【感想】幻魔大戦 全20冊合本版

平井和正, 生頼範義 / 角川文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 5.0
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  • この後どうなる?

    まさか私が幻魔大戦のレビューを書いてしまうとは思わなかった(だってこれ普通の小説じゃないし、積極的にはお薦めできないもの (^^; 。)が、第20巻のレビューで幻魔大戦シリーズの概要説明まで書いてしまった。ついでなのでこの作品を読んではまってしまった人のために、もうちょっと書きます。

    当時の平井和正氏はたぶんこの作品を書き上げて死ぬつもりの勢いだったと思います。でもそうはならなかった。幻魔大戦シリーズは「ハルマゲドンの少女」を書いたところで長期の中断となりました。しかし「幻魔大戦」で勢いづいたのか氏はそれまでの遅筆家から一変、以降の作品群は膨大な巻数を重ねていきます。長編シリーズだけでも「黄金の少女」(全5巻)、「地球樹の女神」(全14巻)、「犬神明」(全10巻)、「ボヘミアンガラス・ストリート」(全9巻)、「月光魔術團」(全37巻)、「インフィニティー・ブルー」(全8巻)、「アブダクション」(全20巻) と順に追えばこんな感じ。私もついて行けてません (^^; 。

    そして20年が経ち、地球樹の女神と幻魔大戦とボヘミアンガラス・ストリートとアブダクションを統合した秀作「その日の午後、砲台山で」が発表され幻魔大戦が復活します。その後「幻魔大戦deep」そして「幻魔大戦deepトルテック」で幻魔大戦シリーズは無事完結となりました。あー長かった。
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    投稿日:2015.02.03

  • 壮大なる平井ワールドの始まり

    初見は小学6年生だったかな~
    映画化と聞いて書店で本書を手に取ったときのことを今でも覚えています。
    映画原作は3巻までで、それからは真理への道だとか救世主だとか苦手な人はついていけなくなると思います。
    作品半ばで主人公の東丈が蒸発、さらに20巻で完結??
    新・幻魔大戦、真・幻魔大戦、地球樹の女神、さまざまなパラレルワールドへと世界は広がります。
    これといった完結はありませんが好きな人にはたまらないと思います。
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    投稿日:2015.01.05

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