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まほろ駅前多田便利軒
まほろ駅前多田便利軒
三浦しをん/文藝春秋
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総合評価

1434件)
3.8
298
585
379
54
4
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    地域密着型の便利屋。仕事の依頼は網戸の取替えから少しうさんくさいものまで取り扱う。しかし、金にはならずそこそこ貧乏な生活を送っている主人公とそこに転がり込んでくる少しイカれた同級生の物語。 ジャンルを限定できない本だと思いました。ハードボイルド調のものから学生同士の友愛を描く話、結婚話などが詰め込まれています。正直幅が広すぎて印象に残る部分が主人公たちのキャラに集中してしまい話の方が薄い印象という気もしますが、話は全体的に読みやすく重々しい話題もありませんので気分転換にサクサク読むのにちょうどいいです。 普通なら思いとどまってやらないことをやってしまう居候の何が悪いんだという態度も見ていてすっきりします。

    0
    投稿日: 2012.08.09
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    町田市?近隣に住んでいたから大変親近感があり面白かった。 薬、バイオレンス、といった裏社会が実に良く描けていて、とても女性作者とは思えない。 謎めいた主人公達の過去が、少しずつ明かされていく感じで、一気に読み進めた。

    0
    投稿日: 2012.08.06
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    仲が良かったわけじゃない、元同級生ふたり。 ふとした再会を経て、いつしか互いの存在がそれぞれの過去の癒しの糸口に。 ある意味、広義でのファンタジーのようにも感じました。

    1
    投稿日: 2012.08.05
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    便利屋を営む「多田」の元に高校時代の同級生「行天」が転がり込む。 一風変わった行天の存在で普通の依頼もやっかいな事件に変わる。 心に傷を抱える二人だけどコメディのようなやりとりはテンポがよく軽快。 ブロマンス小説ってやつですね。

    0
    投稿日: 2012.08.03
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    ドラマか映画を見ているみたいにストーリーに引き込まれて一気に読んでしまう。いくつもの「哀しい親子関係」の物語。 巧いな。

    0
    投稿日: 2012.08.02
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    おもしろかったーっ(((o(*゚▽゚*)o))) 多田と行天のコンビいいわぁ〜! ルルとハイシーも好き(笑) シリーズ化してないの??

    1
    投稿日: 2012.07.30
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    『第135回直木賞』受賞作。シリーズ続編が出たので、前作を再読。 “東京のはずれに位置する“まほろ市”。この街の駅前でひっそり営まれる便利屋稼業。今日の依頼人は何をもちこんでくるのか…。”-内容紹介より。  〇:曽根田のばあちゃん、予言する  一:多田便利件、繁盛中  二:行天には、謎がある  三:働く車は、満身創痍  四:走れ、便利屋  四・五:曽根田のばあちゃん、再び予言する  五:事実は、ひとつ  六:あのバス停で、また会おう 前回読んだのが、かなり前だったので、内容うろ覚えでした。 ドラマ化とかされないかなぁ。そしたら行天は誰が演じるのが合うかしら? とても読みやすいんだけど、改めて読んでみると、書き留めておきたくなるような、印象深い一文がたくさんありました。 舞台のモデルになってる町田が地元の人は、また違った楽しみ方ができるのかも。 単行本とはちょっと違う、文庫版の表紙も好きです。

    0
    投稿日: 2012.07.29
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    直木賞を受賞したころ読んだときに、男二人のそういう小説かと思って途中でやめたのですが、ほかの作品があまりに面白くて再読しました。やはりしおんはしおんで面白かった

    0
    投稿日: 2012.07.27
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    一話完結でテンポよくて キャラクターに個性があって魅力的で ドラマになったら絶対おもしろい!!! ずっとひっぱってた主人公ふたりの過去は結局さらっとしか書かれない。だらだら語ることもなければうじうじ悩む姿もない。 でもそれがリアルでよかったなぁ。 だって現実に、他人はおろか自分だって、どんな思いがあって、どうしたらそれが解決されるかなんてわからないもんね。 それをふまえた男ふたりの友情がいい! うまく解決になっているかはわからないけど、でもちゃんと前進してる。 最後の一行より、中盤で出てきた 「自分が求めているものをもらえなくても、誰かに与えることはできる」 って言葉のほうが印象的。 ちなみに星くんがすき♡

    0
    投稿日: 2012.07.27
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    面白かった。結構リアリティのある話しかと思ってたら行天のはちゃめちゃぶりにコメディーだな、と感じた笑 最後がうまくまとまった感があったけどいい終わり方だった。完全にではなくともやっぱりハッピーエンドがすき。登場人物が皆魅力的だった。行天の優しさはどこからくるのだろう。等身大の人間の生き方をみた気がした

    0
    投稿日: 2012.07.26
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    お互いに過去を抱えた多田と行天の関わり合いがとっても大人。破天荒な行天の手綱を引く多田の関係はよくあるパターンだが行天が次から次へと問題を起こすので、かえって安心する。

    2
    投稿日: 2012.07.24
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    多田と行天の2人の関係がなんだかいいな~ 2人で便利屋さん ずっと続けてほしいな~。 映画化されてるみたいだけど、どんな感じの2人になっているのか見てみたい。

    1
    投稿日: 2012.07.22
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    最初から最後まで読んだものの、文字通り『文章』をそのまま読んだような感覚だった。 明るい文章が好きな人にはお薦め。

    0
    投稿日: 2012.07.21
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    「犬はねえ,必要とする人に飼われるのが一番幸せなんだよ。…あんたにとって,チワワは義務だったでしょ?…誰かに必要とされるってことは,だれかの希望になるってことだ」 「はるのおかげで,私たちは初めて知ることができました。愛情というのは,与えるものではなく,愛したいと感じる気持ちを,相手からもらうことをいうのだと」 「不幸だけど満足ってことはあっても,後悔しながら幸福だということはないと思う。」 「お前は何もなくしたことがないだろう。なにも持っていないからだ。だが,何ももっていないふりをして,本当はお前は全部もってる。おまえを大切に思う人間も,おまえと血がつながっていることが明白な子どもも。そういうものを,失ったり傷ついたりしない距離に置いて,なにも持たないつもりでいるおまえは傲慢で無神経だ」

    0
    投稿日: 2012.07.21
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    『風が強く吹いている』がお気に入りになったので、次を読んで見たくなりました。 高校の同級生同士、バツ1男二人が便利屋さん稼業に珍事件に巻き込まれてゆくお話。三浦しをん大好きになった本です。『愛情というのは与えるものではなく、愛したいと感じる気持ちを、相手からもらうことをいうのだ』の文章が一番のお気に入り✨✨子供たちにも読んでもらいたい1冊(*^_^*)

    2
    投稿日: 2012.07.17
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     三浦しおんさんの作品。風が強く吹いているが良かったので、色々選択肢はあったけど、題名に惹かれてチョイス。  東京のはずれにあるまほろ市というところで、便利屋を営む多田。そこにひょんところがりこんでくる行天という男。便利屋にまいこむ依頼を受けていくうちに彼らは色んな事件に巻き込まれていくのだが。  シンプルに少しコミカルな短編集としての話にしても十分楽しめたと思うんだけど、それだけじゃなくてテーマとして作者が伝えたい思いがある作品。自分の子供か分からない子をなくして離婚した多田にしても、他人のレズビアンに遺伝子を提供した行店にしても、夜逃げしてチワワと別れ離れになったマリにしても、人はつらいことがあったときにそれを乗り越えれるのか。前向きに修復できるのか。冒頭に出てくる行天の一度切断されて、ひっついた小指はきっとそれを象徴している気がする。 言い回しが分かりやすくて、テンポが良く、読みやすい。テーマは深いんだけど、三浦しをんさんの文章や話のコミカルさがそれを見事にやわらかくしている。題名から油断していただけに、ちょっときちゃったな。

    0
    投稿日: 2012.07.15
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    人情味があって、あたたかい話。 BLを引き合いに出すのもちょっと気がひけるけど、多田は『さよならを言う気はない』の陣内に似てるかなと思った。行天は天海とはちょっと違うかな、と思う。 でも、二人の関係性にはときめくし、バツイチ同士いつまでも仲良く便利屋さんを続けてほしいな~と思うような作品です。

    0
    投稿日: 2012.07.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった!キャラクターが個性的で、ストーリー展開が良く、伏線もあったりしてあっと言う間に読了。スピンオフも読んでみたい。舞台が「町田市」を彷彿とさせる「まほろ市」で、本筋と関係ないところで笑ってしまった。

    0
    投稿日: 2012.07.11
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    便利屋と、バス停で拾った旧友との1年間を描いた凸凹物語。登場人物はそこそこいるのだけどこの2人だけやけに濃い。悪いことじゃないんだけど諄かった。

    0
    投稿日: 2012.07.11
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    出版社 / 著者からの内容紹介 東京のはずれに位置する‘まほろ市’の駅前にある便利屋「多田便利軒」に舞いこむ依頼はどこかきな臭い。多田と行天コンビの魅力満点の連作集!

    0
    投稿日: 2012.07.10
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    「舟を編む」が大いに満足できる作品だったので、続けてこの直木賞受賞作を読んでみた。どこか変わっていて、それでいて妙に納得できるそれぞれの登場人物、温かく見守ってあげたい気持ちになるのは、作者の魅力か?

    1
    投稿日: 2012.07.09
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    三浦しをんの作品はテンポが良く、独特の軽い空気感も相まって、スイスイと読めてしまう。そこが良いところでもあり、困るところでもある。本作もクスリや暴力・娼婦なんかが出てくるのだが、そこまで軽く読めてしまう。ただし、そこここに何気なく出てくる台詞がとても良い。たくさんの人が引用をしているように、一言で心に突き刺さる台詞がある。そのために読んでいる気になってくる。 物語としては、それほどドキドキやワクワクがある訳ではないが、落ち着いて読める。また、主人公2人のキャラだけでも、十分に楽しめる。6編の話が少しずつ重なり合いながらも独立して読めるので、三浦しをんをまず読んでみたい人にはお勧め。

    0
    投稿日: 2012.07.08
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    ほーんとにキャラが魅力的!! そして組み合わせも最高! 行天のセリフのそこらかしこにセンスがキラリして、思わずはまっちゃいました。 映画も見たいわー

    2
    投稿日: 2012.07.02
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    めちゃくちゃ軽い気持ちで読めた。いや、悪い意味じゃなくてね。三浦さんの文章テンポ良くてとても読みやすい。そんで楽しい。 いいなーこの多田と行天の微妙な距離感。話は思ったより下世話っていうか、ヤクザとかクスリとかわちゃわちゃしてて意外だったんだけど、とにかく面白かった。 悲しいことにはならないって安心して読めたな。 続編は単行本だっけ、読みたいなー。 これ写真が表紙の文庫本出てるっぽいけど、映像化されたの…?

    0
    投稿日: 2012.06.29
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    多田・行天の二人が魅力的。 近頃、「どこか欠けたところのある大人」を描いた作品が、妙に心に響いてきます。 いい年齢なんだけど、決して子供の頃になりたかった理想の大人なんかにはなれていない、それでも現実を認めて、ときどき狡く逃げてみたりして、折り合いをつけて、何とか日々を生きていくしかない。 そんな人間像にこそ、リアリティを感じる年齢になってしまったのか・・・。 そういうある意味情けない人物像だけど、いやだからこそ、本人達が全く意識せずにこぼす温かみが、とても響くんです。 二人には、これからも地域密着型凸凹ヒーロー(笑)として、そこそこ活躍してほしい。それで、不完全でも日々を過ごせる幸せを、何となくでも感じていてほしい。そう思わせられるお話でした。

    0
    投稿日: 2012.06.25
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    三浦しをんって男同士の絆?っていうか何と言うか、そういうのが上手だなって思います。これはBLではないですが、「月魚」と若干雰囲気が似ている気がしました。依頼毎に完結っぽくて読みやすいと思います。

    1
    投稿日: 2012.06.24
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    初読の三浦しをんさん。本の雰囲気そのまま映画の瑛太くん+松田くん。映画も本もどちらも好き、と思える好きな作品。

    0
    投稿日: 2012.06.24
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    さくさくすぐに読み終えた。 面白かった、という感想。 軽い気持ちで、すぐに読めます。 行天、という人間が好きです。

    0
    投稿日: 2012.06.19
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    普通に話は面白かったけど、小説である必要もないような、という感想。 映画は見ていないけど、ああ、だから松田兄が出るのね、ってシーンがあった。 ということは、やっぱり映像ありきか?

    0
    投稿日: 2012.06.19
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    まほろ駅前多田便利軒読了。週一のテレビドラマみたいな話でした。すごーい!ってほどではないけど、ほんとにドラマ見てるみたいにさくさく読めてそこそこに微笑むことのできるよい話でした。「帰るぞ、行天」が本当に優しくてぐっときた。でもねこれ……山場が足りない気がするね……

    1
    投稿日: 2012.06.17
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    一読して、なぜこの作品が直木賞をとったのかよくわからなかった。そのあと2,3回再読しても納得できない。多田と行天のキャラややり取りは面白いんだが、読了後、依頼や事件~物語が全く残ってないのはどうしてなんでしょうか?僕に問題があるのでしょうか。 映画も未見です。

    0
    投稿日: 2012.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    故郷と友人、ともに揃うと激しい喜怒哀楽に襲われます。 過去の消えない傷は心の持ちようで乗り越えられます。 メインテーマはどちらなんだろう。 章読み切りのようで全体で流れがある、 -- 勝手に脚本家 ・多田:松山ケンイチ ・行天:西島秀俊 ・星:岡田将生 ・清海:川島海荷

    0
    投稿日: 2012.06.13
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    たまに、人が受けたこころの傷で、自分まで傷ついてしまうときがある。それは、知り合いでもなんでもなく、単なる赤の他人の受け傷であっても、時に、息が苦しくなってしまうくらいのショックを受けてしまう時ががある。 でも、僕は、今、一つの希望を持つ。 傷を受けた人間であっても、情熱さえあれば、その大小こそあれ、 人は、再び歩き始めることが出来るのだ。再びとは言っても、きっと、 傷を受ける前よりも、もっと素敵な状態になって、歩き始めるのだ。 だから、傷を受けることは怖いけれど、そこで何かが終わるわけではない。 人は一人では生きていけない。 逆説的に言えば、人は誰かがいれば、生きていける。 今まで生きてこれたということは、一人ではないということだ。 その紛れもない大きな大きな事実に、僕はやっと気づき、 そのことに関して、感動しないでは、いられなかった。 嫌なこと辛いことがあっても、人は簡単に死にはしない。 絶対に、そばに誰かがいてくれるからだ。

    0
    投稿日: 2012.06.12
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    内容はともかく、読み終えて、良かったと感じた本。着地点がいい感じがした。 文章のうまさも設定のうまさも、ストーリーの展開も読みやすくてよかった。 また、この人のものを読んでみたいと感じた。

    0
    投稿日: 2012.06.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    評価的にはまあまあ。 ただ、小説の舞台が私には余りになじみが深く、その点興味深く、楽しく読みました。 登場人物の設定、物語を貫く主題等骨太で、読書好きには評判よさそう。 ただ、私には刺激不足だったかな。 非常に素敵な本でした。 続編も期待。

    0
    投稿日: 2012.06.11
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    直木賞もとったし、と一度読んでみたかった三浦しをんさん。 エッセイは何度か読んだことあったのですが、小説は全然違うんですね。 脱力系な話かと思わせておきながら、多田も行天も「暗さ」を抱えている。 特に行天はいったいぜんたいまったく理解できない。 突然優しくなったり、おせっかいともいえることをしたり。 多田の内面は明かされるのですが、それだって十分暗いのに、それ以上を想像させるつくり。 小説の素晴らしさ、を感じました。しかし、怖いものは怖い。

    2
    投稿日: 2012.06.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    多田と行天との関係が素晴らしい お互い誰とも関わらずに一人で生きていくことで 傷つかない生活を送っていた ふとしたきっかけで二人の共同生活が始まり 二人とも何かが変わっていく・・・ 確かに誰かと関わることを避けていれば 傷つくこともないし、傷つけることもない でも、人としての幸せも得られない 結局人は独りじゃ生きていけないし いろんな感情を持たないと 生きている意味を見失うのかも・・ 便利屋さんっていい職業だと思った

    0
    投稿日: 2012.06.08
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    予告編しか見ていないのに、瑛太演じる多田と松田龍平演じる行天がいつの間にかインプットされていて、この原作の中の多田と行天のイメージとのズレが大きい。 映画の方だとどうしても20代の若者に見えてしまうのだが、そしてその若者のイメージで読んでしまっていたのだが、解説にははっきりと「中年男」と書いてあって思わず本文を読み返してしまった。 本文には明確な年齢の描写がないのだが、行天の元妻が40歳くらいと書かれているところを見ると、彼女より5歳年下の行天と多田は35歳くらいということになる。 35歳は中年男なのか。 瑛太や松田龍平はどうしてもそんな「中年男」には見えないのだが。 しばし映画のイメージから離れよう。 小説の中の行天は、私には背筋が凍るほど恐ろしい男に見える。どんなに無邪気に振舞おうと、彼の背後には底なしの暗闇がある。いったいどんな家庭で育てば、彼のような救いのない、乾いた絶望を抱く人間になるのだろうと思う。 一度壊れてしまったものは、もう二度と元通りにはならない。 限りなく近い形に修復していくことしかできないのが人生なのだ、としをんさんは言いたかったのだろうか。 読み始めてしまえば、行天と多田のやりとりは次第に慣れてくるけれども、いつもどこか踏み込めない、もどかしい感じがぬぐえない。行天の、気まぐれのような優しさは、彼の中の壊れた部分を逆に浮き彫りにしているようにも思えて、不穏な落ち着かない気持ちになる。 ずっとこの作品を読むのを避けてきた。なんとなく重苦しいものが漂ってくるのが億劫だったのだ。 でも、他の作品を読んでだいぶ三浦しをんの世界に慣れてきたせいか、ようやく読むことができた。 エッセイと違って、小説の方はどの作品もなにかしら重苦しくて乾いた虚無が背後に横たわっている。 それでも、行天はとても魅力的な存在だ。直接関わるのは遠慮したいけど、離れて見ている分にはすごく面白いキャラクターだと思う。

    0
    投稿日: 2012.06.05
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    友達の推薦で読んでみた。スラスラ読みやすいが、印象的や感動的な場面があるわけでもなく、淡々と日がすぎる。そんな内容。 でめ、その奥にはいろんな意味が込められてるようだ。 もう一度よもう。

    0
    投稿日: 2012.06.05
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    東京の端っこの「まほろ市」で、便利屋をひとりで営む男の前に転がり込んできたかつての同級生。なりゆきで彼と便利屋稼業を続けるが、トラブルが次々に舞い込んでくる…。 全体的にのほほんとした雰囲気を持ちつつも、ドタバタしたり哀しまされたりと、楽しく読めた作品集でした。結局のところ持ちつ持たれつな二人の男のコンビっぷりが微笑ましかったです。どーしようもないダメっぷりがふたりともに漂っていて、イケメン!って感じの描写ではなかったのも親しみがありました。

    0
    投稿日: 2012.06.04
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    久しぶりに小説を読んだ。あっという間に読めるのは、三浦しをんの引き込む力なのか。多田と晴海の会話の中に、多田と行天についてこういうシーンがある。「心で反論した多田は、「そうか、この子にとっての人間関係は、まだ言葉で規定できるものばかりなんだな」と気づいた」。ボクたちは学校の勉強を通して、言葉で世界を拡張し、そして言葉で規定できない関係に気付いていくのかもしれない。 解説は鴻巣友季子さん。これもいい。「三浦しをんの文章は、​読んでいて気持ちがいい。自分のスタイルがある。いうなれば「ス​タイリスト」なのだ。(中略) しかしその違いというのは、文章​の「フォーム」だとか、「モード」だとか、「タッチ」だとか「テ​イスト」だとかの問題だと思う。「文体」と呼ばれているものの大​半は、「文態」と書くと、わたしにはしっくりくる」。なるほど、​文態、、、かー。

    0
    投稿日: 2012.06.03
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    町田を舞台に、男二人の奇妙な生活が始まる。多田と行天、キャラクターの立ち方が良いと思うが、本より映画の方が空気感が出て面白いと思った。

    0
    投稿日: 2012.06.03
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    映画未見。 近いうちに見る。 これはねえ、語弊があるかもしれないけど、そりゃあ、直木賞とります、とりますよ。 とても良くできている。 人物設定も、描写も、プロットも、丁寧に丁寧に折りたたまれて作られている。 ウェルメイドとはこのことか。 しかしその分、三浦しをんの最も面白い、「生の女の部分」が、少し大人しめだったのが、むしろもったいなく感じたくらい。 三浦しをんの真骨頂は、「女」にあり。

    2
    投稿日: 2012.06.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    多田と行天のコンビ。。面白かったです(〃ノωノ) 続き、見たくなりますね♪ 雑誌やテレビで映画の宣伝があったり… ドラマ化されるみたいで、読み終わった後だったので驚きました(〃▽〃)ポッ

    0
    投稿日: 2012.06.01
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    歩み寄りや癒しが効かない領域というのが人生のなかには確実にある。 与えられなかったものを、今度はちゃんと望んだ形で、新しく誰かに与えることができる。そのチャンスは残されている。 深い。 面白かった。続編も読みたい。

    0
    投稿日: 2012.06.01
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    行天がすき。かわいくてかっこいい。 直木賞受賞するほどかな、とは思うけど、ぼーっとした日常描写の中に、ちょいちょい名文句を挟んでくるのがいい。

    0
    投稿日: 2012.05.28
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    初めてのしをんさん作品 最初は、読みにくくページも進まなく・・・ とうなることやらと読み進めていくうちに 行天さんと多田さんのやりとりに知らず知らずにひきこまれていきました。 あとになって映画化されてることを知って、映画の方も観てみようかと 思っている最中。 そしてCSで放送される予定とやら。楽しみ楽しみ。

    0
    投稿日: 2012.05.27
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    人が抱える様々なトラウマがテーマ、そしてよく知る町が舞台。 何となく引っかかるのが、マトモな親の登場が大変少ないこと。特に少年少女が絡むエピソードに出る親は、多数派とは思えない(思いたくない?)非道さである。

    0
    投稿日: 2012.05.26
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    映画を見たあと、原作を古本屋さんで発見。 映画の印象が良かったので期待して読みましたが、それ以上。 久々に良作に出会えました。 便利屋の多田と同級生の行天。 行天の自由奔放な優しさが、依頼人や多田の心の闇を切り開いていく様子に引き込まれます。 2人のやり取りや描写がリズミカルですごく読みやすいので読後感もスッキリ。 三浦しをん作品は初めてだったので、他の作品も読みたくなりました。 2012.5.21

    0
    投稿日: 2012.05.21
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    主人公は行天だろう。飄々としたマイペース人間、鬱陶しいやつだと思っていたのが段々とひかれこんな友人が居たらと思うようになった。続編が読みたい。

    0
    投稿日: 2012.05.18
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    MIB、相棒、あぶない刑事、海猿、リポDのCM。 コンビを組んで、さまざまな困難に打ち勝っていく男性2人というストーリーって、どうやらみなさん、お好きなようですね。 「まほろ駅前多田便利軒」もそんな感じ。便利屋を営む多田が、ひょんなことから高校の同級生である行天(ぎょうてん)を雇う(?)ハメになり、ぐだぐだしながら、うだうだしながら依頼人たちのお悩みや、それにまつわるちょっとした事件なんかを解決していくお話。 脱力系とはまさに行天のことだと思った。ふらふらと、ふわふわと、掴みどころのない男。凸凹コンビ、とまではいかないものの、ちぐはぐで掛け違えたボタンのような2人のやり取りは人間味を感じる。 小説、というよりも、ドラマの脚本のような印象が強い。マンガにもなり、2011年には映画化、2013年にはドラマ化を予定しているメディアミックスされた作品のようだが、私はそれらを、一切見たことがない(まぁ、ドラマは当然か。まだだしね)。しかし、映像が脳裏に浮かんでくるような作品。おかげで想像しやすく、イメージを持ちやすかった。ちょっと息抜きに読むか、といった、軽い気持ちで読めるところがいい。 ちなみに、第135回直木三十五賞受賞作品。舞台となっている「まほろ市」は、東京都町田市がモデルとなっている町。地理に疎い私でもわかるくらいには、わかりやすくてイメージしやすい。町田は、著者である三浦しをんさんが住んでいるところらしい。 「舟を編む」が本や大賞を獲ったところだが、それよりも今更ながら「格闘する者に○」が気になる。

    1
    投稿日: 2012.05.17
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    今月の11冊目 y 今年の65冊目かな。大分良いペースで読めてるかな。 先週買って読むのを今日までとっておきました。なぜなら今日は電車移動があったから。 三浦しをんさんの作品は『風が強く吹いている』だけ読みました。それしか読んでないにもかかわらず(またそれだけしか読んでないので)、スポーツ系のやつを書くイメージでした。 まぁそれはさておき、この作品は一回読んだだけではとらえきれない部分が出てきそうな気を、読了後に感じました。というのは、完全に主人公たちの背景がどこかで一気にばーっと書いてあるわけではなく、ところどころ、しかも全てのピースを足しても、主人公たちの全てを完全に理解できたとは言い難い。なので、そこは想像するしかないんだけど、その想像を独りよがりなものではなく、しっかり作品に沿ってするなら、1度だけでなく、2度パラパラめくる必要がありそうだ、と思いましたね。

    0
    投稿日: 2012.05.16
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    ばあちゃんの予言がいい味出してます。読みやすい作品でした。直木賞受賞作。早く続編が文庫になんないかな…。

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    投稿日: 2012.05.15
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    可もなく不可もなくといったところだろうか。 この作家の作品を読むのは初めてだった。シビアなことをいえば、根本的なテーマがよくわからない。 書き方は昭和チックでどこかで読んだことのあるような感じで嫌いじゃない。 星三つが妥当。

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    投稿日: 2012.05.14
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    初読の作家さん。すごく面白いとかではない、心にぐっとくるような感じ。登場人物皆が不器用な生き方なのに魅力的。行天がやること荒っぽいけど、次は何やらかしてくれるんだろうって結構気になったり。一人では生きていけないよね。一人より誰かがいるほうが人生楽しいって思った。このゆるゆるというかだるだるな雰囲気の話の進み具合が結構好きでした。

    3
    投稿日: 2012.05.13
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    前に一度読んだけど、映画化を記念?してもう一度。無関心を装いつつも心の底は優しい多田と行天。ちょっとBLな雰囲気も…。脳内で瑛太と松田龍平で再生されます(笑) キャストぴったりですね。

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    投稿日: 2012.05.13
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    お人好しな多田と自由奔放な行天。この2人が作り出すゆったりした雰囲気が好き。周りのキャラもイメージしやすかった。みんなそれぞれ何かしらの過去を抱え、それでも変えられる部分、新しい幸せはやってくるんだなーと思った。ストーリーが題目ごとに完結してるから読みやすかった。

    0
    投稿日: 2012.05.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    便利屋 多田と行天 男バツイチ2人のお話 小指を切られた 行天 乳児が死んだ  多田 妻に裏切られた 多田 妻に必要とされていた 行天 悲しい 哀しい

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    投稿日: 2012.05.09
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    再生の物語。なんだろう、三浦しをんの小説は、始めは違和感があるのがだ、ついつい、引き込まれて、最後は電車を乗り過ごすぐらい、読んでしまっている。人を許すことで、自分も救われるのだ。簡単ではないけれど。

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    投稿日: 2012.05.06
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    久しぶりにハマりそうな作家さんに会ったと思った。 伊坂幸太郎氏のようなスタイリッシュな文体ではあるが、浅田次郎氏寄りの人情味溢れるストーリー。 また三浦しをん氏の文を読みたい。

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    投稿日: 2012.05.05
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    まほろ駅前で便利屋を営む多田。 そこに転がり込んできた高校の同級生の行天。 なんでもない依頼を引き受けてく中で、ちょっとした事が起きては ふたりでなんとなく解決していく。 坂木司さんのひきこもり探偵シリーズに近いけど、こちらは「謎」の 部分もミステリ色もあまりなくて、ちょっと残念。 高校卒業してから行天と再会するまでの間に、 多田には何かがあったんだろうなと想像できるかんじで 物語が語られていくんだけど、そのへんはちょいと切ない。 若干中だるみして頁をめくる手が止まることもあることはあったけど、 まぁ、よかったかな。 『風が~』があまりにもよかったこと、そして、ひきこもり探偵を 想起させるものだった(のに、それには及ばなかった)ことが 相対的に評価を下げてしまったのかもな。

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    投稿日: 2012.05.04
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    まほろ駅前で便利屋を営む「多田」ペットの世話、掃除など、何でもないような仕事が舞い込む。そんな中、同級生の「行天」も転がり込み、可笑しな共同生活が始まる。 最初は、多田と行天の掛け合いが面白いほんわか物語と思っていた。読み進めていくうち、二人が抱えている悩みが見え隠れし、最後は希望につながる展開にホッとした。続編もあるようなので、読んでみたい。

    0
    投稿日: 2012.05.01
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    高大を過ごした街がモデル。 それだけでほっこり。 妙にすっきりしない治安と、 線路をさかいにくっきりと4分割される街の色。 続編も読んでみようと思います。

    0
    投稿日: 2012.04.29
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    便利屋多田とそこに転がり込んだ同級生の行天の日常を描く。舟を編むで初めて触れた「しをん」ワールド。テンポ良く話が進み、しをんファンとなった。映画も見てみたい。

    0
    投稿日: 2012.04.29
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    パッと見は淡々としていて物足りない印象だが、後ろの解説を読むと様々な発見がある。 行天の小指が象徴するもの。行天の人格自体や多田の精神的トラウマと繋ぐ見方は素晴らしく、さすが目の付け所が違うと感心させられる。 気になったフレーズは「この子にとっての人間関係は、まだ言葉で規定できるものばかりなんだな」の一文。 あと主人公が呟く「やり直せることなんかほとんどない」というセリフは、作品を読み進めるにつれて重みが深まる。

    0
    投稿日: 2012.04.28
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    単調な日常の中で、ふと それまで気付けていなかったような かけがえのない想いに至る。 そこに、「愛」に繋がるあたたかいものを感じる。 そんな小さな一歩一歩があるから、ひとは挫けながらも生きていけるんだな、って。 こころの深い場所でじんわりと、感じました。

    0
    投稿日: 2012.04.27
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    薦められて。淡々としつつも個性的なキャラが出ていておもしろかった。ところどころで人生の厳しさをうたっていると思う。

    0
    投稿日: 2012.04.21
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    便利屋を営む多田の元へ転がり込んできた高校時代の同級生、行天。最初は行天はちゃめちゃな人間だとおもったが、その心は誰よりもやわらかく強い。そしてどんな事にも真剣なのだ。 私自身学生時代通っていた町田市を彷彿とさせるのも興味深い所である。2人のやりとりもおもしろい。暖かい気持ちになる『幸福の再生」のものがたり。

    1
    投稿日: 2012.04.20
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    よかった! 映画は見てなかったけど、キャスティングは知っていたので、そのイメージで読みました。 心に傷を負う二人。不器用だけど優しさに満ち溢れている。 ストーリーは軽快で面白いのですが、読み終わった後に心が温かくなって、ジーンときました。 終盤には名言満載。絶対再読します。

    0
    投稿日: 2012.04.20
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    男同士の、男くさい物語。 どの登場人物も、憎めずかわいらしい部分を持っている。 それぞれが胸に悩みや暗い過去を潜ませ、 それでもなんとか人と交わり生きていこうとする。 「近しいひとではなく、遠い存在のほうが気楽に相談できたりするのかも」 そんな多田の言葉は、Twitter等ネット上での関係をより好む人々の心を表しているかのよう。(私もその一人であることも否めないが。) 誰かのことを知りたいと思う気持ち、 何かを知りたいと思う気持ち。 そんな気持ちが生きていく上では大切なことなんだと思った。 また、この作品の情景描写が、 リアルを現しており、 独特の世界観があると感じた。

    0
    投稿日: 2012.04.19
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    映画化にもなった原作の本。著者はつい最近。「舟を編む」で直木賞受賞。映画になるだけあってテンポよくストーリーは続く。ワケありバツいち同士の便利屋の話なのだが、町田市の風景も重なり、郊外の住宅地でかなりリアリティがある作りになっている。 行天の考え方や行動が、計り知れなく、破天荒に見えるけど憎めないキャラクターで、とても魅力的に描かれていておもしろい。全体的に軽い感じの文章で読めてしまって、主人公の過去からすれば十分重厚な感じでもおかしくないのにわざとそうしているような感じがしてしまい、個人的にはちょっと残念だったかも。

    0
    投稿日: 2012.04.18
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     表紙が瑛太と松田兄だったので、多田と行天が2人のイメージで動いてしまった。でも、行天は松田兄しか考えられないな…。  年末か年始に購入するも積読状態だったのに、読み出したら一気!だった。再読2回。計3回。しばらくは寝床においとくだろうな。  傷をもつからこそ伝わるやさしさ…。心を癒されたい方は読んでみてください。  なんだか、登場人物がみんな好きになってしまった。  映画化、去年だったのか…。もうすぐ、来週?と勘違いしていた。レンタルにいかねば。

    0
    投稿日: 2012.04.16
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    「探偵bar」が公開になり、即続編が決まったとき、某評論家の方が、 「続編にするならこっち(=まほろ)のほうがいい」みたいなことが書いてあって、確かに龍平も瑛太も間違いないし(「アヒルと鴨の~」ではたいへんに驚いたのが記憶に新しい」、そういえば三浦しをんて読んだことないし・・・くらいに思っていたら、この度2012年本屋大賞を受賞されたり、もっというと昨年大いに楽しませてもらった「モテキ」監督大根さんが来年これをドラマにするという。これはもう今読まなくていつ読む?!みたいなタイミングで、とうとう初三浦しをんである。いまさら・・・と思われるのかもしれないが、わたしには今来ました。 実のところつい最近まで三崎亜記と勘違いしていた。 このタイミングでさらに知って驚いたのだが、三崎亜記て男性なんだ!! 余談だが三崎亜記は通り過ぎてるな。となり町戦争。 ともあれ昨晩読了したこの作品。 折りしも本屋大賞を受賞した時だったので、著者ご本人の動く映像をワイドショーでタイムリーに拝見したが、年代も一緒だし、ちょっとおもろーな人だなという印象が先に入ってしまったのだが(趣味:妄想て言ってた。(笑) 文章が、例えて言うならのどごしのいいお蕎麦を食べたような、 するするっと読めるのに、構成や登場人物それぞれに深い味わいがあり、 なるほどこれはおもしろいと思いました。 とりわけこの作品がそうなのか。 そういえばこれ、なにげに直木賞も獲ってたんだ。 本当にうまいと思う作品て、ほんとにするするっと読める。 この作品がそれをまた教えてくれたと思う。 行ったことはもちろんない、モデルになった駅前の風景の描写とか、 その街の空気みたいなものまで、文章だけで伝わってくるし、 確かにこの主人公は瑛太と龍平がぴったりくる。てかきた。 ドラマの兼ね合いもあるけど、これは続編も読まねば。

    5
    投稿日: 2012.04.15
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    ほんと良かった。駅前で便利屋を営む多田、そこに転がり込んだ高校の同級生の行天。二人が個人的に持つ問題と依頼人の問題と。DVDも出ているのか、見てみたい。

    0
    投稿日: 2012.04.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    会社の人に借りた本。 便利屋を営む多田と、そこに転がり込んできた高校の同級生行天と、さまざまな客の物語。  映画化されてしまって表紙が映画バージョンになってしまっているので、瑛太と松田龍平のイメージでしか読めなかったのが残念なのか良かったのか。

    0
    投稿日: 2012.04.11
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    このシリーズの最新作「まほろ駅前狂想曲」が発行されたので、図書館に予約を入れたところ、思いのほか早く借りられることになったので、数年前に買ったにも拘わらず何故か積読状態だったシリーズ一巻目を先に読んでおかねばと思い、慌てて書棚から引っ張り出したこの一冊。 なーんと、かなり面白いではないか。 何故、ずっと読まなかったかなあ・・・・・・。 あなたが噛んだ小指が痛い・・・・・・。 まほろ高校時代、同級生の行天春彦の小指を意図的にカンデしまった多田啓介。 その二人が数年後、何の巡りあわせか便利屋稼業を一緒に営むことになり、そこに舞い込む依頼がもとで様々な事件に巻き込まれ------。 穏やかで気が弱く、静かに便利屋を営んでいた多田。 そこに居候のように突然転がり込んできた、無鉄砲で自堕落な生活を愛する行天。 という二人のコンビが巻き起こす事件のおかしさと、それに相反した二人の心の揺れが読者をつかんで離さない。 あまりの軽妙洒脱さに、この作品が直木賞受賞作ということを忘れてしまうぐらいである。 どこが諸先生方に受けたのですかね?  聞いてみたいほどである。 でも、案外に奥行きの深い作品であることも事実だ。 二作目を読んでいないので順番が逆になるが、早速、最新刊にとりかかろう。 下記は、「舟を編む」が本屋大賞を受賞したときに書いた文章です。 ------------------------------------------------------------------------------------- ───人が人を呼び、客が客を呼ぶ。 三浦しをんさんの『舟を編む』が『本屋大賞』に輝いたのは昨日のヤフーニュースで知っていたが、今日(4/11)NHKの朝のニュースでも報道されたら、図書館の予約が昨日まで150人くらいだったのが、今晩には一気に500人を超えた。 いくら日本で最も新刊蔵書が豊富と思われるB図書館でも、さすがに500人待ちとなれば、区内在庫が30冊に増えても、今から予約したら確実に半年以上はかかるので、予約は止めにした。 それでなくとも上限一杯の予約をしているわけで、『舟を編む』を予約するには、せっかく今まで待っていた予約本をどれか『取り消し』にしなければならぬ。 他にも発行前の新刊情報が二つ入ってきたので、そちらを優先し、どうでもいいような『東野圭吾全小説ガイドブック』(東野さん、すみません)なるのものの予約を取り消した。 これ、何度も予約しては取り消し、予約しては取り消しを重ねているんですよ(笑) それほど、予約が何十人にも増えるわけではないので、いつでも読めそうな気がするので。 さらにはB図書館と、日本一裕福なはずのC図書館に重複予約していた綿矢りさの『かわいそうだね?』もC図書館だけ残して、B図書館を取り消した。Cは15番目、Bは70番目で一見、Cのほうが早そうなのだが、こちらは3冊のみ、Bは14冊以上ある。 C図書館は、日本一法人税がたんまり入り、金があり余っているにもかかわらず、何故に蔵書が少ないのかね?  施設に金をかけ過ぎなのだろうか? もっとも、夏場などクーラーがほどよく効いて、読み書き場所として重宝しているので、ありがたいのだけれど。 まあ、慌てて読む本でもないので、「さよなら、りさちん」(別にCには予約したままなので、それほど遅くなるわけでもないのだが)としたのだが、ヤフーを見てたら、『かわいそうだね?』が、なんと『大江健三郎賞受賞』!!というニュースに出くわした。 それを見たら、早く読みたくなってしまった。他の本を取り消しにすればよかった……。 でも、もう取り返しが付かないんだ。全く、『後の祭り』とは、こういうことを言うのである。 それにしてもメディアの威力はすごい。 いや、メディアの威力ではなく『本屋大賞』が『芥川賞』や『直木賞』並みに評価されたことがすごい!!というべきか。 『芥川賞』はもとより、『直木賞』でも、読書好きでない方には敷居が高い印象があるので、それほど購入には結び付かないし、芥川賞受賞作など『文藝春秋』の中に掲載されるわけで、「本を買おう!!」という感覚にはならないのかもしれない。 ところが『本屋大賞』は、まさにその名のとおり、一冊の本なわけで、感覚的には敷居が低く「面白そう。読んでみたい!!」という気に普通の人でもなるんでしょうね。 これからは『芥川賞』や『直木賞』より、『本屋大賞』や『このミステリーがすごい!!のベスト1』などのほうが、価値が高まるかもしれない。 というわけで、書棚にずううっとあったのだが、家にある本は図書館から借りた本と違い、いつでも読めるという気楽さ故にまだ読んでいない、この『まほろ駅前多田便利軒』を読もうと思った。 この本で彼女は直木賞を受賞したのですね。 『直木賞』と『本屋大賞』を両方受賞した人は他にどのくらいいるのでしょうか?  知っていたら教えてください。

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    投稿日: 2012.04.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何回も読んだけど、また読んでしまった。登場人物が全て本当に魅力的で、最初のイメージとのギャップが心地好い。 飄々としてるようでその実優しい行天。今はよく話す男だけど、学生時代は声を誰もきいたことがないレベルの無口さ。 冷たいようで意外に熱い主人公、便利屋の多田。普通そうで結構根性があり、ヤクザが相手でもジョークを飛ばす余裕ぶり。 犬を大事に飼い、便利屋をクリスマスパーティに招いてくれる娼婦、ルルとハイシー。 生意気なくせに寂しがりの由良。 と、もうキリがないくらい。 物語最大の魅力は、軽いタッチなのにきちんと踏み込んでほしい心理は真面目に展開されること。 わいわいした会話も楽しいんだけど、影は影できちんと話し合う構えが何より素敵だな、と。 続編が読みたいけど、この作品文庫で買ったから、文庫まで待とうかどうしようか悩み中。

    0
    投稿日: 2012.04.11
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     多田と行天。ともにスネに傷もつ身。ともに孤独。しかし、二人は得るんだな、今までとは違う幸福を。  いつまでも、いつまでも、二人は便利屋でいて欲しい。そして、いろんな人と出会って、多田と行天の幸せはもちろん、周囲の人の幸せも再生して言って欲しいと願う。  私の、かつてなくした幸せも、いつか、きっと、形を変えて、私の目の前に知らず知らずに現れているものなんだろう。  この二人に出会えてよかったと、純粋に思えた。

    4
    投稿日: 2012.04.10
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    多田と行天のデコボココンビに優しさを感じる。結構大人なのにモラトリアムな考えに救われる。自由と優しさ、正直さを感じる生き方に共感。

    1
    投稿日: 2012.04.06
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    たくさんの優しさに包まれた作品。多田と行天コンビは勿論のこと、ルルとハイシー、由良公に清海ちゃん、篠原さん、木村夫婦に北村君。いかつい星も早坂刑事も本当は優しい。 「愛情というのは与えるものではなく、愛したいと感じる気持ちを、相手からもらうこと」って素晴らしい言葉だなぁ。まほろ市に住んでみたくなる。バスは間引き運行かも知れないけど。

    1
    投稿日: 2012.04.04
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    読む前から期待しすぎていたのかもしれない。 普通に面白いけど、期待していたほどではなかったというか。

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    投稿日: 2012.04.03
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    ドタバタコメディ物かと思ったら違った。意外としんみりさせてもろた。 主人公の二人の、既存の言葉に捉われない関係に憧れる。 表紙が映画版の主役の二人の写真なので、自分なりのイメージが膨らませきれなかったのがちと残念。 2012年4月1日

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    投稿日: 2012.04.01
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    まほろのモデルが 前に住んでた町田だってわかった途端 すごく、うれしくなったよ(*´`*) 町田の街並みを思い浮かべながら ここらへんよく通ったな、とか いろんなこと、気持ち、場所を思い出して なんだか懐かしくなったの✧ 多田と行天のほどよい距離感が なんだか心地いい 行天のゆるゆるな感じ、好きだなあ♡ ばかばかしい依頼ばかりだけど たくさんの依頼を通して 見落としていたものや 大切なものに気づく✧ なくしてしまったものが あるかもしれない だけど、 別のかたちで 得るものもあるかもしれない 「幸福は再生する」んだって。 読んで思ったのは 痛みを優しさに変えられるような そんな人になりたいなってこと。 仰天はちょっとおかしな いいやつだってこと。 あたたかくて 優しい勇気をくれる1冊(๑´v`๑)

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    投稿日: 2012.03.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2011.4.23公開の映画 主演 瑛太(多田啓介),松田龍平(行天春彦) 便利屋を営むただのもとに高校時代の同級生の行天が転がり込む。 はじめはチグハグだが徐々にお互いを必要とするようなコンビになって行くようすが微笑ましい。

    0
    投稿日: 2012.03.28
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    みんないろいろあるよねーとしみじみ。"まほろ=まちだ"の感覚がわかる人はまた違った読み方ができるのかもですね~ :)

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    投稿日: 2012.03.27
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    便利屋の多田と無神経な行天のお話。 軽快なテンポなのでスラスラ読めるけど行天の言葉の奥に隠された意味を考えると動機がしそうになる。 一度立ちきられたものが、元通りになどなることはないかもしれないし、やり直せることなんかほとんどないんだと思う。 でも幸福は再生する。

    0
    投稿日: 2012.03.26
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    第135回(2006年上半期)直木賞受賞作。便利屋を営む男多田と相棒の行天が繰り広げる娯楽小説。舞台の「まほろ市」は東京町田市のこと。昔JR町田駅近くに住んでいた自分としては”あやしげな駅裏”や”薄暗い商店街”や”家具を処分したリサイクルセンター”など、読みながら当時の光景を思い出しながらニヤリとさせられた。三浦しをんさんに続編を大期待。おすすめ。

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    投稿日: 2012.03.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    少し読み難い。 登場人物も個性はあるがそれ以上でもそれ以下でもない。 読んでいて余り楽しくはない。

    0
    投稿日: 2012.03.22
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    三浦しをんさんの作品は今回でまだ2冊目です 前に読んだ作品とはまた違った疾走感のある物語となっていました 続きも読んでみたいです

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    投稿日: 2012.03.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編で、あっさりした感じで読みやすかったです。 会話のキャッチボールより、行動・展開のテンポがよかったです。 ズレた、抜けた雰囲気の前半から、後半は主人公の暗い過去の話へ。 いい意味で深く、暗くなりすぎませんでした。

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    投稿日: 2012.03.12
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    作者のことを全く知らずに読み始めた本。男性が書いた本だと思ってた。飽きずに最後まで読めた。でも続編まで読もうとは思わないな。

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    投稿日: 2012.03.11
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    直木賞かぁ…。 物語はうまい。しっかりとつながっているし、語りたいものもある。 けれど、なんとなくうまく受け入れられないのは私だけか…? 語るべき芯の部分がとってつけたみたいに見えてしまうのだ 設定が狙いすぎてる感じがしてしまうのだ。 でも考えようによっては、読み手の何かを引き出してくる作品なのかもしれない。

    0
    投稿日: 2012.03.09
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    東京に5年近く居った割りに 「まほろ駅なんて聞いたことないわ」 って思ってたら 町田駅を題材にしているらしい。 前半はスラスラ読める。 後半は女流作家の 独特のクドさが出てきて 少し辛くなってくる。 読書ビギナーの僕には 少々堪える作品

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    投稿日: 2012.03.09
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    三浦さんだから文章はうまい。でもなんかねー。わざといろいろややこしくしてる感があるのね。もっとシンプルでいいのになとおもひまひた。

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    投稿日: 2012.03.08
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    表紙が映画の二人なのが残念。。。それから入っても二人が小説の中の二人とは重ならない。てかそんな安くないでしょ。 距離を測ったり測られたりするひとたちのお話だけど、そういう人たちほど近いんだな

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    投稿日: 2012.03.08
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    東京都町田市(作中ではまほろ市)にある便利屋に寄せられる様々な依頼をコンビがこなして行く様をユーモアあふれる展開で描いた作品。 町田市民としては、小説の内容よりも話しのあちこちに散りばめられている実在する町田市の情景や、町田市の状況を自虐的に表現するくだりに思わずにやけてしまう。 ちなみに、kakurusaikaniaの出身高校から歩いて5分ぐらいのところのバス停で多田便利軒がお仕事しているシーンもあります(笑)。

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    投稿日: 2012.03.07
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    読みやすいとは思うけど、表現が軽くすぎて安っぽい感じ。素人が頑張って書いた印象だけど、それでいいのかな。 行天は何故か好感が持てる。指は痛いのかな。

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    投稿日: 2012.03.04
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    久々に読後感の良い本が読めた。 重すぎず軽すぎず、便利屋コンビのちぐはぐさもすごく好き。 シリーズはあるんだろうか。。

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    投稿日: 2012.03.02
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    行天さんがかわゆいなあ(*´ω`) 空気感とかキャラに愛着いだきつつ読んだので明るい終わり方でよかった。映画も観たい

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    投稿日: 2012.03.01
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    ファンタジックで独特な世界観なのにどこかリアル。この世界観に馴染むまでは一苦労したけど、中盤以降は引き込まれる世界。

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    投稿日: 2012.02.26
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