【感想】超能力微生物

小泉武夫 / 文春新書
(5件のレビュー)

総合評価:

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  • いい本に出会えました

    前書きを読んだとたんに、「なんて凄そうな本」かと思い、実際にその通りでした。細かな原理の部分は専門家でなければさっぱりわからない感じなのですが、微生物の凄さはひしと伝わります。
    人間の技術は、人が創造したのではなく、自然界の力を利用させてもらっていることを認識させられました。半導体だって結局は宇宙の原子、素粒子の自然の力を借りてるだけなんだなと思い、最新技術に見えるプラントなども実は微生物の力を借りてたりするのかと感心しました。そのような新たな視点を与えてくれたこの本に感謝。続きを読む

    投稿日:2017.05.11

  • 発酵の奥深さ

    極限状態に生きる微生物の説明から始まりますが、中盤で、藍染料の製造、柿渋の製造など、歴史的に既に日本人などが利用していた技術と、微生物のかかわりの説明に移行します。発酵という現象の奥深さに、改めて驚かされます。世界の発酵食品などの記述には、どのようにしてそんなことを思いついたのだろうと考えさせられます。未来に向けた微生物を利用した展望については、大いなる期待を抱かされます。続きを読む

    投稿日:2017.06.09

ブクログレビュー

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  • うどん258

    うどん258

    地球に既に生息している細胞について熱く書いている。ゲノム編集や遺伝子組み換えなどの、微生物を操作する研究があるが、まだまだ人類は地球そのものの可能性が見えていないのだなと思った。

    投稿日:2019.12.26

  • Akiyoshi MIKI@BizFolio

    Akiyoshi MIKI@BizFolio

    人間の環境破壊が問題となっているが、生物が生まれた環境は、今とは比較できないほど過酷でした。

    深海など、今でも同じ過酷な環境で生き続けています。

    人間が滅んでも、彼らは生き残り、そして、また別の進化を遂げていくでしょう。続きを読む

    投稿日:2019.01.03

  • 文藝春秋公式

    文藝春秋公式

    【人類の未来を握るのは微生物だ!】海底火山の熱水、硫酸並みの汚染水、死海……驚異的な条件下でしぶとく生きる微生物の正体と素晴らしい利用法に「発酵仮面」が迫る!

    投稿日:2017.04.13

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