【感想】オーラバトラー戦記1 アの国の恋

富野由悠季, 草なぎ琢仁 / 角川スニーカー文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
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  • バイストンウェルの物語りを覚えている者は幸せである。

    富野由悠季の十八番、バイストンウェル物語の第二章。前作「リーンの翼」が第二次大戦中の特攻隊員迫水が主人公だったのでバイストンウェルにオーラバトラーが発明もしくは導入される前の時代が舞台。聖戦士伝説に基づく純粋なる異世界英雄譚でしたが、アニメ「ダンバイン」を観ていた人間からすると肩透かし食わされた感じでした。話の内容もかなりアダルトでエゴ剥き出しの主人公達の暴力や裏切り、性描写など読んでいるこちらが暗くなったのを憶えています。

    で、本作。基本のストーリーラインはアニメ版に近いです。主人公の設定や後半の地上編の展開が違ったりしていますが、アニメ版とかぶるキャラも多数出てくるので結構懐かしい感じがします。何と言ってもオーラバトラーが出てくるのでやはり前作より全然盛り上がります。が最初の1〜2巻は前作のノリが踏襲されているのでここを乗り切れるかが勝負でしょうかね。
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    投稿日:2015.01.03

  • 黒くない富野作品

    リーンの翼をメインにした ヒロイックファンタジーです。
    ダンバインを見ていた人には少々物足りないところもあると思いますが
    これがバイストンウエルの英雄譚だ~といえる一品です

    投稿日:2015.09.14

  • ガンダムの原作者の作品だから…。

    うーむ、SFとファンタジーは少し違うかも…。ファンタジー世界に機械文明を持ち込んだら…、というわけですが、どうなのでしょうか?
    ありがちなのですが、うーむ、作者が書くと、奇妙な迫力があります。
    ックス・バイオレンス・ドラッグ、とはいいますが…、まるで、一世代を築いたかつてのハリウッド映画を見ているようでした。
    ただ、SFとしての秀逸さが目立つガンダム初期作ほどの力はないようです。やはり、科学的な考察が主眼となるSFと冒険心などを刺激しないといけないファンタジーでは少々差があるようです。
    近頃のライトノベルに食傷したら読んでも良いかもしれませんね。
    星5つ。
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    投稿日:2018.08.22

  • ダンバインたまらん

    ダンバイン大好きなせいで電子書籍でも買ってしまいました 正確にはオーラバトラーですが リーンの翼的な物語から始まり、アニメとは別の結末を迎えます ビルバインの様な機械機械した物はあまりでない中、主人公ジョクの英雄譚から苦悩と決意へと繋がる典型的なヒロイックファンタジーです 国や人物関係も少し変わるのでダンバインとまた違った味わいもあり楽しめますよ続きを読む

    投稿日:2015.08.14

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