【感想】機動戦士ガンダムUC バンデシネ(10)

福井晴敏, 大森倖三, 安彦良和, カトキハジメ, 矢立肇・富野由悠季 / ヤングエース
(5件のレビュー)

総合評価:

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  • ブライトにしかできないガンダムのパイロットに伝える言葉。

    アムロ・カミーユ・ジュドーとガンダムのパイロットを見てきたブライトがバナージを諭します。
    彼らは特別じゃない、いなくても大勢に影響はなかったと。
     #だったらガンダムとは何か?その答えは・・・。
    この時の会話がきっかけとなりバナージは行動を起こします。
    その顔に悲壮感はなく、何者にも屈しない決意が見て取れます。

    ほんの少しの時間です。ページ数では6ページほど。
    その言葉は感動するものではありませんが、
    背負ってきた重さというものを感じ取れます。
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    投稿日:2016.07.28

ブクログレビュー

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  • タカツテム

    タカツテム

    表舞台に出てきたビスト財団の女帝、マーサはその権力を背景に人々を掻き乱していく存在だね。唯でさえ『ラプラスの箱』という不確定要素によって掻き乱されていた面々は更に厄介な状況へ追い込まれていくわけだ
    んな中でマーサと対峙し行動を制限されつつも、密かな逆転の一手を打ち始めるブライトは頼りになるね。さすが歴戦の艦長といったところ

    一方、女帝を前に為す術ないのは若い衆と成るわけで…
    尋問に耐えても状況を変えられないバナージ、マーサの要求を跳ね除けても何かを得られるわけではないミネバ、間接的な人質の形となっているリディ
    経験も権力も持たない彼らでは巨大な力には対抗できない

    なら、こうした状況に対抗して自分の想いを通せるのはそれこそ重々しい人生経験を積んできた者達。フル・フロンタルの命令に逆らう形でミネバやマリーダの救出に向かうジンネマン達は格好良いよ

    ただ、重々しい経験がそのまま助けとなってくれず、想いにより自分を縛り付ける羽目に陥ってしまったのがシンブ隊となるのか……
    連邦から隠れ再びの戦争を待ち望んできたシンブ隊。その長い待ち時間は彼らから憎しみを奪うことはなかったかもしれないんが、一方で憎しみ以外の多くを与えるものだったはず
    けれどこれまでの人生を戦いに捧げてきた彼らはその経験や想いを無碍に出来ない。結果、行動を共にするカークスにすら心配されると…
    でも、その心配がカークスの心情を少しずつ変えていく構図へと繋がるのは面白い

    望みを果たせず死んだ仲間達の為に戦う筈のカークスが、生きているキャンドル達を生かして村に返す事を戦う理由とする。それは同時にカークスが未来のために戦う理由となるわけだね


    再びの戦闘、この最中にミネバを助けようとするバナージが再会する相手としてジンネマンほど頼りになる相手は居ないね!
    続きを読む

    投稿日:2022.06.24

  • 杉浦印字

    杉浦印字

    キャンドルとカークスの脇役のような2人をこうも丁寧に描くとは。オリジナルのエピソードが増えて演出の切れ味が格段に増した。親しみやすさの減ってきた絵柄も、内容には合っているのかも。

    投稿日:2016.06.12

  • 隼レイカ

    隼レイカ

    突如現れた黒いユニコーンに敗れ捕らえられたバナージ、時を同じくしてマーセナス邸を脱走したミネバは己のやるべきことを自覚する。オリジナルMSバイアランカスタム2号機も登場する新解釈UC第10弾。

    投稿日:2015.03.31

  • 狐舞

    狐舞

     連載時に間を開けて読んでいればそうでもなかったのかもしれないが、コミックスでまとめて読むと少々詰め込み過ぎな印象を受けた。しかもそれでも足りないと感じた。登場人物それぞれが自分の意志で動いているからだろう。続きを読む

    投稿日:2014.01.26

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