F・W・クロフツ, 霜島義明 / 東京創元社
(20件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
3
12
4
1
0
  • 読んで損はない古典ミステリー

    古典の中でもミステリーのオールタイムベスト等でタイトルが挙がる事が多い「樽」ですが、新訳が出た事で改めて読んだ感想はというと、やはり読みやすい。そして、筋がわかっていてもワクワクします。
    港に陸揚げされた樽の中から女性の死体が発見され、英仏の刑事、私立探偵へと視点が移り変わって物語られる捜査の状況は地道なもので、アクロバティックな論理展開が有るわけではありません。しかし、一つずつ明らかになる事実に、先が知りたくなってどんどん読み進んでいきます。
    いろんな推理小説を読んですれっからしになった人には展開がわかってしまうかもしれませんが、1世紀近く読み継がれるだけの魅力があると思います。
    続きを読む

    投稿日:2014.06.09

  • 昔の本格ですね(逆か・・・)

    古典の名作というやつらしいです
    ものすごく上品な本格ミステリーです
    作者は読者にクイズを出している気分満々で、
    要所要所で話を整理してくれ、そしてきっぱり読者へ挑戦する一文があります
    この時代のミステリーを他に知らないのでこれが特殊なことなのか
    わからないのだけど、綾辻先生あたりの本格ブームからしか
    ミステリーを知らない私としては、こんな昔に!と新鮮でした
    続きを読む

    投稿日:2017.04.11

ブクログレビュー

"powered by"

  • 如月久美子

    如月久美子

    読み応えはあったけど、スコットランドヤード、パリ警察、弁護士、探偵…と、探偵役が変わっていくから、結局誰が主役だったのか、よく分かんなかった。

    途中で登場人物たちも、自分でも気付いて言ってるけど、ちょっと都合よく証言が集まりすぎかな。

    あと、結構、この証拠だけだと覆される、とかいろいろ考えるわりに、これは偽造なんじゃ?みたいなことは考えないで、すんなり受け入れるところとか、詰めが甘いところもあるよね。

    ラストがバタバタしすぎの印象。
    続きを読む

    投稿日:2021.01.10

  • 場合照美

    場合照美

    新訳ではなく前ので読んだけどなかたので。
    ドキドかハラハラのサスペンス。
    30年も前に読んだときとはだいぶ違う感じ。

    投稿日:2020.11.23

  • クマオ

    クマオ

    久しぶりに面白いミステリ読んだ!切り口というのか話の運び方というのか、新鮮だったなあ!
    ボックビール。飲んでみたい。

    投稿日:2020.03.18

  • pinkchou

    pinkchou

    リハビリ?用の読書。
    芥川賞の予想を盛大に外したことにより、いじけてしまい、読書なんて当分するものかと思っていた。
    だが、かと言ってゲームや映像作品に時間を使おうとしても、早々に飽きてしまう。何とか本を読む楽しさを思い出そうと、純文学作品ではなく、しばらくは力を抜いて読めるミステリや時代小説に癒しを求めようと思い、積読になっていた本書を読んだ。(純文学復活の暁にはとりあえず福永武彦氏あたりだろうか。)
    古典的名作とされているだけあり、丁寧に作り込まれた、読み応えのある本だった。ただ、ミステリを久しぶりに読んだので、それゆえにミステリを読むことそのものに対しての期待感と、それが満たされた充実感が否応なく増していた、そのことを差し引いて考えなければならないかもしれない。でも、一方で期待が大きかっただけにもし魅力の乏しい内容であれば読後の失望もそれだけ大きくなるはず。そうはならなかったのだから、やはり心からこの読書に満足したのである、私は。発想の奇抜さや天才的な探偵は確かに登場しないが、証拠を一つ一つ地道に積み重ねていく過程はスリリングだし、作者の真剣さや真摯さも伝わってくるほど。
    また、本書の内容自体はもちろんだが、巻末の解説2本が素晴らしく面白かった。特に有栖川有栖の解説は読後感を何倍にも良くしてくれる素晴らしいものだ。ぜひ、鮎川哲也「黒いトランク」も読んでみたい。
    続きを読む

    投稿日:2019.07.26

  • アイビー

    アイビー

    1920年代のロンドンとパリが舞台。スコットランドヤードと
    シュルテ両警視庁が犯人にまんまと裏をかかれ、私立探偵登場。
    人間の憎しみ、恨みの心理描写が素晴らしい。
    最初のページはロンドンの船会社で働く人たちの息づかいが聞こえてきた。
    また、読みたくなる。新訳版で文字が大きく読みやすい。
    おすすめです。まだ読んでない方は是非
    続きを読む

    投稿日:2019.05.10

  • bukuroguidkodama

    bukuroguidkodama

    1920年に書かれた作品
    名探偵でなく警察もののように
    状況を緻密に組み立て穴一か所から解決に及ぶ話
    警視総監が一事件を監督したりするようなところはあるが
    現在に通じる古典
    犯人の樽を使った謎を
    とても上手く意図してそうした様でなく難解に描いているのが大きな得点だが
    むしろ終盤がやや冗長かもしれない
    分けた視点を収束させるため止むを得なかったのかもしれないが
    続きを読む

    投稿日:2018.10.25

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

本棚の開き方(スマートフォン表示の場合)

画面左上にある「三」ボタンをクリック

サイドメニューが開いたら「(本棚アイコンの絵)」ボタンをクリック

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。