【感想】漢詩の扉

齋藤希史 / 角川選書
(1件のレビュー)

総合評価:

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  • 重厚な扉だけど、くぐってみるとなるほどね

     重厚すぎて?作者様が後書きに書いているほど「・・・な高校生に読んで欲しい」と、いうわけにはいかないだろう・・・と思います。
     だがしかし!分からない漢字や引用で読むのを放棄しなければ、詩の世界にやさしく誘ってくれるのは間違えなし。 読んでいると「あぁ、なるほどなぁ・・・。しみるなぁ・・・」と感じ入ることしばし。 「その詩がしばしば煙に霞むゆえんである」「・・・李商隠(詩人)にとっては、もしくは詩によってもたらされる思いにとっては、もはやどうでもよいことなのかもしれない」。こんな解説されたら、もう一度詩を読み直してしまうしかないです。続きを読む

    投稿日:2014.12.20

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