【感想】古くて素敵なクラシック・レコードたち

村上春樹 / 文春e-book
(23件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
6
4
6
2
1
  • 村上春樹の音楽エッセイは好き

    クラシック音楽はグレン・グールドと村治佳織ぐらいしか詳しくないが、村上春樹の音楽エッセイは好きだし、グレン・グールドのブラームスも表紙に載っているので買ってみた。実際読んでみるとグールドに関する記述は期待通り面白く読めたが、100曲近くについて1曲4枚程度ずつ紹介しているので(つまり400枚ぐらい?改めて数字にするとすごいな)、いかんせん1枚のレコードについての説明不足感が強い。また、作曲家/指揮者/演奏家などの国籍/人種についての記述も多く、クラシック界ではそれが普通なのか結果としての分類なのかわからないが私には違和感があるのも事実。とは言え文章は読みやすいし、聴いてみたい音楽が増えるし、やっぱり村上春樹の音楽エッセイは好きだ。
    最後にこの本は電子書籍で購入したが、ぜんぜん問題ない。ジャケットも綺麗。持ち運びも楽。CDよりもレコード、インターネット関連なんて・・という本著とは正反対なのか・・・??
    続きを読む

    投稿日:2024.05.08

ブクログレビュー

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  • Good1225

    Good1225

    紹介されているクラシックをコツコツ聴きながら読了しました。世の中にはまだまだ知らない(当たり前だけれど)素敵な音楽があります。知っていると人生が少しだけ豊かになると思います。きっと。

    投稿日:2023.09.03

  • goya626

    goya626

    100曲のクラシック曲について4~6枚づつ、村上春樹氏所蔵のLPレコードを紹介するというもの。1940~1960年代のものがほとんどで、モノラルも多い。名前を知っていても聴いたことがない演奏家が頻出する。ほうほうって感じかな。まあ、クラシックが好きだから面白いんだけどね。続きを読む

    投稿日:2023.04.03

  • hide02961

    hide02961

    3.0 ほとんど聴いたことないが、文の力で読ませてしまう。少しずつでも聴いてみようかなと思うエッセイ。

    投稿日:2023.02.01

  • peachmoon18

    peachmoon18

    いくら村上春樹ファンでも、クラシックに詳しくないと楽しめません。マニアックな雰囲気だけ楽しみました。

    投稿日:2022.06.11

  • minamigata

    minamigata

    レコードコレクターとしても有名な村上春樹。とりわけ、少し変わったレコードや顧みられないレコードなどをこよなく愛されている、生粋のレコード好きです。この本は、彼が好きなクラシック音楽のLPレコードを集めた一冊。レコードジャケットのアートワークを楽しめると同時に、村上さんの曲解説もあり、彼の音楽観が堪能できます。続きを読む

    投稿日:2022.05.08

  • hifumi1232001jp

    hifumi1232001jp

    絶滅危惧動作図鑑を読んだ後で、レコードを選ぶ、レコードをかける動作をした最後を思い出せません。絶滅する動作は工夫を重ねてきた動作の傾向があるようです。新着やランキングで曲を聴いているばかりで、中古屋さんに入る、ジャケットを眺める、プレーヤーのお手入れをするといった勘どころを鍛える動作はスマホを持った時からなくなったなあとあらためて気付きました。続きを読む

    投稿日:2021.12.18

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