【感想】まんが道(1)<藤子不二雄(A)デジタルセレクション>

藤子不二雄(A) / 小学館
(2件のレビュー)

総合評価:

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  • マンガを愛する人のためのマンガ

    手塚治虫が、戦後の日本のマンガ史の土台をひとりで作ったと言っても過言ではない。

    圧倒的に新しかったマンガの表現や物語性といった意味だけでなく、
    本書の作者である藤子不二雄A(満賀道雄)と藤子・F・不二雄(才野茂)のような才能を、
    育てたという意味も多分に含んでいる。

    ふたりでひとり藤子不二雄の自伝的作品である本書は、
    戦後まだ貧しい時代、マンガ好きの少年たちが手塚治虫作品と出会い、
    手塚治虫の自宅を訪ねるというマンガ史における伝説のような出来事が
    行われたところまでが描かれる。

    藤子不二雄が手塚治虫に憧れたように、
    現在のマンガ家たちも、時にこの『まんが道』をフェイバリットの作品に挙げ、
    その影響やマンガ家としての出自を大切にしていると語る。

    日本のマンガ史のハブのように繋ぐ、マンガを愛する人のためのマンガなのだ。
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    投稿日:2014.12.26

  • そうだったんだー

    藤子不二雄は有名だし彼らの漫画はもっと有名だけど、彼らについては余り知られて無いと思います。藤子不二雄ってこうやって出来たんだ。あの有名漫画を書いたのはこんな人だったんだ。と漫画の裏を知ることが出来ました。そして手塚治虫についても知りたくなりました。特に「藤子不二雄」作品で育った世代には興味深い作品だと思います。
    続きを読む

    投稿日:2016.06.22

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