佐々木譲 / 文春文庫 (50件のレビュー)
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総合評価:
tetetete
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実際の地名が面白い
実際に、東京にある地理がでてくる。新宿とかそんなんじゃなく細かい通りの名前である。その辺を通ったときにここは花街だったのかと思うと感慨深い。 本の内容だが、15年前の殺人を再調査するという内容。あから…さまに、よくわからない動きをする相棒の退職警官と過去ゆえに手がかりがうすい話。殺害された女性の性格とかが徐々に明かされていき、そこからの違和感からの推移は素晴らしいと思った。続きを読む
投稿日:2016.08.13
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雅本棚
警視庁特命刑事⭐️二人2 2025.4.15 BSテレ東 警察小説の巨匠の放つ新シリーズ、開幕! 時効撤廃を受けて設立された「特命捜査対策室」。たった一人の捜査員・水戸部は退職刑事を相棒に未解決事件…の深層へ切り込んでゆく。続きを読む
投稿日:2025.04.15
こひろ
シリーズ第1作。 無能なキャリア管理官を侮辱したせいで受けた謹慎処分が解け、迷宮入り事件を担当する特命捜査対策室に異動となった警視庁水戸部刑事。 今はなき四谷三丁目付近の花街荒木町で1995年に起…きた老女殺害事件の再捜査を、定年退職した老刑事とともに命じられる。 現場は南北を外苑東通りと新宿通り、東西を車力門通りと杉大門通りに囲まれ、狭い路地や坂道が入り組む小さな街区。 捜査を進めるにつれて古の生業や人間関係、家並み、賑わいなどが眼前によみがえってくる。 薄皮を一枚一枚剥ぐように進む捜査。 当初地上げ関連かと思われた事件の真相には特に意外感がないが、警察小説としてはむしろ妥当。 グーグルマップと首っ引きだが、現代(作品執筆時)と過去の荒木町を存分に疑似体験できる。続きを読む
投稿日:2025.04.07
としゆー
佐々木譲さん、刑事ものの新シリーズ。所謂、コールドケースもの。時効がなくなった日本でかつて発生した老女殺人事件の真相を追う、というそれだけの話ながら流石に読ませる。東京の荒木町の風土や事件が起こった時…の時代背景や登場人物の掘り下げ方などベテランでなければ書けないように丹念に描いていく。佐々木さんは事件と発生した土地との関連性を結びつけるのが上手いように思う。あっさりとした中にも深い余韻が感じられバーで飲んでいるような読書体験が楽しめる。続きを読む
投稿日:2025.01.18
yoshi1004
コールドケース物の小説。やり手の刑事と退職した元刑事がバディを組んで過去の未解決事件を追う。かつて栄えた夜の街の描写が鮮やかで、そこに生きて来た人々の歴史を思い浮かべる。地味なのに堂場人物全てが主役の…様な味わいをもつ。読んで良かった。続きを読む
投稿日:2024.11.23
jpomega2020
⚫︎サクッと読める警察小説の金字塔 ⚫︎どう読んでも文章に素人感がない。本当かは別にして、非常に現実感がある。上手い。 ⚫︎サラッと聞くとなんでもない話が、目線を変えると浮かび上がってくる面白い仕掛け…。 ⚫︎癖のある町内の真相に迫っていく過程が非常に興味深い。 ⚫︎あまりにも町内の描写が細かくて驚いた。実際の街に一部フェイクでも入れているのか… ⚫︎狭いが故にみんな知り合いだし、何かを、誰かは見ている、知っているというのが鍵になる。続きを読む
投稿日:2024.07.06
Tsuzuki203sw
地層捜査という題名につい惹かれて読んでみた。地層の様に時が重なり、その重なりに埋もれてしまった事件が露わになっていく‥‥昭和の混沌とした夜の街を浮かび上がらせなんともいえない。定年後の相談員の想いと現…役捜査員の想いがたまらなく哀愁を感じる。続きを読む
投稿日:2024.02.25
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