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動物園の鳥 ひきこもり探偵シリーズ3
動物園の鳥 ひきこもり探偵シリーズ3
坂木司/東京創元社
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総合評価

272件)
4.0
72
110
62
10
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    鳥井シリーズの完結。 鳥井が引きこもりとなった原因や、坂木の成長。 いつも通り日常の謎を解きながら、根本的なものの解決へとつながっていく。 女の子の方が同意する部分が多いかもしれない。 オチも相変わらずでよかったと思う。 このシリーズは面白かったので、また出て欲しいと思う。

    0
    投稿日: 2012.11.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

     ほっとしたとうかなんと言うか。1巻から感じていた違和感がすっきりしたので嬉しい所。  今回の悪役が……あっさり動いてしまうのが少し寂しい。それは物語の重要ポイントではないからなんだろうけれど、そんなに早く人は変わるものなんだろうか(逆に言えば、代わるものなのかもしれないね)。  ちょっと駆け足だったかなぁとも思うのだけれど、いつまでも同じ設定で続けるシリーズではなく、個々の成長と関係性の拡大が面白い作品でした。楽しかった!

    0
    投稿日: 2012.11.04
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    感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201209/article_11.html

    0
    投稿日: 2012.10.15
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    今まで坂木目線で読んでいた。多分人に嫌われたくないところとか特別に憧れるところとか、自分と重ねていたんだと思う。 こう思うと自分や坂木も普通の人間なんだな、と感じる。 プラスして自分は自分の考えもない松谷と同じだと気づく。 この本の教え、活用していきたい。もっと人間らしく生きたい。自分を作りたい。 前から自分がないことは気づいてた、けどこの本で改めて考えさせられた。 あと、最後になって目線が鳥井になった。やだやだ、いかないでさかき! って感情がめっちゃでてきた。(これは自分の感情なのかなぁ) とりあえず予想してたけど予想外。この結末はもっとあとだと信じたかった。 それをここでした坂木にも、鳥井にも、勇気があって羨ましかった。 すべてまとめてよい本だった。

    2
    投稿日: 2012.10.13
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    引きこもり探偵の完結作。 ずっと書いているけど、登場人物がみんないい人過ぎて。 今回は鳥井をいじめた張本人が出てきて、珍しく悪意のあるひとが出てきたかと思いきや、意外とかわいそうな奴で。 まあ、ちょっとした不満を感じつつも、一気読みできるのだから、おもしろいんですけどね。 人間のいいところを考えていく手法として非常にまっとうなんですよ。 宮部みゆきさんの本が絶対的な悪意をどこかで出しながら希望を見せていくのとは対照的に。。。

    0
    投稿日: 2012.10.08
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    依存、話の通じないひと、これらは想像力の欠如からくるのかもしれない。 道徳と世間体の解離とはよく言ったものだ。 しかし世の中は汚い。でも美しいとこだってある。それを、汚いしか見なかったり、美しいとこしか見なかったりするのは、それだけで逃げになるのかもしれない。 そのままを感じて、そのまま言葉にする。感じないふりをせずに。一定の道徳(越えちゃいけないライン)を考えてね。

    0
    投稿日: 2012.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    引きこもり探偵3部作完結編。 感情的に不安定だが知的に優秀な引きこもりという設定がいい。 美月ちゃんが素敵。 引きこもり君: 「なら言おう。谷越は世間体と道徳観念が分離している上に、判断基準を他人任せにしてきた。それに対し、松谷は世間体と道徳観念にとらわれすぎて、がんじがらめになっている。・・・。松谷は世間体と道徳観念に気を取られるあまり、自分の意見をなくした。それは松谷の行動を見ていればわかることだ。」 「あんたは人に嫌われることばかり考えて、自分の心を檻に入れているのさ。そして、摩擦を避けるような対応をしているうちに、いつしかあんたの心は気づいてしまった。そうしていたほうが楽だってことに。中庸をとって、一般論を口にしてりゃ、世間は暮らしやすいだろう。ただな、それじゃ気持ちわりぃんだよ。お前の言う正しい台詞は、全部お前のものじゃない。お前の心から出た言葉じゃないから、おかしな印象になるんだ。」 「お前らは結果的に相対的な幸福しか感じることができなくなった。自分の中に幸福の基準を見つけられないから、他人の目や言葉で測ったものしか実感できない。周囲の評価に振り回されてばかりいる。」 安次朗: 「のっぺらぼうだよ。そういう奴は。自分で考えることをせずに、世間体というおばけで身体をすっぽり包んどるんじゃ。何を聞いても、一般論を持ち出して、相手にもおばけを背負わせようとする。」 まあ、ここまではきれいな正論で、それを乗り越える様に泣けもするんだが、この後、 「ともあれ、私は一つ思うことがあるんです。それは、人はどうして満足できないのかということです。」 と移り、満足すれば幸せというようなアホな展開はないが、 人はそれでも満足できないという部分は、示唆しながらも描き切れていないというか、まだ著者も答えを持っていない感じ、ここがもっと読みたい。 そして、 こころが弱くて、とても弱くて。 いつも誰かに喜ばれたりありがたがられていないと不安で。 僕はこうやって生きてきた。 僕を手放しで必要としてくれる人の手をとって。 その人に支えられて。 そうやって生きてきた。 からの 突き放し 素敵です。

    0
    投稿日: 2012.09.30
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    最後までとても優しい世界感だった。 傷付いた鳥井の周りにいる坂木をはじめとする優しさをもった人達。 でもこうしてシリーズすべてを読み終わってみると、優しい人達がいるなかでどうしようもない悪意をもった人が存在することも忘れるなと言われてるような感じもするのだ。 誰もがみなどこかに優しさをもっているんじゃないかという期待と、でも悪意はやはり存在してしまうという気持ちの葛藤のような。 ただ、やっぱり人が人を救うことはできる。救うなんてちょっと上から目線かもしれないけど、手を差し伸べることぐらいは自分次第でできるんじゃないかなと思う。

    0
    投稿日: 2012.09.22
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    引きこもり探偵シリーズ最終巻。 最後までBLを見せつけてくれました。もうここまでやられるとどう解釈していいものか。 恋愛よりは依存関係に近いですが、ついにその関係が……という話。 今まであまり触れられていなかった坂木と鳥井のトラウマが掘り下げられていて、ここにきてようやく納得できた感じ。 子離れ親離れのシーンは、こっちまでなんか辛くなったし切ないのが大好きな腐女子的には悶えました。 「うそつき」「そうだね」のやり取りが個人的にツボすぎて吐いた。

    0
    投稿日: 2012.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ひきこもり探偵シリーズ第三弾、これにて完結。 前作までと違い、今回は長編。 動物園にて発生した謎の事件。 傷つけられた、または妙な物を食べさせられた野良猫たち。 この事件解決の依頼を受けたところから物語は始まる。 完結というだけあり、坂木と鳥井は過去の傷と改めて向かい合うことになる。 彼らは“大人”になれるのか? ドラマの金八先生も言っていましたが、ひとって、本当にひとりじゃあ生きていけない。 支えて、支えられて。 勿論、ひとりで乗り越えなければならないこともあるけれど、その自分を成り立たせてくれているのは周りのひとの力がすごく大きい。 当たり前すぎて、見えなくなりそうだけれど。 第一弾から出ている栄三郎さんは“大人”として、側にいて欲しいタイプのおじいちゃん。 鳥井を成長させるためには、先ず坂木が一歩踏み出さなければならない。 気づいてはいるけれど、鳥井を手放すことができない坂木。 ラストははらはらしつつ、とても暖かい気持ちで読み終えることができた。 これで“引きこもり探偵シリーズ”とはお別れかと思うと、読むのが嫌になっちゃった。 キャラクタとして、私は鳥井も坂木も、周りのひとたちも大好きだったので、寂しい。 みんなで囲む、ご飯。 その暖かさが伝わってくる作品。

    2
    投稿日: 2012.08.20
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    これでシリーズが一旦終了とは残念。 鳥井の引きこもりが一歩前進したのか、坂木の依存が少し軽くなったのか。。。優しい登場人物がたくさん登場して、いいなぁと思う。

    0
    投稿日: 2012.08.11
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    シリーズ最終巻 探偵役が気にくわんとか いい人間しか出てこないとか 色々文句を言ったけど 自分にとってのラノベなので 重厚なのとか気が滅入るやつ読んだあとにはちょうどいい 「世の中には言葉の通じない人間がいる」っていうのは好き 松谷みたいな人、イッパイいるよなー 巻末のレシピとお取り寄せリストがウレシイので 星は3つ

    0
    投稿日: 2012.08.04
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    春の近づくある日、鳥井真一のもとを二人の老人が訪ねてきた。僕らの年上の友人でもある木村栄三郎さんと、その幼馴染みの高田安次朗さんだ。高田さんが働く動物園で、野良猫の虐待事件が頻発しているという。動物園で鳥井が掴んだ真実は、自身がひきこもりとなった出来事とどうつながるのか――。鳥井は外の世界に飛び立てるのか。感動のシリーズ完結編、文庫版特別付録付き。

    0
    投稿日: 2012.07.28
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    なんやかんやで一気に読んだこのシリーズ。 坂木と鳥井の関係はどうなるのかドキドキして読んだ。 鳥井がんばったね!二人はこれからもこんな感じでいいよ! と思う一方、ちょっとあっけなかった・・・ こんなもんかなとも思うけど、期待しすぎたのかな? ミステリということより人間ドラマ重視で読んでいたので、もっと二人のことを濃く書いててほしかった。 あくまで推理小説ってことやね。 猫好きな私には、ひぃ~~って感じの事件でした。 シリーズ読み終えて、トータル的には結構お気に入り。

    0
    投稿日: 2012.07.25
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    引きこもり探偵シリーズである。 本作くらいになると、引きこもりというよりもただの奇人変人という感じになる。どちらかというと、僕は嫌いだ。 ミステリとしては、本当にどうということもない話である。とりたててトリックがあるわけではないし、論理性があるわけもない。特に意外性もないし、事件が起こって解決するだけだ。正直言って、作者自身も、事件が起きて解決するという部分には、それほど力を入れていないような印象を受ける。 その分、事件がきっかけで出会った人たちの人間模様が中心を占めていて、探偵役の青年が、観察力と洞察力、そして彼自身の人生観を武器に、人々の心の奥にあるものを言い当て、影響を与えていくことが、物語の骨格である。興味深くはある。 興味深くはあるけど、好きになれない。最終的には、ある種の上から目線が気に入らないのだろう。弱さを前面に出しながらの強引さ、自分らしさという名の他の排除。結局、探偵役や語り手の「甘え」ばかりがにおってきて、それが他の登場人物にあがめられているような感じが、どうしても好きになれないのだ。 僕に、繊細な感受性がないからなのかもしれないけれど。

    0
    投稿日: 2012.06.16
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    本作を読んで私が2作目で感じたもやもや感を 見事にすっきりとさせてくれました。 世間体や常識との距離の取り方 いじめ、ポイ捨てなど自分の気付かない行動で 誰かが傷つく怖さ ハッとさせられる事の連続でした。 猫の虐待事件を通して鳥井がはなった一言に 坂木くん同様、胸が痛かった 少しの善意と思いやり、笑顔のしたにある強さ 登場人物それぞれの想いは最後まで期待を裏切らないものでした 「青空の卵」「子羊の巣」「動物園の鳥」シリーズを通して 私の感情は振り回されっぱなしでした。 でもまた彼らに会いたいなぁ〜

    0
    投稿日: 2012.05.31
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    鳥井・坂木コンビのひきこもり探偵シリーズ第3弾であり、完結編。このシリーズは好きですが、第3弾のこの本が一番好きかな。 誰もみんな、弱い部分を持っていて、誰かを支えているつもりが自分が支えられている。そうやって生きているんだなぁ・・・。でもそれが幸せなことなんだとつくづく思わせてくれる。

    2
    投稿日: 2012.05.31
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    シリーズ最終巻。 今回は1つの謎について最後まで描かれている。 鳥井・坂木、そして滝本の過去が明らかになっていた。 個人的には滝本が好きだったので嬉しい。 今回の依頼者は栄三郎の友達である安次朗と、彼のお気に入りの女の子松谷さん。 最初から妙に良い人オーラだしまくりの松谷さんにイライラさせられたのだが、彼女の本音を聞くにつれ、自分に似ていることがわかり、悲しくなった。 これからも似たようなことで悩むことがあれば、彼女のことを思い出そうと思う。 ラスト。 なにやら唐突に思えるほどの別れ。 坂木はずっと考えていたのだから「ついにきたか」と思ってもいいところだが、鳥井の気持ちを思うとやはり「急に裏切られた」と思ってしまうだろう。 しかし、言葉にしたことは唐突でも、思いだけはずっと合った。お互いに成長していたのだろう。 シークレットトラックでは、とても楽しげな彼らの食卓が描かれている。 大事な人たちと食事をするって、本当に幸せなことなのだろうなと思う。 いつか、自分もそうやって、人を招く側になれたら・・・そう思った。 という感想を持ちはしたのだが。 正直一巻だけで終わってもよかったかな、と思うところもある。 謎解きの面で考えると、最初の『青空の卵』が一番のめりこめたから。 彼らの過去や成長が見れただけ良かったのではあるが。 また次坂木さんを読むのなら、和菓子のアンのような可愛い、明るい話を読みたいなと思った。

    2
    投稿日: 2012.05.19
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    [動物園の鳥]ミステリー好きならオチなどは想定内だろうけど、世の中の解決し難い矛盾を解釈し、丁寧に迷いながら書いてる感じが好きだな。デビューからの三作読んで、どんどん文章が滑らかになってて、このあとの作品も読んでみようっていう気になります。人が死なないミステリー好きにお勧め。

    0
    投稿日: 2012.05.13
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    完結編まで読んだのは、先に3部作まとめて購入してあったから… あと、完結編では二人が共依存という口実に隠れた同性愛の関係から離れていく過程を読んで、あぁやはりこの二人は同性愛者じゃなかったんだなと納得したかったと言うのもありました… それはともかく、ミステリとしては、何の捻りもなく、犯人に関してもミスリードも何もない。 青春ドラマとして読むにも、お仕着せのきれい事ばかりと言う感じで共感出来ません。 多分、素直に受け取るには、私がトシを取りすぎてるからなんでしょうね。 十代の頃に読んでいたら、また感じ方は違ったかもしれないです。

    0
    投稿日: 2012.05.12
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    ハッピーエンドのための試練は 最初からわかっているので、 見守る立場で読むことになる。 ずっとこのまま続けばいいのに、と思うゆるいシアワセを 自分で終わらせる覚悟が素敵なんじゃなくて、 そうして大きく形を変えても終わらない関係を信じられることが素敵で、羨ましいと思う。

    0
    投稿日: 2012.04.22
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    このシリーズは前の2作とも大好きだったけど、猫好きとして、野良猫を虐待する人間は許せないので、この最終作は5割増しくらいの気合いで読んでしまいました。 それにしてもこの犯人、猫だけじゃなく、人間に対しても子供の頃から根っからのいじめ体質だったとは!永遠に煮干しを食べて、カルシウム補給して、少しはイライラを解消してマトモになってほしいものです。 卵の殻を破り、ぬくぬくとした巣から出て、最終作で、やっと「鳥」としてはばたく準備のできた鳥井。鳥井を手放せない自分の弱さをやっと克服した坂木くん。ふたりにあたたかい未来が待っていますように。 ところで、この作品で、原因には同情できるけど、ちょっと好きになれない感じだった松谷さんが、「ホテルジューシー」にちょこっと出てきた気がするのですが。。。

    4
    投稿日: 2012.04.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

     鳥井&坂木のシリーズ完結。    おおお、もっと読みたかったー。鳥井母には触れられなかったなーと、これは解決しようがなかったのかな。  優しい終わり方だったけれど、何もかもすっきり、というわけではなく、シリーズをとおして少しだけ進んだ、という感じ。  まあ、これだけ一人暮らしの部屋に来客があれば、部屋から出ないことは、さして問題ではない気がしますよ。    坂木さんはいつも登場人物を大切にされるから、人間関係が広がっていく様子に、描かれている世界の広がりを感じて先が楽しみになります。  美味しそうな巻末レシピ万歳。  最後のショートストーリィが良かった。みんな幸せでありますように。

    0
    投稿日: 2012.04.15
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    ひきこもり探偵シリーズ最終章 鳥居&坂木の2人組好きだった 人間の不器用さがよく表れていた作品 ミステリの面白さもあり、人間関係の奥深さ、難しさも楽しめるシリーズだった 終わりの様でここから始まる何かかがある 最後のおまけ?も良かった

    0
    投稿日: 2012.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ひきこもり探偵完結編。感想はのちほど。 巻末のレシピ集を使ってサラダをつくり、お取り寄せサイトを巡って、プチ鳥井くんになりたい気分。

    0
    投稿日: 2012.03.20
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    図書館で借りました。なんとシリーズ最終巻だったそうで。やっぱりタイトルだけで借りると色々不都合も出てきますね。 全体的によいお話なのでしょうが何となく登場人物に感情移入が出来ずに終わりました。全体的に皆うそくさい感じが。最終巻なので主役二人の関係もわかる方にはツーカーなのでしょうが正直何でこの二人はこんなに依存し合ってるのかがわからず、どちらかと言うと主役にイラっとするところがありました。彼は何がしたいのか。したかったのか。よくわからないのう。 いじめと言う問題は多かれ少なかれ誰でも経験したことがあるのではないかと思います。自分も多少なりともいじめたしいじめられました。善意の人の無関心が一番問題だ、と言う言葉がまさに当てはまる問題だなあと思います。状況に流される人間が一番怖いですよね。そして主役はそのどちらにも属さず、と言いたかったのかもしれませんが何となく何もしなかった所がこの話で出てくる所の松谷さんに似ていてイヤだったのかもしれません。 この本だけでこのシリーズを語るのはいけないのかもしれませんがあまり好きな話では無かったかな。

    0
    投稿日: 2012.03.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ひきこもり探偵3部作完結。 で、初の長編。 動物園で起こった野良猫虐待事件の謎に迫るわけだが、 本作に限ってはミステリというカテゴリはふさわしくない。 謎解きよりも、主人公坂木と探偵鳥井が過去を乗り越える話だから。 二人は鳥井をいじめていた首謀者と再会し、対決する。 彼が出てきた時点でオチはもう丸わかりで、 さあどう過去に決着を付けるのか、二人の関係はどうなるのか?を想像しながら読む。 サブキャラ滝本とその妹の家族ネタもあったものの、 ほぼ坂木と鳥井の話。 一番こじんまりとした話ではあったものの、とことん過去の亡霊と対決し、 乗り越えるというのは悪くない。 巻が進むにつれ坂木が幼くなっていき、鳥井の坂木依存度が高まっていくのは作者がこなれてきたからか。 ずるずる巻を重ねてもよさそうなものを、 3冊ですっぱり終わらせた潔さが良い。 楽しい毎日はこれからですね。

    0
    投稿日: 2012.02.20
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    坂木さんの作品は、愛すべきキャラクターが多いと改めて思う。 やっぱり男の友情っていいな。 二人がそれぞれの道へ旅立って、途中またどこかで会える…そんな気がしてならない。

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    投稿日: 2012.02.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    坂木と鳥井の第2弾。(←間違えてた、第3弾で完結編だそうで。) 今回は短編集ではなかったけど、最後まで一気に読めた。 ってことは、面白かったってことで。 この人、人物の描写がすごくうまい。 鳥井を中学時代にいじめられたヤツが出てくるんだけど、こいつが読んでて胸が悪くなるようなヤツ。 リアルではこういう人間って、結局変わることなく生き延びていくんだろうし、関わった人間すべてを不愉快にさせておきながら、自分は『正しい』と信じて疑わないんだろうと思うけど、鳥井にやり込められていくところは、読んでてすっとした。 ちょっと終わり方が悲しくて切なくて、すでに第3弾が出てるのを知ってたからいいけど、知らずに読み終わってたら、しばらく引きずったかも。 第2弾まで読んで、私は鳥井が好きだなと思ってます。 こんなヤツが近くに居たら、私も坂木になってるんだろうな~。

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    投稿日: 2012.01.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ひきこもり探偵最終巻 本の最後の章(?)では彼を抱きしめて褒めてあげたくなった。 鳥井レシピつきで、鳥井料理が食べたいけど…わたし料理できないんだった!

    0
    投稿日: 2011.12.24
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    単なる勧善懲悪にとどまらない解決がいいです。しかし、あれだけ分かりやすい流れなのに全然事件の真相が分からなかった自分が謎です。

    0
    投稿日: 2011.12.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ひきこもり探偵シリーズ完結編。 動物園での野良猫虐待について調査を行う鳥井と坂木。 ついに鳥井が引きこもりになった原因が明らかになり、鳥井はその原因となった人物と対峙する。 単なる友情というにはきわどすぎる二人の関係に一応の決着がつきます。 その決着はどうなのかな、と疑問ではありますが、一歩を踏み出した二人を応援したい気持ちになりました。 今回も事件もひねりがなく一本調子で、ささっと解決してしまうのでちょっと肩すかしをくらいました。 善意だらけの生温かい人間関係やプロらしからぬ文章運びには違和感を感じながらも完結編まで読んでしまったのは、その危うさが魅力なのかもしれないなーと思いました。

    0
    投稿日: 2011.12.07
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     ひきこもり探偵最終章…。だそうだけど、ここからのスタートモあっていいんでは?  登場人物がみんな最終的につながっていく。  いいよね。

    0
    投稿日: 2011.11.29
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    ひきこもり探偵シリーズ完結編。 鳥井真一はひきこもり気味で、一人では外出しないし、遠出することも出来ない。コンピュータ・プログラマとして自活はしている。 人付き合いが苦手で、ふだんはクールだが、動揺すると、子供のような態度になってしまう。口の利き方を知らない高校生レベルから、小学生のようになってしまうのだ。 親友の坂木司は、ほぼ毎日鳥井に会って支えながら、理由を付けて外に引っ張り出したり、友達を増やそうとしたりしている。 坂木が鳥井と友達になったいきさつが、前よりも詳しく語られます。 相互依存的な状態から少し成長するんですね。 別にきっぱり別れることもないだろうし、さてどんな風に? 動物園付近で、妙な怪我をした猫が増えてきたという相談に乗る鳥井と坂木。 動物病院の前に置かれていたり、付近で発見されたり。 その状態も様々。 動物園のボランティアをしている老人・高田さんは、やはりボランティアに来ている女の子の悩みの解決を買って出たのだった。 みんなで動物園に出向くと、この松谷明子が23歳で綺麗な子。老人にも親切というだけあって優しそうだが、何かずれている所もあるような。 パンダのいる動物園は鳥井がぎりぎり出かけられる範囲内。 パンダは国外に出ている時期だったという設定ですが。 あたりを探りながら、ホームレスの集まっている所へも入り込む。 動物園に出入りする人は意外に多い。 その中での人間関係も様々。 鳥井と坂木は、そこで意外な人物に出会う。 中学の時に鳥井をいじめた張本人の谷越だ。 クラスの中心になりたがっていた谷越は、孤立しつつも目立つ鳥井に反感を持ったのだった… 元同級生の警官・滝本の妹・美月も登場。 見た目は非常に可愛らしくお人形のようだが、兄に対してはわがまま放題。苦笑しつつも言いなりの過保護な兄さんぶり。 この妹が一人の時には意外にクールで、そんな子供っぽいキャラでもないのだ。 何か理由が…? 過去の因縁や友達の家庭、知り合ったばかりの女性のことまで、するすると優しく解きほぐされていきます。 鳥井が料理名人で、各地の名産を取り寄せるのも趣味なので、いろいろおいしそうな物も登場。 ほっこりと和ませてくれます。 鳥井家の食卓・レシピつき。 2004年、発表の作品。

    0
    投稿日: 2011.11.28
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    引きこもり探偵シリーズ、完結。 傷を持たない人なんていない、でもきっと誰もがそれを乗り越えて生きていく。誰かに支えられながら。 そして、支える人は、誰かを支えているという事実によって、実は支えられているんじゃなかろうか。 「手をのばし続けること。誰かと関わり続けること。それが、それこそが生きているということなのだろうから。」 優しさと温かさを感じる素敵な完結編です。 ちなみに、美味しいご飯、幸せな食卓、食へのこだわりなどが登場するお話は、たいてい気持ちがほっこり豊かになるのは私だけじゃないんじゃないかな。

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    投稿日: 2011.11.10
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    ひきこもり探偵シリーズの完結編。 最初から主人公に感じていたシンパシーは最後までブレることがなかった。 こころがよわくて、 いつも誰かに自分を必要とされていたくて。 必要とされることでしか、自分を保てなくて。 ぐさりときちゃったなぁ(苦笑

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    投稿日: 2011.11.05
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    鳥井と坂木の完結編。著者坂木さんが登場人物の坂木そのものなのだろうか?再会できてよかった。嬉しかったな。 私もあるとき『永遠』なんてないと実感したことがあったけど、そのとき『永遠』なんかより『今』が大事なんだと思った。みんないろいろな場面にめぐり合って成長していくんだよね。坂木司さんの他の本もとても心地よい。とても平穏な気持ちになれて好きな作家さんです。

    0
    投稿日: 2011.10.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初の長編にしてまさかのシリーズ最終巻…。今まで短編ばっかり読んでたけど一つの話にいくつかのネタがばらけさせてあって、最後に一つに繋げるっていう書き方は坂木さんならではでよかった。そしてまさかのホモネタ。この二人見てると男友達とホモセクシャルの境界が分からなくなり、かつどうでもよくなる。想いあってるならそれでいいじゃないって。だからこそ、最後の坂木君はちょっと強引すぎだと思う。それまでの流れがぷつんと切れちゃって、あれ?ってなった。最後はめでたしめでたしで後味はよかった^^続編熱望!

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    投稿日: 2011.10.16
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    ひきこもり探偵・鳥井と心優しき友人・坂木の物語、最終回?です。 動物園での動物虐待事件を通して、 鳥井がひきこもり状態になった原因の人物に会ってしまいます。 人の小さな悪意は、受け取る側には大きな心の傷になる。 自分の都合を優先して、相手の気持ちを思いやらない。 そんな出来事が話の中心になっていて、キツイ内容でした。 すべてが解決した後に、 坂木が鳥井を自立させるために、 「もう、ここには来ない」とつき離します。 それに対して鳥井が取った行動は、、、泣けます。

    0
    投稿日: 2011.10.15
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    2011/10/03 読み始めて25ページのところで既読感に襲われる。でも結末は覚えてないし。これだから、読書メモは大事だよね。さぁ、腰据えて読も。 2011/10/08 終章でやっぱり涙してしまいました。生活の中にある謎を解いて行くいうてんでは確かにミステリーなんだと思いますが、私にとってこの作家のお話は、ヒューマンドラマです。 巻末が最高です(笑)

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    投稿日: 2011.10.03
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    ひきこもり探偵第三弾。 シリーズ最終刊にして、初めての長編。 登場人物の心の成長が丁寧に描かれていて、ラストは想定出来たけど、それでも、少しウルッと来てしまう、やっぱり心優しい物語だと思う。

    0
    投稿日: 2011.09.28
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    坂木司さんの「ひきこもり探偵」シリーズ完結編。動物園を舞台に、鳥井の推理が冴えわたります。 今回のお話はだいぶメッセージ性が強かったです。その部分は評価の別れるところかもしれません。

    0
    投稿日: 2011.09.21
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    このシリーズ読む度に同じ事を言っている気がしてならないのですが鳥居と坂木くんの関係性が本当にすきです。こんなふうに想ったり想われたりできたら幸せだなあと思ってしまう。ラストにもじんとした。手を離すのは少し寂しいことだけどそれで2人の関係が変わるわけじゃないもんね。変わっていくけど変わらないものは確かにあるわけだし、そんなことを考えながら2人の成長を願うのでした

    0
    投稿日: 2011.09.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    坂木司さんのひきこもり探偵シリーズ最終刊 初めて、1冊でひとつの事件 そして、ひきこもり探偵、鳥井真一と その友人でこの物語の語り部、坂木司が 二人だけのちょっとゆがんだ関係からの脱皮 このシリーズらしい展開で楽しめました

    0
    投稿日: 2011.09.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ完結編。なんかもっと読みたい気もするし、これぐらいがちょうどいい気もします。 全編通して、基本的には皆いい人ばかりでほんわかできます。 普段忘れがちな、すごく当たり前だけどとても大事な事を思い出させてくれるような作品です。 世の中色んな人が居て、皆違って当たり前。 分かっていても、人と違うと不安になったり・・・ だけど大丈夫!皆違うのは当たり前なんだから!と言ってもらえたような。 そして鳥井の作る料理の美味しそうな事! 皆で料理を食べる場面では、本当に心が温かくなる感じです。 巻末にレシピがついていますが、自分で作っても絶対鳥井ほど美味しくなさそうな気がするので想像するに留めておきます(笑)

    0
    投稿日: 2011.09.07
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    完結寂しいなあ(*´8`*) 守ってるつもりだけど実はその相手にすがってる…んだろうな、あたしも(´・_・`)

    0
    投稿日: 2011.07.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    外資系保険会社に勤める僕と引きこもりを続ける高校生時代からの親友。この二人の前に事件が起こる。引きこもり探偵は、出不精のくせに頭脳はピカイチで状況を聞いて事件を解決してしまう。 完結編。 この本は短編ではなく、1冊1話になっている。 二人は新たな生き方を模索し始める。

    0
    投稿日: 2011.07.17
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    ひきこもり探偵シリーズ読了♪ そして物語は一つの結末を迎える。 何も変わってはいないようだけれど、 ある一歩、それを経るかどうかで世界は大きく変わる。 この先の彼らが幸せいっぱいだといいな。

    0
    投稿日: 2011.07.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    三部作完結編、とっても素敵なお話でした。 ずっと変わらない永遠、縋る存在、拭いたい贖罪、それは誰にでもある感情ではないでしょうか。 人間関係に悩んだり、女性特有の悩み、いじめなど、現代の社会の負をやんわりと取り上げられていて、共感してしまう場面が多々ありました。 お話はひとつひとつ丁寧に登場人物の心を描いていて、坂木さんの優しさが想像できました。 ラストのページで、「え、これで終わり?ちょっと待ってよ!」と一瞬心が荒れましたが(←)こっそりと残っていたお話に心がほっこりしました。 鳥井さんに一番きゅんきゅんしました。 ひきこもりで他人に反発したりしてしまいますが、ふとした時に坂木さんの心を感じて泣いてしまう姿は、誰よりも人間らしいと思います。 本当は、引用したいセリフや言葉がたくさんあります。 たくさんありすぎて、書ききれません。 なので一度読まれることをおススメします。

    2
    投稿日: 2011.05.28
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    ラストの一文の美しさがすべて。三部作まとめて、各エピソードのアイディアなんかはどれも面白いのに、会話のテンポが悪くて、読んでいてつんのめる感じがした。探偵の性格も非常に愛しにくい。それもこれもすべて、最後に開かれようとしている扉の重さを思うと、感動に変わる。

    0
    投稿日: 2011.05.24
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    思ったよりきれいに終わった。最初は鳥井の巣立ちだと思ってたけど、坂木にとっても巣立ちだったんだよね。とりあえず谷越には猫に百回土下座してもらおうかな。

    0
    投稿日: 2011.05.21
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    ひきこもり探偵シリーズ、完結しました。 タイトルも、卵から始まって、巣、鳥…。 日常のミステリーを解明することで出会った人々との繋がりが、鳥井と坂木が一歩踏み出す力になっているんですね。 「大丈夫!」と背中を押してもらえる仲間がいてくれるありがたさをしみじみと感じました。

    0
    投稿日: 2011.05.19
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    ひきこもり探偵シリーズ完結。 「かわいい子には旅をさせろ」って感じですね。後日談がうれしかった。きっと鳥井が外にふつうに出られるようになって、友達ができたとしても二人はずっと一番の友達なんだろうな。そういう関係いいですね~ 正直暇つぶし程度で、世界には本当に悪い人なんていないんだよって感じのこのシリーズを距離を置いて呼んでましたが、けっこう登場人物好きになってて終わるのさびしいです。またでないかな

    0
    投稿日: 2011.05.10
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    「優しさとは」をしみじみ考えさせられるシリーズの完結編。個性的な登場人物がいっぱいで、かつ随所に登場する美味しそうな料理もこの作品の魅力の1つ。巻末にはレシピも付いているので、作ってみたくなります。

    0
    投稿日: 2011.04.03
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    シリーズ完結です。 これで終わりなんて寂しいです。 谷越には本当に腹が立ちました。 でも、悪いままで終わらなかったのでよかったです。 坂木さんと鳥井さんの関係、すごく好きです。 タイトルが鳥だったので、飛び立ってしまったのかなと思ったんですが、二人の関係は相変わらずで…… 滝本さんも苦労してたんですね。彼の株が一気に上がりました。 このシリーズ終わってほしくなかったです。もっと読みたかったです。

    0
    投稿日: 2011.03.30
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    201103013 ハッピーエンドや 再読 オールキャストで巨悪を倒す 二時間ドラマできそうなスケール感

    0
    投稿日: 2011.03.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    春の近付くある日、鳥井真一のもとを2人の老人が訪ねてきた。僕らの年上の友人でもある木村栄三郎さんと、その幼馴染の高田安次郎さんだ。高田さんが働く動物園で、野良猫の虐待事件が頻発しているという。動物園で鳥井が掴んだ真実は、自身がひきこもりとなった出来事とどうつながるのか――。鳥井は外の世界に飛び立てるのか。感動のシリーズ完結編(紹介文参照) ------------------------------- 後味がよい爽やかな幕切れだった。 これは鳥井の物語というよりも坂木の物語だったんだなぁと思う。それくらい鳥井に対する愛情(?)が凄い。その愛の裏返しが恐怖感であるという相反する、しかし紙一重な想いが切なく、人間は1人では生きていけないなと、ありきたりな感想を抱いてしまった…。 でも、じーんとほこほこした。

    0
    投稿日: 2011.03.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ひきこもり探偵シリーズの第3作目で、短編連作でなく長編。 主人公2人の過去が明らかになると共に、今後に期待を残す終わり方。 ・・・ただ、どうなんだろうか? ヒール役がラストで普通にベビーターンする。過去にあれだけ自分を貫いた 主人公が引き籠もりになる、という事態が納得できない。登場人物が基本的に 皆善人。 1作目から変わらない設定でこそあるものの、長編でこの世界を続けられると 若干イラっとくる。現実の世界はここまで希望に満ちていないし、優しくも無い。 そこのギャップが妙に居心地が悪い感じ。 シリーズ中この作品のみ、フワッとした清涼感が無い。 それどころか、読中にチクチクした痛みすら感じる。 口喧嘩の相手に正論で完膚無きまでに論破された気分、と言うと大袈裟なのかな? 途中で読むことを止めさせない説得力はある。 この作家には、もう少し明るいテーマを望みます。

    0
    投稿日: 2011.03.06
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    シリーズ3作目。あたたかいけれど、どこか寂しい。 悪役にも愛着がわくのが坂木さんの作品の素敵なところだなと思います。ある意味とても人間味が溢れていて。シリーズは完結ですが、またどこかで鳥井と坂木くんに会いたいと思いました。

    0
    投稿日: 2011.02.17
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    ひきこもり探偵三作目。 シリーズ通して心暖かくほっとする雰囲気を持ち、そしてどこか物悲しい。 こんなにスルリと解決(更正?)するものなのか?と疑問が残るかも知れないが、あえてそこが良い。 作者も言うように青臭い熱の部分が。 沢山の魅力ある登場人物に、危うく揺れ動く感情が引き立つ。 謎解きよりもそちらに目が行きますね。 最後の坂木くんの決断と鳥井の頑張りには見直しました。

    0
    投稿日: 2011.02.08
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    鳥井と坂木シリーズ三作目。完結。 表紙の鳥かごを破って飛び立つ鳥を見て、恐々読み始めたんですが、優しい話でした。 別離じゃなくて良かった。 杖を失くしたと喪失感に坂木は泣きますが、それは失くした訳じゃないですよね。 むしろ絶対になくならない杖に変わった気がします。 互いの重要性が薄まる終わりじゃなかったのが嬉しい。とても幸せな答えだと思う。 推理部分は正直青臭いし、ミステリではないと思いますが、二人の関係が暖かくて好きでした。 ほっと優しい気分になれる話。

    0
    投稿日: 2011.02.02
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    すごく鳥井が成長していると思う。 だって、聞き込みしてるよ!ひきこもりの鳥井が! http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-388.html (↑ネタバレ注意)

    0
    投稿日: 2011.01.24
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    ひきこもり探偵シリーズ完結編。いつもの短編集ではなく1つの話。 動物園での事件を探る内に鳥井が自立出来る可能性を見出す坂木。それは自分の自立も意味する。鳥井に手を差し伸べることが贖罪となり自分の心を癒していたことに気付いた坂木がついに決心をする。 このシリーズには本当の意味での悪い人は出てこない。嫌な奴だなぁとか好きになれないなぁと思っていた人物ですら、その行動に意味があったり事情があったり、一面だけではわからないことに気付かされる。 このシリーズを読むことで自分の行動を振り返るきっかけとなったように思う。

    0
    投稿日: 2011.01.11
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    引きこもり探偵シリーズ完結編。 ちょっと説明的すぎるかな、という印象を受けた。 主人公と自分を重ねてみてみたりしてしまったり。

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    投稿日: 2011.01.07
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    2010年読み納め。 ラストの1冊は引きこもり探偵シリーズ完結編。 3年前ぐらいに1度読んだのですが、 意外と内容を覚えていてびっくり。 ラストが近づくにつれ、切なくなりました。 大切な存在だから手放す。 戻ってきてくれると信じているから手放す。 2人の絆の強さにぐっときます。 あぁ、今年も読んだ、読んだ。

    0
    投稿日: 2010.12.31
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    『ひきこもり探偵』シリーズ第3弾。(完結編) 本人も書かれていたが、このシリーズを通して読んでみると 当時の坂木氏の「青臭い熱」が伝わってくる。 初々しくて青臭いけど、それはそれで私は好きだ。 みんながみんな良い人だったり、すぐに事件が解決しちゃうところなんかは、ミステリーと呼ぶにはどうかな?な気もするけど、 人の弱さだとか、人との繋がりとか惹かれるものがあった。 最後の最後の「シークレットトラック」を読んでニヤリ。 *********************************************************** 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 春の近づくある日、鳥井真一のもとを二人の老人が訪ねてきた。 僕らの年上の友人でもある木村栄三郎さんと、その幼馴染みの高田安次朗さんだ。高田さんが働く動物園で、野良猫の虐待事件が頻発しているという。 動物園で鳥井が掴んだ真実は、自身がひきこもりとなった出来事とどうつながるのか―。鳥井は外の世界に飛び立てるのか。 感動のシリーズ完結編、文庫版特別付録付き。

    0
    投稿日: 2010.11.03
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    春の近づくある日、鳥井真一のもとを二人の老人が訪ねてきた。僕らの年上の友人でもある木村栄三郎さんと、その幼馴染みの高田安次朗さんだ。高田さんが働く動物園で、野良猫の虐待事件が頻発しているという。動物園で鳥井が掴んだ真実は、自身がひきこもりとなった出来事とどうつながるのか―。鳥井は外の世界に飛び立てるのか。感動のシリーズ完結編、文庫版特別付録付き(「BOOK」データベースより) ひきこもり探偵シリーズ第三弾。 これだけ文庫で読んだのだけれど、文庫版はね、3部作のなかに登場する主な料理のレシピが載ってんの!! おお、これで無事にカキグラタンが作れそうだわ! 他にもおいしそうな鳥井レシピがてんこもりだったので、必死にメモってしまいました、ははは。 作品の中身もね、うん、よかった。 人っていくつになったって、自分の殻を破れるんだよ。 ダメっ子鳥井の頑張りに、うるっとさせられてしまった最終巻でした。 シークレットトラックの「白い日」の平穏が、これからもずっと続きますように・・・。

    0
    投稿日: 2010.10.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

     ひきこもり探偵シリーズ完結編。  今回は長編形式です。  このシリーズらしい、淡々とした、けれど人情味のある完結だったと思います。  前作までの登場人物の活躍は少なめなので、大団円的な終わり方ではありませんが。  人は誰しも人間関係に悩み、また支えられているのだなぁ、と感じます。  今回は長編なので、一人ひとりの悩みにスポットが当たるのではなく、話の流れの中で語られていく(一つの事件を解決する過程で、多くの人の悩みが明かされていく)のですが、その中でも滝本と彼の妹・美月の関係は印象に残りました。あとは寺田さん。  終盤の主人公の決断も、(予想はできていたけど)良かったです。  ただ、最後は結局元の鞘、という感じだったのがなぁ……。  巻末に嬉しいおまけが二つ(三つ?)付いています。

    0
    投稿日: 2010.10.16
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    引きこもり探偵シリーズです。 日常的な謎、ってとこがいいですね。鳥井がブツクサ言いながらさーっと解いちゃうんですけど、お前引きこもってんのになんでそんなに分かるんだよ(笑)安楽椅子探偵かい。 それから、事件に出てきた人物がその後も登場してるってとこがいいです。少しづつ鳥井の世界が広がってるのが分かるので。 鳥井の性質については、微笑ましいような笑えないような、可愛いような可愛そうなような… あと、彼の作る料理はすっごい魅力的です。いいなあ、最強の主夫(笑)巻末にレシピが載ってるのがすごいわ(笑)

    0
    投稿日: 2010.10.10
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    三部作、完結編。 坂木と鳥井との関係をうらやましく思うこともあった。 ということは、二人に共感できるところがあったんだと思う。 次第に二人の周囲に人が増え、それだけ色々な人の気持ちに自分を重ねることができた。 色々と考えた。

    0
    投稿日: 2010.09.26
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    ひきこもり3部作の最終巻です。 題名が秀逸ですよね、動物園の鳥。カゴを開けられたって大空への飛び方がわからないってやつ。 色々あって、それぞれが飛び立つ、そんな話。あれ?これミステリー?って感じですがこれはミステリーです。 巻末には素敵なおまけ付き!

    0
    投稿日: 2010.08.31
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    終わりはなかなか好きかも。 でも主人公たちは好きになれませんでした。 上野動物園にまた行きたくなりましたー。ソフトクリーム食べたいです。

    0
    投稿日: 2010.08.29
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    ひさしぶりの読書。 シリーズ3弾目。 やっぱりこのシリーズは面白い。 ただ若干マンネリ化。 個人的にはじじいが好き。

    0
    投稿日: 2010.08.23
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    ひきこもり探偵鳥井と友人坂木のシリーズ最終第3巻 初めて坂木さんの本を読んだのはワーキングホリディ あ 何か好きかもって思って3冊同時に文庫で購入して一気読み 読み終わっても また読みたいなと思わせてくれる本でした。 好きな作者さんの一人になったかも

    0
    投稿日: 2010.08.12
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    坂木と鳥井の物語最終章。二人がどうなるのか、結末が知りたかったため読み始めた。 これまでの短編連作とは違い長編。鳥井の過去につながる人物が現れたり、坂木が鳥井にこだわる理由が明らかになったり、すっきりした気分で読み進めることができた。 私も人と関わるのは好きではない。人と関わらなければ、傷つかず、傷つけず、安らかな気持ちでいられるのに、と思う。だが、その傷を真の意味で癒すものはまた、人と関わる中で得られるものなのだと改めて感じさせられた。

    0
    投稿日: 2010.08.10
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    ひきこもり探偵シリーズの第3弾。完結編。 前2作は連作短編だったけど、これだけは長編。 とある動物園で虐待された猫が頻繁に見かけられるようになった。 その事件の真相を探る事になった鳥井と坂木。 物語の軸はこれなんだろうけど、読みすすめていくうちに 気になるのは、主要登場人物たちの抱える問題。 その原因となる過去、そして、みんなに知られてからの関係。 ひきこもりの鳥井。 過保護なほどに彼を見守る坂木。 その2人に、それぞれのスタンスで関わってく友人たち。 鳥井は羽ばたけるのか。 そして、羽ばたくのは彼だけなのか。 今作に限って言えば、わたくしにとっては、 ミステリというよりは極上の青春小説だ。 「最後の最後まで」ちゃんと読んで欲しい一冊。 エンドロールが流れても立って欲しくない映画と同じように。 このシリーズに出逢えて本当によかった。

    2
    投稿日: 2010.05.21
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    ある日、僕と引きこもり名探偵・鳥井を訪問した顔馴染みから聞かされたのは、動物園で頻発している野良猫の虐待事件だった。事件の解明に(渋々)乗り出した鳥井に、僕は一抹の寂しさを感じながらも彼のワトソンとして徹することにした。ところが、件の動物園で鳥井が引きこもることになった元凶との思わぬ再開を果たし、僕は何とか2人の接触を阻もうとするのだが… 引きこもり探偵シリーズ最終章。 相変わらずな関係の2人に訪れた、決別と再会の転機。 ようやく優しくない世界と向き合う決意を固めるまでに至ったストーリーや心の機微は、前二作に比べてかなり自然で入りやすかった。この作家なら「万事解決!」とかやりかねないぞ…と身構えていたら、意外と余韻を残していたのも良かったですね^^ ワトソンくんはやっぱりアホの子ですが、本家にも近い抜けっぷりが最終章でようやくハマりました(遅)。うん、前作前々作を散々こき下ろしたけど、ここに至ったのは良かった。有りがちだけど、皆いい人すぎるけど、こんな小説が必要な時代なんでしょうね〜。あ、でもやっぱりミステリィは全然してませんけどね! 大人にはオススメしません 考え方にクセのある思春期な皆さんにオススメ^^

    0
    投稿日: 2010.05.18
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    これで引きこもり探偵シリーズも終幕。 3作読んできても、鳥井と坂木の関係にはなんとも受け入れがたい感じが残る。 2人を取り巻く人たちでそれを補っているから読み続けられたけれど、わたしには2人の関係が重かった。

    0
    投稿日: 2010.05.12
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    鳥井シリーズ最終回。 虐待される猫、ホームレス、いじめっ子の登場、滝本(鳥井たちの元同級生)の妹と、いつもの登場人物が巻き込まれる事件はなかなか幅広い人物を巻き込んで行く。 相変わらずのスイートな善人話はあるものの、最終回につきもののドラマチックな展開というよりはささやかな第一歩、という感じ。 さらっと読めるので疲れていてもOK。

    0
    投稿日: 2010.05.08
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    <内容>春の近づくある日、鳥井真一のもとを二人の老人が訪ねてきた。僕らの年上の友人でもある木村栄三郎さんと、その幼馴染みの高田安次朗さんだ。高田さんが働く動物園で、野良猫の虐待事件が頻発しているという。動物園で鳥井が掴んだ真実は、自身がひきこもりとなった出来事とどうつながるのか―。鳥井は外の世界に飛び立てるのか。感動のシリーズ完結編、文庫版特別付録付き

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    投稿日: 2010.04.22
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    ひきこもり探偵シリーズ第3弾。 何だかんだ言って最終シリーズまで読んでしまった。 こういうサクサク、カジュアル系も結構好きなんだと、発見した。

    0
    投稿日: 2010.04.01
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    「ひきこもり探偵シリーズ」完結編! 今回の作品も、ユルくて、なんとなく和む作品。 登場人物がポンポンと会話をしているようなリズミカルな展開が、とっても小気味よい作品です。 リラックスしたいときにお勧めの作品。 個人的には、単行本より、文庫本の方がお勧めだったりします。

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    投稿日: 2010.03.28
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    引きこもり探偵三部作の完結編。 ミステリと言っても人が殺したり殺されたりするものではないので、ミステリが苦手な方にもお勧め。 後味ほっこり。優しい気持ちになれる本です。

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    投稿日: 2010.03.11
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    ひきこもりの鳥井と「僕」坂木の日常ミステリシリーズ最終巻。 前2作とは違い、長編です。巻末に鳥井家の食卓・レシピ付き。 このシリーズを読むのなら、絶対にこの巻まで読んで欲しい!! 辛くても傷ついても、それでも世界は優しい。 だから僕らは、手を伸ばす。

    0
    投稿日: 2010.03.10
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    ひきこもり探偵シリーズ完結編 前作の二作より、少しテーマが重いかな。 そのせいか、嫌いじゃないんだけど なかなかしっかり読み返そうとはあんまり思わない。 まぁそれでも、何回か読み返してるんだが・・・ いつか、この続きがまた読みたいなぁと思う。

    0
    投稿日: 2010.02.20
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    読破後になんともいえない癒され感が出てくる「引きこもり探偵シリーズ」。今回も十分に癒されました。登場する人物たちがこの巻で解決されていくのが、よかった。坂木くん(本編の)もすんごいがんばったと思う。これからも二人だけでなく、この人達がこの雰囲気で良い関係を築いていってくれたらいいなあ。

    0
    投稿日: 2010.02.07
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    シリーズの完結作。1冊目からの登場人物がひとりひとり仲間になって行く。そして其々が今度は坂木や鳥井の力にならなくてもお互いを助け会える間柄になるのがいい。そして坂木も鳥井もそんな仲間に囲まれながら成長して行く。子供の様な疑似恋愛の様な二人の間柄が大人になっていくのは少し悲しいかなぁと思ったが、ラストは理想的な関係に以前よりも近付いたようでホッとした。また彼等の活躍が見たい。

    0
    投稿日: 2010.02.05
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    読み終えたくないと思ってしまった。 この三冊とは偶然 娘と待ち合わせしていたときに時間があったので 本屋へ立ち寄った際 作者のサイン付きで平積みされていたのを まとめて購入したという出会い。 逆の意味で見事に期待を裏切られた。 すばらしい作品だと思います。

    0
    投稿日: 2010.01.22
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    -「コミュニケーションのための摩擦と、公衆道徳的な悪意は違う。あんたは人に嫌われることばかり考えて、自分の心を檻に入れてるのさ」- 坂木と鳥居にもたらされた相談-動物園の付近で傷ついた野良猫が頻繁に見つかるようになった。どうやら人為的なもののようだ。小さな悪意が波紋となって引き起こす被害、社会の歪み・・・世界はいつも多面的で複雑だ。 動物園は檻がなければ存在しない。檻とは、閉じ込めるものであると同時に守るものでもある。人もまた檻に入りながらも、手を伸ばし続ける。 そして、坂木も一つの決断をする。  ひきこもり探偵シリーズ完結編です。今回、う~ん・・・と考えさせられることが多くて。  人に嫌われたくなくって良い子を演じているうちに、自分をなくしているとかね。自分もそうだなぁと思う人は、私も含め少なくないはず。やっぱり人には嫌われたくないし、無意識にせよ人を不快にさせる行動は取りたくないので。そのうちに、なにかにつけ他人を気にするあまりに、萎縮しちゃったりしてね。  なので、「好きでもない人に嫌われても構わない」と言い切れる美月ちゃんは凄いなぁと。もちろん違う意見もちゃんと聞く、意見の衝突は軋轢ではなくコミュニケーションと続きます。こんな風に思えたら良いんだろうな。  なんかどっちも一理有るよなと思えるので、ふらふらしちゃいます。理想としては美月ちゃんみたいになれたらとは思うけど、実際は難しい。やっぱりどんな人にだろうが嫌われたら凹むし、一歩間違えると無神経な人になりそうで。  自分を押し通そうとするあまり、他人を省みないのは困るけど、日和見主義でも嫌だし。バランスの取れた素敵な大人になりたいと思ってしまう今日この頃、ってもう大人ですけどね。  

    0
    投稿日: 2010.01.20
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    思わず思わず最後の展開についてゆけず、鳥井といっしょになって泣いてしまった。 やさしい、丁寧な気持ちになれて読んで良かったと心から思える。すさんだ時はこの本を読むといいかもしれない。推理とは違うところに心を動かされた。

    0
    投稿日: 2009.12.15
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    ひきこもり探偵第三弾。鳥井、やっと鳥になったんだねって感じ。動物園の檻を逃れて、飛び立った鳥井。いろんな人のいろんな闇の部分が露呈して(というほどでもないけど。むしろそのくらい普通に思ってるし)、それを抱えながら、友と一緒に歩く鳥井と坂木。きっといい人生が開けていると思うよ。今回、鳥井がひきこもりになった原因になる人物が出てくるんだけども、それが何だかねーってちょっと思った。あっさり改心し過ぎだし、あれだけちょっとのことで取り乱していた鳥井がその人物といきなりちゃんと対峙できたってところも違和感。それがマイナスポイントだったけど、全体的には癒されるいいお話。ちなみに、あたしも野良猫には餌はやらない。

    0
    投稿日: 2009.12.04
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    春の近づくある日、鳥井真一のもとを二人の老人が訪ねてきた。僕らの年上の友人でもある木村栄三郎さんと、その幼馴染みの高田安次朗さんだ。高田さんが働く動物園で、野良猫の虐待事件が頻発しているという。動物園で鳥井が掴んだ真実は、自身がひきこもりとなった出来事とどうつながるのか―。鳥井は外の世界に飛び立てるのか。感動のシリーズ完結編 鳥井と坂木の駆け引きに注目。このシリーズ全体としてやはり文章の書き方がうまくないのが難点。

    0
    投稿日: 2009.11.27
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    「春は、すぐそこまで来ているのだ」 ひきこもり探偵第三弾にて完結です。 今回は短編ではなく丸一冊の長編になっています。 中で4つの問題点が解決されていますが 身につまされるところが多々ありますね。 まぁ、いうことすべてが正しいわけではないのでしょうが… 読んでいると自分を省みるチャンスになるかも知れません。。。 今回ちょっとご都合主義というか 鳥井がわかりすぎてちょっとミステリじゃないかなぁって思うところがありました。 この話自体はミステリがテーマではなく 主人公たちの成長になのでそこは仕方がないのかも知れません。 やっぱり本格ミステリではありません。 シリーズは完結となりますが 一歩踏み出した彼らがこれからどうなるのかとても楽しみです。 文庫版ではお料理レシピ、特別書き下ろしが収録されています。

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    投稿日: 2009.11.12
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    ひきこもり探偵シリーズ第3弾。初の長編で、完結編。 初めのような「いい!」というのは少し落ち着いたけど、やっぱり優しくて、おもしろかった。 相変わらず善意の塊のようなお話(笑) 少々説教くさくもあり、それが嫌だという人はいるだろうけれど、私は好き。 今回も、どこまでいっても最後にはわかりあうことの出来る温かな人間関係と、鳥井の作るものすごくおいしそうなごはんのシーンに癒されました~。 また今回は鳥井だけでなく、坂木の持つ心の傷やその他の脇役の背景なども出てきて面白い。 坂木と鳥井の関係にも、とりあえず決着がついた。 こちらもあったかく落ち着いてよかったです。 二人には形が少しずつ変わっていっても、やっぱり、ずっと一緒にいてほしいなあ。 ただ鳥井の幼児逆行シーンが好きな私としては、ちょっとだけ物足りなかった。 不安定でかわいい鳥井がもっと見たかったのに。 最後のおまけにこれまで出てきた地方銘菓と鳥井の料理のレシピが付いてて、これはちょっとうれしかった。

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    投稿日: 2009.10.29
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    読み終わってしまった・・・ なんか続きが気になってしまう>< 無いんだけど^p^ 何度も読みたくなります^^

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    投稿日: 2009.10.23
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    流れだけを追うと、終始ややご都合主義な展開で進んでいくミステリーという感じ。 なんだけど、この物語を通して、というより物語の登場人物を通して作者が伝えたいテーマというものに思いをめぐらせると、凄く考えさせられる。 まだまだ子供な大人である自分の姿に、向き合わせてくれる一冊。

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    投稿日: 2009.10.20
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    ひきこもり探偵シリーズ完結。 ついに最終章。 このシリーズはおもしろくて一気に3冊読んでしまった。 鳥井はいつかは坂木から飛び立つだろうと思いながら、いつまでも この二人のバランスが続いて欲しいと思いながら読み進めた。

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    投稿日: 2009.08.16
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    少しネタバレ。 ひきこもり探偵ついに完結。 切ないけど、すごくよかったです。 主人公はやっぱり坂木なんだなって感じが。 結局坂木はある意味すごく卑怯で自分勝手な人間なんですよね。 人は結局自分の都合でしか生きられないってところが描かれている。 このシリーズに登場する何人ものキャラクターは、 自分の感情・価値観で誰かを傷つけたり、あるいは傷つけられたりしている。 でも、鳥井のその謎を解くことで、親密な関係になるのは、 相手の痛いけど、本当は知ってもらいたい部分に触れてしまうからなんだと思う。 そうして最後に、坂木自身の真ん中に鳥井の言葉が響くというのは良いつくり。 そこからまた変化した関係が築かれていくのだという兆しを残して物語は終わる。 そこが素敵。 ボーナストラックとか特典の充実にも、心惹かれる! まねして今度私もやってみよう〜

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    投稿日: 2009.08.05
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    ラストは長編、そして「みんなのトラウマ披露会」。 悪役の中途半端さが何とも言えない。あのイイ子でいようとする女の子ももっと突き抜けた性格ならある意味面白いのに。 ひきこもりっつーか共依存ですよね?

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    投稿日: 2009.07.27
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    ひきこもり探偵シリーズ完結編でした ついに大切な鳥を外の世界に放さなくちゃ、 そして自分も強くならなくちゃ。。凄く感動しました >_<

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    投稿日: 2009.07.18