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井原忠政 / 双葉文庫 (16件のレビュー)
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総合評価:
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相変わらず面白い
多くの連作小説は巻を重ねるにつれマンネリ化して力が落ちてゆくものであるが、このシリーズは面白さが継続している。農民上がりの主人公が出世しても農民時代の気性をしっかり保ち、家康を始め上司たちをやや斜めに…見ているところがとても面白い。昔の岩井三四二の作品を思わせるところがある。続きを読む
投稿日:2021.12.14
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Ryohei
前回から続け様に読破。伊賀越えは百姓や地侍が相手で、対戦国大名との戦とは仕様が異なるのが新鮮。毒矢は実戦では有効的で、かなり肝を冷やすだろう。近世までは倫理観が低かったというが毒矢を使わないなどの暗…黙のルールから一定の美意識(それを武士の誇りと言うのだろうが)があったのだろうと思った。 伊賀越え後も当然戦いは続くが、本多百助の死など興味深いエピソードはあれど淡々と進んだ印象。 終盤は服部半蔵との決闘や綾女の子の行方が見所。特に綾女は前作で衝撃的に再開しあっさり決別したが、それで終わるはずもなく、皮肉にも後継候補が生まれてしまうら、今後この子がどうなるかも注目。続きを読む
投稿日:2024.04.06
おのひろ
茂兵衛が成長して戦国武将と渡り合っていく。物頭目線で描かれた作品は新鮮で面白く、ずっと読み続けたい。
投稿日:2023.11.18
はるパパ@ファミコンしようぜ
Audible読了 読み終わって、ふうと息をついた。 家康の運命とは、数奇としか言いようがない。 本能寺の変に巻き込まれ、無事伊賀を越えたら今度は信長の息子に窮地に追い落とされる。まさに最後まで信長…に翻弄され続けた半生だったということが分かった。 それを縁の下から支える茂兵衛は、想い人や仇敵との清算を経て、ここがサラリーマン人生のターニングポイントと見る。 これ以降は、大久保忠世の右腕として、武田家滅亡後の甲斐・信濃平定へと赴く。それは徳川家の「看板」の1人として数えられるようになった、ということではないか。他家の武将への接し方が、家老たちの評価をも動かしたのだろう。ナンマンダブの精神の賜物なのではないかと思う。続きを読む
投稿日:2023.08.24
pupunao99
シリーズ第七弾。 本能寺の変の直後、畿内から伊賀を越えて逃げる道中をドキドキしながら読み、乱世で生き残るための徳川の汚れ仕事を茂兵衛と同様に「ま、ありそうなこったァ」と読んだ。 落ち武者狩りや、復讐…に燃える伊賀者たちに狙われながら、本多平八郎たちと殿を務める茂兵衛。 全て茂兵衛の目線での物語なので、秀吉の中国大返しも描かれず、なかなか斬新な戦国物だと思う。 続きが楽しみ。続きを読む
投稿日:2023.07.26
yappinkun
本能寺の変勃発後、植田茂兵衛は、本多平八郎らとともに伊賀越えを行う。 休む間もなく、植田茂兵衛は、主人なき甲州へと向かい、武田滅亡後の甲斐、信濃支配の足固めを行う。
投稿日:2023.04.05
daidaddy
2023.2.10 アクの強い家康とのやり取りがいいなぁ。 地元のヤンキーの先輩と絡んでるような緊張感の100倍の緊張感を常に持ってなきゃいけない武士は俺には絶対無理だ。 胃がザルになる。 戦国時代に…生まれないでよかった。 臨機応変、現場の自在度が高ければ高いほど 確かに面白く、やり甲斐はあるのかもしれないが 心は疲弊するものだ。続きを読む
投稿日:2023.02.10
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