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春日武彦 / 幻冬舎単行本 (10件のレビュー)
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総合評価:
マーキナートル
1
精神科医によるサブカル風味ミステリー
精神科医の春日武彦氏による、ちょっと不思議なサブカル風味のミステリー小説です。 同じ著者のミステリーに「緘黙」という小説がありますが、本著は同じミステリーでありながら、かなり毛色が違います。「緘黙」…は著者の実体験を元にしたエピソードが満載で、主軸となるストーリーは突飛ながら、不気味なリアリティに支えられていました。 ところが本著は一転して、非常にファンタジックかつサブカル風味のミステリーに仕上がっています。 主人公は記憶を失った青年で、しかもちょっとした霊能力(?)を持つという設定です。 やがて彼は、中野ブロードウェイで開業する、美形だけど怪しい精神科医と出会い、住み込みで働くようになります。 すると、まるでこの2人の怪しさに引き寄せられるようにして、半ばホラーじみた怪事件が連鎖反応的に発生していく--というストーリーです。 このミステリーの最大の特長は、舞台設定とキャラクター造形でしょう。 全体的にサブカル風味で、これでもかと奇を衒っているのですが、それでいてあざとさが感じられず、非常に魅力的です。 特に、マツコデラックスさんがモデルと思しい占い師が気に入りました。 深夜枠でドラマ化したら面白いのではないかと思うのですが、その際は是非、マツコさんに演じて頂きたいものです。 一つ残念なのは、全ての謎が明かされないまま完結しているところですね。 一刻も早く続編を出して頂きたいものです。続きを読む
投稿日:2018.01.02
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笹竹パン子
インパクトのある表紙、特にマツコ・デラックスさんみたいな人(作中でもマツコさんみたいな人物)と、タイトルが気になって手に取る。 中野ブロードウェイに入る精神科クリニックとその周辺で起こる猟奇…的出来事のお話。 好奇心旺盛の精神科医と、特殊能力のある記憶喪失の受付係のゆる~いコンビが、グロテスクな事件と中和されて、いいミスマッチ感がツボ。 続きを読む
投稿日:2022.11.07
katchin
なんとなく手に取った小説だけど、これも当たり! 現役の精神科医が書く、記憶喪失の男と精神科医の男の生活で遭遇したする様々な出来事というか事件というか。 いろんな欲望を持つ人が登場するけど、何故に異常と…呼ばれたり描かれたりする人にこんなに興味をかんじるんだろう?続きを読む
投稿日:2019.11.29
ねるねる (旧shaadi)
中野ブロードウェイっていうところが、絶妙でいい。 灰田くんがなぜ記憶喪失になったのか、月村の正体は? 続きが気になるから、続編を期待しています!
投稿日:2018.06.02
caninha
下手なミステリよりもよっぽど面白いよ、春日さん。 続編が読みたい(そればっかり)。 灰田さんと月村がその後どう絡んでくるのか…
投稿日:2016.08.03
iku
春日先生の小説かー、と読み始める。エッセイと同じような調子なのですいすい読める。中野ブロードウェイって建物の名前だったのか、程度の東京音痴だけど、いつか行ってみたい(笑)。マーサ黒住がマツコデラックス…にしか思えない。シュールな挿絵もいいね。続きを読む
投稿日:2015.01.31
ゆみみゆ
面白かった!!軽いテイストだけど、乱歩だの横溝だのを彷彿とさせる猟奇趣味が随所に見られるところがすご~く良かった。 何気にラノベっぽいキャラ設定。 好き。これ好き。 続編もちろんありますよねっっ?…?期待!!続きを読む
投稿日:2014.06.03
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