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東村アキコ / ココハナ (38件のレビュー)
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1
連載と独り立ち、そして
デビュー後、連載が決まって独り立ちする経緯が描かれています。 都会(漫画)と地元宮崎(絵画)が対比されているように感じます。 華やかな世界・都会への憧れ、仲間との出会い、ステップアップのチャンスなど…、 努力が実を結ぶプロセスは読んでいて羨ましくもありましたが、そこには若い頃に誰でも通る、 過去や日常からの逃避感というか、「見たことのない世界を見てみたい」感じが伝わりました。 うまく表現できませんが、「いい人を期待されている自分への反抗」のようにも思えます。 ここまでさらけ出した東村アキコさんは凄いと思いました。 マンガ大賞もうなずけます。 最後の5ページは時間が止まりました。 最終巻を読む前に、丁寧に読み返したくなりました。続きを読む
投稿日:2015.09.23
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御殿まり
夢へのパワーってすごい!
コールセンター、読み切り作成、先生のところでの美術講師と 三足のわらじを履き続けて生活する著者のタフネスさに頭が下がりました。 夢に向かって突き進む著者のがんばる姿に元気をもらえます。 最後…の数コマで起きる衝撃の事実には驚きを隠せませんでした。 ただ、この本に出会えたのがもっと早かったらといつも後悔してます。続きを読む
投稿日:2017.12.16
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ぽんきち
故郷・宮崎に戻り、会社で働きながら、恩師・日高先生の絵の塾を手伝う日々を送る明子。夢であった漫画家への道も歩み始めていた。 投稿した漫画が評価され、担当さんに絵をけなされながら、ボツもくらいながら、単…発で漫画誌に掲載されるようになる。 昼は会社、夜は塾、夜中に漫画。 若いからとはいえ、相当ハードな生活である。それもこれも、お金を貯めて宮崎を出て、思い切り漫画を描くという目標のため。 〆切に追われると、小中学校の頃の漫画友達を呼び出してアシスタントをしてもらったり、手先の器用な母にスクリーントーンを貼ってもらったりの自転車操業。 がむしゃらな頑張りで、お金は徐々に貯まっていく。 初めて招待された出版社のパーティで、初めて、漫画家の友達ができる。関西に住んでいる人が多かった。東京は遠いし物価も高いが、大阪ならハードルは低い。 明子は大阪に引っ越すことを考え始める。 独立資金はほぼ得たものの、日高先生を説得する自信がない明子。 なんせ、先生は漫画を認めておらず、明子にも絵を描かせ、二人展をするのを楽しみにしている。明子は塾では先生の右腕のようになっていて、美大を受ける受験生たちの指導を任されている。図らずも明子の指導力は的確なのだった。 でも漫画と絵は両立できない。 明子は漫画が描きたい。絵を描くのは苦しい。お金にもならない。けれど、先生を説得できないのだ。 明子は先生に大阪に行きたいと告げる。先生はどのくらい行くのか、と聞く。明子は「とりあえず半年?」という。けれどそれはもちろん嘘だ。帰るつもりなどないのだ。 そして楽しい大阪生活が始まる。 描きたいだけ漫画を描き、原稿料が入ればぱーっと使い、それをエネルギーにまた描いて。 充実した日々を送る中、1本の電話が掛かってくる。 それは思いもよらぬ、衝撃の電話だった。 次巻で完結。続きを読む
投稿日:2023.08.24
sakopy
このレビューはネタバレを含みます
ラストが気になる展開 親でもなく それ以外の家族でもなく 自分が 後を任せられると思えた 相手にだけ 自分の命が短いことを伝える その時の心境って どんなだったのかな 想像するのが 何かいたたまれない
投稿日:2023.03.20
熊本 ててんご
これが、現実だったら、どう対応すべきか、分からない。他者との関係を断ち切るか、絶好の仕事の機会をフイにするのか?無理して二兎を追うのか?泥沼に入るしかないかも。
投稿日:2022.03.31
★花織★
若かりし頃、中学生の時かな、きせかえゆかちゃんを現役で楽しく読んでいたので、その裏でこんなことがあったんだと、東村アキコさんすごいパワフルだと思った。他の本も読んでみたいなー。次で完結?!かな?!
投稿日:2022.02.13
eshima002
漫画家になった明子。 無理をすればできるけれど、無理だと思う。 それって、あるよな。。 そう思う時って、本当に無理じゃないんだよな。 なんだかんだと自分に理屈をつける。 そして、やっぱり、明子は、先…生が大好きで、先生を悲しませたくない。 何があっても、何処にいても、先生が根っこにはいるんだよな。。。 続きを読む
投稿日:2022.01.25
ちぴゆき
晴れて漫画家になったアキコ 出版社のパーティーをきっかけに、ついに宮崎を離れ大阪へ引っ越す 漫画家の日々は忙しくも充実しており仕事も順調 ある日一本の電話がかかってくる その電話は先生が癌で余命4ヶ月であり、教室を任せたいという内容だった
投稿日:2021.12.02
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