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天野純希 / 集英社文庫 (12件のレビュー)
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総合評価:
睦月
1
芸人としての地位は低く、でもプライドは高く
時は安土桃山時代の京都。まだ役者や楽器の演奏者などの地位が確立されていない、いわゆる河原者が数多く存在した頃のお話です。 文体がライトノベルに近いので、ありえないーという点は時々あります。 でも予備知…識などややこしい事は考えず、耳元で激しい三味線や笛太鼓の音を想像しながら読むと、爽快な気分になれると思います。続きを読む
投稿日:2014.08.10
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ロカ
このレビューはネタバレを含みます
舞台、観たかったなぁ。 あのラストシーンは最高! 天野先生の作品はこれだから、読まずにはいられないのよ。
投稿日:2020.08.08
三田主水
http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2009/04/post-de9e.html
投稿日:2020.06.18
zhize
何度目かの再読だけど、これはロックバンド小説の傑作。 戦国末期が舞台だけど、完全にロックバンドが描かれている。「ボーイ・ミーツ・ギター(三味線だけど)」「価値観の違いによるメンバーの脱退」「体制への…反抗」そして「ワールド・ツアー」といったロックバンド物語に出てくる要素がキチンと揃ってる。 しかも、それを戦国末期の舞台の中でしっかり成立させてるところが素晴らしい。嘘のつき方が抜群に上手い。 そして、脇を固めるキャラクターも魅力的だ。 中でも本作の豊臣秀次のカッコよさは白眉。おそらく、フィクションに登場した中で一番カッコイイ秀次ではないだろうか? という事で、また読みたい作品。続きを読む
投稿日:2019.07.14
gachi-folk
五条の河原には、音が溢れている。リズムにのって皆が踊る。河原者、富商のせがれ、子ども、傾き者、入り乱れて踊る。視線の先には4人の芸人、三味線、笛、舞い、太鼓。よく見ると三味線の弦は6本。ROCKの原点…は桃山時代の五条河原にはあったのだ!続きを読む
投稿日:2018.02.15
mizunikatamuku
物語が奏でる…疾走するビート、駆け抜けるスピリット、、。もの悲しい史実も絡め、弾圧への反抗は魂の叫び…まさにロックだなぁ。天性一心の 直情なちほちゃんには殺られたなぁ
投稿日:2017.09.22
yukke
面白かった~! 秀吉の時代のロックバンド小説 太鼓と三味線と笛と踊り 時代ものは面白い
投稿日:2015.07.07
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