ガラスの仮面じゃないんだから。 小説としての描写力をもうちょっと頑張って、最後にもうひと山見せ場があればぐっと良くなったのにな、 と、面白かったからこその注文です。 それと、下巻の解説がひどすぎます。 稼ぎ頭の作家さんなのに、この解説は出版社の努力不足。ひどすぎ

    0
    投稿日: 2011.06.08
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    歴史に興味がない僕が読んでも面白すぎる。 上巻の後半はほとんど一気に読んだ。下巻もこの面白さに期待!

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    投稿日: 2011.06.03
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    読めば読むほど、のぼう様は今の首相に見習ってほしい人物である。能力はなくとも、人を惹きつけ、この人をほうっておけないと思わせる魅力がある。今の首相のように、能力がない上に、人に当たり散らすだけでは、やはり「将器」がないと言わざるを得ない。リーダー像について考えさせられる。

    0
    投稿日: 2011.06.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    戦国時代の忍城での話 普段はどうしようもないダメな感じの人でも 人間的な魅力があったりして、それこそが一国の主としての器を示しているのかも知れないと思った。 上巻

    0
    投稿日: 2011.06.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    つかみどころのない、頼りない大将は実は大きな器の持主。小さなお城を舞台とした、個性的な武将が活躍する、戦国時代のサイドストーリー。

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    投稿日: 2011.05.31
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    三成が!可愛いのだよ!!自信満々過ぎて、この三成に仕える左近はどんな左近なのかなと想像してしまう。そして、刑部が好きだ!

    0
    投稿日: 2011.05.30
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    前々から気にはなっていたのだが、何となく先延ばしにしてきた作品。もっと早く読んどけば良かった。映画化されるので今から楽しみ。

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    投稿日: 2011.05.27
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    最初は正直ノラリクラリに思えて、何がそんなに評判なんだろう、と疑った。しかしそれも上巻終わりあたりから「早く早く続きを教えて、どうするの?!」となってしまう。まったく新しいヒーローの登場とは言い得て妙だと思った。なので読み始め辛くても諦めないで。

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    投稿日: 2011.05.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    単行本の頃から、本屋に積まれ注目をされており、ずっと気になっていた本。和田竜さんの作品は初めて。 まだ上巻しか読んでいないので、全体としてはまだなんとも言えませんが、上巻は、さぁここから!というところで終わります。 最初はなんだかのんびりとした展開、かつ主人公にもたいした魅力を感じていませんでしたが、途中から急展開し出しました。史実にもかなり忠実なようなので、日本史におけるヒューマンドラマとしても楽しめそう。 「ザ ブシドー」と呼べる登場人物が何人かおり、サムライ魂を感じています。

    0
    投稿日: 2011.05.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    長親のあまりの木偶の坊ぶりが滑稽。にもかかわらず、その裏に見え隠れする魅力に不思議と惹きつけられる。武士のみならず百姓までもが「長親のために」と立ち上がる最後の場面では、彼らと同様に興奮してしまった。 下巻も期待!

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    投稿日: 2011.05.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    武州、忍城が、水攻めの戦に持ちこまれた時代の話。城代、成田長親は’のぼう様’と呼ばれている。それぞれの登場人物のかきかたが、面白い、なぜか三国志を思い出したのは気のせいかな?

    0
    投稿日: 2011.05.11
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    最初は時間あけて読んでいたこともあり わかりにくかったけど(歴史不得意)、 最後のほうはとてもおもしろくて早く続きが読みたい感じです。

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    投稿日: 2011.05.08
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    登場人物のキャラクター描写が丁寧かつユニーク。 文中では各々の特色同士が科学反応を起こして、 おもわず笑いがこぼれるようなエピソードがあちこちで繰り広げられている。 こんなにスラスラ読めた小説は初めてかも。 この上巻は、のぼう様をはじめとするキャラクター描写の部分が多いので、笑える箇所がてんこ盛り。 間違いなくおもしろい。 歴史小説なんだけど、読みながら妙に現実の日本社会を想起してしまった。

    0
    投稿日: 2011.05.08
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    全2巻。 秀吉の北条攻めのうち、 三成が担当して落せなかった城の話。 いろんなとこで評判良くて、 でも表紙が嫌いで読んでなかった本著。 内容も、さらさらっと読めて、マンガみたい。 中のデザインとかも中高生に向けてんのかって感じ。 総じて若い人向けな感じ。 ただ、おもしろい。 素直に。 マンガみたいな分かりやすくて勢いがある ストーリーとキャラ設定。 史実的にどうなのかは知らんけど、 確かに映画とかにしたらすごくまとまりそう。 ただ、エンターテイメントってんなら、 もう一つ主人公に力があるとよかった。 結局主人公のすごさが惜しい感じ。 帯にも確か書いてたけど、 エンターテイメント。 今の時代の大衆小説かも。 マンガっぽいし。 あれだ。 ライトノベルってやつはこんな感じなのかと思った。 ビギナー向け。 逆にコアな人らからは嫌われるかも。

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    投稿日: 2011.05.06