火星に住むつもりかい?

伊坂幸太郎 / 光文社文庫
(153件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
22
75
38
10
3
  • 魔女狩り,拷問,公開斬首が日常に

    らしさは存分に楽しめます。が,全く罪のない人が拷問され,処刑され
    る,という描写(決してエグイ表現はありませんが)にイライラすることは必
    至です。

    その点はちょっと覚悟して読んでください,という意味の3つ星評価です。
    ストーリーのどんでん返しは,うまいという感じは相変わらずです。なるほ
    どそう来たか,という。

    もう一つ,今回の作品には魅力的な女性キャラがでてこなかったことが個人
    的には残念です。
    続きを読む

    投稿日:2018.05.26

ブクログレビュー

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  • amu

    amu

    (データ移行)


    一番好きな作家の本なのにタイトルから宇宙モノだと早とちりして読まずに過ごした自分を強く責めるくらい、とても面白い。

    投稿日:2021.01.09

  • のの助

    のの助

    伊坂信者の方から「私には辛すぎて読めない……」と言われ貰った小説。確かにお話は幼稚かと思ってしまうほど残酷で、彼女が「辛すぎて」と言っていた意味を理解した。私刑がテーマになっていて、そんな馬鹿な事がどうしてまかり通るのか、と思わなくもないけど、よくよく自分を振りかえると小さいスケールのものなら自分の身近でも起こり得る。結末にはとってもスッキリしたけれど、自分がスッキリしていること自体がこのお話のテーマであることに気づくとぞっとする。面白かった……。続きを読む

    投稿日:2020.12.08

  • 歩実

    歩実

    このレビューはネタバレを含みます

    あまりの理不尽さに嫌悪感を抱いたけど
    戦争にも両者それぞれの正義があるってのは
    すごく納得した。

    ぼくのりりっくのぼうよみのあとがきを読んだ。
    拷問をしていた平和警察が正義の味方にやられたときに、「当然の仕打ちだ」と思ってしまった心は確かに処刑を見る人達と近い心情だったのかもしれないと気付かされた。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.12.04

  • hiro-9

    hiro-9

    自分でも不思議とはおもうのだが、この作家の本には自分でもとても面白いと思えるのと、何が面白いのか全然わからないの2つに分かれるものがある。この本は幸いにして前者だったのでよかった。ストーリー的にはデストピア世界を背景にして、まあ、半分予想がつくような話だった。といって、犯人探し的要素はさすがにこの作家らしく意外性に富んでいるけど。ただ、どうもマンネリ的に話が進んでいくところもあったかな。とはいえ、ここのところの「相棒」みたいな別にとんがった探偵が講釈するところはないので、そこは許す。続きを読む

    投稿日:2020.11.23

  • N.オリゼー

    N.オリゼー

    現在では、ギロチンで公開処刑までとはいかないけれど、ネットやコロナ陽性者への誹謗中傷など似た現象は実際に起こっているので、フィクションですが現実の事件と結びつけられて、痛感する作品でした。
    ただ、重いだけでは無く、所々にユーモアや複線も有るので、楽しめました。
    個人的には、真壁さんの虫の話が面白かったです。
    続きを読む

    投稿日:2020.11.21

  • onokake

    onokake

    このレビューはネタバレを含みます

    2.3年ぶりに再読。

    伊坂作品の中でも、トップクラスに嫌悪と憤りを読んでて感じる作品。しかしながら、この題材をユニークに表現できるのは、伊坂幸太郎という作家だけだと、感動してしまう。文体の妙なのか描写の豊かさなのか、吐き気を催す人間の悪意をポップに彩どる。

    『こちらの正義は、あちらの悪、そんなことはあちこちにある。どんなに正当な罰でも、受けた側からすれば悪、となるからね。だいたい、どんな戦争だって、はじまる時の第一声は同じだというよ。
    『みんなの大事なものを守るために!』』
    真壁の素晴らしい格言ですね、、人の愚かさを上手く言い放っています。第一声が大義名分となることで、その後の過程は何も気にせず。どんなにサドスティックな感情で動いても。現実でも同じ。

    もう一つ。

    『思考を持った人間の集まりというよりは、無意識のみで活動するどうぶつや昆虫の群れに見える。
    人間が人間らしく振る舞えるのは、群れていない時だけだ。』
    群衆になった人間の、思考の放棄。伊坂作品では、集団心理への戦いが多いのも、大好物です。

    ただの希望ですが、snsの悪意に対して対決する話なんかも読んでみたいなあ。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.11.20

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