【感想】天使は奇跡を希う

七月隆文 / 文春文庫
(59件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
13
17
21
1
0
  • 『君の名は。』に負けてないです。主人公は新海くんだし。

    転校してきた女子高生が天使で、みんなには見えない背中の羽がなぜか見えてしまう男子高校生、という設定が奇抜だったので読んでみた。
    最初は天使と人間の学園恋愛小説かなって思ってたけど、中盤になって、マジか!てな感じに大転換。
    愛媛県今治市を舞台に、微妙に観光PR的な要素も散りばめながら話は進む。
    文章は相変わらず軽い感じだけど、ボケとツッコミの会話のやり取りが楽しく、いつの間にかファンタジックな世界に引き込まれてしまった。
    そう言えばむかーし昔に経験したなぁというドキドキ感を思い出させてくれた。
    青春だね!
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    投稿日:2016.11.21

  • 設定の斬新さに驚かされます

    タイトルが面白そうだったので読んでみました。
    最初は、単なるファンタジーがらみの天使と男子高校生の恋愛ライトノベルかなぁ?と思っていましたが、途中で話の設定が明らかになると、「そうだったのか!」ってかなり驚かされました。
    友情や大切な人を想う気持ちが作品全体を通して伝わってくる、温かくて泣ける作品です。
    一つの願いのために文字通り全てを捧げる勇気の素晴らしさが描かれています。そういった作品をお探しの方にはお奨めです。
    今治や瀬戸内の魅力がふんだんにちりばめられているのもお奨めポイントの一つです。
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    投稿日:2017.07.14

  • 奇抜な設定ですが、面白いです

    他の人のレビューにも触れてますが、軽快な文章で展開されていくので、あまり本に触れてない方でも読みやすいのではないでしょうか?

    僕は明日~もそうですが、話が根本的と言ってしまうと伝わらないかもしれませんが、がらりと変わる展開には著者さんの世界観にどっぷり引き込まれます。

    肩肘張らずに気楽に読める一冊です。
    続きを読む

    投稿日:2017.01.17

  • 電車で思わずうるっと

    まずこの本当にを買おうと思ったの表紙の絵でした。表紙見た感じでは、ベタな恋愛物語だろうと思ましたが読んでみると後半涙がこぼれそうになるくらい感動しました。私はこの本を電車で読んでいましたがと物語に入りこんでしまっていたらしく泣いているのすら気づかず読み終わったあとに周りの目をとても気にしてしまいました。続きを読む

    投稿日:2017.02.16

ブクログレビュー

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  • ゆう

    ゆう

    「ぼく明日」の作者の作品をもう一度!と思い読んだ。不思議ワールドな世界でアニメ化しそうだなと率直に思った。秘密が時明かされてくのは楽しい反面、フィクション感を突きつけられる感じがした。

    投稿日:2023.11.25

  • みけ

    みけ

    翼の生えた転校生がいて、自分にしか見えてなかったら、つっこみたくてもつっこめない歯痒い思いをしそうですね。
    可愛くて無邪気で明るくて、誰からも愛されそうなまさに天使。
    そんな彼女に振り回されつつも一緒にいるのは、惹かれているからなんだろなぁと。

    『耳すま』ごっこ、楽しそうでうらやましくなりました。
    自転車2人乗りって、だめなんですけど憧れますよね。

    何か隠されてるものがあるなとは感じていて、中盤で発覚して、なるほどなと。
    そこからの展開は、なんとなく読めてしまったので残念でした。
    続きを読む

    投稿日:2023.05.05

  • ほずみ

    ほずみ

    このレビューはネタバレを含みます

    ぼくは明日、昨日のきみとデートするが好きでこちらを読了。一つの秘密をテーマに二人の気持ちが徐々に近寄っていく流れは同じだが、こちらは少しインパクトが弱かったかなと。前半はイマイチ内容の意味が分からなかったが、後半でその行動の意味を見返していくパターン。最後の盛り上がりは良かったが、全体を通してフワッとしていた。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.04.29

  • なおきち

    なおきち

    久々にこんなに泣いたかも。
    うん、なんか今の自分の感情と照らし合わせたと言うか、小説だけで泣いたわけじゃなくて、自分に対しての涙だったり、ちょっとよくわからないけど。
    読んでよかった。

    投稿日:2023.02.01

  • やまθ

    やまθ

    6年前に読了。
    どんでん返しもあり、中盤で視点が変わり伏線回収されるのは圧巻ですね。自身を天使と名乗る女の子との行動が、後に意味をなしていきます。

    ジッド『狭き門』
    『君の膵臓をたべたい』
    に近い手法です。

    今治に旅行に行きました。今治城くらいしか寄れませんでしたが。
    続きを読む

    投稿日:2022.10.29

  • かわうそぉ

    かわうそぉ

    このレビューはネタバレを含みます

    最初は少し天使の設定に抵抗があったけれど、途中からどんどん引き込まれた。ファンタジーが好きな人におすすめ。
    今治の綺麗な風景と思い出が上手く掛け合っていて、青春が感じられた。

    優花がなぜ亡くなったのかがよくわからなかった。優花が人間に戻ってからの4人をもっと見てみたかった。

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    投稿日:2022.07.31

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