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細川貂々 / 幻冬舎文庫 (246件のレビュー)
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総合評価:
shigehachiman
大変な病気を明るく描写
人は多かれ少なかれ「誰かの役に立ちたい」という気持ちを持って生きているのではなかろうか。 その一方、自分と誰かを比べ、「自分は○○さんより優れている」とか周囲から「優秀な人」と思わ れたいと思っている…のではないだろうか。 そういう意識の中で、「俺(もしくは私)がやらねば!」がオーバーワークを招き、眠れなくなるまで働き、 結果「うつ病」になってしまう。誰にでもおこりうる状況で、「こころの風邪」と呼ばれる所以なのだろう。 そんな「うつ病」の状況を、明るく淡々と描いている。生真面目すぎる夫に、会社を辞めさせ、ダラダラ 過ごすことを覚えさせる。それでも当の本人は、自殺を考えたり、電車に乗ることも困難であったり、 少し良くなったと思えば、すぐに元に戻ったり・・・。こういった「うつ病」の症状を中心に描いている。 明るく描いているからこそ、「乗り越えられるんだ」という感想を抱かせることに成功しているともいえ る。けれども、会社を辞め、奥さんの収入だけが頼りになるという現実が、突然家庭にやってくること は、到底受け入れられない人が多いのではなかろうか。 金銭的にどう乗り越えるか。精神的にどう乗り越えられたか。そういう点は描かれていない。そういう ことを知りたかったので、★マイナス1。 続きを読む
投稿日:2017.02.25
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ドラきち
うつ病になったことある人が読むとどれもこれも、「分かる!」と共感できるものばかりです。死にたくなることも分かります… 夫婦でうつ病を乗り越えていけると思わせてもらえました。そして、ここに出でくる奥さん…は、うちの奥さんに似ているところがあって笑えました!続きを読む
投稿日:2024.02.21
バーバラ夫人
鬱病という病気が、これほどまでに、生活に支障をきたすとは思いもよらなかった。 妻の大きな愛と穏やかに接する様子はとても感慨深く、心温まる作品だった。
投稿日:2024.01.25
toshi_koike
自分は鬱にはならない、そう思っていますが、誰にでもなりうる病気だし、かつ、何とか治るものだと思いました。 でも、ならずに済むならそれに越したことはない。だけど、ならないように思いすぎるのも良くないんだ…ろうな、と思う。結論としては、今を今としてなるべく普通に生きる。しんどい時はしんどいと言えるようにしないとね。続きを読む
投稿日:2024.01.08
aKane
2023.10 サクサク読める漫画。私は休みの日は一日中寝れるタイプだけど、そうじゃないアクティブな人間には人生の夏休みでさえ辛いんだなと思った。重すぎずギャグ漫画的な本なので軽く見えちゃうけど実際の…ところどんな感じなのか気になる。続きを読む
投稿日:2023.10.16
momchap
同じ病気を持つものとしてちょっと避けていた本でしたが、やっぱり気になって読んでみた。この手の本の中には自分とは違ったり共感できなかったりするものもあるので…。でも、この本は、本当にそうなんだよ、と強く…頷ける。そうそう、あるある。その連続。「わかっている」という人ほど結構わかってなかったりしてね。この病気、本当に厄介ですね。ツレの気分が移るって本当にあるんだよね、自分だけじゃなかったのかとほっとしました。続きを読む
投稿日:2023.09.09
おーさわ たつろ〜
作者で妻の細川さんがユーモラスに「うつ」を描き、気持ちが前向きになる良いコミックエッセイでした。その後をググり、旦那さんは社会復帰し元気だそうです。きになるので続編もサクッと見たいと思います。
投稿日:2023.08.15
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