
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
道尾秀介のミステリーホワイトバージョン 結局誰も手を染めていないという綺麗な終わり方だなと思う反面、自殺してしまった人たちもいるという複雑さ。ひまわりよりかは断然面白い気がする。後半は止まらなかった。
0投稿日: 2026.01.16
powered by ブクログ新年1冊目は昨年最もお世話になった道尾秀介さんの作品。 ミステリー好き、犬好きの私の欲求は満たされました‼︎
11投稿日: 2026.01.03
powered by ブクログ場面が変わるその前でとんでもない事があって、その後の冷静に進めていくあたり読者は心を操られてしまいました。秋内の事故になった時は最初の伏線がこれかったってなったんですが、ハッピーエンドを終わらせてくれたので本当によかったです。間宮先生は神ですね!
0投稿日: 2026.01.03
powered by ブクログ青春の甘酸っぱさを味わえる要素もあり、ミステリーの要素もあり、犬の行動学みたいなものを学べる一面もあり、とても楽しく読めた。
0投稿日: 2025.12.26
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さすが道尾秀介!! 「え?」って2回ほど声が出た。 久しぶりにどんでん返しがきたー! 主人公は秋内静 京也、ひろ子、智佳の大学仲間と過ごしていたら助教授の息子の陽介くんが事故に巻き込まれてしまう話。陽介くんが飼っていた犬のオービー、大学で動物について教えている助教授の間宮先生と協力しながら事故の真相を探る話。 間宮先生、見た目が汚いと思っていたけど頭がキレる先生でビックリ。動物を可愛がるところも好き。 いろいろ伏線があって、最後にそれを回収できていて道尾秀介作品は本当にすごい。無駄がない。
1投稿日: 2025.11.21
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犬の生態が謎を解く重大な鍵になる。 もちろん詳しく知らないから間宮先生の解説待ち。 CafeSUN’sのやり取りにまんまと騙された 面白かった
1投稿日: 2025.11.18
powered by ブクログインパクトのある表紙に惹かれました。 間宮先生がいい味を出してくれる。かつ重要人物である。他にも人物像を楽しめる描写も多い。
2投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログ非モテの主人公が助教授の息子さんが死んだのは事故か事件かを解き明かそうとする青春ミステリー。自分の大学生時代を思い出したがよく考えるとそんな仲良い女の子おらんかったな。本を読む事で記憶が良い意味で捏造される。
0投稿日: 2025.09.23
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最後の最後のどんでん返しは道尾さんらしくさすがだなあと思いました。 けど他にあまり印象がなくて、ほかの著書に比べると淡々と物語が進んでいく印象でした。 描かれているのが事件の前日から数日後までであまり回想とかもなったからかな。
4投稿日: 2025.08.28
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星3.5くらいの評価が妥当だと思ったが、3.5は登録できないので、星3にした。青春小説としては悪くはない。ただ、そこに不倫を絡めてしまうと物語を構成するためのギミックに感じられて、もったいないと思った。(不倫というか親子愛という感じではあるが。)まあ、青春小説に男女の衝撃的な事実はつきものではあるけど。ラストはスッキリとした読み味で◯。 タイトルはあまり本書のキーワードではなく、無理矢理付けたようにも感じた。 なんとなく伊坂幸太郎の砂漠を彷彿とさせたかな。
1投稿日: 2025.08.02
powered by ブクログいい意味で裏切りまくられました。 道尾秀介先生の作品では珍しく(?)ハッピーエンド寄りだったのも良かったです。
1投稿日: 2025.07.25
powered by ブクログある夏の日、幼い友達・陽介が犬(オービー)に引きずられトラックの前へ飛び出し亡くなってしまった。 その事件現場にたまたま居合わせた秋内、京也、ひろ子、智佳の4人。 主人公の秋内は、なぜオービーが突然道路に飛び出したのか。 これは事件なのか、事故なのか.... 秋内は動物生態学の教授・間宮に相談し、事件の真相に迫る。 最後の最後に話の意味が分かり、読み終わってスッキリとする話でした。 描写がわかりやすく、想像することも容易い作品で、作品の中にグッと引き込まれる感じがする1冊でした。
13投稿日: 2025.07.23
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青春謳歌劇。4人の男女の恋愛やミステリが絡まって、泣いたり涙ひっこんだり。いつも仕掛けにハマります。 想像の上をいくんだよなーもっとハマりたい! 間宮の「好きな相手に話しかけるときは体内で女性ホルモンが盛んに分泌されて、自然と声が高くなる」ってあるけど、ほんとかな? 以下はお気に入りの文引用です。 「しかし、外はひどい雨。しばらくはここにこうして座っているしかない。」 「秋内の頭の中は葛藤と困惑で満たされた。どうする。どうしよう。どうしましょう。」 「塾なんて行かないよ。あれは親に夢を売りつける、ただの商売だから」 「高校生だもん。付き合ったり別れたり、忙しいよ」 「人間だけが自殺するんです。人間だけが自分から逃げようとするんです。」
1投稿日: 2025.06.26
powered by ブクログ素っ気ない言い方だ。 しかし果てしなく想像力を働かせる余地のある台詞だ。 他人に無関心なのか、自意識が徹底的に低いのか、あるいは極端に高いのか。
0投稿日: 2025.06.21
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青春×ミステリー 面白い! 色々考えすぎて勝手に辛くなっていましたが、さすがは道尾作品 あちこち揺さぶられました 最後のシーンが甘酸っぱくて可愛くて、ふふっとなりました
0投稿日: 2025.06.14
powered by ブクログ青春はおもしろい、いいなー。もう戻ってこないあの夏の空気と友達とのはなし。あの頃は辛いこともいまはただ懐かしい。
1投稿日: 2025.05.29
powered by ブクログ大学の先生の息子がなくなり、事件か殺人か考察していく大学生たち。 道尾作品の大どんでん返しは健在だが、今回はちと厳しいな… 犬の生態が分かった気になり、飼いたくなった。
1投稿日: 2025.05.19
powered by ブクログ【走ったワケは……】 甘酸っぱい青春と、ほろ苦い事件の要素が いい比率で組み立てられてるなぁと。 そして道尾作品ならではの、どんでん返しも しっかりと決められ「やられたッ」の一言。 装丁のわんちゃんオービーもかわいいけど 中に出てくるオービーも動きや仕草が 想像できてほっこりします。 事件と青春、そして人の明暗の感情が 黄金比率で配合されている作品。 ライトに読めてグッと世界に入っていけるので どんな人でも読みやすいかなと思います。ぜひ!
0投稿日: 2025.05.10
powered by ブクログテンポ良く進んでいくので、途中で飽きることなく読み終わりました。 ささいなヒントが合わさって、最後に謎が解けた時は驚きでした。 読んでいてとても楽しかったのですが、結局あれは何だったんだろう…?と疑問に残った点もいくつかありました。 ただ、もしかしたら図書館に返す期限が迫っていたので、わたしがやや駆け足で読破したせいかもしれませんが(⌒-⌒; ) また時間があったら、もう一度読んでみたいです。 間宮先生が結構好きだったので、実際にこんな先生がいたら授業を受けてみたいなぁと思いました。動物行動学という分野も面白そうですし。 でも、メキシコドクトカゲを連れてきたときは遠巻きに眺めていようと思います┃_ ̄)
16投稿日: 2025.04.08
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作者の本は初めて読んだが、自分向けではないと思った。 叙述トリックとそうでないもの、文学的な青春の1ページを混ぜられると混乱するだけで、しょーもない感を感じてしまうのは自分だけだろうか。
2投稿日: 2025.03.02
powered by ブクログ大学時代の青春を背景に、人間関係や人の脆さ等が描かれている作品。道尾さんの作品らしい、ミステリー小説。探偵役も魅力的です。ただ個人的には、物語の展開があまり好きではなく、推理パートも核となる展開もなんだか中途半端に感じてしまいました。ただ、青春パートは普通に面白い一冊だと感じました。
1投稿日: 2025.02.23
powered by ブクログ道尾秀介の本はまだ3作目だけど、不穏な空気感がやっぱり好きだと思った。そして、今回もしっかりミスリードに引っかかってしまった。 ミステリーとしては面白かったが、秋内がどうしても好きになれず、青春小説としてはあまり楽しめなかった。 秋内は現場を見ていたので事故であることは明らかだったのに、あんな風に真相を探る必要はあったのだろうか。無神経な好奇心で多くの人を傷つけてしまったように思う。それにもう少し京也に寄り添ってあげて欲しかった。智佳と近づけてもらったり世話を焼かれてる割に、京也に対して情が薄い気がした。
11投稿日: 2025.02.17
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主人公は大学生。大学の先生の子が目の前で亡くなり、主人公は真相を探る。鍵は犬。 ■よかったところ ・道尾秀介ワールドです。文が読みやすく、物語にグングン引き込まれます。一気読みしました。 ・後半怒涛の畳み掛けです。真実が明らかになっていくのが気持ちいいです。これぞミステリーのカタルシス。 ・良作の条件、2回以上のどんでん返しは当然含まれています。冒頭を終盤で回収するのも心地よいです。 ■うーんなところ ・子どもが死ぬのは最近個人的に心に来ます。 ・基本的にはグッドエンドですが、ある家庭だけには救いが無いです。そこだけは苦しいです。 ・終盤の犬登場シーンへの理由づけが若干苦しいかなぁと思いました。説明無いよりは全然ありがたいですが。 ■まとめ 基本的には最高のミステリーだと思います。いけない に次いで道尾秀介作品ではかなり好きな作品でした。
3投稿日: 2025.02.16
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面白かったー! いつもながらミスリードさせられてもちろん京介と智佳の仲を疑ったしラスト死んだのは主人公である秋内やと思ってた(笑) そして陽介は何かしらの理由があって意図的にころされたのかと思ってたけど…ただの偶然が引き起こした痛ましい事故やったとは。 しかもそれが父親が原因になってしまったというまさかの。 この父親の悟も可哀想ではある。 一番の被害者かもなあ、、、 いや、一番の被害者は何の罪もないのにしんでしまった京介か。 とにかく先が気になってどんどん読めた。
1投稿日: 2025.01.23
powered by ブクログ再読。 大学生の男女4人の青春に絡めたミステリー。 後半のミスリードに完全にひっかかり辛い気持ちになったりしながらも、最終的には後味は悪くないです。 若い4人がメインなこともあり、人間らしい俗っぽさや愚かさが次々謎を呼んでいくのがおもしろいです。そしてオービーは名前の通り本当に賢い犬! あと間宮先生がクセつよででも意外に人情派なんだな。大学時代あんな教授に会ってみたかったな〜
3投稿日: 2025.01.19
powered by ブクログ本の表紙と道尾さんが好きで買ってみました。 青春の中の一コマを切り取った内容でした。 作品内のキャラクターの表情の豊かさ、声にならないような場面を文字で表現したりやはり道尾さんの凄さだなと感じました。
0投稿日: 2025.01.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
つまるところ、ソロモンの犬とは間宮先生の犬ということでおあとがよろしい。 おじいちゃんやらメガネの男やら、あちこちに張り巡らされた伏線の数々が実を結ぶパズルのような仕上がり。確かに見たのに頭の片隅に追いやっていた出来事にスポット当たってブラボー。 書かれ方のせいか、間宮先生が伊良部先生に脳内変換されるのだけは勘弁してほしい…。
1投稿日: 2024.12.15
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何か悲しい話だなぁと思って終盤読み進めるのが辛かったけど、最後は心が暖かくなる感じで良かった。 道尾さんの本は向日葵~より先にこれやシャドウを読んでたらもっと早くにハマれたかも。
2投稿日: 2024.11.12
powered by ブクログ序盤は読み進めにくいと思ったけど、中盤は少しは引き込まれ箇所もあった。 倫理観が最低な人が多かったな〜 うわー最悪…って思いながら読んだ。
16投稿日: 2024.10.28
powered by ブクログとても面白かったです 秋内、京也、ひろ子、智佳の大学生4人が大学の先生の息子陽介の事故に関わった話 キーとなるのはオービーという飼い犬。 ラストにどんでん返しはあるけど嫌なショックは少なく全体を通して青春ストーリーなので読みやすかった
2投稿日: 2024.10.20
powered by ブクログ飼い犬の暴走によって幼い友達が亡くなる事故の原因を大学生が調べて始めてから友人を疑いだす。 読んでいて没入しやすい文章と雰囲気。見事に騙されたが読後感は意外とスッキリする。
41投稿日: 2024.10.08
powered by ブクログ犬好きとしてタイトルが気になって読んだが思っていたものとは違っていて、人間のどろどろした部分による事故だったり。
0投稿日: 2024.08.31
powered by ブクログ独特な友情、歪な関係の恋人、変人教師。 現実ではあり得ない出逢い。それもあり全てを共感できませんでしたが、読みやすかったです。 道尾さんの書く文章と、人物の関係が独特な印象を感じました!
1投稿日: 2024.07.21
powered by ブクログおもしろくテンポ良く読み進め最後の真相のようなところで、ええっっっ?!とちょっとがっかりした、が、信じて読み進めて良かった、、、、読後感が良い 悪人がいないからなのか 少なくとも人は死んでいるのに爽やかな終わりをするところが、逆にリアルなのかなと思った
0投稿日: 2024.07.14
powered by ブクログいやー、面白かったです。 著者はミステリー調が多いので、そのイメージで読み進めましたが、ある意味青春モノであり、謎解きであり、大どんでん返しで先入観無しに読むと良いですね。 出てくる教授のシリーズ化も出来そうな内容でライトな推理小説でしたが、さすがに先を読みたくなる素敵な文章。 他の小説も読んだ事あったのですが、また改めて読みたくなりました。
0投稿日: 2024.07.01
powered by ブクログミステリーの王道であるどんでん返しはあるのだがなんだか子供騙し的な感じがして「やられたー」っていうふうにはならない。無駄にひねくりまわしているって印象。
1投稿日: 2024.06.11
powered by ブクログ少ない登場人物だが、繊細な人間関係や一人一人の気持ちを想像させるような描写で読み応えがあった。青春ミステリ
1投稿日: 2024.05.31
powered by ブクログシンプルに思っていたのに思わぬ着地、全てのピースがかっちりハマるスッキリ、登場人物たち。おもしろかった。
0投稿日: 2024.05.12
powered by ブクログ読み進めていくにつれて、誰もが怪しく思えてくる。その言動に深い意味はあるのか、、。 伏線回収もさすが道尾秀介さん。 犬の習性も初めて知る事ばかり。 昔飼ってた柴犬は、母にだけ忠誠だったなぁ。
11投稿日: 2024.04.29
powered by ブクログ面白かった!午前に家事を済ませたからってこの本に夢中の午後。主人公が好きでした。謎を解明するために自転車走らせてすぐ動く行動力と、声に出さない妄想ぽい独り言がウブでたまらなく可愛かったです。職場でもオージー探しのために社長にかけあったりなかなかやるなあと思った。陽介くんの死の理由が悲しかった。動物先生はキャラ濃くて面白かった。いい先生すぎる。 主人公と親友の軽口もテンポよくて楽しかった。 犯人?は途中から想像ついたのですが、最後はどんでん返しがあって楽しめました
6投稿日: 2024.04.18
powered by ブクログp49 「塾なんて行かないよ、あれは親に夢を売りつける、ただの商売だから。」 ミステリー小説では毎回各章が進むごとに自分なりに犯人を探して犯行動機を作り上げてよし、こうだ!!と考えますが、道尾秀介さんの作品には毎度その稚拙な推理をへし折られます笑 カラスの親指に続いて今作「ソロモンの犬」を呼んだのですが動物の豆知識がありら例えば犬は目が悪い、紫、青、緑を中心に色を見分けている。カーミングシグナルという恐怖や緊張に襲われた時らわざと無気力な態度を取り、相手の気持ちお自分の気持ちを落ち着かせる。などなど。 あとは主人公の秋内の心の弱さは自分に似ておりすごく共感しました。 本書における人間の弱さとは、少年の事故に絡んだ人々だけでなく、恋心に翻弄され、嫉妬心や懐疑心に駆られる静の姿にも反映されてた。弱いからこそ生まれる滑稽味も、自虐的なだけでなく愛らしく、時に切なくかけてしまうのは、そうした目線があるからだと感じました。 少しかそう言うとこにも恐縮ながら道尾さんと近しいものを感じ取れる親近感を覚えました。 カーミング☀︎シグナル
1投稿日: 2024.03.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ストーリーが少し粗いなと思ったけど、逆に良かった。大学生4人も個性的で面白かった!犬の行動に嘘はないけど、人間は嘘をついたりする。でもこの物語の嘘や虚偽の行動は利己的なものではなく他人を思いやっての行動が多かったので良いね。
0投稿日: 2024.02.26
powered by ブクログ最初なかなか物語に入り込めなかったんだけど、中盤からグッと惹き込まれて一気に読めた。 気持ち悪い(褒)間宮先生がいい味出してたなー 京也もひろこもあんまり好きじゃないから最初入り込めなかったのかなぁ 読み応えはあっさりめで、比較的呆気ないというかそういう着地なんだ?!って感じでした。 SUN'sね(笑)
0投稿日: 2024.02.19
powered by ブクログ青春ミステリーという、私としてはニュージャンルの小説。 ミステリーとして読むと、若干の間延び感や最後の唐突感が否めないが、青春ラブストーリーとしての要素がふんだんに取り込まれているので小説として楽しめた。
0投稿日: 2024.02.17
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ソロモンの犬 著者:道尾秀介 発行:2010年3月10日 文春文庫 初出:「別冊文藝春秋」第267号(2007年1月号)~271号(9月号) 単行本:2007年8月、文藝春秋刊 ミステリーはほとんど読んでこなかったけれど、この本はもしかして読んだかもと思っていたが、最後まで甦らず。おそらく道尾秀介作品を読むのはこれが初めて。解説によると、この小説は初期の青春三部作の中間の作品とのこと。『シャドウ』『ソロモン』『ラットマン』。 <登場人物> 秋内静(せい) 友江京也(同じ大学) 巻坂ひろ子 羽住智佳 間宮未知夫助教授(動物生態学者) 椎崎鏡子助教授、10歳の息子(陽介)、犬(オービー) 椎崎悟(離婚した夫) ACT 阿久津社長(静のアルバイト先、自転車での配達会社) 相模野大学応用生物学部で学ぶ4人の大学生の話だが、秋内静の視点で書かれている。友江京也と巻坂ひろ子が付き合っていて、ひろ子と高校時代からの友達である羽住智佳に静は好意を寄せている。静の父方の祖父は近くに住むが、静は一人住まい。父親は仙台で祖父とは断絶状態。京也は四国の会社社長の息子で、継ぐように言われている。母親は死んでいる。釣り好き。 4人は、椎崎鏡子助教授の授業を受け、10歳になるその息子・陽介とも仲がいい。陽介が拾ってきた飼い犬のオービーとも散歩をする。ある日、静が歩いていると、歩道上で動かないオービーに手を焼いている陽介を見かける。道の反対側のカフェから、京也が出てきた。階段を下りてきた。外に並んでいたスズメと目があい、持っていたロッドケース(釣り竿を入れる細長いケース)を猟銃に見立ててバーンとポーズした。すると、オービーが急に走り出し、手にリードを巻き付けていた陽介が引きずられ、トラックにはねられて死亡してしまった。 誰が見ても事故だったが、そんな設定で、4人ははぜか犯人捜しをする。京也の行為のせいだと考える?そうかと思うと、陽介を殺したのは私のせいだと智佳が言い出す。オービーのリードを放さないよう腕に巻き付けろと言ったのは智佳だと言う。でも、なぜオービーは突然飛び出した? *カーミング・シグナル:犬が突然、無気力そうにあくびをするなど、やる気のなさそうな態度をする。それは相手を落ち着かせようとするシグナル。オオカミがするカット・オフ・シグナルと同じ。 *負の強化:犬が勘違いして、行為をエスカレートしていくこと。例えば、郵便配達員が来て吠えるとすぐ立ち去った(仕事を終えたため)、それは自分が吠えたからだと勘違いし、次はさらに強く吠える。 *正の強化:飼い主がくれるご褒美ほしさにお手などを覚える *犬は特徴の組み合わせで人間を記憶する。例えば、スーツと帽子。この小説では、メガネと刃物。 椎崎鏡子は悟と離婚していた。息子を突然の事故でなくし、絶望し、本人も自殺してしまう。ところが、自殺の第一発見者は京也だった。しかも、彼は鏡子の住まいの鍵を持ち、それを開けて入って発見している。実は、1年ほど前から付き合っていた。35歳半ばの女性と男子大学生。だが、実はセックスまではせず、裸で抱き合って甘えているだけだった。 ある日、夫である椎崎悟が勤め先の事情で早く帰ると、2人は裸でベッドインしていた。悟はこっそり家を出て、夜、普通に帰るふりをして帰宅した。そして、2人で話をして出て行った。陽介は寝ていた。しかし、後で分かるが、その時、悟は刃物を出していた。犬のオービーはそれを見ていた。メガネをかけた男、刃物。 悟は出て行ったものの、京也を殺すつもりだった。カフェから出てきたところを刃物で殺そうとしたところ、それに感づいたオービーがあくびをしてカーミング・シグナル。その場で動かない。動かそうとする陽介。しかし、本当にヤバくなったのでオービーは飛び出した。引きずられる陽介、トラックにひかれる。悟はひかれたのが息子とも知らず、人が集まってきたのでとりあえず殺人計画は中断。 静は10万円ぐらいする自転車(ロードレーサ-)に乗っていて、アルバイトで配達をしていた。当時はまだ食べ物ではなく、書類などが届け物。悟はまずいところを彼に見られたと思い込み、そのロードレーサーのブレーキワイヤーを切断して、殺そうともする。結局、植え込みに突っ込んだだけだったが。
0投稿日: 2024.02.05
powered by ブクログ面白かった!重いストーリーではあるけれど、それほど暗い気持ちにならなかったのは、主人公の純愛や時々クスッと笑ってしまうシーンが上手く絡めてあったからかな。特に間宮先生のキャラが良かった! どんでん返しとまではいかないけど、トリックや伏線の回収が上手く書かれていて、最初から最後まで飽きることなく読めました。
20投稿日: 2024.01.25
powered by ブクログ登場人物が少なく日本のドラマにでも出来そうな物語 後半から段々内容が盛り上がって来るが正直、面白かったと言うには何か足りない。
1投稿日: 2024.01.24
powered by ブクログ大学生4人を中心の青春混じりのミステリー物語 主人公秋内静 友人京也 京也の彼女ひろこ 主人公が好意を寄せるひろこの友人智佳 助教授の息子陽介 愛犬オービーの暴走で死亡 その謎を解明していく話 動物学の先生間宮がとても重要で良い役 後半トリックというか色々明かされていくのが明快で、楽しく読めた。
4投稿日: 2023.12.17
powered by ブクログ甘酸っぱい様な、切ない様な、そんな青春ミステリィでした。 主人公の妄想が的外れで微笑ましかったです。 そんな中でのしっかりとしたミステリィでした。流石の道尾秀介さんです。
3投稿日: 2023.12.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
登場人物のキャラクターが好きだった。京也の性格はあまり掴みどころがなく、秋内との会話をスルスルとかわしていく感じが印象的だった。 最後が甘酸っぱい感じで良かった。 事件の結末は割とあっさりしてて、自分で解くのは無理だなぁと思った。
1投稿日: 2023.11.20
powered by ブクログ道尾秀介氏の魅力は、美しい文章、秀悦な表現…『洗ったように奇麗な満月』シビレた! そして仕掛けに次ぐ仕掛け。 本書は大学生男女4人の青春ミステリー。 助教授の10歳の息子が、愛犬オービーに引っ張られトラックに轢かれてしまう。なぜ、オービーは突然飛び出したのか? 偶発的な事故?策略された計画的なもの? 亡くなった陽介くんとオービーが不憫でならない。 著者は、ホラー・明・暗といろんな作風を描くが、本書は切ない【明】ミステリー。目が先走り、結末に気が急き夜更かし読みした。 ただ今回の仕掛けはちょいとやり過ぎでは⁈
17投稿日: 2023.10.19
powered by ブクログ男の友情を精度良く書いてくれていました。電車で読んでいて涙をこらえるのに必死でした。 いい意味での裏切りや爽快な結末で大満足です。
6投稿日: 2023.09.28
powered by ブクログ人間の一方的な都合に巻き込まれて飼い主を失ったオービーが切ない。途中で結末は予想がついたが非常に楽しめた。
1投稿日: 2023.09.12
powered by ブクログソロモンの犬 道尾秀介さん。 どんな?犬のお話かしら?? 表紙の面白さに、興味津々!! 楽しみに読み始めた。 えっ? どうして? なに? と、謎解きが多く。 前のページで再確認してみたり、 おもしろかった。 犬の場面は、ほろりと、泣けた。 解説を読んだら、 道尾秀介さん。 カラスの親指、ラットマンは読んだことあるけれど、 干支シリーズってなってるとは知らなかった。 読んでみたくなりました。 おすすめの本です。
1投稿日: 2023.09.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あらすじから暗そうな作品だなーと思ってたけど秋内の性格が面白くて明るく読めた 最後はしっかり騙されて、涙を浮かべたあの時間を返してほしい お祖父さん最高だった
2投稿日: 2023.08.31
powered by ブクログオービーの気持ちを思うといたたまれない。一番辛いのはオービーかなと。 ちゃんと伏線は回収されて読みやすい感じはあります。終盤はちょっと雑になったかな!?っていう気もしましたが。その他、動物に関しての知識はこちらも勉強になりました。
1投稿日: 2023.08.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初からなんだか不穏な空気感。 にも関わらず主人公たちの明るいやりとりに、ここからどう繋がるんだ?と思ったけどそういうことか。 病床での最後の言葉を聞き、「バ…ベ…ウ…⁇…バベル!何度か出てきたバベルの塔ね!ってことは…!」と自分なりに名推理を繰り広げていたが単純に「バーベキュー」であることが判明し失笑。 なんとも悲しい事件ではあったが、登場人物たちの軽快なやりとりに救われた。
1投稿日: 2023.07.29
powered by ブクログ夏の青春✕ミステリーで、私の大好きな貴志祐介さんの『青の炎』の世界観を感じられる作品だった。誰が犬を操って少年を殺害したのか疑り深くなり、皆の言動が怪しく思えた。ラストで悲しい現実はあったものの、事件の真相は私にとって納得できるものだった。
7投稿日: 2023.07.23
powered by ブクログ読み進めていくうちに少しずつ分かってきた…と思いきや! 一筋縄ではいかない登場人物達に翻弄されました。 思い込みや希望を入れず、考えるということは難しい。
2投稿日: 2023.07.18
powered by ブクログ犬が飼い主の少年を引きずった結果起きてしまった一件を巡り、大学生の主人公が解決に翻弄する青春ミステリー。 伏線の張り方と回収が見事なのは、さすが道尾作品。特に後半は小さなどんでん返しを挟みながら、すべての伏線が綺麗に回収されていく。 犬が謎を解決する上でポイントにはなるが、単なる動物のお話というわけではなく、人間同士の関係性や心情を繊細に描いている。 動物×ミステリーということで、個人的に好きな要素が詰まっていたので楽しく読み進められた。
2投稿日: 2023.06.25
powered by ブクログ4人の大学生達は、彼らの教授の幼い息子の交通事故死と遭遇したことにより、友人関係が不安定になっていく。彼らの目の前で少年は、飼い犬に引きずられ事故にあってしまった。 少しの違和感が事故への疑心となって、事故の原因を探してはじめる。 あれやこれや事故に関する怪しげな事をこつこつと解消していきます。なかなかの創意工夫で正解まで楽しめます。 大学生達は、事故に関しては悲しげだけど、コミカルさもあり、幻想的シーンもあり、道尾さんらしい作品かなっと思います。 ソロモンの犬というタイトルほどソロモンしてないかなとは思ってしまいました。 解説で、シャドウ→ソロモンの犬→ラットマンで初期青春三部作と知りました。また順番間違たかも。連作ではないみたいなので良いかな。
62投稿日: 2023.05.16
powered by ブクログ飼い犬に引き摺られての少年事故死、という実際にありそうな設定が、物語の緊張感を維持していたように感じました。 章ごとに同一の構成で話が進む中、最後にはきちんと構成の種明かしまであり、面白かったです。 ミステリーは常にトリックや犯人を推理しながら読み進めますが、ラストのオチには騙されてしまい嬉しかったです。
2投稿日: 2023.05.07
powered by ブクログ登場人物達が魅力的。特に間宮教授のキャラが好き!事故の真相はそこまで意外なものではないけど、何度か「⁈」となる展開あり。
3投稿日: 2023.04.29
powered by ブクログ最近読書出来ていなかったので、久しぶりの読了! 面白かった!! 道尾秀介は裏切らない(笑) 最後まで全く飽きずに読めました。
3投稿日: 2023.04.12
powered by ブクログ秋内静含む4人の大学生の幼い友人の陽介が散歩中に事故死。 秋内静は生物に詳しい大学教授の間宮と協力し犯人を突き止める青春ミステリー。 終始伏線が沢山散りばめられていて登場人物みんな怪しく思えた。そしていくつか予想を裏切られた。最後のどんでん返しはしばらくよむのを止めたぐらいやられた。こうも予想を裏切られると気持ちが良い。 動物の習性や特性が事件に繋がり、解決するヒントにもなっていたのがとても面白かった。 京也はとにかくざまあみろ
4投稿日: 2023.04.03
powered by ブクログ散りばめられた伏線がとても丁寧でかつ自然に張られているため、読み進めていけばいくほど引き込まれる内容。しかし夢でした はある種、読み手への裏切りだと思っているので少し残念だった。 物語終盤でー実は〇〇でしたーなどによる、舞台演劇のような局地的な盛り上げは道尾さん独特の作風なので納得出来なくはないが 今まで読み進めていた丁寧な心理描写やそれからくるすれ違いなどを楽しんだ後なので、戸惑いは若干あった。 しかし、楽しめたのでオールオッケー
2投稿日: 2023.03.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
カタカナの使い方が面白い。あたしアタシ… 京也と鏡子の関係、秋元の死、どんでん返しが多い。 京也の病気(事故を目撃していたはずの位置にいたにも関わらず見ていなかったこと)、サンズという名前のカフェ(三途)、秋元の祖父の病気、と伏線も多い。 京也、自転車便のバイト先の店長が怪しくて考えながら読むのが面白かった。 秋元の祖父が死ぬ時に「バーベキュー仲間を呼んでくれ」って言って秋元の友達3人の電話番号をメモに書いて渡したシーンよかった。番号覚えてた? 秋元の三途の川での回想という構成もよかった。祖父が身代わりになるんだけどね。 ちょっと忘れかけた時にもう一回読みたい。
2投稿日: 2023.03.15
powered by ブクログ大学生の青年と動物生態学者が、幼い少年の命を奪った交通事故の真相に迫っていく長編 事件の深刻さ(重々しい雰囲気)と大学生の青春事情?という軽さのバランスが不気味で、「子どもが目の前で亡くなったんですよね??」となるけど その軽さと明るさがあるために読みやすく、手が止まらなくなる 青春ミステリって青春とミステリ?と思っていたが こういう物語のことを言うんだなと腑に落ちた 智佳ちゃんのことが好きな秋内の頭の中はいつもコミカルでニヤニヤしちゃうやら応援したくなるやらで忙しい ミステリとしては 色々なところにミスリードの穴が空いていて、逐一はまっては「これじゃなかったか」と這い出して、またすぐ次の穴にはまってしまうような仕掛けがおもしろい 本当に最後まで「???どういうこと??なんで??」と思いながら読み進められるし、それでも最後には謎は全部解消されてすっきり 文体も好みで中毒性があり道尾さんの作品にはまっていきそうな予感
3投稿日: 2023.03.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久々に拝読したけど、「あ〜道尾秀介様の本読んだ〜♡」って満足! 最後にいくつか伏線回収というより、それプラス、細かい部分も所々回収していってくれる。今作、特に「?」と気になる部分がいくつもあったけど、ちゃんと全部回収してくれて、モヤモヤしてた小さな不信感も秋内くんと一緒に回収していけるのが楽しかった♪ オービーの行動…今思い出しても泣ける… 巧妙な仕掛けで動かされたもの、じゃなくて オービーの陽介くんを大切に思うからこその行動だったんだって分かった時からもぉずーっと泣いてた。。 始まりと、最後のみんなの雰囲気が冷たいものから温かいものに代わって、そこもすっきり楽しめた♡
2投稿日: 2023.02.17
powered by ブクログある日突然起きた事故の真相を追うことになった秋内が辿り着いた先には・・・ 冒頭から何か変な違和感?(言葉にするのが難しいのですが)があり、 靄がかかったようなそんなイメージが終始ありました。 怪しいなと思うような言動や行動を頭に残しつつ読み進めていき、 終盤のシーンでは思わず「えっ・・・!?」と声を上げてしまいました。 そしてその後、感じていた違和感、靄が少しずつ晴れていくように、 物語の全体像がようやく掴むことができました。 真相がわかっても尚、やりきれない気持ちになりました。 未然に防げたことなのかもしれない、 けれど必然で起こってしまった結果なのかもしれないとも思いました。 悲しい話ではあったものの主人公のピュアさがところどころクスッと笑ってしまうようなシーンもあり、間宮に関しては中々癖にあるキャラクターで面白かったです。 とにかく、オービーには幸せに暮らしていってほしいです・・・!!
26投稿日: 2023.02.15
powered by ブクログ犬の散歩をしていた少年が、犬が急に走り出した為、トラックに轢かれ命を落とす。その事故を目撃した大学生・静くんが真相を探る。後半の話の展開に、そうくるかぁ〜。そういう事だったんだぁ〜と、伏線が回収されていくのも面白かった。間宮先生のキャラ最高‼︎
3投稿日: 2023.02.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
登場するRiverside cafe SUN's が三途の川だったと気づいた時の衝撃が強く、犯人がわかった時はあっさり。なんだ〜って感じ。どんでん返しといえばそうだけど、何か物足りなさを感じた。
1投稿日: 2023.02.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
走馬灯と、誰が死んだのか?が終盤になり解き明かされる構成が特に良かった! 大学生男女4人の恋模様と、中のいい大学教員の親子と飼い犬のオービー、そして動物狂いの間宮助教授。 キャラクターがそれぞれ特徴的で良かった。 特にイケメンで事件の全ての発端となってしまった京也は良くも悪くも憎めない部分があり、面白いキャラクターだった。 間宮のうんちくといい意味でのガサツさや堂々としている所もとても好感が持てた。
1投稿日: 2023.02.04
powered by ブクログミステリーの他にも青春要素もありはやく続きを読んでしまいたい気持ちで一気読み。 会話文が多くテンポがいいので没頭してしまった。 感想としては4人の大学生の人格が少し現代的ではない気がした。とくに京也なんかは現実にいたら近寄りがたいかな。 間宮先生の犬の習性から推理していくくだりがゾクゾクした。
3投稿日: 2023.02.01
powered by ブクログ道尾秀介のミステリー。 飼い犬の振る舞いが原因で、子供が事故に巻き込まれてしまうことから、物語が展開します。主要メンバーの関係性や、そのほかの色々な謎が少しずつ解けていき、なぜ飼い犬が事故を引き起こすような挙動を起こしたかがわかりました。
2投稿日: 2023.01.28
powered by ブクログ青春味が濃いミステリだった。過去を振り返りながら現在と思われる部分を挟みつつ、終盤の収束に向かっていく。結構多彩な雰囲気を醸し出しつつ、話も進んでいくのは飽きが来ない。主軸がわかり難い感じはあったり、重要な要素っぽかったものが放置されたまま(ミスリード扱い?)だったり、全部腑に落ちるかというとそうではなく、騙された感が強い。爽やかな中に時々ダークサイドを差し込んでくるのも道尾秀介だなあと思ったりした。
10投稿日: 2023.01.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
メインは大学生の男女4人。冒頭のシーンと途中の話がなかなか繋がらなず、どう繋がるのかと頭を悩ませながら読んだ。最後はスッキリつながってうまくまとまっているなーという印象。意外と青春要素あり。
4投稿日: 2022.12.28
powered by ブクログ自分と同じ名前の登場人物がいて、しかも道尾作品と言う事で期待が強すぎたかもしれません笑 恋愛的な面が多々あり青春を感じました。 終盤は伏線回収やミスリードにそうだったのかと真実に驚かされました。
6投稿日: 2022.11.28
powered by ブクログ「この中に、人殺しがいるのかいないのか」このフレーズから物語が動きました。なかなか引き込まれる始まりです。一体物語はどこに着地するのか、先が気になる作品でした。 しかし、この本の魅力は物語だけではなく「登場人物のやりとり」にあると思います。 非常にリアルで、あぁ…こんなやりとりしてたなぁ…と感じる場面が多々ありました。 学生時代は多くの人が経験なさっているでしょうから、そこを楽しみながら読んでもGOODです。
4投稿日: 2022.10.22
powered by ブクログワンちゃんは、悪くない! いくら、ずっと仲良しだからって、大型犬に属してる犬を小さな子供に、リード持たせるのがアカン! そんなこと言ってると小説にならんけど…^^; 子供がトラックに轢かれて亡くなる! これは事故なのか? 巧妙な殺人なのか? やねんけど、何度もしつこいけど、ストーリーに関係なく、ある意味、殺人やとは思う。 更に親も自殺… しかし、ええ学生生活してるな…の青春ミステリー… みんなキャラ立ちしてて、話は相変わらず屁理屈多いけど、軽快! 間宮先生だけ、独特な雰囲気。名前もミチオだし… (良く出てくる作者の名前…) もっと、悲惨な最後を迎えそうな雰囲気やったけど、最後は爽やかな感じ。 事件を通じて、彼ら彼女らは、一皮剥けるのかな? 私は、まだ、その川は渡りたくないな… いずれは、渡るにしても…(SUN‘s)笑
48投稿日: 2022.10.10
powered by ブクログ一気読みだった。登場キャラがそれぞれいい感じで、展開も面白い。最近は道尾作品に心酔している。いろんなドンデン返しにたびたび驚きながら、最後の結末は安心して寝れるわ。
5投稿日: 2022.09.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
表紙が犬ってだけの理由で購入して一年間寝かせてやっと読んだ作品。 犬って書いてあるからてっきりほんわか系かと思ったら誰が殺したどうのと始まり、ミステリー好きなので一気読みしてしまった。 最初の情景が最後になってから理由がはっきりわかるし、だれがどう関わったのかなども段々明かされるので誰が犯人か予想しながら読める。また、静が死んでしまった!?というびっくり展開で終わるのもある意味面白かったと思うが、きちんとオチがあり分かりやすいのでどなたでも読みやすいと感じる。マンマミーヤが最後では愛すべき男になったし、最後のページは声を出して笑ってしまった。みんなに幸あれ。
4投稿日: 2022.09.04
powered by ブクログ軽快な語り口の青春ミステリー。 主人公の秋内ら男女4人の訳あり大学生は、恋愛の駆け引きをしながら、甘酸っぱいキャンパスライフを送る。 そんな中、4人の小さな友人である10歳の男の子が不幸な交通事故によって亡くなってしまう。 果たしてこれは事故なのか?それとも… 単なる事故とは納得出来ない秋内は、動物生態学に詳しい大学助教授の間宮の力を借りながら自ら調査を開始する。 事件の中に漂う違和感を追ううちに、次々と浮かび上がる仲間たちの不穏な動き。 やがて次の犠牲者が出て… 主人公の軽いノリと悲惨な事故がクロスしながら、スピード感を持って話は進む。中盤から登場し、どこか頼りない間宮先生が動物生態学の知識を駆使して事件の真相に迫る。
1投稿日: 2022.08.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大学の男女4人の恋愛が絶妙で、伏線なのかミスリードなのか複雑だった。 秋内静の夢から始まり、「何が現実で」「どうして4人が話ているか」不思議な世界感だった。 最後はすっきりかな。 終始オービー(犬)がかわいかった。
1投稿日: 2022.08.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
もっと人間関係のドロドロしたお話かと思いきや、結構爽やかなお話だった。読後感は良い。 途中に何度かどんでん返しがあったので個人的には満足。 ただ、冒頭のシーンが夢だと分かったときは「そんなのありかい!」と思った。筆者はこういう書き方もできるのか。ここは賛否分かれそうな気がした。
1投稿日: 2022.07.30
powered by ブクログ「道尾秀介」の長篇ミステリ作品『ソロモンの犬』を読みました。 『シャドウ』、『片眼の猿』に続き「道尾秀介」作品です。 -----story------------- 「道尾秀介」の描く青春は切なくて可笑しくて、悲しい 飼い犬の引き起こした事故で死んだ少年、だが本当は……。 悲しみの連鎖は驚きの真相へ。 道尾ファン必読の傑作青春ミステリー 「秋内」、「京也」、「ひろ子」、「智佳」たち大学生4人の平凡な夏は、まだ幼い友「陽介」の死で破られた。 飼い犬に引きずられての事故。 だが、現場での友人の不可解な言動に疑問を感じた秋内は動物生態学に詳しい「間宮助教授」に相談に行く。 そして予想不可能の結末が…。 青春の滑稽さ、悲しみを鮮やかに切り取った、俊英の傑作ミステリー。 ----------------------- タイトルに十二支が組み込まれている「十二支シリーズ」第二弾作品、、、 あれれっ ファンタジー作品だったのか… と思わせるような展開でしたが、実際は瑞々しい青春ミステリー作品でした。 これまでに読んだ「道尾秀介」作品の中で、イチバン面白かったですね。 物語は「秋内静(あきうちせい)」、「友江京也」、「巻坂ひろ子」、「羽住智佳」の四人の大学生を中心に展開、、、 周囲の人物で物語の鍵を握るのは、助教授の「椎崎鏡子」とその息子で十歳の「陽介」、飼い犬の「オービー」、別れた元夫の「悟」、「鏡子」の同僚で動物生態学者の「間宮未知夫」です。 愛犬「オービー」が突然走り出し、引きずられて車道に飛び出てしまい、命を失ってしまった「陽介」、、、 なぜ「オービー」は突然走り出したのか… それは偶然だったのか… それとも、誰かが作為があったのか… そうであれば、その動機は… 「陽介」の死の真相を知ろうとする「静」の行動を軸に物語は進展します。 そして、中盤から終盤にかけては、「鏡子」の死(自殺?他殺?)、「静」の事故(死?)等、物語は大きく動き、、、 相変わらず、うまーくミスリードさせられる展開から、徐々に真相が判明し、バラバラだった伏線がひとつの輪として繋がる終盤、そして驚きのエンディング… 「道尾秀介」作品らしさが愉しめました。 特に喫茶店内での会話は、現在進行形… と思わせておいた後、幽霊となった「静」の作り出した世界だと思わせ、その実は失神した際の夢の世界、、、 でも、騙されてもイヤな感じはないですね。 喫茶店の名前"Riverside cafe SUN's"が"三途(さんず)の川"とひっかけてあったり、死に間際の言葉「バベウ」が「バベルの塔」のことかと思ったら「バーベキュー」のことだったり、言葉遊びも面白かったです。 カーミング・シグナル等、犬の生態が推理に関わってくるため、動物生態学者の「間宮」が登場しますが、「静」の事故(死?)後は、探偵役も与えられて、なかなかイイ味を出していましたね。 青春時代特有の、恋心に起因する嫉妬心、猜疑心、そして、時折見せる初々しさや甘酸っぱさ、切なさが巧く表現されていて、、、 亡くなった二人には申し訳ないけど、四人の大学生にとって… 特に「静」と「智佳」の二人にとっては、成長し、絆を深め、明るい未来を予感させる、爽やかで心地よいエンディングになっていました。
0投稿日: 2022.07.22
powered by ブクログ確かにソロモンの指輪は欲しいです。 道尾秀介さんの作品は『向日葵の咲かない夏』と『シャドウ』しか読んでないので、暗い作品しか書かれないのかと思ってました。 今回の作品は終わり方が割とスッキリしてますね。 個人的に犬が大好きなので間宮さんのお話はすごく面白かったです。 というより、小説家は一つのものを作り上げるのにだいぶ勉強されるんだなと改めて思いました。 もしかしたら、たまたま道尾秀介さんが動物が好きで知識があったのかもしれませんが。 あと自転車も好きなのかもしれませんね。
2投稿日: 2022.07.13
powered by ブクログ自分的には後味スッキリの作品でした。 構成も面白く、どんでん返しというよりはなるほど。と納得させられる作品でした。 ただ、ミステリーの答えが僕的には腑に落ちないというか反則やん!と言った感じでした。
2投稿日: 2022.06.08
powered by ブクログ友達から聞いた話なんだけど。くらいに身近にありえそうな話で、、、主人公が少しづつ周りに溢れる おかしい を解明していくんだけども。たしかにあるよね、日常でも電話話し中だったなぁ?そういえば、とか、あの時あそこにいたの見たけど、何やってたのかな?などなど、一瞬見落としてしまいそうな あれ? を主人公は少しづつ拾って形にしていくんだけど、なんせかんせめちゃくちゃ惚れてる女がいるもんで、その子とあうとまたリセットされるっていう、通常の人間にとてつもなくありがちな主人公の頭の中が、読んでて あーわかるーでもそこ!忘れないで! ってこっちから叫びたくなります。笑笑 まぁ、よくあるよね、あれ?をうっかりそのままにすると日常でも、あとで あーーーあの時の違和感これだったか!!!!! っていう後悔。 そんな、普段からみんなが何気なく感じるミステリーが散りばめられたこちらの一冊。普通にそうくるか!え!そうなの!?っていう展開と、そっち!!!!!? っていう展開に、うっかりほのぼのした本かと思っちゃいそうになる中で、ガッツリてっくり返してくれます。 最後まで、マジで油断ならない一冊。 主人公たちの抜けた会話がまた、ミソ。
3投稿日: 2022.05.16
powered by ブクログ3回騙された(笑) 道尾先生は『干支シリーズ』に縛られたくないとおっしゃってるようですが、『カラスの親指』とこれで2作目。 他の作品も読んでみようかな。
18投稿日: 2022.05.08
powered by ブクログキャラがつかみやすく読みやすかった。 内容は全然違うけど、登場人物が伊坂幸太郎さんの砂漠の大学生たちをなんとなく思い出させる。 間宮先生、名前ミチオさんなんだ〜。
1投稿日: 2022.04.23
powered by ブクログ犬の習性を扱った物語という点は斬新だった またそこから拡がっていく色々な青春物語、事件が殺人なのかそうではないのか、また事件の真相に迫っていく点も物語に幅を利かせていて面白かった 各キャラクターも個性が溢れており、うぶな主人公の青春的な心情の揺れ動きや助教授の憎めない言動なども物語の面白さの一助を担っていると感じた 自分自身も犬を飼っているため、なるほどなと感じる点もあり勉強にもなった どんでん返し的要素は少ないが青春ミステリーとして秀逸な作品と感じた
0投稿日: 2022.04.14
powered by ブクログ犬の習性に着目したところが斬新。 半分くらいまでは謎だらけで、???が続いていたが、最後に一気に伏線回収。 ストーリーメイクは流石の一言でしたが、今ひとつ感情移入し難かった。
0投稿日: 2022.04.02
powered by ブクログ犬の習性ってこんなんなんだーと勉強になったかなー。 ストーリー的にはグッと引き込む感じが弱かったように思う。 でも最後のサプライズでポイントアップ。 のんびりと読める小説かなと。
1投稿日: 2022.03.17
powered by ブクログ子供の事故死から連なるいくつもの謎が謎を読んで、次々と回収していくのは、爽快感があって面白かったでふ。
0投稿日: 2022.03.12
powered by ブクログ中盤まではあんまかなーって思ったけど終盤でグッいってきた。少しの取りこぼしもない伏線回収もよかった。あと間宮先生好き
1投稿日: 2022.03.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「それ、ソロモンの指輪ですよね?」のセリフでどんな展開か読めずドキドキ、そこにどう繋がるのか?とわりと後半まで回収されない伏線が多く不安なまま読み進めたらまさかの夢落ち。 1人を除いて殺意のある人なんていないし、ミステリー小説にしたら事件自体も小規模に思えてあっと驚く展開もなかった。 それでも楽しいのは、日常的なユーモアある会話がふんだんにあり、妄想癖のある秋内の不器用な恋が微笑ましいから。どんどん物語が展開していくところも読みやすい。 動物生態学的に事件が解明されていくことは面白く、間宮のキャラクターもとても良かった。
1投稿日: 2022.03.12
powered by ブクログ後半、展開がゴロンゴロンひっくり返ります。これは予測不可能。 動物学ミステリーとでも言いましょうか。犬の習性が事件のカギになるだけでなく、マンマミーヤの動物学的恋愛指南がイイですね。映像化するならカンニング竹山さんだな、と勝手に思ってますw どんでん返しはあるのですが、結末はなんか拍子抜けした感がありました。なんというか、期待してなかった裏切られ方というか。まぁ救いの無い後味悪い終わり方よりいいんでしょうけど。 謎解きパートが火サス観てるみたいな感じ。 恋するチェリーボーイ秋内くんのアオハル具合がクスッときて愉快です。人が死ぬのは御免だけど、こんな感じのキャンパスライフ送ってみたかったなぁー…
4投稿日: 2022.02.23
powered by ブクログ秋内くんまでって…いうところからは一気読み。 後半の展開は、えっ?えっ?の連続でよかった。 これぞ、道尾作品って感じ。
1投稿日: 2022.02.05
powered by ブクログ大学時代ってそうそう、こんな感じというミステリー。 えっ!てなって、あれ?ってなって、最後は誰も悪くないのになとなる。
0投稿日: 2022.02.02
