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太田忠司 / 幻冬舎文庫 (37件のレビュー)
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総合評価:
ツクヨミ
2
サクッと読める安楽椅子探偵モノ
女性刑事とその夫のコンビが活躍する連作短編集。事件現場で捜査するのは刑事である妻・景子ですが、推理の要はイラストレーターの夫・新太郎。いわゆる安楽椅子探偵として、自宅で謎を解いてしまいます。 1編1編…が比較的短いので(全10編)、細切れに読んでも以前の内容を忘れることなく楽しめます。最後の1編(「ミステリなふたり happy lucky Mix」)の仕掛けにも見事に騙されました。主役の2人がやたらとイチャイチャするところが個人的には好きではありませんでしたが、連作ミステリとしては綺麗にまとまっていると思います。 余談ですが、家事もこなす新太郎が作る料理はどれも美味しそうで、読んでいてお腹が空きました……。続きを読む
投稿日:2015.07.31
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machinobu
愛知県警捜査一課で、『氷の女』や『鉄の女』と呼ばれる美貌の女刑事・京堂 景子。 その冷徹な眼差しに震えるのは、容疑者だけでなく、捜査一課の面々も同様であった。 しかし、家に帰ってからの彼女の姿を知る…ものはいない。 彼女の夫(新太郎)は、21才のハンサムで、家事なら何でもこなす主夫(イラストレーター)。 そして、名推理のネタもとは、実は新太郎であったとは、だれも知らない。 2人を待ち受けるのは、密室殺人、不可能犯罪、ダイイングメッセージなどなど、難事件の数々。 果たして、次に待ち受ける事件とは?続きを読む
投稿日:2024.03.20
いななが
このレビューはネタバレを含みます
たしかにあれくらいの時代ってこういうの流行ってましたよねという感想。 思ったより軽かった短編集。 ふたりとは言うけど、実際は夫の安楽椅子探偵方式。 女性の方の過度な暴力表現や暴言の描写はたしかに夫婦生活とのギャップにはなるけど、今読むとやりすぎだなあと思う。 漫画原作とかに向いていそうな印象を受けた。
投稿日:2022.02.07
麦の海
久しぶりに合わないなーと思いました。景子のキャラ説明に割かれる文が多いため、相対的に内容が薄くなっているように感じました。 ただ、何も考えずに軽快に読み進めたい人にはおすすめできます。
投稿日:2021.07.24
うさぎ
面白くないわけではないんだけど…主人公の景子さんに全く魅力を感じない(*_*)個人的見解としては、警察は男社会だそうだからそこで目一杯虚勢を張ってるのかなとも思いつつ、なんか嫌だ。旦那さんに頼りっきり…の家事もどうなのって感じだし、なにより掃除が行き届いてる行き届いてないの描写がしつこいくらいあって、はいはいすみませんうちは行き届いてないですよーとひねくれてしまったf^_^;謎解きも、はぁそうですかとしか思えなくて結果的には期待してたほどではないかなという感じ。続きを読む
投稿日:2019.06.13
nur1202
安定のアットホームな方の太田忠司作品。(^^ 事件の焦点が家庭的なあれこれに関わるアームチェア探偵ものの短編集です。 推理小説として面白いのは間違いないのですが、印象に残るのは探偵役の奥さん(刑事)の…肉食ぶり。(^^; ま、具体的なあれこれが書いているわけではないのですが、いくら何でもと思わないでもない。(^^;続きを読む
投稿日:2019.01.19
ゆづき
鉄女、氷の女と職場では恐れられている二十九歳の厳しい刑事の妻と、彼女の話から推理する家事一切を引き受ける二十一歳でイラストレーターの夫と、沢山の事件。軽快。家では口調も変わり別人のようにデレて肉食さで…押す景子と押される新太郎が可笑しくて可愛い。出会いの話ははじめ別の人たちを疑っていたから意外だった。続きを読む
投稿日:2018.10.12
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