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北方謙三 / 集英社文庫 (14件のレビュー)
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総合評価:
future4227
遂に激突!金国VS岳飛軍の壮絶バトル
ついに岳飛軍と金国軍兀朮との全面対決。 20万と30万の軍勢のぶつかり合い。 スケールの大きい合戦に圧倒される。 騎馬隊と歩兵を組み合わせた巧みな駆け引きと正面からの真っ向勝負。 岳飛軍の秘密…兵器も登場。 金国の沙歇という将軍がいい味を出している。 一方、梁山泊では静かに世代交代が進んでいく。 志が大切なのか?夢が大切なのか? それぞれがそれぞれの思いを抱きながら新たな人生に挑戦していく。 なんか今の自分に重なる部分があり、ジーンとくる。続きを読む
投稿日:2017.11.04
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ヒューイチ
本巻は岳飛VSウジュの総力戦 ウジュは金国の総力を挙げた30万 対する岳飛は南宋、張俊軍を集めて20万 岳飛には兵力差を埋める為の秘策があった・・・ 南方の開墾地の秦容の方も徐々に厚みが増して…きて読んでいて楽しいです! 梁山泊が完全に外野にまわり、物語は歴史に限りなく限りなく近付いてきたようです・・・続きを読む
投稿日:2022.07.23
unodai
誰もが自分に問いかけ考えている。 組織、チームの在り方と進む道を、そしてそれは自分の生き方を問い、考える事でもある。
投稿日:2022.07.22
シンタロー
ウジユ率いる金軍と岳飛率いる南宋軍の戦が長びいていた。南宋の秦檜は講話を考えるが岳飛の活躍が邪魔だとも感じている。 岳飛の立場の微妙さが目につき始めた。
投稿日:2021.10.17
yoshi
南宋というか、岳家軍と金の戦いが始まった、が、やっぱり梁山泊軍のいつもの面々がいないと物足りない感じがする。 王貴はいけると思ったけどダメだったか…
投稿日:2019.05.06
寛斗
秦容の冒険記。みたいな感じになったなぁ~。 南の地でどうのような開拓を行えるのか。 やや楽しみ。
投稿日:2018.09.30
マッピー
このレビューはネタバレを含みます
豊かな中原を巡って金国と南宋がついに戦いの火蓋を切った。 そんな中、交易で独自の存在感を示す梁山泊。 梁山泊とは一体何か。 多くの漢の志で作られた梁山泊は、最早国土など必要としない、理想を具現化したような何かなのだと思う。 義務に縛られるのではなく、自分たちが主体的に守っていく理想? ただ、なんだろう。 初期メンバーに見られた、熱くたぎるもの、生々しい心のぶつかり合い、喰いしばった歯の間から漏れてくるもの。 そういうものがなくなり、セリフも行動も地の文も淡々と進む。 だから、読んでいても心が震えなくなってきたんだよなあ。 “別に、夢を志と言ったっていいさ。しかし、夢は夢なんだ。志ほど、自分を縛りはしねえよ。捨てたけりゃ、捨てる。だけど、なかなか捨てられねえのが、夢ってやつさ。血が通っちまってるからな。” そうなの。 そうだと私も思うの。 でも、理屈っぽいなあとも思うのよ。 もっと感覚でわかりあえたはずなのに。
投稿日:2018.09.03
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