【感想】宇宙はどうして始まったのか

松原隆彦 / 光文社新書
(9件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
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5
2
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  • ビッグバンとインフレーションの違い

    ビッグバンとインフレーションの違いや関係がようやくわかった。今主流の精密宇宙論を知ることが出来て満足。
    あらためて読むと良かった。星4つから5つに変更した。。

    投稿日:2017.11.04

ブクログレビュー

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  • quazism

    quazism

    まったく、このテーマは興味がつきないというか、哲学的な問題も含む。宇宙が始まる前はどうなっていたのか、今の宇宙の外側はどうなっているのか、「無」とはどういう状態のことなのか、想像の域を超えている。世の中のすべてはデジタルであらわせるといわれ、そうなると「マトリックス」のように我々の世界がデジタル情報の中ではないという証拠もなく、考えてもきりがない。ビッグバン理論、ストリング理論も相変わらず難しい。続きを読む

    投稿日:2019.03.26

  • y_doka

    y_doka

    特に人間原理についてちょっつっこんで書いているのがよかった。類書で、ここまで書いているのってたぶんなかったと思うので。
    語り口が面白く、さりげないユーモアがちりばめられていて、そこも良し。

    投稿日:2016.03.13

  • 人生≒本×Snow Man

    人生≒本×Snow Man

    最終盤にさしかかるまで、工夫している例えは違うけれども、どこかで聞いたはなしばかりだった。

    一つ言えることは、科学者が主張しているからと言って、どんな理論(仮説)も盲信は禁物と言うことか。

    しかし、最終盤は、多世界に対して、情報宇宙が出てきたあたりから、俄然、面白かった。

    ・時空間そのものに単純に量子論をあてはめる試みはうまくいっていない。
    ・宇宙に通常の量子論の考え方を当てはめると、宇宙の誕生自体は、現実と非現実の間にある確率的な重ね合わせ状態となる。そして、それが観測されたときに実際の宇宙として、現実化することになるが、これが大きな問題になる。観測者とは一体誰なのか。
    ・ホィーラーの参加型人間原理
    ・ホーキングのトップダウン型宇宙
    続きを読む

    投稿日:2016.02.16

  • ふみよし

    ふみよし

    膨張宇宙を最初に提唱したのが、ハッブルでなく、ルメートルであるとのこと。彼はが司祭であったためか、先見性を主張しなかったそうだ。確か、ハッブルはノーベル賞を授賞していたと思うので、ルメートルにも授与しないと。続きを読む

    投稿日:2015.11.21

  • sasakitakanori2

    sasakitakanori2

    宇宙の始まりについて、提案されているアイデアの多様さに驚く一方、それでも未だ解決の目処がほとんど立っていないことにさらに驚かされる。量子論・相対論・素粒子論を駆使した現代宇宙論の最先端を気軽に楽しめる名著。続きを読む

    投稿日:2015.05.30

  • 澤田拓也

    澤田拓也

    最新宇宙論の基本事項がよくまとまっていて読みやすい。ビッグバン理論、インフレーション宇宙論、多宇宙論、などそれなりに網羅されている。深さはそれほどない。それでよいのでは。最後の知性あるプランクトンが宇宙について考察する例は、きっと著者の根本の考えなんだろうなと思う。続きを読む

    投稿日:2015.05.16

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