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友野詳, スオウ / MF文庫J (6件のレビュー)
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総合評価:
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1
女性向けのようにみえて意外と本格的なSF
昨年からちらほらと登場するようになったMF文庫Jの異色な作風のライトノベルシリーズ。 これもその一つにあたります。 女っ気のない表紙から分かるように男性向けの萌え要素はあまりないのですが、かとい…って「女性向け」といって敬遠していてはもったいない作品です。 人狼や吸血鬼といったファンタジー世界の住人が人類と共存する20世紀初頭の地球に、人々の想いの詰まった「手紙」を届けていく二人組の冒険を描いた短編連作集なのですが、その背後にはかなりしっかりとしたSF要素が見え隠れしています。 リンカーンが異種族解放政策を掲げていたり、各国が異種族を懐柔しようと画策していたりといった史実と上手く絡めた展開にも注目。 さらには歴史の裏で暗躍する闇の蒸気の勢力との戦いもあり、今後がますます楽しみなライトノベルSFです。続きを読む
投稿日:2014.02.26
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高野
作者さん、話作りが上手いですね? 世界観はSF。BLを臭わせるバディ。かわいい女の子と出会う一話完結の人情もの。 ただ文章が少々読みづらくて…ラノベってこういうことがあるからなぁ。 スオウさんの絵柄に…合わせた小説を書くという企画だったそうで、バックに落ち着いた空気が流れているのはそのためだろう。『キノの旅』などが思い出される。 人物同士の会話のノリに懐かしいテイストがあるけれども。 フィンは1巻の時点では掴み所がない。クレイは意外と青臭くて熱い奴というギャップ!続きを読む
投稿日:2022.03.11
kutukutu
「永遠の昼下がりの森」この名前にときめいた。 基本的に一話完結なので読みやすい。 もっと耽美な話を求めてたのでそこはちょっと残念。
投稿日:2014.10.22
永杜
届けなければいけない手紙があれば それを片手にどこへでも。 連続、といえば連続ですが、どこの話から読んでも そう困った事にはならないかも? 人間ドラマ、というか、歴史の中での交差。 最後まで読むと、…これはもしや…という接点が。 重要なのは手紙を届ける事。 なので、話によっては不思議状態で終わっていますが どこかしらの話で、どこかしら顔をのぞかせています。 それを見つけるのが、ちょっと楽しかったですw しかし…世界のどこかで暮らしている彼ら。 己の分屋に特化しすぎている輩というのは それはそれで非常に…。 好きなのは4話目。 子供達わんさか、罠わんさか 分かりやすい大人わんさか♪続きを読む
投稿日:2014.10.10
skurari
設定はおもしろいですし筋書きもいいんですがどことなく薄っぺらい気がしてしまいました。雰囲気は好きです。
投稿日:2014.03.18
すこんぶ
クレイとフィンのキャラとか世界観は好きだなぁ。 ただ手紙の届け先だったり手紙自身だったり?なキャラがアクが強すぎる人ばかり。普通なの教師くらいか。 めんどくさいひと続きで後半になるにつれ食傷気味な感じ…。続きを読む
投稿日:2013.10.28
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