【感想】厭魅の如き憑くもの

三津田信三 / 講談社文庫
(179件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
25
69
59
14
0
  • 難解!難読ミステリー^^

    1000ページを超えるボリュームにうぅ…となりながら行って来ました!三津田ワールド!

    いやはや、地名が、人名が、そしてその関係が難解!でもねぇ、これ刀城言耶シリーズの1巻目なんですもん。これ読まなきゃ進みませんもん。

    でもって、感想はというと、何でしょう…。この難読ミステリーをよくぞ読破した自分!という自己陶酔が9割かしら…。あと1割は、よくこんなトリックを考えつくなぁという驚きですかね。

    いや~、漢字に苦戦しました。あれ?これなんて読むんでしたっけ?と行きつ戻りつですよ。

    しかし、戦後間もない山奥の農村って、それだけで怖いですよ。所々に立つ案山子…。こわっ。
    でも同著者の『凶宅』を抜けなかったです。あれ、マジヤバいんで。ホラー好きな方は是非^^
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    投稿日:2017.05.01

ブクログレビュー

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  • mach-read

    mach-read

    ホラーミステリー
    終戦後の因習に閉ざされた山村のせいか、金田一耕助の世界観…。
    種明かしではフーンとなったけれど、文章からはあまり感じられず。
    土着の民俗学的な観点から見た話は興味深かった。
    作者が2001年から活動と知り、昭和の雰囲気を文章化する筆力に脱帽。21世紀に、この世界観に浸れるのは驚嘆。続きを読む

    投稿日:2024.07.21

  • annasui990

    annasui990

    あまりにも導入から世界観に浸るまでに抵抗があった。同じ読み方の名前が複数出て来たり、難しい言葉が多く、優しくないしライト層には刺さらない。
    ただそれを超えて読了した今、このジャンルの虜になってしまっている。
    ホラーとミステリの融合、ヤバすぎる。面白すぎる。
    続きを読む

    投稿日:2024.06.19

  • RITTY

    RITTY

    このレビューはネタバレを含みます

    3作品目が傑作との事でしたので、最初から読んでみようと意気込んで手に取った作品。
    終始、陰鬱な雰囲気の村の中で起こる事件の真相に迫るお話しでした。個人的にですが、登場人物に個性が少なく、かつ同じ読み方の人が出てくることから、話が頭になかなか入らず、難しい作品でした。

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    投稿日:2024.05.23

  • ふわり

    ふわり

    三津田信三さんが好きで、ずっと気になってた人気シリーズ刀城言耶(とうじょうげんや)第一作目!

    寂れた村で起こる怪異事件を軸に物語が続きますが、途中途中で本物の怪異に出会ったりとホラー感もあり、読み応えがあって面白かったです。
    なんとなく横溝正史っぽいかな?と思いました。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.16

  • 後のnotch

    後のnotch

    このレビューはネタバレを含みます

    ホラー小説のような前半の時点では、非常にワクワクしながら読み進めた。
    が、結末はしっくりこなかったかな。。。

    確かに、神の視点の記述、といった点は面白い(とはいえ、難易度高すぎ)が、
    諸々の舞台装置※が「作り物感」ありすぎて、ややチープな映画を観ているような感覚になった。
    ※村の入り組んだ構造、過去の言い伝え、等

    特に、和尚が急に蛇だなんだと語り始めたときには、ややシラケてしまいました。

    あとは、とにかく長い。。。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.02.15

  • むん

    むん

    図書館。
    清濁でいうと、今すごく「清」の方に気持ちがあるので、また「濁」の時に読みたい…。リベンジしよう。

    投稿日:2024.02.13

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