【感想】アマニタ・パンセリナ

中島らも / 集英社文庫
(72件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
23
32
8
2
2
  • 薬物について知るために,発禁になる前に読んでおこう

    ダメ!絶対!
    と、薬物はダメなものと、思考停止をしてしまっていたけど、
    この本を読んで、目から、鱗が1枚も2枚も落ちていきました。

    どうして、薬物やアルコールに依存してしまうのか、
    幻覚や快楽を、求めてしまう人間の本質など、
    依存物質にまつわるあれこれが、著者の体験の下!展開されています。
    こんな本が一般に売られてていいのか、と思うほどに、
    知らない世界が広がっています。
    薬物というものについて、知ろうとするきっかけになります。

    違法な体験記でもあるので、清浄な現代では、もう出かもしれません、
    発禁になる前、今のうちに読んでおきましょう!!
    続きを読む

    投稿日:2016.10.30

ブクログレビュー

"powered by"

  • クウカ

    クウカ

    (2023/10/04 2h)

    何かしらの依存に困っている人は読むべきじゃないな
    衝動に駆られちゃいます

    わたしは自称シュガーホリックなのですが
    この本を中程まで読み進めた辺りで夜中にも関わらずアーモンドチョコをパクついてしまいました

    弱い自分を肯定されているような勘違いを起こしてしまうんですな

    『今夜、すべてのバーで』読了後に読みましたがこちらも実に面白かったです
    続きを読む

    投稿日:2023.10.04

  • なつき

    なつき

    らも作品に出てくる薬の解説を、各項目ごとにまとめたもの。らも作品を読む順番として、こちらを早めに読んだ方がよかったかもしれない。(すでに読んだことのある内容がよく出てきたため。)
    ラストドラッグとして扱われるのがアルコールなのがよかった。アルコールもドラッグの一種であることを認めざるを得なかった。続きを読む

    投稿日:2023.07.29

  • マルガリータ

    マルガリータ

    著者自らが試したドラッグエッセイ。信頼の置ける体験談や参考文献の数々…状況が極めて深刻なのを面白く描写してしまう中島らも。彼の聡明で素直な優しい文章と人柄は唯一無二である。

    投稿日:2022.09.27

  • 115

    115

    大好き…。狂ってるのはそうなんだけど、そこはかとなく理性的だったり愛しい翳りがあるのがめちゃくちゃ良い。

    投稿日:2022.04.26

  • おぼろトーフ

    おぼろトーフ

    書名からはわかりにくいが、「クスリ」の本。
    著者が経験した、合法?ドラックの体験談をまとめたもの。
    個人的には面白いけれど、若い青少年にはお勧めできない本。
    たが、参考文献はすごい。よく知っていて、本当に勉強したんだなと思う。ここまでくればスペシャリスト。続きを読む

    投稿日:2022.04.13

  • たんめる

    たんめる

    このレビューはネタバレを含みます

    中島らもさんの本が好きで、たまたま本屋さんで見つけて読み始めた。

    ドラック関係の本や映画といったものは、ドラックをやめたくてもやめられない負のループみたいなところに目が向けられがちだと思うが、らもさんのエッセイは、色々な薬物を実験的にやっているようなところや、客観的に色々分析しているところが面白いなと思った。

    なぜ人はドラックをやるのかという問いに対して、自失を求めているからだという答えは、確かにそうだなと思う反面、(私にはわからないが、苦しむことが色々あるのだろうということは、十分承知しているが、)こんなに才能のある人がどうして自失を求めているのだろうかという気持ちにもなった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.03.16

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。