【感想】レ・ミゼラブル (上)

みなもと太郎 / 希望コミックス
(1件のレビュー)

総合評価:

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  • あの名作を笑おう

    ヴィクトル・ユーゴーが残した大河小説、『レ・ミゼラブル』。今なお舞台化や映画化がされ、世界中で愛される古典的名作です。そんなフランス文学を日本のギャグ漫画界の至高、みなもと太郎がギャグコミックとして仕立て上げたのが本書です。

    「ダイジェスト版的な仕上がりでお茶をにごしたくはありませんでした。」とあとがきで語るみなもと太郎。その言葉の通り、400ページを越える分量でありながら、常に軽快なギャグを飛ばし続け、その上で原作の物語はきちんと踏襲していきます。原作に触れたことのある人ならば、コミカルに登場するキャラクターたちの変貌振りをより一層楽しめるはずです。

    原作をなぞりながらも、実は最後に少しだけみなもと太郎独自のアレンジが加えられています。そこには、彼なりの「勇気とは何か」という答えが示されているのです。その内容はぜひ、本書で。

    ただのギャグ漫画と侮ることなかれ。笑いながらも感動してしまう、そんな不思議な体験を味わってみてください。
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    投稿日:2016.03.10

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