【感想】夜明けのブギーポップ

上遠野浩平, 緒方剛志 / 電撃文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
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  • 拙い、思いの物語

    なぜ「ブギーポップ」と名付けたのか。
    炎の魔女がどうして正義の味方をはじめたのか。
    2人の邂逅までの課程で途切れていった
    誰かの願いや様々な可能性は、
    切なく、儚く、必死で、とても愚かしかったりすることもある。
    それらは結局なにも変えられなかったのかも知れない。
    それでも、彼らの思いを受け止めて、
    きっと繋がっていくものがある。

    …これは著者の作品に特に共有されるテーマなのだと思いますが、
    本作品はシリーズの中でも特に好きな作品の一つです。


    始まりは案山子、──カラスよけの、道化だよ。
    続きを読む

    投稿日:2015.06.20

ブクログレビュー

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  • 切ない想い

    切ない想い

    このレビューはネタバレを含みます

    うーん最後ブギーポップ居なくても敵はそのうち◯んだんじゃない?
    凪の父親との死別の恐怖をモ・マーダーとの最後の会話で補完した方が、私の好みだわ。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.03.27

  • らいら

    らいら

    微妙に話しがつながっている短編集。いつもの視点変更に加え、時間が行ったり来たりするので、読んでいて多少こんがらがる所も。
    今までの話の背景が多少明らかにされるのだが、結局の所肝心な部分は何も明らかになっていない気しかしない。
    もちろん、話自体は多少のSF感を絡めてうまく展開されてゆくため、今までの話を面白く読めたなら今巻も楽しめること間違いなし。
    続きを読む

    投稿日:2022.02.06

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