【感想】沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一 映画カバー版

夢枕獏 / 角川文庫
(46件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
9
18
13
1
0
  • 語学堪能、文才抜群のスーパーお坊さん空海

    映画がそこそこ面白かったのでついでに原作も。
    刑事ドラマの相棒みたいだな。
    杉下右京なみの天才的頭脳を持つ空海が、そこそこ優秀な橘逸勢を相棒に従えて、様々な不思議な出来事を解決していく。
    映画と違って白居易はまだチラッとしか出てこないけど、これから絡んでくるのだろうか?
    空海が意外と堅物でないキャラで親しみやすい。
    平気で妓楼とか行っちゃうし、密教を学びに来たのに全然修行しないし。
    二人の会話を中心にテンポよく話が進んでいく軽い感じの隙間に重たくガチな漢詩や古文が挿入され、そのギャップに翻弄される第一巻。
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    投稿日:2018.03.07

  • 映画になったので興味本位で

    映画原作だと聞いて手を出しましたが、夢枕獏先生の作品だったのですね。
    ということでいつもの魑魅魍魎&法力&美女&無敵のスーパーマンの組み合わせの始まりです。

    投稿日:2018.03.20

ブクログレビュー

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  • chobin106

    chobin106

    空海って唐に行くんだ!これはホント?
    勝手に西遊記の三蔵法師のイメージで読んでたので空海の頭のキレとユーモラスさに面白すぎ。

    投稿日:2024.01.05

  • sachiiro

    sachiiro

    『陰陽師』の安倍晴明とも通ずる空海への半端ない安心感。
    そして橘逸勢との気持ちの良い掛け合い。
    読者の気持ちとしては天才・空海への尊敬の気持ちは逸勢側だろう。
    舞台が唐ということもあり難しいかなぁと思ったが、全くの杞憂だった。
    『陰陽師』と違う所は、一巻では一件落着しなかった所だ。
    読み応えがあり怪異の謎が気になるので早く続きを読みたい。
    続きを読む

    投稿日:2022.11.28

  • 龍海

    龍海

     一応、小説ですが橘逸勢のキャラなどは別にして空海の足跡としてはかなり史実に基づいて書かれている秀逸な作品です。
     空海の凄さを知る上では楽しく読める(但し、文章量が多いのは覚悟して…)作品だと思います。

     龍海
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    投稿日:2022.05.02

  • リンク

    リンク

    重い話ではあるはずだが、空海と逸勢の軽妙な掛け合いと展開の早さであっという間に小説の世界に飲み込まれていく。次の展開が気になる。

    投稿日:2021.10.20

  • 長野ぴかり

    長野ぴかり

    このレビューはネタバレを含みます

    以前DVDで見た空海美しき王妃の謎の原作本。ずっと読んでみたかったのだが、先日BSで陰陽師の映画が放送されてたのをきっかけにここに来てやっと手出し。結論すごく楽しかった。
    当時の長安の空気感や風物、宗教まで、色々楽しめた。ホントに当時の長安は国際都市だったんだなー。ゾロアスター教豆知識、仏教豆知識とか、教養的な部分も面白かった。ストーリーは陰陽師で慣れた伝奇物。ホラーテイストもありちょっぴり怖いが、空海が染谷将太さんの顔で余裕をかましまくるので安心して読める。
    分厚めだが行間スカスカでテンポよく読めるので、あっという間に読み終わる。2巻にも期待。

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    投稿日:2021.09.23

  • おゆりどん

    おゆりどん

    次の展開に不安になりつつも空海なら大丈夫という安心感を持って読めた作品。(映画を先に観た影響もあるかもしれませんが。)
    作風が読みやすくとても好きです

    投稿日:2021.07.22

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