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逆説の日本史1 古代黎明編/封印された「倭」の謎
逆説の日本史1 古代黎明編/封印された「倭」の謎
井沢元彦/小学館
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総合評価

108件)
3.9
27
45
24
1
4
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    このレビューはネタバレを含みます。

    古代歴史ミステリー。最近この時代の本を読むようになって、中学高校での授業がいかにつまらなかったかを実感している。 井沢氏の論法は回りくどい印象はあるが、卑弥呼=天照大神説と、古代天皇家=朝鮮人説は納得できるし、面白かった。「わ」=話し合い至上主義も納得。 もう少しロマンを感じられる書き方のほうが好きだなー。 日本への愛国心を今更ながら育てられる1冊だった。

    0
    投稿日: 2025.08.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

     今回学んだ国譲り神話の中で、私がいちばん心を動かされたのは、大国主が国を譲るまでの経緯でした。表向きには「和やかな譲渡」のように語られますが、実際にはアマテラス側が武力を背景に大国主から国を奪い取ったということ。また、さらに興味深いのは、奪った相手をただ排除するのではなく、出雲大社を建てて「祀りあげる」ことで祟りを鎮めようとした点です。当時の人々は霊や祟りの存在を強く信じており、その恐れが政治的判断にまで影響を与えていたことが興味深いです。

    0
    投稿日: 2025.07.05
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    東博の考古ガイド、考古学会賛助会員に向けずいぶん久しぶりの再読。源平や幕末ばかり興味があったのを、一挙に考古好きにさせてくれたのはこの一冊だった。 2025-021

    0
    投稿日: 2025.05.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    古代の日本の名が「わ」(「倭」:中国から付けられた名前、「和」:大和の「和」、他に「輪」「環」)と呼ばれる理由や大和朝廷の起源等、これまでの史料主義の史学とは全く異なる小説家としての独自の歴史観が非常にユニークで(だが説得力はある)面白い。ライフワークとして28冊書いているということなので全部読んでいきたい! 家内も大絶賛。

    0
    投稿日: 2025.03.13
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    最初から最後まで、知的刺激に満ちたおもしろ日本史。 学会レベルでどれほど認められるかは難しいところがあるが、説得力に富んだ内容であることは間違いなく、何より専門学者を疑いながら自らの頭で考える姿勢が好ましい。 専門の歴史学者の弊害についても、3つの欠陥を喝破している。 第一に日本史の呪術的側面の無視ないし軽視、第二に滑稽なまでの史料至上主義、第三に権威主義。 何より日本の歴史学者が西洋の合理的思考に支配されることで見失ってしまった歴史の本質を抉り出そうとする視点の素晴らしさが冴え渡っている。 「倭」とはもともと古代日本人の集落である「環」であり、日本人の国家意識の成長とともに「日本」人であることのアイデンティティ、共通理念を求めて出てきたのが「和」であった、という。 聖徳太子の十七条憲法の第一条に謳われたのが「和」であり、第二条の仏法僧より、第三条の天皇の詔よりも、優先された原理であるという視点はたしかに重要である。 その他、出雲大社は大怨霊オオクニヌシを封じ込めた神殿であるという創見。 出雲という地名の由来も「太陽を隠す雲」から来るという興味深い仮説。 卑弥呼は太陽神アマテラスのモデルであり、皆既日蝕による太陽神信仰の発達を背景に女王になったが、さらに古代たまたま生じた2度目の皆既日蝕のために権威を失って殺された(狗奴国との戦争の敗北の責任を取らされて)など、刺激的な話題と仮説満載で、読む者を飽きさせない。

    0
    投稿日: 2024.10.10
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    やはり古代ともなると不確実な事柄が多いよなぁ。 文献が全ての頼りだけどそれ自体が誤りだと議論そのものが意味不明になってしまうし。 となるとやはり地名ってのは凄いよね。

    0
    投稿日: 2024.06.10
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    朱子学の輸入。力で天下と取った覇者と徳で治める王者の区別。徳川は覇者だと言われては困る。王者である天皇から統治を任されていることにしよう。その後、本来の王者たる天皇に仕えるべきという考えにつながる。▼殷(商)は周に滅ぼされ、各地で商売をはじめた。商人と呼ばれるように。『学校では教えてくれない日本史の授業』 元寇。武士の手柄を軽視する貴族は、あれは神風のおかげだと吹聴し、武士の功績を認めなかった。▼オーストラリアにやってきたヨーロッパ人。見慣れない動物がいたので、原住民に「あれは何という動物か」と聞いた。原住民「カンガルー(私は知らない)」という話は都市伝説。『日本史神髄』 伊藤・高杉のおかげで彦島が香港にならずに済んだ。▼勝海舟(40)、岩倉具視(38)、西郷(35)、大久保(33)、桂小五郎(30)、坂本龍馬(27)、高杉晋作(24)『逆説の日本史 20 幕末年代史編3』 憲法改正の歌。平和民主の名の下に占領憲法強制し祖国の解体を計りたり。占領軍は命令す。もしこの憲法用いずば天皇の地位うけあはず。涙を呑んで国民は国の前途を憂ひつつマック憲法迎えたり。この憲法のある限り無条件降伏続くなり。マック憲法守れとはマ元帥の下僕なり。祖国の運命拓く者、興国の意気に挙らばや。中曾根康弘。▼アメリカは、蒋介石の国民党を勝たせ、資本主義国となった中国と貿易をして儲けるつもりだった。しかし共産党が勝ったため、日本に再軍備を要求。国民党が勝っていたら再軍備はなかった?▼朝鮮で日本銀行券を流通させる案もあったが、松方正義が脆弱な朝鮮経済を日本に飲み込むのは危険であり、分離しておく方がよいと判断した。『お金の日本史 近現代編』 **** 『逆説の日本史1 古代黎明編』★3 『学校では教えてくれない日本史の授業』★4 『学校では教えてくれない日本史の授業 2 天皇論』★4

    5
    投稿日: 2024.05.12
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    改めて日本の歴史を学びたいと思いました。 学ぶ事は考える事、想像する事。 まだまだ知らない日本がありそうでワクワクさせてくれました。

    0
    投稿日: 2024.01.16
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    いゃ〜、面白かった。なぜ「わ」なのかというだけで、ここまで考察するのかと楽しめました。 井沢さんの著作を読もうと思ったのは、ホリエモンとの対談をYouTubeで見たのがきっかけでした。その中で、徳川綱吉の生類憐れみの令に関しての間違った認識について語られていたのが激しく納得できて、こんな考察をする方の著作を読んでみたいと手に取りました。 とりあえず、次々に読んでいきます。

    4
    投稿日: 2024.01.12
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    歴史とは、勝者の都合のいいように書かれる定めにある。そこに敗者の歴史等ありはしないのだ。この本は、今ある歴史の敗者側、つまり逆側から見た場合、どのような歴史となるのかを知ることができる貴重な本である。いつのまにか一冊読み終えてしまうくらい、語り口は軽やかで、読みやすい。ぜひ一度手に取って欲しい。(なっきー)

    0
    投稿日: 2023.12.26
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    日本人は話し合いの民族なのか【逆説の日本史①古代黎明編】|白田|雑記note @srtmsr https://note.com/srtmsr/n/n00c0fe1a564a #note

    0
    投稿日: 2023.12.26
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    20年ほど前にこのシリーズを10巻くらいまで読んだことがある。 改めて、通しで読みたくなった。 これから時間以降も楽しみです

    0
    投稿日: 2022.11.20
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    「わ」についての記述がとても面白かった。自分自身が人権という言葉にあまりハマらないなと思っていたのも、確かに話し合いで全てひっくり返せると思っているからなのかもしれない。

    0
    投稿日: 2022.10.08
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    読もう読もうと思っていたけど、なかなか縁のなかった日本史推理エッセイ集。近所の怪しげなDVD屋で50万円で売られていたので、まず1巻を購入。さすが乱歩賞受賞の井沢元彦さんの著作だけあって、学術書の雰囲気はなく、娯楽性の高いエッセイ集でした。個人的には歴史推理モノは好きで、「隠された十字架」(梅原猛)、「成吉思汗の秘密」(高木彬光)、「時の娘」(J・ティ)は夢中で読みました。本作も時間を忘れさせてくれました。 本書はもともと「週刊ポスト」(小学館)が平成4年から続いている連載。ある程度、内容がたまると単行本として刊行され、現在26巻「日露戦争と日比谷焼打の謎」が発行されています。 本書で井沢さんの推理の基本になっているのは①従来の歴史学会の権威主義、史料至上主義への批判(すなわち『時代で常識とされていたことは記録されなかった 』という前提)②日本史の形成における「言霊、和、怨霊、穢れ」への無意識の信仰に基づく非論理的な日本人の行動です。 なるほど、上記2点を前提とすれば日本史も違う景色が見えてきます。 例えば ・魏志倭人伝の「倭」は「環」→「和」が由来。聖徳太子の十七条憲法は「和」の精神すなわち「話し合い至上主義」である ・大国主命は殺害された。出雲大社は大国主命の怨霊を封じ込めるための「霊魂の牢獄」 ・卑弥呼が死んだのは紀元248年9月5日。この日に皆既日食が起きている。この事件には卑弥呼の死と天照大神の間の重大な関係が背景にある 冒頭にも書いた通り娯楽性の高い歴史エッセイ集で時間を忘れて読みました。明日、第2巻「古代怨霊編」を探しに怪しいDVD屋に行こうと思います。

    0
    投稿日: 2022.06.13
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    文章が難しく2度読み。それでも言葉遣いが分からない所も多々あるが古代から受け継いでいるわの精神。 倭だった漢字が和になった理由。話し合いによって何事も決まる話し合い至上主義で悪人も話し合えば分かってくれるという精神など自分にも古代からの精神が受け継がれていることに気づく。 そして、出雲大社の神様の配置やその起こり、自分にとっては再確認となる出来事ででも詳しく書かれていて出雲大社についてもっと知りたいと思える内容となっている。 現在の出来事、聖書を用いたりして書かれているので蘊蓄も増えるが古代を深く知りたいと思う人には物足りないかも知れない。

    0
    投稿日: 2022.02.03
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    面白かったです。 ただ、作家さんがちょっと攻撃的な感じが読み取れました。 学問の世界って大変だな。 とにかく、逆説的に日本の歴史を読み解くということで、古来から続く日本人の気質、日本人とは何か。 神話と歴史の関係。 いろいろと論理的に書かれています。 難しくて、途中、面白いと思ったところ、ポイントはメモを取りながら読みました。

    0
    投稿日: 2021.05.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Kindleで。日本史に少し興味が出て検索していたところに引っかかったので購入。歴史はもちろんだけど,月日はなぜ「月」と「日」なのかに加え,本能寺の変の夜は闇夜だったか?など,歴史以外のところで非常にためになる行もあり,面白く読めた。歴史を学ぶ上では韓国,中国との関係も必要となってくるが,両国の,特に韓国の悪いところは悪いとし批判もするものの,感情的な批判はしていないところにも好感が持てた。次巻も楽しみである。

    0
    投稿日: 2021.04.18
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    まさに「興味本位」でお試し購入。結果はがっかり。古代史を推測する視点は面白いものがあるし、歴史学者や宮内庁官僚の閉鎖性にも納得できる。しかし、著者自身がトンデモ史観と言われないために弄する言い訳がましい文章が鼻につく。疑問に思うこともある。例えば「柏手、……普通は二回」という記述。柏手の回数は明治政府が神仏分離と合わせて強制したものだったはず。また、卑弥呼が皆既日食を2度見たという。そうなると少なくとも100年以上生きなければならない。古代の平均寿命は30歳前後だろうに……

    0
    投稿日: 2021.03.07
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     歴史が苦手な人にもぜひお勧めしたい本です。和を尊ぶ精神と怨霊への恐れがどのように結び付き、日本の歴史を形作ったのかが、ダイナミックに語られています。  とはいっても荒唐無稽な話ではありません。資料を中心に据えながらも、資料が欠けた部分は小説家としての想像力と常識の力でつないでゆき、思わぬ可能性を提示してくれます。  もっと早く読んでいたらなあ、と思わせてくれる本でした。

    0
    投稿日: 2021.02.07
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    導入からすべてが面白いが、とりわけ古代日本列島人編、卑弥呼編、神功皇后編が興味深い。常識にとらわれない切り口で、硬さが軽減される。なるほどと、納得させられる部分も多い。

    0
    投稿日: 2020.11.09
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    歴史はいろんな人の解釈があり、この本もとても興味深かった。日本の「倭」という呼び名はどのような意味を持つのか。出雲大社や卑弥呼、天皇など根源はどういったものかを、史料だけでないところからの観点も混ぜ推測していってる。

    0
    投稿日: 2020.10.19
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    この本、ハードカバーがうちに1~5巻まであったのに、歴史が苦手なのと重厚感がありすぎて読まなかった。 単行本を借りて読んでみたら、まぁミステリー。 結構面白いでないの。 ちょっと難しくてクドイって所もあるけど 物事は1面だけで判断せずに、色々な角度から見なくてはいけないことや、教育・民主主義・議論や批判のあり方など、勉強になります。

    0
    投稿日: 2020.05.07
  • こねくり

    こねくり廻して書きすぎ。屁理屈しか感じ取られない。シリーズ一作目途中で飽きた。そんなに暇ではない。

    0
    投稿日: 2019.08.07
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    歴史学者ではない作家が書いた歴史の本。大胆な仮説を展開していく。いろいろな見方を提供してくれて面白い本ではある。だが批判的に読まないで信じてしまうと日本史の知識が偏ると思う。

    0
    投稿日: 2018.12.28
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    オーディオブックで視聴中。 逆説というよりも、当時の常識や時代背景、文化的側面から歴史的事実を推察していく感じの本。常識というものは記録されないモノである、という前提に立ってダイナミックに仮説を考証する様は痛快。歴史好きには「あー、なるほど、そういう解釈か」と新しい視点を与えてくれること請け合いです。 ただ、不必要にアカデミズムや唯物論を攻撃する向きがあって、正直そういうのは読者にとってどうでもいいんだけどなぁ、と思う事もしばしば。

    0
    投稿日: 2018.10.14
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    信長が、天皇(公家)の都である平安京に対抗して作ったのが、武士の都安土(平安楽土)なのである。 出雲大社は、オオクニヌシという「死の世界の王」が封じ込められている「死の国」なのである。 天皇は朝鮮半島から来た。

    0
    投稿日: 2018.10.12
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    資料実証主義をあえて排斥しているため、とかく自由な論述が際立つし、学会批判と韓国批判が繰り返されている。が読みやすいのでシリーズ化にも成功したのだろう、特に序論は面白い。番号付けはされているけど、興味のある時期だけ読んでも楽しめるのでは。結論だけならWIKIPEDIAで知ることができます

    0
    投稿日: 2018.02.09
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    どの巻も面白く出張のお供のような本。目からウロコ的なものからそういうことかと納得するものまで、多種多彩。日本は「和」教なり。

    2
    投稿日: 2017.04.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    以前から古代史好きな方のレビューを読んで積読リストに入れてあったのだけど、この世界に踏み込む心構えがなかなかできなくて・・・ でも、シリーズ累計500万部突破!というのを聞いて踏ん切りがつきました。(ミーハーすいません) 全巻読むって決めなくてもいいよね?古代史好きなのでとりあえず一巻です。。 日本の創世期について、著者が史料至上主義を排除し、新しい視点から見つめ直した新しい日本史です。 書かれていないということはその事実がない、という認識が今までの歴史解釈であったのに対し(史料過剰重視)、著者は ・当時の人々にとって「常識過ぎる」ことは文献にわざわざ記載しないことを認識する。 ・当時の人々の根底に流れている「怨霊信仰」を重要視する。 ・天文学や言語研究など異なる分野と史料をすり合わせながらの事実の精査。 という理屈で、歴史を分析しています。 こうした想像力、発想力を駆使した理論はとても説得力があり、面白かったです。 例えばこんなことが書かれてます☆ ・「倭国」の倭の由来は、環でありそれが和になり、それは話し合いがすべての「話し合い至上主義」の世界。それが日本のルーツ。 ・オオクニヌシは「国譲り」の際実際には殺害され、古代人はその怨霊を恐れ、祟りが起こらないよう出雲大社に祀った。 ・卑弥呼は狗奴国との戦いに敗れたことで、敗戦責任を問われ殺害された。(卑弥呼が現人神である以上、敗戦は卑弥呼の霊力が衰えたからだと考えられていたから) ・卑弥呼はもとは日御子であり日巫女であり、つまり太陽神に仕える女性でアマテラスのモデル。 ・現在「天皇陵」の学術調査を宮内庁が一切拒んでいるその理由は、天皇のルーツが朝鮮にあるかもしれないから。 などなど。 くわしくは書きませんがいちいち説得力のある理屈がちゃんとあるのです。 ちょっと強引な意見もありますが楽しめました。2巻も読まなきゃな。

    0
    投稿日: 2016.08.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    日本史陰謀論の傑作。歴史は勝者の論理の創作物、だから深読みが必要。多面的な歴史の見方ができるようになる本。「歴史ってこんなに面白いんだ。」と思えるようになる一冊。 やはり日本史の知識を楽しく味わうには、こういった陰謀論的な見方が重要だよね。学生の時に初めて読んですっごく楽しかったし、歴史の見方が大きく変わった。  いったん高校までの普通教育を終えた人はこれで勉強しなおすと、歴史を楽しめるようになるかもね。  気になるところが多くて、読書メモがいっぱいいっぱいになってしまった。ということは良書の証なんだろう。  邪馬台国の所在論争の考察は非常に面白い。しかし、難しいだろうな。予備知識のない人は目がテンかもしれないけれど、面白いんだよ。これを理解するにはQED(高田崇史著)を読まないと。  天照と素戔嗚、卑弥呼と大國主の関係もおもしろい。  

    0
    投稿日: 2016.04.18
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    邪馬台国、卑弥呼の墓=宇佐神宮説、神功皇后 の新羅征伐にまつわる、万世一系途絶説、そして現在の宮内庁が皇室に関係する古墳の発掘を禁じているのは何の法令上の根拠のないことなど興味深い記載が多かった。

    0
    投稿日: 2016.03.06
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    自分の歴史認識を覆させられる本です。初めに戦国時代の織田信長の話から入るので楽しみやすい本になっています。

    1
    投稿日: 2016.01.22
  • 歴史好きにさせてくれた本

    この本が書籍として発行されてから18年もなります。 その頃、歴史は、興味はあっても、どの本も読むには 少し小難しくて、敬遠していたのですが、 題名と表紙に惹かれて手に取った事が 読書人生に大きな影響を与えてくれました。 歴史に大きな興味をもたせてくれて、 歴史を好きにさせてくれた作品です。

    4
    投稿日: 2015.08.01
  • 現代日本人と古代倭人が怨念信仰と和の精神でつながっている。

    価値観が大きく変わった一冊。古代日本史に登場する遠い先祖を身近な存在に感じたのは初体験だった。現代日本人と古代倭人が怨念信仰と和の精神でつながっている。井沢氏の打ち出す出雲大社、神功天皇の説により倭人に親近感が沸く。歴史は過去の人々の立場に如何に立つかが大事だと思った。当たり前のことは史料には記載されない。現代人、当時周辺国との文化・技術の相違を考えて当時の当たり前を推測することで見えてくる事実がある。過激な部分もあるが氏の逆説の日本史のほうが史料至上主義の日本史より血が通った真の歴史学だと思う。

    0
    投稿日: 2015.06.03
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    日本史は興味がありながらもあまり詳しく勉強してこなかったことと、知り合いの方の薦めもあってこのシリーズを読み始めた。 逆説ということもあり、これまでの史料等から正しいとされている史実とは異なるところもある内容で非常に面白い。これほどまでに論理的に分析し、記していること自体が素晴らしいと思うし、勉強になる。 歴史のことなので、本当に何が起こっていたのかについては分からないのではないかと、クールな感情でみてはいるものの、ひきこまれる感じがした。 ワの概念、怨霊についての見解。非常に興味深い。

    0
    投稿日: 2015.05.04
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    過去の結果ではなく、いかに蓋然性の高い理由を考えだすか、というのは、仕事で何かの問題を解決していく際には割と当たり前のようにも思うけど、過去の文献という、ある意味答えがある歴史の世界は難しいんだろう、と。特に天皇の墓守をする宮内庁の話はなかなか面白い。

    0
    投稿日: 2015.03.07
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    著者は、アカデミズムの実証的歴史学が史料至上主義という誤りに陥っていることを批判しています。織田信長が初めて築いた自前の町に「安土」という名前をつけたのはなぜか。この問いに対して著者は、京に対抗するため「平安楽土」から取っただろうと考えます。ところがアカデミズムの歴史学は、それを示す史料が存在しないことを理由に、こうした説を退けます。そこには、史料が存在しないことと、そうした歴史的事実がなかったことを直結する誤りがあると著者は言います。 さらに著者は、アカデミズムの歴史学は日本史の呪術的側面を無視していることを批判しています。梅原猛は『隠された十字架』(新潮文庫)の中で、法隆寺は聖徳太子の鎮魂寺だという説を提出しました。しかし、マルクス主義の唯物史観がアカデミズムの歴史学を席巻して以来、タタリという非科学的な要因を認めないことが通例となっていました。しかしそれでは、当時の人びとの意識からかけ離れてしまうのではないかと著者は言います。 本書では、日本が「倭」ないし「和」と呼ばれていたことについて考察を進め、日本史を貫く「話し合い至上主義」とその現代的形態にまで解き及んでいます。後半では、邪馬台国の謎について独自の見解が示されています。 アカデミズムに対する批判や、天皇陵の発掘にまつわる問題、韓国と日本の歴史観の相違など、語ることの難しい問題になればなるほど、執拗ながらも明晰な著者の議論展開に引き込まれます。

    0
    投稿日: 2015.01.16
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    日本の歴史を、全く新しい観点から問い直す「逆説の日本史」は、目から鱗という言葉がピッタリあてはまる。読んでいて爽快感を感じるほどである。これまでの歴史が「史料中心主義」に陥ったために、史料に書いてないことは分からないのではなく、その事実がなかったことにしてきた歴史の専門家に対し痛烈な批判を浴びせており、その内容が歴史の素人にとっても納得できるものである。また、宗教についての指摘も、まさにその通りと膝を打つほどである。 このシリーズは全巻読みきりたい。

    0
    投稿日: 2014.10.31
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    定説とされている日本の歴史に対して、筆者独自の分析から新たな歴史を推測する。 史料に記載がなければ、そのことがなかったとは言えないなど、合理的な裏づけはなくとも、推論としてはありうるもの(こと)を描きだしているところが、とても興味深い。 ただの創作物ではなく、筆者なりに丁寧な資料の研究があり、そのうえに構築された推論は、なかなかに説得力があり面白かった。

    0
    投稿日: 2014.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・邪馬台国の本当の読み方は? ・日本人が協調性を好きな理由 ・卑弥呼は殺害されたのではないか ・出雲大社の謎 ・朝鮮半島と天皇家の関係 などなど、どれも説得力があり、夢中で読みました。 ただし、私が読んだのは図書館で借りた1993年出版のハードカバーだったので(データがないからやむなく文庫版で登録)、現在文庫版の購入手配中。特に古代史は発掘ひとつですべての説がひっくり返る可能性もあるので、なるべく新しめの本を読みたいですね。といっても文庫版も1997年出版なので新しいとは言えませんが・・・。 届いたら再読します。 朝鮮半島の章後半の韓国への要望が痛快すぎましたwwww状況が1993年からまるっきり変わっていないところに韓国の進歩のなさを感じてしまいます。

    0
    投稿日: 2014.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白い。歴史の読み方を考えさせられた。オオクニヌシノミコトとアマテラスオオミカミの「国譲り」の意味、どうして出雲大社はあれほど大きいのか、神殿の中でオオクニヌシが横を向いて入いる理由、しめ縄の張り方が他の神社と逆の理由、「二礼、四拍手、一拝」と四拍手する理由など。

    0
    投稿日: 2014.08.02
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    国造りから卑弥呼までの古代日本史を通説とは違う観点で描いていく。 著者の仮設や想像を挙げる箇所も多いが、なぜそういう結論に至るかを筋道立てて説明していくので納得させられた。 今でも日本人に根ざす良くも悪くも話し合いで済ませる「わ」の精神を聖徳太子が十七条憲法憲法でまとめたが、それはそもそも古来から息づいてきた「神」のような存在だった、というのは面白かった。 最後の朝鮮半島、朝鮮人の歴史の受け止め方に関する批判はそのとおりだとは思うが、本の主旨からは外れてるような気も。

    0
    投稿日: 2014.07.29
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    ひどい。 まわりくどくてくどくて、永遠に同じようなことを言った挙句、導き出された答えはお粗末。 言葉の由来の中国語のくだり、中国語の知識が少しでもある人なら、口が開いてしまうようなあり得ない見解。 こんな程度で本って世の中に出てしまうのかって、茫然とした。居酒屋でおっさんのむちゃくちゃな話聞いてるような本。

    0
    投稿日: 2014.05.19
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    資料だけにこだわらず、歴史を作る人間の裏側にある心、常識にもスポットを当てて史実を見ることを提言している。天皇は朝鮮から来た、卑弥呼は殺された等最初は驚くが彼の説を読めば納得する。出雲神社に祀られているオオクニヌシがアマテラスに滅ぼされその怨念を恐れたため大神殿を作った話は興味深い。

    0
    投稿日: 2014.04.27
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    「話し合い至上主義」や出雲大社の話は面白かった。その他の細い話については、反論するような知識も持ち合わせていないので、ふ~ん、という程度。 韓国批判については、ちょっと食傷気味。

    0
    投稿日: 2014.02.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この書籍は、井沢元彦氏の目線で日本史の謎を論じています。  副題のどおりに日本古代史の謎が集まっています。  「卑弥呼」「神功皇后」「大国主命」の他に縄文時代に住んでいた人々の意識や当時の中国との関係、天皇陵まで言及しています。  次の文章は、ウィキべティアから抜粋。 「国譲りは平和裏に行われたのか。日本はどうして倭と呼ばれるのか。日本神話の天照大神と邪馬台国の卑弥呼、日本書紀の神功皇后に繋がりはあるのか。宮内庁による天皇陵管理の矛盾、なぜ宮内庁は天皇陵の調査をさせないのかを考察する。」

    0
    投稿日: 2014.01.29
  • 人により評価がわかれると思います

    中学生のころから図書館で借りて読んでいました。いまだに続いているなんて、凄いですね。 特にこの第一巻は何度も読み直しました。このシリーズの根底となる一冊ですので、まずはこの本を読んでみて下さい。 是非とも全巻を通読してもらいたいのですが、人により評価がわかれる内容かと思いますので、全巻揃える前にこの巻だけでも一読することをお薦めします。

    8
    投稿日: 2013.10.16
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    日本の歴史を学びたくなり手に取る。 内容は縄文時代から卑弥呼の時代までの日本の歴史を独自に振り返る。 まず、この本に出会えたことで物事を判断する上での考え方に大きく影響を受けました。とくに歴史に関して。 井沢さんはもともと日本の歴史の学者ではなく、ジャーナリストである。 この方が学者の方の資料第一主義を批判して物事を推察していく。 まず、時代にあったイデオロギーを無視することで物事は理解することはできないといった点。 古来日本人に元から共通の慣習としてあった「和、言霊、穢れ」などの思想が、当時の人々の意思決定に大きく影響しているのにもかかわらず、当時の人々にとっては「当たり前」であるために資料に書かれていないのだということ。 もうひとつは、人間の行動に意味のないことはひとつもなく、なにかしら意図があるということ。 例えば日本神話の神々を奉る伊勢神宮の像はなぜ正面を向いていないのかということ。 本来ならば、大した意味をもたないと考えるが、井沢氏は黄泉の国を守るために命を捧げた神様に対して恐れを抱いていたから、黄泉の方角をむけて像を作ったということである。 今回の本を読んで、改めて歴史の多面性について考えた。 宗教などの目に見えないイデオロギーと資料ベース、 二国間ではお互いの歴史認識の違い、 年齢や能力、キャリアの積み方から生まれる歴史の考え方など、 だからこそ、どちらの説が有力であるのかを考える際、 説得力を持たせるに資料ベースになったり、歴史の見方を一方的に認識してしまい、正しい理解を得られないことがある。 もちろん井沢氏の持論には様々な批判があることも確かである。 もともとは学者ではないのだから、という声もある。 重要だと思ったのはこれらの考えは日頃の生活でも十分に考えるべきことであると思う。 資料などの目に見えるものだけでなく、イデオロギーや直観を考慮する、 対極の位置で物事を考える、 好奇心をもって物事や行動の意味を考える、 歴史が正しいかどうかではないが、とても大切な見方を与えてくれる良書であると思う。 内容も非常に面白いのでぜひ一度。

    0
    投稿日: 2013.10.06
  • 斬新な解釈

    これまでにない斬新な日本古代史。そう感じました。根拠の怪しい事柄も多いのですが、不思議と腹に落ちました。読み物としても面白く、日本古代史に興味を持つきっかけとなった一冊です。

    4
    投稿日: 2013.10.06
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    歴史は本当に「歴史」なのか?定説を疑い、日本史の総点検を試みる意欲作。 非論理的、独善的、冗長的。気になる点はあるものの、歴史を再検証しようとする筆者の姿勢と豊富な知識と例示によってついつい読み進めてしまう。信長のエピソードを用いて「常識は史料に書かれない」「呪術思想が無視されている」は鋭い指摘。 アマノテラス(天照大御神)は卑弥呼だったのではないか?とする仮説は興味深い。史学の醍醐味は推察と立証にある。決まったものを教えることではない。信憑性に怪しいところもあり、全てを鵜呑みにすべきではないが、本書はそうした考古学や史学の本来の楽しさを味わえる一冊である。 但し、良書ではあるものの、何の恨みがあるのか学会を目の敵にしていたり、第5章はほぼ韓国批判だったり、歴史検証と無関係な感情吐露が多い。筆者は論理的批判と自己弁護しているが読者にとっては感情的批判に映る。書面上の攻撃は一方的になりがちなので、批判を半分に抑えれば総ページを2/3程度に抑えられて、もっと研ぎ澄まされたものになっていたかもしれない。

    0
    投稿日: 2013.09.06
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    うーむ。 たしかに、自分のなかにも、理屈よりも「和」の方に重点をおく考えというのは、すり込まれている気がします。 「怨霊信仰」は、「血液型性格判断」に似ています。 たとえば、権力者が、人を死に追いやったとして、その事に対して、おそれを抱いていれば、精神的にまいってしまうということは充分にあり得ます。それは、精神的にまいっているのですが、「怨霊」のせいということになる。 血液型性格判断の場合も、「あたってるよなー」「オレってB型だから…」と信じることにより、本当は同じ資質のものでも、ある程度、傾向がでてしまうことがあります。 えーでも、自分が何型か知らない子どもでも、血液型による性格の違いってあるやん。と思うかもしれませんが、親が仮に、血液型による性格の違いという考え方を信じていて、「このこは、O型だから…」と思って育てていれば、自分では意識しなくても、やっぱり、血液型による性格の違いというのは、血液型ではなくて対人における人の関わりとして、出てくるような気がします。 つまり、たくさんの人が信じていることは、それが迷信であっても、ある程度事実として、事実の方向に動いてしまうことがあるということですね。本当の理由は、「血液型」の違いではないのですが、結果として、「血液型」の違いによる性格の違いがあるように見えるわけです。 それを否定せずに、しかも、事実とそうでないことをわけていく作業というのは、なかなかに、難しそうです。 風が吹けば、桶屋が儲かる……ちょっと、いや、だいぶん違うか……。 頭が悪いので、ちょっとパンク気味。

    0
    投稿日: 2013.07.29
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    (「BOOK」データベースより) 教科書ではわからない日本史の空白部分に迫る。従来の歴史学界の権威主義、史料至上主義、呪術観の無視、以上の三大欠陥を指摘しながら古代史の謎を推理、解明していく。日本人の「わ」の精神のルーツは?宮内庁が天皇陵の学術調査を拒み続けるのはなぜか?あの出雲大社はオオクニヌシノミコトの怨霊を封印するために建てられた「霊魂の牢獄」ではなかったか?当時最高の知識人であった聖徳太子はなぜ、「和」こそが日本人の最高の原理としてあげたのか?など。

    0
    投稿日: 2013.07.18
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    一人の作家が、通史を語る壮大な試み。 全巻読み通したいかどうかを左右する、重要な一巻になる。 七、八年前から読みはじめ、現在(H25年6月)15巻まで読み進めてる。 この第一巻を読み、日本人の精神構造は、ほとんど変わってないと再認識した。 基本的には、著者の主張には説得力がある。だだし、いろんな見方、解釈があるのは忘れてはいけない。 特に、古代に関しては、文献が少ないだけに、どうとでも言える。 梅原氏の一連の作品を読んだ時の、知的興奮を覚えた。

    2
    投稿日: 2013.06.08
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    古代日本の黎明期における神話や言い伝えがよく分かりました。著者の仮説に対する逆説的な解説が、ただの歴史の教科書以上に興味をそそります。

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    投稿日: 2013.04.17
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    ご本人とその政治的主張は非常にクセがあり(マイルドに言って)、好き嫌いが別れそうですが、彼の通史は本当に面白い。「怨霊信仰+コトダマ+ケガレ忌避+和の精神」という日本人の宗教観をベースに古代史から現代までを新たな視点で考察しています。粗い・甘い箇所もあるけど掛け値なしに面白く、目から鱗。考えさせられます。

    0
    投稿日: 2013.02.27
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     宮内庁が天皇陵の学術調査を拒み続けるのはなぜなのか。それは、天皇家のルーツが朝鮮半島南部にあることで、その証拠となる品が出土することを恐れているからなのだ。天皇家の朝鮮半島ルーツ説は、イギリスとフランス両国の成り立ちから検証しても不自然ではないらしい。問題はその事実を公にできないことなのではいことなのだ。いつの日にか真実はあかされ、朝鮮半島と日本の関係が良好なものになることを願わずにはいられない。

    1
    投稿日: 2012.10.14
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    日本古代史は趣味である。 どんな奇想天外、目から鱗な話が読めるかとわくわくしていたら、まぁ普通であった。まぁ普通に面白かった。 こじつけや妄想が多い気もするけど、それが筆者の言う日本歴史学の三大欠陥のひとつ、資料絶対主義への批判からなのだから、そういうもんかと思うしかない。 その割りに、「これは事実である。なぜなら正史である○○にも書いてあるのだから」というのがちょくちょく出てくるのも少し水をさす。 呪術観・宗教的側面の軽視という指摘も非常に重要だと思う。これは現代に論を移しても。 とはいえ、推理自体は面白いのだから、やっぱり本書も面白いのである。 一番面白いと思ったのは「ヒミコ=アマテラス=比売大神」説。 箸墓古墳の発掘で邪馬台国畿内説が結構有力になってきているけど、やはり大和王権が半島から来た可能性を考えると、やはり九州説のほうがしっくりくる。 では畿内に成立した大和朝廷との関連は?邪馬台国という名は明らかに「ヤマト」とつながりがないとは思えない。となると、やはり東遷、畿内原政権征服しかない。(そもそも神武東征神話ってあるし) 安彦良和の「ナムジ」や「神武」でこのあたりに興味を持った身としては、なんら異論はなかった。 その大和王権=天皇家の祭祀を、墓地と仏壇として例えた宇佐八幡と伊勢神宮、比売大神とアマテラスというのはなかなか面白かった。 半島と天皇家の関係とか、最近話題の韓国人の火病に対する反論として、第5章は非常に爽快でした。 優劣や好き嫌いの問題と学問的探究は違う。まったく持ってそのとおりである。

    0
    投稿日: 2012.09.14
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    週刊ポスト人気連載の単行本化第一弾。旧態依然の歴史学会に反論し新説を打ち出す。面白いけど著者の論理を追うのに疲れる。もとより古代黎明編は神話解釈の違いにすぎないし。幕末とか面白そうだが、そこにいくまで単行本20冊とか。長いってのw

    0
    投稿日: 2012.09.10
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    大分前に読みましたが、目から鱗でした。 この本で興味を持って、歴史(とくに古代史)本を読むようになりました。読めば読むほど、深い。想像も膨らみます。

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    投稿日: 2012.07.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なかなか面白い読み物でした。  この本で書かれていることの真偽をとやかく言うほどの知識のない(ついでに言うと古文書に親しんだ経験もない)KiKi には、この本の説を鵜呑みにしていいのかどうかの判断まではつかなかったけれど、子供時代から今に至るまで古代史を見た時に感じたいくつかの「?」に対する1つの見解とか、手前勝手に膨らませていた個人的な妄想と合致するような説が書かれていたという意味では、「ああ、やっぱりこういうことを考える人がいたんだ!」と何となく嬉しくなるような読み物でもありました。 全編にくどいほど出てくる学会批判にはちょっと辟易としたけれど、歴史を暗記物・知識として学んできた KiKi にとっては、学問とは一線を画した歴史との向き合い方・・・・という意味でも楽しむことができた本だったと思います。  特に古代史においては KiKi が学生時代に学んだ古代史と現在の学校教育でなされている古代史には少なからず違いがあることを知っているだけに、教科書を金科玉条の如く覚えようとしていた(仮に何らかの疑問を持ったとしてもさほど深追いせずに「事実はそうだった」と鵜呑みにしようとしていた)自らの姿勢を問い直すという意味でも、なかなか興味深い読書体験だったと感じました。 古代日本に既に「怨霊信仰」があったかどうかはこの本だけでは判断がつかなかったけれど、古事記に書かれている「国譲り神話」にはどことなく胡散臭いもの(要するにそんなに平和裏に事が済んだとは思えない)を感じていたうえに、出雲大社でオオクニヌシノミコトが礼拝者にそっぽを向いているということを聞き知った時に「何でだろう??」と疑問に思ったことはあったので、出雲大社がオオクニヌシノミコトを封じ込めるための社殿だったというくだりは、少なくとも神道には無知な KiKi にとってはなかなか説得力のあるお話でした。 又、聖徳太子の十七条憲法の第一条に書かれている「和を以って貴しとなす。」に関しては KiKi は昔からこの言葉に込められた太子の想いが誤解されているように感じていたんだけど、そしてその誤解に近い認識を著者の井沢氏も持っている(もしくはその誤解が一般化していることを前提にこの論説が書かれている)ような印象を持ったけれど、それでも敬虔な仏教信者であったはずの聖徳太子が、第一条と第十七条にこれに関する言葉を書いているのは何故か?(要は「仏法を重んじよ」ではないのは何故か?)には疑問を感じていたので、「ふむふむ、なるほど・・・・・」とそれなりに興味深く読むことができました。 KiKi 自身はこの「和を以って尊しとなす」というのは「とにかくカドを立てないで(≒争いは排し)仲良くするのが一番大切」というような意味に捉えられがちだと思うけれど、実はそうではなくて、「人間というものはえてして自分の意見を通すために現代的に言うところの「派閥 or 党派」のようなものを作りやすく、そこには「個人の主張」のみならず「派閥の論理」のようなものが入り込みやすい。  そうなると、建設的な議論は望めなくなり他との対立がますます複雑になってしまう。  完全無欠な人間はおらず、不完全な者同士がそれぞれの立場で公平な話し合いを持ち、相手の言論にも耳を傾けながら問題解決を図ろうと努力すれば、そこで得られた合意はおのづから道理にかない、何でも成しとげられる」というような意味合いだろうと解釈しているんですよね。 そしてもう一つ面白かったのは、卑弥呼の失墜の原因は「皆既日食」だったのではないか?というくだりです。  つい先日、金環日食を経験し、宇宙の神秘を机上の知識ではなく実体験として堪能した直後だっただけに、原始的な太陽神信仰が篤かった時代に「皆既日食」なんていう滅多にない経験をすれば、当時の人々がそれ即ち「呪力の減退」という結論を導いてしまうというのはさもありなん・・・・・・と感じられました。 いずれにしろ、このての本は「正しい知識を得よう」として読むべき本ではなく、「こういう考え方はどうよ?」と提示されたものに対して、自分なりにあれこれ考えてみる・・・・・というスタンスで読むべき本なんだろうなぁ・・・・・と。  そして、とりわけそこに深い探求心を芽生えさせ、根気強く文献・遺跡と真摯に向き合う根性を養った人が学者になっていく・・・・・そういうきっかけになる本なんだろうなぁと感じました。 (全文はブログにて)

    1
    投稿日: 2012.06.15
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     結構好きな逆説の日本史。平安後期から鎌倉の復習で4、5巻を読んだついでに1巻を読み直したが、これは書きなおすべきだと思う。3巻以降の鋭い分析とは別人が書いたのかと思うほど歯切れが悪いからだ。  和の精神や、言霊、怨霊信仰など、井沢氏の基本的な歴史の捉え方には面白いし、その導入部としての意味はある。  しかし、邪馬台国の卑弥呼の仮説を除けば、大和朝廷につながる4世紀の謎について、仮説すら立てていない。神話に込められた真実を推測したのは、出雲の国譲りだけ。神功皇后や応神の謎解きにも期待したが、部分的反証に終わり、公然の秘密となっている説すら、検証していない。神武東遷や、トヨの事。武内宿禰の話もない。欠史八代は、適当にコメントして、最後は、邪馬台国が東に移って大和朝廷になったという結論だけで終わる。これでは、逆説ならぬ、重箱の隅をつつく日本史だ。  史実主義をしつこく批判している姿勢には納得する。せめて証拠はなくとも、邪馬台国から4、5世紀のに起こったことと、神話との対比を推測し、日本の建国について、常識で考えて納得できる仮説を挙げてほしい。

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    投稿日: 2012.05.15
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    証拠となる文献はなし。好きなことを想像しているにすぎないけど、呼んでいてすごく面白い。信じないように注意しなくちゃいけないが。

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    投稿日: 2012.04.30
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    http://sgk.me/fVPNOO 日本史の常識を覆す大胆な推理! 人間が人間として生きていた時代を今に甦らせるために今必要なことは人々の自由な発想、想像力であると著者は言います。

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    投稿日: 2012.03.22
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    文章が途切れることなく続いていく。構造化されてない文章が好きな人はいいだろうし、嫌いな人は読めないだろう。 個人的には構造化されてない文章は嫌いなんだけど、内容が面白いからマァ付き合ってやるか、といった感じだ。

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    投稿日: 2012.01.02
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    歴史物好きの父に頼まれて去年から数冊ずつ買っていたのを、最近借りて読み始めた。父も言っていたが、『考察は面白いけど、クドい』というのが読み始めて数ページでよくわかった(笑)。こういう見方もあるんだな、という一例として読み進めていく分には面白いと思う。どの説を信じるかは、各説色々読んでみて自分で思うだけのこと。 ---------------------------------------------- …と、数ページはそう思ってたけど…もう読むの厭になってしまった。私にはこの著者は合わないんだろうか、とにかく疲れる。心に相当の余裕ができたらまた続き読む…かもしれない(苦笑)。

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    投稿日: 2011.12.21
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    著者のいう「日本の歴史学の三大欠陥」 ”1.日本史の呪術的側面の無視または軽視” ”2.史料至上主義” ”3.権威主義” これは歴史『学会の外側の人間』から見れば、至極もっともな意見である。学者が学者である故に見えなくなっていることをその外側から指摘していて、目から鱗が落ちること必至である。 また、巻が進むにつれ。『歴史は勝者が後世に残したモノ』であることを再認識させられる。

    0
    投稿日: 2011.12.03
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    封印された「倭」の謎 ・日本の歴史学の三大欠陥 ・古代日本列島人編―日本はどうして「倭」と呼ばれたのか ・大国主命編―「わ」の精神で解く出雲神話の”真実” ・卑弥呼編―女王殺害と紀元二四八年の重大事件 ・神功皇后編―邪馬台国東遷を裏付ける宇佐神宮の拝礼作法 ・天皇陵と朝鮮半島編―日本人のルーツと天皇家の起源

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    投稿日: 2011.11.06
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    序論に「日本の歴史学の三大欠陥」として、”1.日本史の呪術的側面の無視または軽視”、”2.史料至上主義”、”3.権威主義”が挙げられている。これらが本編を通してこれまで通説とされてきた日本史を見直す上で基軸となって、異なる視点・考え方をもたらしている。 日本の黎明期に関する予備知識は乏しかったものの、通説と逆説を対峙させている本編を読むことで理解できる作品である。 日本人の「わ」の精神、ヒミコに関する考察、邪馬台国の場所など興味深い話題が尽きない。

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    投稿日: 2011.08.29
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     卑弥呼失脚と日蝕の謎、出雲大社の参拝方法に込められた国譲り神話の謎、聖徳太子の『和』という文字に込められた謎、など教科書では習わなかった歴史の深いところまで踏み込んで解説してくれます。とても面白いです。  井沢古代史を読むときに大事なキーワードとなるのが『怨霊』です。怨霊史観といってもいいかもしれません。強引なところも無きにしも非ずですが、確かにそれを通して明らかになってくるものがあります。陳腐な表現ですが「目から鱗が落ち」ます。    詳しい説明は興を削ぐと思うのでこれ以上書きませんが、強烈にオススメします。  シリーズは長く、自分は7巻くらいまでで止めてしまいましたが、この1巻と、聖徳太子の『徳』の称号の謎を追う2巻は特に出色の出来だと思います。

    0
    投稿日: 2011.08.15
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    著者様のような人が歴史の先生だったら、授業も楽しかったんだろうなぁ。すごく面白かったけど、卑弥呼の年齢だけがどうも納得いかず・・・誤解してるかのな?もやもや。

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    投稿日: 2011.08.04
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    数年前に続き2回目を読み終わりました。 他を強く批判する内容が目に付き、独善的な感があることは否めません。 しかしながら、著者の「宗教(信仰)の影響力に対する正しい認識」については高く評価すべきだと思います。 お勧めの本です。

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    投稿日: 2011.06.24
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    従来の歴史史観を覆す井沢氏の主張が冴えわたる。 井沢氏があげる歴史学会の三大欠点、「①史料至上主義②権威主義③宗教的側面の無視ないし軽視」については大いに賛成できる。 井沢氏はこれらの欠点をあげた上で、一巻では神話時代から大和朝廷の成立までを取り上げている。そして日本人は「和」「怨霊信仰」という強力な宗教の信者だと主張する。「国譲りの神話」など、学校教育では教えてくれなかった話もきちんと教えてくれる。 歴史は面白くて役に立つ――歴史は暗記科目だと思っている人は是非この『逆説の日本史』シリーズを手に取ってほしい。

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    投稿日: 2011.06.21
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    この時代の日本史は仮想現実でおもしろい。 著者は、ノンフィクションだって言うけど…。 教科書の歴史がつまんない人にほどおすすめ。

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    投稿日: 2011.06.04
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    著者が述べる具体的な史観に関しては、判断する材料がないので、コメントすることは出来ない。しかし、常識を疑ってみるという姿勢は統一されており、その意味で一読に値すると考えている。

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    投稿日: 2011.03.21
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    邪馬台国⇒大和政権の流れで、空白の4世紀を埋める話を小説でも誰か書いてほしい。 この本を読んで、古事記なんかのフレームと合わせてそういう物語を作れば、面白い話になるんでないかなと思った。

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    投稿日: 2011.01.23
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    なるほどと思わされるところは多いけど、100%真に受ける内容でもないし多分作者もそれを望んでないだろうと思う。

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    投稿日: 2010.12.15
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    井沢氏の自説の信憑性はともかく、読み物としては非常におもしろい。ぐいぐい引き込まれ、あっという間に読み終わってしまった。

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    投稿日: 2010.11.06
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    「世の中の歴史家は考えが偏っているから、私が書いてやらないとしょうがないだろう」というスタンスは、読んでいて心地良いものではなかったけど、自分の考えををしっかりと貫き通しているところは感心した。 それはさすがに無理があるだろうと、本人も分かっていて書いてるんじゃないかと思うところもあるw この本で歴史を勉強しようとしてはいけない。あくまでもこういう考えもあるんだと意識して読めば、結構楽しめる。

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    投稿日: 2010.09.12
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    トンデモ本かと思いきや、意外と(発想自体は飛んでる部分もあるが)論理的に文章が進んでいてなかなか良い。ただ、第一巻はほとんど神話の世界の話しなので、一通り古事記を読んでからでないと話が分かりにくいかもしれません。

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    投稿日: 2010.09.04
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    怨霊、言霊、穢れから日本史を見据える《赤松正雄の読書録ブログ》  日本史をおさらいするうえで比類なき面白本をようやく見つけた。歴史の書というよりも歴史推理小説といった方がいいかもしれない。かねてからの「歴史通」や、今はやりの「歴女」には、何を今更と言われよう。このシリーズが世に出てもう10有余年も経っているのだから。しかし、恥ずかしながらその存在を私は知らなかった。井沢元彦『逆説の日本史』1~12である。未読の方は、まず文庫の第一巻を購入されることをおすすめしたい。  日本史を追う井沢さんのキーワードは、怨霊、言霊、穢れの三つ。彼はことごとくをこれで抑えていく。見事なまでに。彼にかかれば歴史学者は形無し。木っ端微塵にやっつけている。宗教の本来的な役割を知らずに、文献至上主義に陥ってることの弊害を事細かにまた繰り返し飽きもせずに説く。読んでる端から忘れがちな私のようなものには、まことにこれは助かる。しかし、この手法ではさぞかし正統な歴史学者や同業他者から嫌われよう。であるがゆえに、あまり世の中に評価されていないように思われるのは、著者ならずとも口惜しい。  近眼の人が寝ぼけ眼に顔を洗ってメガネをかけた時のように、ぼんやりしていた歴史絵巻が忽然と姿を現すのは嬉しい限り。というのは少々ほめすぎかも。だが、古代から中世にかけての日本人たちにとっての、様々なる神社仏閣の存在や「和歌」の持つ意味が判明するのは大きな収穫であった。軍事について現代日本人がとかく敬遠しがちなのは、何も戦後に始まったことではなく、古代からの歴史に根ざした伝統であることを知ったことも大きい。

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    投稿日: 2010.05.07
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    日本人の「わ」の精神のルーツは? 宮内庁が天皇陵の学術調査を拒み続けるのはなぜか? タブーに近かった空白の古代史の謎を大胆な推理で解明し、歴史学界の旧幣と教科書教育的な「日本史の常識」を覆す。目次内容 ●序論 日本の歴史学の三大欠陥 1.信長と安土, 2.アカデミズムと丸山ワクチン, 3.「素人」が大それたことをする理由, 第一章 古代日本列島人編-日本はどうして「倭」と呼ばれたのか,第二章 大国主命論-「わ」の精神で解く出雲神話の“真実”,第三章 卑弥呼編-女王殺害と紀元二四八年の重大事件,第四章 神功皇后編-邪馬台国東遷説を裏付ける宇佐神宮の拝礼方法,第五章 天皇陵と朝鮮半島編-日本人のルーツと天皇家の起源、年表 天皇制が確立された意味で、古事記、日本書紀なども考察していくと日本の歴史が面白く読めてきます。

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    投稿日: 2009.11.23
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    説得力のある分析がとても面白い内容です。 学校で習った日本史はなんだったの?と思ってしまう本です。 それだけに井沢氏に対して賛否両論があるようです。 本の内容を全てを鵜呑みにするのではなく「こんな考えかたもあるんだなぁ」程度に 頭の片隅に置いておくのが一番だと思います。

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    投稿日: 2009.07.31
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    歴史は通史で見ないと分からない、という事がよく分かるシリーズ。 部分部分でひたすら記憶していた頃には見えなかった流れが鮮やかに見える。何年に何が起こったのか、ではなくて、どのような経緯で何が起こったのか。と捉えていくだけで、バラバラに見えた事柄が繋がって行く。当時の人々の常識を踏まえた上で物事を見直すだけでも、一つの物事が全く別のモノに見えたりする。 面白いです。 (著者と意見を違える方々へのあからさまな批判や、理由はどうあれ先人に対してその物言いはどうよ?等ちょっとひっかかる記載がなければ★5つなんだけどな)

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    投稿日: 2009.07.23
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    学生時代は歴史の授業なんてほとんど聞いてなかったのですが、 ふとしたきっかけから古事記を意識するようになり、 日本国が成立した混沌の時代に興味を持つようになりました。   古事記に書かれていること=事実 なのか?  井沢氏は「書かれていないこと」を歴史背景とともに逆説的に解明しようとしています。

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    投稿日: 2009.07.19
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    これは学術書なのか、フィクションなのか。その捉え方によって賛否両論だとは思いますが、ひとつの可能性と割り切ると、可能性が広がり、非常にワクワクする本です。 井沢さんの説が必ずそうだとはいえないとは思いますが、その斬新な3つの切り口は、まさにそのとおりで、その角度で多くの人が検討すれば、きっと歴史学が飛躍的に進歩するかもしれません。

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    投稿日: 2009.06.17
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    著者はこの本の中で歴史学の三大欠陥を主張している。 1、日本史の呪術的側面の無視ないし軽視 2、滑稽とも言うべき史料至上主義 3、権威主義 読み始めたときは目からウロコ状態でわくわくドキドキしながら読み進めていた。 疑い方も斬新で、うなずきまくりだった。歴史を見るスタンスがおもしろいと思った。 だけど途中からだんだんと嫌になってきた。切り口はすばらしいと思うんだけど、あまりに推論が多すぎるような気がした。ここまで推論ばかりだとただの妄想でしょって思ってしまった。そしたらそれが最後、その後はいちいち疑ってしまって読むのがおもしろくなくなって来てしまった(古代史だからかもしれないけど・・・)。ちょっと後悔。でも、また違う巻を読んでみたいと思わせるくらいはおもしろかった。 建築史を考える上でも、垂木がどうとか梁がどうとか教える前に(これはもちろん必要だけど)、その時代の人ががどういうものを信じていたのかとか、なぜそんな工夫をする必要があったのかとかを教えるべきじゃないのかな。この本では、しつこいくらい「呪術的側面の軽視」が叫ばれているが、そういうものを抜き取った状態で勉強をしてもダメなんじゃないかと僕も思う。 P.33 特殊なことしか書いてないのが史料の本質で、当たり前のことは記録されないのである。その時代において、誰もが知っていることは、記録に残す必要を誰も感じない。そしてそういう「常識」ではない「特殊」なことだけが記録されて残る。その背後にある「常識」を推理によって復元することが大切なのである。 P.66 歴史というのは、過去の人間の行為を研究対象とする学問である。だから過去の人間がどういう「宗教」によって動かされていたかを知るのは、最も重要な基礎知識のはずである。ところが、この点が実になおざりにされている。宗教というのは、特に過去においては、人間の基本的な行動を決める規範である。日本にも、西洋のキリスト教にあたるものはある。それが「怨霊信仰」である。 P.316 もし神功皇后の新羅進出が、史実に基づくものでないとすれば、神功皇后の事跡は、ほとんど架空に作られたものとなってしまう。とすれば、「古事記」「日本書紀」「風土記」の編纂者は、何の目的と必要性があって、神功皇后の物語を作り出したのであろうか。 神話という、「嘘」も、その「嘘」がどうしてデッチ上げられたかを追求していけば、歴史の真実が見えてくるというのが、私の歴史を見る基本的な姿勢である。 P.467 日本が外国から様々な宗教を取り入れたのは、実は一つの目的があってのことなのだ。その大目的とは、「怨霊鎮魂」である。つまり、日本人は仏教をはじめとする外来の宗教というものを、怨霊を鎮魂するための方法論として受け入れてきたし、それ以外の受容は基本的にはしなかった、ということなのだ。 P.483 和の精神とは聖徳太子が「重んじよ」と言ったから、それが日本人の行動原理になったのではない。むしろ逆で、聖徳太子は個人的には仏教信者であり、公人としては天皇の絶対権力を確立しなければならない立場でありながら、日本人全体に諭す言葉としては、和を大切にせよと言わざるを得なかったというふうに解釈すべきだろう。つまり、もう七世紀の時点で、この原理は動かしようのない日本人のアイデンティティであったのだ。

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    投稿日: 2009.05.16
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    日本にある宗教について書かれていて、いまの世の中にも通じるものがあります。 韓国人についての記述も納得です。

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    投稿日: 2009.04.07
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    推理小説型日本史解説本。断片的な資料で表された歴史を推理であぶりだす筆者の取り組みは無味乾燥だった受験日本史をワクワクするものに変えてくれる。卑弥呼=アマテラス説は意外にも知られているんだね。

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    投稿日: 2009.02.13
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    私の目から何枚の鱗が落ちたでしょうか。 学校の授業をなぞるだけでは見えなかった 歴史の深層をあなたも知りたいと思いませんか?

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    投稿日: 2008.12.04
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    教科書ではわからない日本史の空白部分に迫る。従来の歴史学界の権威主義、史料至上主義、呪術観の無視、以上の三大欠陥を指摘しながら古代史の謎を推理、解明していく。日本人の「わ」の精神のルーツは?宮内庁が天皇陵の学術調査を拒み続けるのはなぜか?あの出雲大社はオオクニヌシノミコトの怨霊を封印するために建てられた「霊魂の牢獄」ではなかったか?当時最高の知識人であった聖徳太子はなぜ、「和」こそが日本人の最高の原理としてあげたのか?など。 2008.1 読了!

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    投稿日: 2008.08.03
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    以前から気になっていたシリーズだが、図書館にあったので、とりあえず読んでみた。 序論が長いため、最初はとまどったが、結果的には非常に面白かった。 出雲大社には行ったことがあるが、内部はああいう配置で、その理由がああいう理由だったとは。 卑弥呼とアマテラスの関係がああだったとは。 卑弥呼と皆既日食の関係がああだったとは。 宇佐八幡宮も行ったことがあるが、伊勢と宇佐とああいうものだったとは。 天皇陵がああいうものだったとは。 古代史が好きな者としては、視点が新鮮で、大変楽しめた。 ただし、この本は1992年くらいのもの。このレビューを書いているのが2008年。 どういう変化があったか。 いつの日か、改訂版を期待する。 2008年04月20日読了。

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    投稿日: 2008.05.10
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    今まで知らなかったこと、材料はあったのに見過ごしていたことがボロボロ出てきて面白い。これ1冊読んだだけで分かった気になってはいけないとは思うのだけど、定説を疑って順を追って考えていくと見えてくるモノが、新鮮な驚きと納得を与えてくれる本。 (2008/02/20読了)

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    投稿日: 2008.02.26
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    同じことを何度も繰り返すのがやや疲れるけど、一点の視点からだけではない考察が面白い。私は歴史を「事実」としてではなく「物語」として読むのでとても好感が持てる。

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    投稿日: 2007.11.04
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    高校生の時読んでいたら、勉強するのももっと楽しかっただろうに、と思う。教科書には載ってない日本史が満載で、寝るのも忘れて読みました。

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    投稿日: 2007.09.11
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    「怨霊」史観により、日本史をかつてない角度で切る。特にこの一巻が一番衝撃的だった。賛成するしないはともかく、考えさせられる斬新な説。

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    投稿日: 2007.03.30
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    学校で習う歴史は「データ」だけど、これは物語だなと思う。 本当の歴史も「人が生きた物語」だと思うからとても面白いです。 日本史に疎いんで、通説がどうなのかは分からないけど、井沢さん「通説」批判に力入りすぎてちょっとくどいよ…。

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    投稿日: 2006.10.08
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    斬新な発想と検証方法がたくさんあり、非常に興味深いです。論理的に検証しているようだが、かなり強引な結論の出し方にも感じられる。でも、学校の退屈な日本史の教科書よりずっと興味深いです☆

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    投稿日: 2006.08.25
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    日本の歴史は怨霊の歴史。大和と和、倭、邪馬台国との関係。卑弥呼とアマテラ スの関係。そして邪馬台国の場所など、古代日本にはミステリーがいっぱいです。 小説家が書く日本史は一味違います。

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    投稿日: 2006.08.24
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    神々の指紋の日本史版みたいなもので、これも娯楽本ですが面白い…なまじ日本史を知っているだけにどきどきする。

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    投稿日: 2006.07.12
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    色んな日本人論がありますが、伊沢先生の「和」の論理が一番納得できる気がします。おもしろい。 高校生とか読んだらいいのにな。

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    投稿日: 2006.06.18