【感想】偽姫 血族の花嫁と捕食者たち

藍川竜樹, アオイ冬子 / 集英社コバルト文庫
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
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  • これは良いすれ違い

    主人公である侍女ティナは、主人リリアの代わりに高位の守護獣と契約してしまいます。そのため、主人のリリアのふりをして天空城という学校のようなところに行くのですが、男勝りな主人リリアの振りをしなければならないので、色々無理をします。主人に仕える立場であったティナが、これからどう主人になっていくのか楽しみです。
    すれ違いものはあまり好きではないのですが、この本は面白く読めました。ヒーロー役の教官レギオンは、主人公の嘘も飲み込んで支えてくれるいい男です。癖のある脇役たちと王道設定など色々詰め込んでありますが、面白いです。
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    投稿日:2015.07.21

ブクログレビュー

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  • うらこ

    うらこ

    このレビューはネタバレを含みます

    ティナがいくら血族とはいえ、なんでグリュンドルと契約できたのか疑問だったのですが、ラストの方で明かされました。

    ただ、ティナの血筋が正当なものだったら、いくら狙われるとはいえ、お嬢様として生活できていたのが侍女として生きてきたっていうのは、ちょっとかわいそうかなって思いました。(本人は幸せそうですが)

    レギオンの持つ守護獣の位からしても、公爵閣下はティナとレギオンをくっつけようとしてますよね。
    二人の子ならかなり最強の守護獣を持ちそうですし。

    レギオンの兄とか出てきてないし、リリアも眠ったままで、たぶん次巻でそこらが出てきそうです。


    藍川さんの作品、中だるみすることが多いけど、これは読みたいです。

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    投稿日:2016.07.15

  • 本読み隊

    本読み隊

    純粋で壮大(予想)な召喚ものファンタジーです。
    表紙裏の作品紹介から、逆ハーものとだと思い込んで読み始めると裏切られ感があるのでご注意。
    この作家さんのシリーズは、突飛なギャグで始まる割には陰謀渦巻くシリアスな展開になり、その落差がいつも気になっていただけに、今回はファンタジーとして1巻から楽しめそうなお話で、楽しみ。
    物語の序章の1巻。
    彼女が守護獣を契約してしまった顛末と、身代わりとして周囲の思惑によって翻弄されながらも孤軍奮闘し、よそのお家の問題に首をつっこみ、謎を解き、味方をみつけ、己の真実を知るまで。
    こういう話は、続かないと面白くないので応援ヨロ★
    偽物”リリア姫”として彼女がどこまで頑張れるのか?、兄嫁にと必死な残念男レギオンとの行く末とともに見届けたい。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4511.html
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    投稿日:2015.06.25

  • へきくう

    へきくう

    守護獣は序盤にほんのちょっとしか出てこないのと鼻息(個人的イメージ)のみで満たされない!もっとくれ、竜を!エレメントごとの竜をもっと!この巻は決意表明みたいでした。皆、こうありたい、こうなりたい、いやなる!的な。続きを読む

    投稿日:2015.06.24

  • ユエ

    ユエ

    このレビューはネタバレを含みます

    意図せず強力な守護獣と契約してしまった草食系兎ヒロインが、肉食系バリバリの血族の男たちに迫られまくる、という逆ハーもの?けれど、当の本人がそれを望んでいなければキツイ環境だよね(笑)まぁ、そんな兎ヒロインを守るドーベルマン的立ち位置の教官殿が側で目を光らせているから大丈夫でしょうwwお互い恋心には気づいてないのに相手が気になって仕方ない感じはジリジリさせられます(笑)主役カップル以外のキャラクターも魅力的。主人公の生い立ちなどは予想通りでしたが、今後彼女がどのように成長していくのか楽しみです。続編出たら嬉しいな。イラストも綺麗だし。

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    投稿日:2015.05.01

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