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蔦屋空, 風見鶏, u介 / 角川コミックス・エース (2件のレビュー)
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総合評価:
ところで将軍
1
心地よい雰囲気が素晴らしい
よくある「異世界に転移した人間が料理で~」というパターンの作品だが、とても上質で心地よい雰囲気の内容に仕上がっている。 この手の作品にありがちな「見た事のない調理法・料理に他登場人物が驚愕する…」「それを主人公がドヤ顔で披露する」「やたらと主人公を持ち上げる」「ポルノ漫画のような表情で食べる」といったような、飯漫画で読者が不快に感じる描写はまずない。 むしろ調理・食事描写は適度かやや少なめで、お店を通じてお客さんとの触れ合う描写に重きを置いている作品。 作中で「うちの店は忙しい世界に旅立っていくための“止まり木”になるのが丁度いい」という言葉があるように、お店は洗練かつ落ち着いた雰囲気に描写されており、それを引き立てる画力も高い。 「異世界ファンタジー」と「落ち着いた雰囲気の喫茶店」を本当に上手く組み合わせており、序盤でウサギの獣人を登場させ、ファンタジー感を引き立たせるあたりにも作者のセンスの高さが伺える。 喫茶店巡りが趣味の私にとっては正にツボに入る作品だった。 ちなみに主人公が異世界転移した理由・過程等は描写されておらず、転移前の描写も僅か。これから小出しに伝えていくのかと思ったが、タイトルを見るに続巻はない模様。残念でならない…。 続きを読む
投稿日:2020.08.26
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Kotosalive
しかし異世界でコーヒーの受けは悪いようだ
異世界に飛ばされてしまった主人公が喫茶店を営む話。 と言ってもその世界には喫茶店という文化も無ければ、コーヒーの人気がなく(ごく一部の人は除いて)、店は割と閑古鳥が鳴きがち。そんなお店に居着いたり、…居着くことになる常連の人たちとのお話がメイン。 地球の喫茶メニューでうーまーいーぞー!無双するようなお話ではなく、基本穏やかにゆっくりと進行します。喫茶店の雰囲気です。 絵柄に惹かれて、このコミカライズから作品に入りましたが、これは原作1巻終わりまでを描いていて、キリがいい。というかもっと続いてほしかった。この巻が出ただけでもとても嬉しかった(刊行予定不明な期間が長かった)。 これを読んでから原作に入っていくのも良いですね。原作は一巻完結型で読みやすく、完結まで描かれています。 続きを読む
投稿日:2023.08.06
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