【感想】スモーキング(1)

岩城宏士 / ヤングマガジン
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
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  • D.B.Sの焼き直し。

    完結せずに連載が終わった前作D.B.S(ダーティー・・ビジネス・シークレット)の焼き直しです。

    大まかな設定はほとんど同じで、反社会勢力相手の殺し屋のお話です。人数が大所帯から4人に減りました。

    ストーリー性はD.B.Sの1巻に比べると『必殺 仕事人』(後期)のような正義感あふれる雰囲気になり、

    やや説教くさいです。

    ただ、この作者の独特な作風が良い味を出しており、つい読んでしまっていますが、

    同じような設定にするならば、D.B.Sを完結させてほしかったです。

    まずはD.B.Sまたはヤングマガジン(月1連載)を読んでいただき、その続きが読みたいな・・・と思った人は

    読んでみてください。
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    投稿日:2016.02.10

ブクログレビュー

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  • ざじ

    ざじ

    佐辺じい他、訳アリ4人組の殺し屋「スモーキング」。それぞれに背景がありそうで、外道の歌とは触感は違うが、復讐請負人もの好きには堪らない設定。

    投稿日:2017.04.06

  • 『黒犬』の優樹

    『黒犬』の優樹

    漫画ってのは、エグい内容の方が面白いものだ。ちょっと、例えが乱暴になってしまうが、ちょっと体に悪いジャンクフードの方が、美味さがガツンと響いてくるのに近いんだろう
    内容は至って、シンプルだ。社会の闇に生きる、裏の仕事のプロが、その世界のルールすら破った外道に罰、つまり、死の制裁を与える、いわば、毒を毒で制しているストーリーだ
    西川秀明先生の代表作、『職業・殺し屋』の特徴は、凄惨な殺人描写や、濃厚すぎるエロさだが、この『スモーキング』はその二点がないので、読みやすいだろう、血や痛みに弱い人も・・・・・・まぁ、それでも、気分が悪くなってしまっても、私や岩城先生は申し訳ない事に責任が取れないので、自己判断にゆだねるしかないけれど
    たった一人の最強の殺し屋が暴力団やら悪徳宗教団体を潰す話も、それはそれで、面白いが、この『スモーキング』のように、各々の得意分野に特化した裏のプロがチームを組み、家族として動く話も読み応えが存分にある
    年齢に見合って、胆力が強く、父のような態度でメンバーに厳しさと優しさの両方を持って接する、“医療技術”に長けている剥ぎ師の佐辺さん、ちょっとばかしオツムが足りず、顔が異様に怖く、腕っ節も強いが、気は優しい暴力の権化たる潰師のゴロ、口が巧く、家族のムードメーカーで、適当に見えるけど家族への情が強い、武器の入手担当である八丁、そして、体は大人に育っているが、精神と魂は子供のように無垢ながらも、調合する代物はどれも劇薬な、天才の中の天才、薬罪師のヒフミンと、煙屋のメンバーはクセ者揃いw
    一話目の1コマ目から、いきなり、読み手の度肝を抜き、背中を冷たくさせてくれた点も見事の一言に尽きる
    YMで月一連載ってのは、私的に歓迎できる。確かに、非情に強く印象に残る面白い、アウトローな青年漫画だが、さすがに、週一で読んでたら、少し、気分が悪くなってしまいそうだ
    個人的にお勧めの話は、ヒフミンが歳の差を超えた友情の為に男らしさを魅せる、、💛第5話/ケンという名の少年、だ
    この台詞を引用に選んだのは、最も、これが『スモーキング』って作品と、煙屋の独特な強い絆を表現しているな、と感じたので。法を犯し、悪人から恨みを買い続ける仕事を請け負い続ける以上、命を落とす、奪われる危険は付き纏う。だからこそ、仲間を大事にする姿はグッと来る
    続きを読む

    投稿日:2015.11.05

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