新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
本多孝好 / 角川文庫 (59件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
理科好き
自分の死後,消したいものは何ですか?残したいものは何ですか?
⾃分が不慮の死を迎えたときに,スマホやPCの特定のデータを消してくれるサービス。契約時に設定した時間にそれらのデバイスにアクセスがないと,アプリが発動し,遠隔操作を可能とする・・・今なら可能ですよね。… そんなビジネスに関わる二人の物語,第二弾。最初のそっけないやりとりから二人の間に絆が見え始めたかと思ったが・・・。 今回は,最後に驚くべき展開が待っています。いつかはこんなこともと思っていましたが,ちょっと予想を超えていました。 家族を守ろうとする人間の利己性とえてしてそこから生まれる恨み・・・,その根源は何なのだろう,と問いかけられます。 前作を読んでからの方がずっと良いと思いますが,本作は前作よりずっとおすすめです。続きを読む
投稿日:2018.07.09
報告する
"powered by"
ともりぶ
妹が亡くなるのは避けられなかったとしても、条件が重ならなければこんな目にあう必要はなかったのに。いったいどんな気持ちで…。
投稿日:2022.01.17
あくら
依頼人が遺したデータを削除するだけのつもりが、思いがけずその秘密を探ることになった圭司と祐太郎。 たかがデータと侮ると恐ろしい。 その人の想いや人生の一部に容易く踏み込めてしまう。 そうして目の当たり…にした事実に、こちらの胸が締めつけられる。 どの話を読んでも何故か寂しい気持ちになる。続きを読む
投稿日:2021.12.31
真珠の助
連作 短篇 中編集。 3編のうちはじめの2篇は短編で、最後の1篇は中編となっている。 短編の方は1作目と同じパターンで面白かったが、ワンパターンなのでこの評価にはしなかったのだが、最後の1篇でこの評…価に高まった。 この中編は メインキャラがどちらかと言えば圭司だったのだが、サブ主役の感じだった祐太郎が完全にメインの話になった。 祐太郎の妹が亡くなっていることは度々書かれているのだが、なぜ亡くなったのか、祐太郎の家族はどうしているのか等が明かされ、妹の死の原因を家族が追求することを諦めた真実に近づき解明話。 どんで返しに祐太郎の感情、関わった人達の状況、祐太郎を支える人達の様子までもを中編に収めているので、濃密な物語になっている。 続編が出されれば読みたいが、この感じで終わったので続編はなさそうな感じがする。 もしそうなら少し残念。続きを読む
投稿日:2021.12.06
あや
アマプラで見たドラマが面白かったので衝動買い。毎度全てが丸く収まらない感じが話に余韻を残して好き。この作者さんの他の作品も読みたくなった。
投稿日:2021.11.03
にこ
おお、これはなかなか予想外の結末。気持ちのいい結末ではないけど、事実が明らかになっていく様子は鳥肌もの。
投稿日:2021.09.05
Yurico
記憶と記録をめぐるミステリ、2ヵ月連続刊行の第2弾!消えゆく記憶。削除(=dele)された真実。 驚愕と感涙のミステリ、待望の第2弾。 『dele.LIFE(ディーリー・ドット・ライフ)』は、依頼…人が死んだときに動き出す。 故人より託された秘密のデータを削除するのが、この会社の仕事だ。 所長の圭司の指示を受けて依頼人の死亡確認をする祐太郎は、 この世と繋がる一筋の縁を切るような仕事に、いまだ割り切れないものを感じていた。 そんなある日、祐太郎の妹・鈴が通っていた大学病院の元教授・室田から依頼が舞い込む。 難病を患い、新薬の治験中に死亡した鈴。その真相に二人は近づくが……。続きを読む
投稿日:2021.07.23
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。