明日の子供たち

有川浩 / 幻冬舎文庫
(122件のレビュー)

総合評価:

平均 4.4
61
39
8
4
0
  • 使命をもって書かれた作品

    例のドラマのことも出てきて,児童養護施設について正しく知ってもらうと
    いう使命をもって書かれたとも言える作品です。
    「かわいそうなんて思わないで欲しい」という”問題のない”施設生カナと使命
    感をもって転職してきた慎平の認識のずれがそのまま世間の認識のずれなの
    でしょう。
    ブームにさえなった,タイガーマスク(伊達隼人)にも
    「ランドセルは支給されるので,必要ではないんですよ」という施設長。何
    が必要とされているのかが少しだけ見えてきます。

    最後まで読むとどうして有川さんがこの本を書くことになったのかが分かり
    ますよ。
    続きを読む

    投稿日:2018.04.10

  • 多くの人に読んでほしい感動の名作です

    素晴らしい感動作品でした。人には様々な価値観があり、それを知ることが出来る手段が読書であるということが、再認識することができました。
    追記 本書の中の自衛隊訪問の下りですが、思わず涙ぐんでしまいました。続きを読む

    投稿日:2018.07.11

  • 今年のNo.1!

    久々に心が震えるような本に出会った。
    心の中で考えていることはみんな同じでも、
    表面的には違うことを言っている。
    そこにはさまざまな事情がある。
    そんなストーリーにどんどん引き込まれていった。

    読んでいくうちにフィクションなのか、
    ノンフィクションなのかも分からなくなっていく。
    続きを読む

    投稿日:2018.10.15

  • とても良かったです

    以前から好きな作家の作品なので、久しぶりに読みました。あっという間に引き込まれて、ほぼ一気読みしました。知らない世界について教えていただき、ものの見方が変わりました。感謝します。私の感じたことをいうのも憚られるくらい良い作品なので、これくらいで。次にどの本を読もうと考えておられる方、ぜひ読んでみてください。続きを読む

    投稿日:2020.10.14

ブクログレビュー

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  • まはりく

    まはりく

    4回泣きました!!!!
    3回目はバスの中でひっそり涙を拭いながら、4回目は家で1人しゃくりあげて(笑)
    今まで読んだ有川作品はどれも笑いあり、感動あり、涙あり、丁寧な取材の上書かれていて、どれも色々と考えさせられたり勉強になったりする社会派好きの私にはたまらないものばかりでしたが、これはまたそれら以上に素晴らしい✨
    本好きの人はもちろん、本をあまり読まない人、何を読んだらいいかわからない人皆さんにおすすめしたい一冊です(^^)
    続きを読む

    投稿日:2020.10.03

  • ロビーB

    ロビーB

    児童養護施設に転職した元営業マンの三田村慎平はやる気は人一倍ある新任職員。
    愛想はないが涙もろい三年目の和泉和恵や、理論派の熱血ベテラン猪俣吉行、“問題のない子供"谷村奏子、大人より大人びている17歳の平田久志に囲まれて繰り広げられるドラマティック長篇。


    施設への正しい理解を求める高校生が、有川浩さんに手紙を送り、その熱意に有川浩さんが応えて書き上げられた作品だとのことです。
    そのエピソードは作中でも活かされています。

    コンセプトは正しく、伝わっている。
    エンタテインメント作品にその熱いメッセージを乗せて読者に届ける有川節は健在。

    ただ。

    キャラクターが定型化していて新鮮味がないのと、物語そのものよりもメッセージが全面に出てきすぎているので、何だか、その押しつけがましさに辟易とする。

    施設の子をかわいそうと言ってしまった三田村クンは、しばらくの間、カナちゃんに嫌われるけれど、かわいそうだと思う三田村クンのその気持ちは「憐み」とか「同情」とは違うと思う。

    それを、しつこく、しつこく、物語の中で「施設の子を誤解しないでほしい」と叫び続けられると、ついこちらも「誤解してねーよ」とか、「誤解するも何もそもそも興味がねーよ」とか、言ってしまいそうになる。

    何言ってんだかね、僕は。
    有川浩さんファンと世間と施設を敵に回しそうだな。

    でもさ。

    僕は小説を小説として、物語を物語として楽しみたい。
    作中で語られているように、たった一度の人生しか生きられないはずなのに読書をすることでたくさんの人生を知ることができる、それが本のすばらしさだと僕も思う。
    けれど、それは、結果としてそうなるってことでいい。
    経験を、知識を、思想を、求めて読書をするのじゃない。
    ただただ、面白い物語を読みたいから。

    それなのに、この作品は、「もっと考えろ」「もっと知れ」「もっと興味をもて」と呼びかけてくる。

    社会的に意義があり意味もあるメッセージを上手に物語に乗せて読者に届けているけれど、物語はメッセージを届けるための道具なのかな?
    有川浩さんはいつから小説家ではなく、コラムニストとか評論家になったのかな?
    続きを読む

    投稿日:2020.09.25

  • 虹色

    虹色

    社会的擁護を必要とする子どもに関心があり 購入した一冊
    児童擁護施設をでた後のことまでは 考えたことがなかったから とても勉強になりました
    進学の厳しさも知ることができました
    世の中には いろんな人が生きている 
    その中で 『ないもの』は 人それぞれで
    みんな 何かしら ないものはあるんじゃないかな。。
    健康がない人 お金がない人 子どもがない人‥

    『かわいそう』ではなく ただ親に恵まれなかっただけ かわいそうではない
    私はそう思いたい

    続きを読む

    投稿日:2020.09.23

  • ちりめん

    ちりめん

    知らなかったことを知ること
    児童養護施設についてここまで無知だったのかと思い知らされました。自分の知らない世界を疑似体験できるのが本の素晴らしさ、とはまさにこのこと。

    投稿日:2020.09.14

  • nyan

    nyan

    児童養護施設で働く職員やそこで暮らす子供たちの話。
    職員の和泉、三田村、猪俣それぞれの現在と背景が物語になっている。施設で暮らす優等生のかなこ、久志の葛藤も面白い。

    投稿日:2020.09.04

  • yoneyuri

    yoneyuri

    このレビューはネタバレを含みます

    人が変わっていく姿を見ることができる、とても大好きな話でした。
    この本は、解説までが、ひとつの物語だと思いました。
    「児童養護施設に入れてよかった」という思いがあるなんて知らなかったので、この本を読んで、そういう思いの子もいるんだな、ってことを知ることができてよかった。
    福原先生の「本を読んだら、本の中にいる人の人生もたくさん見せてもらえる」という言葉がとても響きました。
    私はもういい大人ですが、これからもいろんな本を読んで、想像力を育てていきたいな、と思いました。

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    投稿日:2020.08.11

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