【感想】ぼくの嘘

藤野恵美 / 角川文庫
(30件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
8
12
3
1
0
  • きゅんきゅん

    高校生の青春恋愛小説、、と思っていたら
    お洒落できらきらできゅんきゅんの結末でした

    高校生たちの好きになったら誰にも止められない、初恋の気持ちが素直に描かれていて
    読んでいて恥ずかしくなるほどでした
    でも、それが清々しく美しく、恋することがこんなにも人を成長させるのかと、感じました。
    ぜひ、「わたしの恋人」を読み終えてから読むことをお勧めします!
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    投稿日:2015.07.01

  • 不器用な二人

    わたしの恋人の、続編なのですが、主人公はまったく違う。

    親友の彼女に恋をしてしまった?主人公の勇太は親友の、龍樹と龍樹の彼女、せつなの3人で学校の屋上で昼を食べるところから話が始まる。

    龍樹とせつなは午後の授業のため、先に教室に戻るのだが、せつなは着ていた上着を屋上に忘れてしまう。

    残された勇太は、誰もいない屋上で、その上着をかき抱く。
    するとどこからかカシャッと携帯で写真をとる音が聞こえる。

    それを撮ったのが二人目の主人公である、結城あおいだ。

    あおいに、写真をネタに脅される形で、オタクの笹川は美少女の結城との、ある契約をすることで嘘の恋人をすることになる。

    わたしの恋人とは違い、こっちの主人公はお互いに好きな相手がいるところから話が始まる。

    お互い、別に好きな人がいて、それは叶わないこととという共通点。友情、恋愛のどちらをとるかにで揺れる心情が見ていて焦れったく感じる場面もありますが、それが妙にリアル感を出してる。

    そして少しずつ互いのことを理解し、仲良くなっていくのだが、契約が終わり、例の写真データを削除されることで嘘の恋人は突然終わりを告げる。

    そのとき、勇太はどうするのか??


    前作を読むことでさらに楽しめる作品となっていますので、是非二作読むことをオススメします。
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    投稿日:2015.03.20

ブクログレビュー

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  • ノンストップヒデキ

    ノンストップヒデキ

     勇太の嘘とは、いったい何で、誰に対してなのかと、考えながら読んでいきました。すると、最後にわかりました。まさか、こういう結末が待っていようとは…

    投稿日:2023.05.30

  • すー

    すー

    このレビューはネタバレを含みます

    勇太は森さんに片想いしてるけど森さんの彼氏は勇太の親友でもある龍樹だし、あおいが想っているかすみちゃんは年上の石田さんと付き合ってるからそのデートを見張りたいって思いで、勇太も巻き込んだWデートになるし…と本当に色々な恋愛模様が描かれていて、文体は軽い感じながらすごくぎゅっと恋愛を濃縮した物語でした。片想い、同性への恋、嫉妬、恋心の移り変わり、はたまた不倫に対して…といった状況になって、様々な感情に振り回される2人の主人公達の感情が手に取るように伝わってきました。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.05.12

  • 司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    続編!

    「弱みを握られた勇太は、同級生のあおいからデートに付き合うよう命令される。やがて、それぞれの片思いを応援し合う中になっていく・・。二次元オタクの男子高校生と百合趣味の女子高校生の切ない恋愛を描いた青春小説」続きを読む

    投稿日:2023.05.06

  • かめしげ

    かめしげ

    このレビューはネタバレを含みます

    「恋愛(付き合うかどうか)は、あくまでもタイミング」というのは、結婚においてもそうだと思う。

    読み進めながら、笹川くんに少しずつ惹かれて、「あれ…この子いいかも?」と思い始めた。

    結末としては、あおいはこれでいいのか?本当にそんなふうに切り替えられるもの?とは感じた。
    「性的な恋人」になったという結末にしなくても「性別を超えてお互いを支え合うパートナー」としての描き方もあったのでは?と思った。

    同シリーズの「わたしの恋人」も読んでみたいと思う。

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    投稿日:2022.02.10

  • salty

    salty

    面白かった。なんかベタな展開だけど、そこにいくつも捻りが入ってる感じがした。セクシャリティに関しても最近色々なのに触れることが多くて全然気にならなくなってきた。やっぱり性別って関係ない説?

    投稿日:2021.12.08

  • みさき

    みさき

    突っ込みどころは多いけど、よく書いた。『わたしの恋人』を読んでから、というのは前作の薄さがわかるから先に読まないと後からは読めないよという意味だったのかなぁ。ま、そこも、十人十色、だよね。

    投稿日:2021.08.16

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