【感想】週刊ダイヤモンド (2016年7/23号)

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(1件のレビュー)

総合評価:

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  • 他人が自分をどう評価するかをコントロールすることはできない。

    嫌われる勇気の著者である岸見一郎さんと古賀史健さんの対談、スピンオフ作品、公開カウンセリング、具体的な話や読者の事例などが多くてわかりやすかった。古賀史健さんは岸見先生の「アドラー心理学入門」を読んで天地がひっくり返るような衝撃を受けた。それから10年経ってお2人は仕事で出会い「嫌われる勇気」の執筆に繋がった。哲人と青年はお2人の実体験をもとにしているとのこと。最近は課題の分離に言及する人が増えてきたがそれだけ誰にとっても大きな問題なのだと感じた。他者の課題に踏み込まず自分の課題に踏み込ませない。
    他人が自分をどう評価するかをコントロールすることはできない。しかし自分が目の前のことにどう取り組むかは自分の手でいくらでも変えられる。相手の指摘は有益であろうとなかろうと一旦感謝の意を示し、その上で決めるのはあくまでも自分であるという毅然とした態度をとることで課題を分離する。自分で決めているルールを相手に伝えてそれに合わせるかどうかは相手の課題なのでこちらからは介入しない。相手がどう思うかも気にしない。アドラー心理学の基本は「対等な横の関係」であり女性のほうが理解しやすいという話も納得である。
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    投稿日:2017.02.09

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