【感想】恋愛怪談サヨコさん 8巻

関崎俊三 / ヤングアニマル
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
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  • なんか綺麗に終わったw

    サヨコさん、最終巻です。いや~、いいキャラでしたサヨコさん。現実にいたら只のイタイ人ですが...

    でもサヨコさんもそうですが、稲葉君も地味に突き抜けています。今巻は輪にかけて斜め上をいってました。何?この唐突な展開w

    これぞ「恋愛怪談サヨコさん」の真骨頂!

    最後まで楽しませてもらいました。
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    投稿日:2015.12.27

ブクログレビュー

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  • 『黒犬』の優樹

    『黒犬』の優樹

    ようやっと、読む腹も決まって読めました
    一気でしたね。読み終わった後、思わず、「ブハァ」と息を吐いてしまいました。100mを一気に駆け抜けた時に劣らないくらいの軽い疲れは体に感じましたが、心はそれ以上に満足感で一杯でした
    文句なく、『ああ探偵事務所』に続いて殿堂入りです
    きっと、リアルタイムで、ヤングアニマル本誌で最終回までを読んでいたら、こんな感動は味わえなかったでしょうね。Densiに移籍となった時こそ、編集部、何を考えてんだ、と頭を抱えちゃいました。電子書籍が嫌いな訳じゃないんです。ただ、私、イイ漫画ほど紙で読みたい派なんです。多分、この独特なこだわりに同意を示してくれる人はいるでしょう。けど、単行本を読んだ時に、感動が強まるって事を考えると、まぁ、電子版も悪くないのかも知れません。でも、関﨑先生、今度の作品は本誌で最初から最後まで描き切って貰えると嬉しいです。多分、先生の作品なら、リアルタイムで最終回を読んでいても、単行本で一気読みすれば、きっと、今回の感動にも劣らないと私は思うのです
    これは最終巻の感想なので、目を通してくれている人がいるとしたら、その人は、この『恋愛怪談サヨコさん』を読んでいる方でしょう。なので、内容を説明するのは無用な気もしたんですが、世の中には最終巻の感想を読んで、逆に一巻から読みたくなる派もいるかも知れないので、一応、ざっくりと
    端的に言うと、タイトルのまんまです。オカルト×ラブコメ、そんな感じです
    とんでもない霊能力を持った美女が、一人の男性に惚れて、ややギリギリな求愛行動を繰り返した末、両想いとなり、そして、二人でいくつもの壁を越え、手を繋いで道を歩み、幸せになっていく、定番の展開です
    サヨコさんの「好き」ゆえの暴走に共感を覚えた、女性の読み手は多かったんじゃないでしょうか?
    これまで、大きな動きで、幾度も読み手をハラハラワクワクさせてきた作品だけあって、この最終巻は今までの比じゃない衝撃でした
    先巻で、霊能力の全てを喪失してしまったサヨコさん。好きな人に好きになって貰える、そんな当たり前であるべき幸せが、今まで自分を支えてきてくれた大勢の友人との別れを現実のものにしてしまったあたりが、『恋愛怪談サヨコさん』らしいです
    哀しみに暮れる恋人のために、稲葉さんは、これまで以上の男を魅せてくれます。その桁違いの奮闘っぷりを見たら、もう、涙が止まらなくなる事が確実でしょう
    稲葉さんが、サヨコさんの為に何をしたのか、それは・・・読んで確認してください!! あ、ちょっ、物を投げないで!?
    確かにネタバレのレビューは隠せますけど、ここで見所を全て書いちゃったら、皆さん、一巻から大人買って読まないでしょっ
    あくまで、これは私が自分の中のモヤモヤを、ある程度まで整えた形にして、スッキリする為に書いてるんですけど、一ファンとして描き手の売り上げには貢献したいのです
    でも、こんな書き方をすると、これはこれで購入意欲を欠いちゃいそうですね
    なので、もう少し、ネタバレしますかね・・・作中では、稲葉さんがサヨコさんの霊力を取り戻す為にやった無茶の他にも色々と泣ける展開があるんですが、関﨑先生の作品なので、文句なしのハッピーエンドです
    もう、これ以上は書けませんよ。自分の目で読んで、心で感動してください
    この『恋愛怪談サヨコさん』では、大なり小なり、奇跡が連発してますが、それは偶然に起こったのではなく、そうなる運命を手繰り寄せているほど人の「諦めない」って強い意志が途切れなかったからこそ、と。諦めなければ何でも出来るってのは甘ちゃんの発想かも知れません。けど、出来る事を全てしない内から諦めていたら、本当に何も出来ずに終わっちゃいます。折角、本気で頑張れば夢を叶えられる世界に生きてるんですから、自己完結して諦めるのはもったいないな、と思いました、しみじみと
    私は、上述でファンと言いながらも、関﨑先生の作品は『ああ探偵事務所』と『恋愛怪談サヨコさん』しか読んでいないので、適当な事は言えないんですが、先生の作品の主人公って車に撥ねられ過ぎじゃね、ってのも正直な感想でした。出会いがしらの衝突シーンがあってこそ、関﨑イズムと言えるレベルですね
    お勧めの回を一つに絞るのは簡単です、最終回「恋愛怪談とサヨコさん」ですよ。このラストでなければ、私の感想を書きたいって欲求は上限を突破しませんでしたし、こうも長々と書けなかったでしょう。最良の漫画は、最高の最終回があってこそ、ですね、ホント
    この台詞を引用に選んだのは、作中でも一、二を争う、稲葉さんが男らしい場面だからです。惚れた女の前で、クサいくらいカッコつけられてこそ、男!!
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    投稿日:2016.06.28

  • myomya

    myomya

    このレビューはネタバレを含みます

    1巻を表紙買いして読み始めた物語も遂に完結。
    とはいえ、サヨコさんの恋愛は前の巻で成就しているので、基本的には消化試合みたいなものなんだけど。

    6年か・・・。
    最初のサヨコさんの状況が深刻だったので、もっと霊々した話になるかと思ってたけど、大半は霊とワイワイガヤガヤするだけの話だった印象。

    稲葉君が相変わらずイケメンだけど、轢いちゃった運転手の人はマジで災難だよね。
    いくら稲葉君から轢かれにいったとはいえ、人を轢いて無罪放免ってわけにはいかないだろうし、トラウマにもなるかもしれない。
    その辺りのケアはどうなってるんだろう?
    まぁ、自動車ってのは「何が起きても対処できる心構え」で運転するべきものだって自動車学校で言っていたし、停まれなかった運転手は自業自得ってことなのかな?

    大団円ではあるけど、実際のところ霊の方々が成仏しなかったのは良いことなのかわからんよね。

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    投稿日:2016.02.19

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