0
井原忠政 / 双葉文庫 (13件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
レビューネーム未設定
現場からの叩き上げ管理職
現場からの叩き上げ管理職を彷彿とさせる我らが茂兵衛である。現場や現場監督ではその能力を発揮できた人間が、中間管理職になった途端にウロウロする という現代の会社生活でいくらでもある事例である。不得意な領…域の仕事でもなんとかこなしてゆこうとする茂兵衛が健気である。ストーリーの大筋は史実のとおりだと思うが、真田昌幸が動きすぎるのが気になる。続きを読む
投稿日:2023.08.27
報告する
"powered by"
英興
百姓上がりの茂兵衛。根っからの武士との感性の違いが面白い。それが少しずつ融合されているのがまた良い!
投稿日:2024.04.29
nono
このレビューはネタバレを含みます
シリーズも11作目。 今回は合戦場面が無かったが充分楽しめた。 作品紹介・あらすじ 侍大将となり、意気軒昂な茂兵衛。だが、「真田との和解を天下に示す策を述べよ」との家康の問いに、苦し紛れに本多平八郎の娘・於稲と、真田源三郎の婚姻を提案したから、さあ大変。当然のように平八郎の説得を命じられてしまう。はたして新任侍大将は、家中きっての「真田嫌い」である猛将を陥落させることができるのか!? 戦国足軽出世物語、第11弾。
投稿日:2024.01.01
おのひろ
いよいよ追いついて来た。 読み進めていると、なんとなく軽視されつつある組織の中での人との繋がりや関係性にふと気づく事、共感する事があったりするので、それで引き込まれるのかも
投稿日:2023.11.30
おおきに!(smoneyb)
戦国足軽物語も第11巻、百姓から成り上がった茂兵衛も今や100人の鉄砲隊を預かる立派な武将。 大河ドラマでは家康と真田の縁組が進んでいるが、その家臣茂兵衛の世界もまさにその時期の話を進める。 ドラマ…は世の流れの大筋を、本書ではその裏に在る細かな筋書きと現場武将の心情が書かれている。 この時期に本書を読めたのは、とても面白い展開であり偶然に感謝。 太平の世が近づいている。 茂兵衛が活躍できる時代の終焉も見えてきているが、どっこい日常はいまだに剣呑。 太平の世に向けて、ますます茂兵衛の活躍を期待したい。続きを読む
投稿日:2023.09.25
煌
真田の暗躍と北条の進退、政治戦に翻弄される茂兵衛 忠勝の娘と信之様の婚姻の裏事情に笑う 状況や顔色、様子を見て判断発言できるようになってて茂兵衛も貫禄出てきた 忠勝様と茂兵衛が仲良しで嬉しい今巻
投稿日:2023.09.21
はるパパ@ファミコンしようぜ
Audible読了 やっとリリースされた(泣) 待ってましたよ〜、茂兵衛さん! 世は秀吉が天下人となり、惣無事令が発せられた戦国末期。戦を封じられた地方大名たちは、手足がもがれたも同然。 徳川最強の鉄…砲隊を率いる茂兵衛も例外ではなく、重要な家臣として認められる代わりに、政治争いに巻き込まれて右往左往する。さながら、IT化の波に乗り遅れんとする昭和生まれの管理職だ。 本巻でも、切った張ったが極端に減って、茂兵衛の活躍どころはほとんどない。物語全体の起承転結で言えば、転から結に向かうところだろうか。最後に茂兵衛はどういうラストを迎えるのか。畳の上で大往生、ではないような気がするが。 壮年を経てもなお、茂兵衛が常に上役をたてようとする気概は、見習うべきところがある。また自身が部下を育てるのも、人の親として苦悩する姿も、出世に関係なく人間臭くて共感する。 願わくば一本気な男に、幸せな結末を与えてほしい。 自分の目標とする人物なのだから。続きを読む
投稿日:2023.08.07
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。