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リチャード・ウー, 中村真理子 / ビッグオリジナル (2件のレビュー)
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ヤノハの権謀術数
ヤノハの権謀術数がずいぶんと目立つ巻であった。太公望呂尚や孫子の兵法で有名な孫武等の名軍師への言及があったが、当時の九州に住んでいた人々にこのような知識があったかどうか、かなり無理筋な気はするが、それ…でも面白い。ヒロインは単なる善人ではない という設定が良い。続きを読む
投稿日:2024.05.26
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まっしべ
このレビューはネタバレを含みます
日見子・飛躍の前夜。 どのタイミングで’卑弥呼’になるのだろうか? 冒頭で四肢を砕かれたヒルメが遭った影は誰…?どことなく少女時代のヤノハに似ているような。 山社を囲むクマのタケル王と、そのクマ軍に東西挟撃を仕掛ける那軍。ここで地の利のある山社が打って出れば戦況がひっくり返る可能性が。 3巻で山社の力になると表明したトメ将軍に対し非常にも離間策を仕掛けるヤノハ。トメは優秀過ぎて生かして残しておくのは危険という判断か。いや、万一トメが勝てばそれはそれ、という考えか? 人心を得られなかったタケル王は全軍に離反されトンカラリン送りに。ここの勝手に瓦解する流れは偶然もあるのかな?結果、総大将を失ったクマの兵は山社の傘下に。お頭・アラタとシコロって誰だっけ。鞠智彦によりタケル王暗殺。ここに至って自らをヤマトタケルになぞらえる辺りも勘違い甚だしい。 那のウツヒオ王とトメの溝は深まる。ホスセリみたいなキャラ好き。陳宮みたいな。 ヤノハは最小の労で最大の効果を得るべく千穂へ進み、その地に「いる」と言われる鬼八荒神の平定に向かう。 オオヒコかっけえな。 1刷 2021.3.28
投稿日:2021.03.28
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