
宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論
青木薫
講談社現代新書
宇宙や量子論に興味のある方にお薦めします
興味深く読むことが出来ました。 この分野にまだ馴染みのない方でしたら、一通りの知識を得ることが出来ると思います。 元々このジャンルに詳しい方はご存知の内容がほとんどかと思いますが、この本は「人間原理」という考え方に基づいた探求の歴史を紹介していますので、読み物として成立しています。 こういった本を手軽に読める良い時代に感謝です。
1投稿日: 2013.11.17
夜は短し歩けよ乙女
森見登美彦
角川文庫
面白くて、可愛らしくて
四畳半神話体系を友人に借りて読んでいました。非常に気に入ったので、購入してみました。 天然で不思議ちゃんの女の子と、ちょっと偏屈だけど恋に真面目な男の子の微妙な距離感が微笑ましく、純粋な気持ちになります。 独特の柔らかい言葉のチョイスと小難しくてネチッコイ言い回しが、なんとも言えない雰囲気を作り出しています。 京都をぽてぽて散策したくなったよ。
3投稿日: 2013.11.17
カント・アンジェリコ
高野史緒
講談社文庫
※※でハッキング、でも18世紀のヨーロッパ?
史実に虚構を織り交ぜた、独特の世界観。 読み進めていくと不可思議な雰囲気に包まれ、作者が作り上げた世界に取り込まれます。 ネタバレになってしまうので、あまり詳細を書きません。 音楽が好きな方、たぶんハマります。
0投稿日: 2013.10.24
謎解きはディナーのあとで
東川篤哉
小学館文庫
推理小説を普段読まない自分も楽しめました
複雑なトリックではなく、真相が明かになる前に一生懸命推理しながら楽しく読めました。 特徴のある背景・性格を持つ登場人物同士の軽快なやり取りが面白く、推理小説初心者にも受け入れやすい構成だと思います。 1話が程よい分量の読み切りなので、就寝前に軽く読書するには丁度良かったです。 この本のおかげで、ミステリー小説に興味が湧いてきました。
0投稿日: 2013.10.24
水滸伝 十九 旌旗の章
北方謙三
集英社文庫
ごめんなさい
若かりし頃に北方先生の著作を読んだ時は「描写が少なく、情景が全く浮かんでこないなあ」という、大変失礼な印象でした。 しかしこの水滸伝を読み進めていくうちに、無駄を省き最小限の語彙で必要な表現を描ききってしまう力量に脱帽しています。大作ではありますが、テンポが良いので飽きることがありませんでした。
1投稿日: 2013.10.22
水滸伝 一 曙光の章
北方謙三
集英社文庫
唯一無二の水滸伝
水滸伝ファンの方、最後までずーっと裏切られ続けますので覚悟して読んで下さい。 この作品は水滸伝にして水滸伝に非ず。北方謙三の作品です。それを理解した上で楽しむことができる人のみ、「北方」梁山泊へおいで下さい。一歩でも足を踏み入れると抜け出せなくなりますよ。
6投稿日: 2013.10.22
逆説の日本史1 古代黎明編/封印された「倭」の謎
井沢元彦
小学館文庫
人により評価がわかれると思います
中学生のころから図書館で借りて読んでいました。いまだに続いているなんて、凄いですね。 特にこの第一巻は何度も読み直しました。このシリーズの根底となる一冊ですので、まずはこの本を読んでみて下さい。 是非とも全巻を通読してもらいたいのですが、人により評価がわかれる内容かと思いますので、全巻揃える前にこの巻だけでも一読することをお薦めします。
8投稿日: 2013.10.16
逆説の日本史16 江戸名君編/水戸黄門と朱子学の謎
井沢元彦
小学館文庫
明治維新へ向けて
水戸光圀や朱子学といった、幕末にて非常に重要な意味を持つテーマが取り上げられています。すでに明治維新へ向けての布石が着々と進んでいたことが明かになり、歴史の奥深さに感心しきりです。 巻数の多いシリーズですが、是非一巻から通読することをおすすめします。
1投稿日: 2013.10.16
植物図鑑
有川浩
角川書店単行本
植物と純愛
あまり恋愛小説には興味のない自分がどんどん引き込まれていき、あっという間の1冊でした。 植物を軸に物語が展開してゆくのですが、温かみのある男女の関係と、素朴な草花がマッチしています。普通ならば恥ずかしくて読み進められない純粋な想いと触れあいが、不思議と受け入れることができ、途中から感情移入しっぱなしでした。 読後は心が満たされるものの、空腹感は半端ないです。
0投稿日: 2013.10.16
