発現

阿部智里 / NHK出版
(58件のレビュー)

総合評価:

平均 3.1
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32
7
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  • もっと読みたい

    ぐいぐい読ませるストーリーで引き込まれた所で、気かついたら終わっていた。長編向きの作家さんなのかな。もったいない気がした。

    投稿日:2019.03.11

ブクログレビュー

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  • さやかぜ

    さやかぜ

    このレビューはネタバレを含みます

    現実世界のホラー。
    終わり方が雑というか、確かに現実ならそうするしかないのかもしれないが、少し残念だった。
    風景や状況の描写が綺麗で、展開もよく、引き込まれた。

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    投稿日:2020.12.15

  • isutabi

    isutabi

    ・否応なく呪いを受け継いでしまうことによって過去を自分の問題として向き合うことになる一家。かつて戦争した国の全ての人間がそうあるべきなのかもね。戦争に限らずやけど。
    ・《何か、おかしなこと、良くないことが起こっている。何かが、自分に近付いてきている》p.71
    ・《俺達にとって、あれが何かが問題なんだろうな》p.192
    ・平成三十年(二千十八年)、昭和四十年(千九百六十五年)、それぞれでのできごとが交互に描かれ、最後に結びつく。
    ・呪いと病気の違いは?
    ・ホラーのようなミステリのような。八咫烏の後がこれだと、小野不由美さんのようでもある。
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    投稿日:2020.12.10

  • かい

    かい

    読みやすかったです。
    戦争は悲惨です。私はその悲惨さを小説をよむことでしか、知ることができません。その意味では、読んで良かったと思いました。
    戦争でおかした罪は、ずっと償い続けなければならないのでしょうか。難しいですね。続きを読む

    投稿日:2020.11.02

  • 黒紅

    黒紅

    幻覚が見えるお話。
    タイトルからなんか能力に目覚めるのかと思いきや、わりとホラーで怖ってなりました。
    昭和と平成が交互に語られて、最後に人間関係が繋がったところが良かったです。すっきり。
    大団円ラストかなってとこからの数ページ、肝がひゅっとなりました。
    お父さん、かっこよすぎかよ。
    続きを読む

    投稿日:2020.09.16

  • ロビーB

    ロビーB

    このレビューはネタバレを含みます

    物語は時空を越え、常識を凌駕する。
    平成と昭和、二つの時代で起こった不可解な事件。
    真相に近づこうとする者たちを嘲笑うかのように謎は深まり、ほの暗い闇がひたひたと迫りくる。
    運命に導かれるようにしてたどり着いた先は、光明か絶望か。


    平安王朝風ファンタジーとミステリを融合させたシリーズをずっと続けていらっしゃった阿部先生が、現代サスペンスを書かれるということで、どんな物語になるのか、とてもドキドキしながら読み進めました。

    戦後間もない時期と現代、一見まったく関係のないストーリーがどんな風に関わってくるのか、それを繋ぐ糸を探りながら。
    「糸」は意外なところにありましたね。
    プロローグに仕掛けられた叙述的トリックも含め、やられた!という感じです。

    (ネタバラシになりますが)「烏に単は似合わない」ではヒロインが途中交代した上に、当初ヒロインであると目されていた女性がかなりの腹黒魔女で、読者を驚かせてくれました。
    ミステリとしてはとても面白かった記憶があります。
    ただ、ヒロインの逆転劇という構造上、後味の悪さ(と言うか、あせびの腹黒さ)に若干気分が悪くなったものです。
    本作ではその点でも読者に決して気持ち悪さを残さないラストにしてくれていますね。

    もちろん彼らの問題は何ひとつ解決してない。
    DNAに刻み込まれたトラウマは、生涯にわたって兄妹を苦しめることになる。

    でも、そこに希望がないわけではない。
    兄妹の母親は最期までこどもたちのことを想って死んでいった。
    さつきに対して怯える気持ちはあっても、決して娘のことを蔑ろにしたことはなかった。

    その想いもまた、トラウマと同様に彼女たちのDNAに刻まれたのではないでしょうか。
    だからこそ、さつきの危機を母親の幻影が救ってくれたのではないでしょうか。
    そして同様に、大樹の我が子に対する想いもまた遺伝子に刻まれていくとするならば、いつか彼らの家系がこの呪いから救われる日がくるのではないしょうか。

    そんな希望が垣間見えたラストがとても気持ち良かったです。

    実は読了後、阿部智里先生ご本人とお会いする機会があったので、拙いながらも感想をお伝えすると、ラストの展開の解釈に対してとても喜んでくださいました。
    「そういう風に伝わることを期待して書いた物語です」と。

    本は著者の手を離れてしまえば、どんな受け止め方をするかは完全に読者に委ねられます。
    何なら著者の意図と真逆の解釈をしたところでそれは読者の自由なのですが、でもやっぱり書き手の想いを正しく受け止めることができた、というのは読み手にとっても喜びだよなあと思いました。

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    投稿日:2020.08.15

  • akiyumi

    akiyumi

    戦争で犯した罪は、どこまで人を苦しめるのか。
    潜在的な罪の意識は、子や孫にまで遺伝していく・・・
    その事実を知ることで、その罪を抱えながら生きていくことを決めた兄妹に、希望を感じつつ、多難な人生を思う続きを読む

    投稿日:2020.03.28

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