【感想】遠すぎた星 老人と宇宙2

ジョン スコルジー, 内田 昌之 / ハヤカワ文庫SF
(20件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
4
11
4
0
0
  • ゴースト部隊の活躍

    てっきり一作目のジョンがまた主人公になるのかと思ったら、全然違ってビックリです。
    今回は老人はあまり出てきません、前作で話題になったゴースト部隊の活躍です。
    ですので一作目から順番に読むことをオススメします。
    連合のあり方や人類を裏切り連合を転覆させようとする驚きの手口!
    読みごたえあります。
    続きを読む

    投稿日:2016.10.06

ブクログレビュー

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  • ハマーン

    ハマーン

    前作からすぐに今回の作品を読んだが
    登場人物の描写がとても上手く感情移入させられる話であった
    主人公や登場人物など魅力的であり
    話の中のジョークはクスクス笑えて面白かった
    読み終わった後の清々しい気持ちを感じることができた続きを読む

    投稿日:2023.02.28

  • majinglang

    majinglang

    老人と宇宙の続編。前作に出てきたジェーンも出てくる。

    前回が夫婦の物語だとしたら、今回は親子の物語になるのかな。

    それと、自分探しの旅。

    特殊部隊の人間は成人した状態で生まれてくるわけだけど、
    正義や道徳の概念はどうやって定着させているのかと疑問に思った。

    それも、テンプレートの人格である程度は補えるものなの?

    善悪の判断や、社会におけるマナーとかって、子供のときから少しずつ身に着けていって、
    ようやく10歳くらいである程度まともになるんじゃない??
    と、自分自身の成長の記憶や、自分の子供を育てた経験から思った。

    なんか、そういうところはこの小説はご都合主義で逃げているよなーと思わざるを得ない。

    特殊部隊は、哀れだと思う。

    彼ら自身にその自覚はなくても、いったん退役して普通の体になって子供をもうけることがあったら、
    いかに自分たちが非人間的な扱いをされてきたかを、ようやく理解するのではないか。

    ほとんどの特殊部隊の人が気づく前に戦争で死んでしまうのだろうけど。

    次はラストコロニー。どういう邦訳がついているのかはまだ知らない。主人公がジョン・ペリーに戻るらしい。

    蛇足。130p、R・ダニール・オリヴァーとあるが、オリヴァーなの?
    オリヴォーだと思っていた。誤訳?
    このシリーズ、誤訳と言うか、邦訳の際のミスが多くて、その点だけイラっとする。
    続きを読む

    投稿日:2018.12.09

  • dekadanna

    dekadanna

    スコルジーの二作目。前回作に勝るとも劣らず、面白い。なぜ裏切ったのか、クローンということはどういうことなのか。意識を転送するとは?自我とは?軽快な語り口を快調に読み進んでいくなかでも、ところどころ立ち止まって考えたくなるテーマが出てくる。三作目も楽しみ。少し、前作から時間を開けて読んでしまったのが、後悔。世界観は密接にからみあっているので、一気に読んでしまうことがオススメ。続きを読む

    投稿日:2018.11.12

  • orangigie

    orangigie

    このレビューはネタバレを含みます

    時系列的には1の続きだが、1の登場人物の続きの物語は3なので先に3を読んで次にこれを読んだ。3を読むのに2は不要だが、3への伏線は2に描かれている。
    話はおもしろいんですけどね。死人の遺伝子利用でよみがえらせたボディに意識を入れ込むってどうなんだか。最後は本人が望んだこととはいえ、そんなに簡単にポイできるのだろうか。その責任をたらい回しにして結果そうなったんだけど、どこか浅いんだよね。ということで星は3つ。
    話とは関係ないけど、この内容でこの表紙は変だし、タイトルも、直訳だと魅力ないけど内容とも合ってない。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2018.04.10

  • paraparayomu

    paraparayomu

    単独では普通だが、シリーズとしては必要な部分
    表紙   6点前嶋 重機  内田 昌之訳
    展開   6点2006年著作
    文章   7点
    内容 645点
    合計 664点

    投稿日:2017.11.21

  • やすお

    やすお

    突飛な設定で楽しく読めた「老人と宇宙」の続篇。主人公が変わるので、物語としてはほぼ独立しているので本書から読んでもいいのだが、突飛な設定を理解しておくために前作を読んでおいた方が良い。本作品は宇宙全体の政治的勢力争いを描く。最初は小さな世界を描いているかのようだか、だんだんと世界が広がり、なぜ人類が戦争をしているのかその理由が明らかになっていく。キーワードとしては“コンクラーベ”について前知識を得ておくべきだ。本作で用いられる“コンクラーベ”と私たちの現実世界で使われる“コンクラーベ”と厳密な意味は違うけれど、その概念が戦争をする理由になるので知っておいた方がラストをより楽しめる。続きを読む

    投稿日:2016.07.26

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