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五木寛之 / 集英社文庫 (9件のレビュー)
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総合評価:
Unaken66
3
素敵な小説!
9台の個性的な外国車と、その車に関わる女性たちとの出会いや別れを描いた、連作短編です。登場する車は1960年代のものが中心で、自分にとっては必ずしもリアルタイムの想い出はないはずなのですが、自分の青春…の原風景を見ているような気分になれる素敵な小説です。単なる恋愛小説とも違う、不思議な心地よさがあり、車のことを知らない人でも楽しめる一冊ですよ。続きを読む
投稿日:2015.04.02
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朧
父親から受け継いで、私が車が好きになった根底かも。 五木寛之の車の表現は当時小学生だった私に大人の世界を覗いてる感じがすごく大人びて見えた。 四季・奈津子にも出てくるSAABの表現は今でも大好きな描き…方。続きを読む
投稿日:2023.11.19
バナナマフィン
かわいい年下の男の子に借りた本。読み進めながら「なんでこの本を読もうと思ったんだろう。背伸びしたかったのかな」など愛しさがふつふつと込み上げてきてしまい、集中して読みきれませんでした。私も19,20歳…の頃山田詠美の本を読み耽って、大人の感性を持ち合わせてる"つもり"だったなと懐かしさを感じました。カタカナが苦手なのと、車に詳しくないのと、そんな事情もあり内容に対する感想はあまり持てなかったけれど、思い出に残る本になりました。この先の人生でふと思い出すんだろうな続きを読む
投稿日:2021.12.29
がび
赤じゃないけど白いシムカに乗っていた事もあり読了。アースミュージック&エコロジーのCMに出ていた白いシムカ。
投稿日:2021.06.20
hito-koto
「雨の日に車をみがく」、いかにも車好きって感じですね(^-^)五木寛之さんが車にいかに凝っていたかがよ~くわかります(^-^) 車と恋人の小気味よい短編集です。私もたまには洗車しなくては(^-^)
投稿日:2018.12.14
andkiki
心に響いたり何かを残したりする内容では決してないのですが、読んでいて心地良くおもしろいのでつい何度も(と言っても数年に一度ですが)読み返してしまう小説です。時代はだいぶ古いですし車好きでもありませんが…今読んでもおもしろいです。続きを読む
投稿日:2014.02.23
Salut!
ひとつひとつが短編になってて読みやすいけど、全部がつながってる。車に詳しくない私には、実際のところ主人公がどんな外観の車に乗ってるかがわからなかったけど、全てに物語があるんだなというのは、わかった。車…好きな人にはオススメの一冊。そのときに乗っていた車には、きっと思い入れと思い出があるはずだから。続きを読む
投稿日:2010.04.21
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