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ジョン スコルジー, 内田 昌之 / ハヤカワ文庫SF (20件のレビュー)
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総合評価:
とよ
1
泣けました
老人と宇宙、第4話。でも話は第3話と同じ(はず)です。物語の主人公はゾーイ。この多感な少女の視点で第3話を過ごすとどうなるか? それがこの話です。 第3話で時々思った、あれ?何でこうなった?という出来…事がゾーイの視点で鮮明によみがえります。 途中のそれぞれの話の中でつい涙してしまいました。 SFで泣かされたの久しぶりです。続きを読む
投稿日:2016.11.01
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やすお
本作品では主人公がゾーイとなり、まさに書名通り“ゾーイの物語”となっている。前作「最後の聖戦」の裏話的なものとなっているそうだが、前作のストーリーを忘れているので、新鮮な気持ちで読んだ。 個人的な読…みどころは、登場人物のパワーバランスというか義理人情をベースに前進するゾーイやオービン族の姿かなと思う。ゾーイはオービン族と特別な関係があり、オービン族はゾーイのためなら平気で命を投げ出すといった特殊事情の中、オービン族はコンスー族との過去との関係があり、さらにコンクラーベやコロニー連合との関係など、複雑な人間模様(宇宙人模様?)が描かれる。特に難しいところはないが、シリーズものなので、前三部作は読んでおいたほうがよい。続きを読む
投稿日:2019.03.29
winder
3部作で充分楽しめたので、これはどうかとあまり期待してはいなかったけど、読んで良かった。面白かった。オービン族には不覚にも涙腺が緩んだ。
投稿日:2018.12.25
majinglang
最後の星戦の裏話というよりは、少女の成長物語。 見た目は不気味なんでしょうが、名前はかわいい、オービン族のヒッコリーとディッコリーが歌っているところを想像して萌えました。
投稿日:2018.12.09
dekadanna
ゾーイの視点で、ロアノーク編の謎の部分を解き明かしてくれる。最初の部分が少々かったるいのがご愛敬だが、そこを我慢して読み進められれば、おいしい果実が待っていることは間違いない。ヒューゴー賞候補となった…ことも分かる。続きを読む
投稿日:2018.11.12
ポポン
シリーズ前作を別の登場人物の目線で語る構成に期待をしていなかったのですが、このシリーズの世界観をぐっと広げ、楽しませてくれるものでした。 終盤、主人公のセリフが心に響き、感動も感じ得る内容です。
投稿日:2018.05.30
orangigie
『最後の星戦』を娘のゾーイの視点から描いたもの。『最後の星戦』では描かれていない部分があり、ぼやけていた部分が鮮明に見えるようになる感じで、これはこれでおもしろい。 ゾーイは遺伝子的にも生育環境的にも…エリートで、パワフルでたくましい。だけどこれだとワンダーウーマンなんだよね。出来過ぎちゃん大活躍の話になっていて、ティーンの女の子視点のおもしろさはあまり感じられませんでした。 本編には関係ないけど表紙イラストも話のイメージと違う。『老人と宇宙』の緑色の皮膚の人間のイラストは説得力があるんだけど、こちらはあまりにも不自然な格好で萎える。象のペンダントをしているとか、ペットの犬を一緒に描くとか、もうちょっと考えて欲しい。続きを読む
投稿日:2018.05.17
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