透明なゆりかご~産婦人科医院看護師見習い日記~(2)

沖田×華 / Kiss
(14件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
4
5
2
0
0
  • まだ看護師でもない看護学生の視点から

    見習い中の看護学生が見た産科でのお話。
    明るい話は今回もなく、胎盤剥離による妊婦死亡、医者を信頼できないクレーマーの妊婦、14歳の妊娠など重いテーマの話が続きます。
    最後の話の五人目を妊娠したお母さんが言う、生まれたての赤ちゃん独特の甘いあの匂いが嗅ぎたくて…という話に「あ~そうそう、新生児っていい匂いするんだよね」と納得。でもせっかく授かった五人目の赤ちゃんは旦那や子供たちに産むことを反対されて中絶の流れに。そして結末は意外な所に落ち着きます。


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    投稿日:2015.11.01

  • さらりと奥深い

    ちょっとあっさりすぎるくらいあっさりとストーリーが進んで行き、するすると読めてしまう。読みやすい。
    それでいてリアリティがあり、心に残る。絵も上手とはいえないが、うまく要点を描けていると思う。このタッチで書かれる赤子はなぜか可愛く見える。

    各話のまとめは以下の通りだが、妊娠・出産をきっかけに良くも悪くも人生は変わり、まわりの人間にもその影響は及ぶ。出産周辺には母と子、親と子、家族にまつわるエッセンスが凝縮されているのだなと思った。簡単に読めるので、ぜひ色んな人に読んでみてほしい。

    8話 産科危機
    順調だったお産が一転、母体は助からず。残された夫が子を育て、前を向くまで。
    9話 初産指導
    理想の夫婦、妻が待望の妊娠。なのにそれをきっかけに夫が浮気を疑い疑心暗鬼に。夫婦の関係は壊れていく。
    10話 ドゥーラさん
    流産のつらさを乗り越えるまでの話。
    11話 不機嫌な妊婦
    身ごもった直後、夫が医療ミスで回復不能に。医療に対する憎しみがおさまらないが、出産のためには夫を奪った医療のお世話にならなければならない、そんな妊婦の葛藤。
    12話 14歳の妊娠
    若すぎる妊娠、母に甘えてばかりだった妊婦がシングルマザーになり出産子育てを通じて大人になる話。
    13話 子供嫌いの看護師
    今で言う毒親に育てられ、母親の彼氏にレイプされ続け(母は黙認)、親の愛情を知らない看護師が、産科の現場に身を置くことを通して親の愛に触れ、変わっていく。
    14話 縁をつなぐ子
    中絶される予定だった5人目の子供が、不妊の義妹にもらわれるまでの話。
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    投稿日:2016.02.20

ブクログレビュー

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  • midnightwakeupper

    midnightwakeupper

    ⑧産科危機。出産は病気ではないから「無事に生まれなかったら医者のせい」と考えがち。出産事故で母親がなくなった場合、訴訟を覚悟しなければならない…双生児をいきなり抱え、親戚にも引き取り手はなく途方にくれていた父親だったが赤ん坊の笑顔で明るくなれた/⑨初産指導。男性に原因があり、不妊治療を開始した途端、妊娠。「話がうますぎる、本当に俺の子か?」父になる不安の猜疑心への転化か?/⑩ドゥーラという、妊婦の付き添い役が海外ではある。流産した喪失感は女にしかわからない/⑪妊婦が不機嫌なのはがあった理由/⑫14歳の妊娠続きを読む

    投稿日:2019.12.08

  • f0314087

    f0314087

    このレビューはネタバレを含みます

    ドラマが話題になっていたが、予想外のイラスト。

    けれど、
    『コウノドリ』では奇麗な絵だと迫力が伝わり切れないかもしれないし
    今作では、書き込まれていない余白に色々と思いを乗せることができる。

    14歳で出産した子が、妊娠が発覚した時に母親が泣いていたのは 
    これから起こる沢山の苦難を思ってのことだ、という
    考え方に ナルホド、と。

    自分のこととか、世間体ではなく、愛する娘のこれからを思って。。。

    絵はシンプルなのに、本当扱う題材が生々しい、とすら感じる内容で
    けれど読みやすいから、未成年にもっと読んでほしいと思った。
    (最近こういう感想ばかり。。
    けれど、強烈に感じる事ができるのって年齢制限があると自分は思う。。)

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    投稿日:2018.11.22

  • ちもこ

    ちもこ

    タイトル*透明なゆりかご(2)
    著者*沖田×華
    出版社*講談社

    さらに多くの人に伝えたい!
    幼き命の尊厳と強さを描く
    作者の体験の基づいた
    真実の産婦人科医院物語

    分娩中に起きた死亡事故。残された人々は?
    不妊治療の末の妊娠。しかし中絶を希望する理由は?
    出産前後の付添人「ドゥーラさん」の役割とは?
    病院を信用しない不機嫌でワガママな妊婦。彼女の心の内は?
    14歳の妊娠。母親がとるべき行動とは?
    子供嫌いな看護師。彼女が産婦人科医院に務める理由は?
    中絶でなければ養子に----。子を想う母の気持ちは?

    (あらすじより)
    続きを読む

    投稿日:2018.08.11

  • nksntks0922

    nksntks0922

    読了。先に11才の娘に読まれた。感動して泣いたと言っていた。どれで泣いたのかなと思ったが、最後の話で泣けてしまった。たぶん娘も同じ話で泣いたのではと思う。

    投稿日:2018.01.03

  • musamika

    musamika

    沖田さんの分身のような
    主人公の目線からばかりではなく
    世界が広がった感じ
    周りに目を向けて 色んな人生を
    感じさせるものになってます
    得る命があれば
    失われる命もある
    一つたりとも
    平易に生まれて
    平易に失われることは
    ないんだな
    続きを読む

    投稿日:2017.08.09

  • pumpkindad

    pumpkindad

    これが実話に基づく話であれば、自分の周りで実際に聞いたことがない者として幸せに思うとともに、社会の問題としてもっと周りに興味を持っていかなければいけないと感じた。

    投稿日:2017.07.30

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